ワールドトリガー / ワートリ / World Trigger

ワールドトリガー / ワートリ / World Trigger

『ワールドトリガー』とは、2013年より葦原大介が『週刊少年ジャンプ』で連載を開始し、2018年より『ジャンプスクエア』に移籍した漫画およびそれを原作としたアニメ、ゲーム作品。現代の日本に、突然異世界から近界民(ネイバー)が現れ、三門市という街を襲った。そして、それに唯一対抗できる界境防衛機関「ボーダー」という組織が作られた。そのボーダーの隊員である三雲修が、異世界からやって来たネイバーの転校生・空閑遊真に出会うところから物語は始まる。ジャンプ作品としては異質であるが故、コアなファンも多い。

ワールドトリガー / ワートリ / World Triggerのレビュー・評価・感想 (2/3)

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絶対に推しメンが見つかるマンガ

集英社の大人気マンガです。ネイバーフッドという異世界からの侵攻を食い止めるべく奮闘する組織の話です。
組織は、1部隊3~5人程度で構成されている部隊が20くらいあり、その他にも見習いなどがいます。
主人公の三雲は、侵略者にさらわれた幼馴染の兄を探すため、組織に入り遠征に行くことを目標にしています。
実力も特殊能力もないけど諦めずに取り組む姿をみて多くの仲間を得ます。
もう一人の主人公といっても良いほどのキャラが空閑はネイバーフッドの住人だが同様にネイバーフッドに行くことが目的となり三雲と親友のようになっていきます。
物語が進むと主人公はだれかわからなくなるといっても良いというか、玉狛第2という部隊が主人公なのかもしれない。
何といってもこのマンガのすごいところは、キャラクターが多いのにしっかりした設定が全員にあるところです。
ワイルド系から甘辛系、草食系、塩顔系と女性でもアイドルを探すような感覚で読める少年漫画だと思います。
ただ、キャラが多いだけではなくそれぞれに戦い方の特徴や部隊ごとの絆が描かれていてどんどん好きになると思います。
それだけではないのが、ストーリーがしっかりあって現世と異世界の話が同時進行というか同じ物語にいくつかの話が同時にあるような感覚がします。
それであって、難しすぎないストーリーなのがまた見やすいのでぜひ1度ご覧ください。

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世界観が細かく、一人一人のキャラが魅力的。

登場人物はほぼ学生で、一人一人のキャラのエピソードと個性があって、飽きずに楽しめる作品。
世界観は現代ですが、血液型は私たちのものとは異なるものだったり、異世界の住民との戦いを描いているので、やっぱり私達の住む世界とは違う。
ジャンルは近未来SF。登場人物は勿論、作品に出てくる組織やルールなど、設定が細かいので覚えるのは大変かもしれませんが、
良く計算されて作られているので、考えながら楽しめるのはこの作品の魅力です。

主人公は四人で、主に中学生三人を中心に物語が進みます。
組織内での大会のようなものがあって、チーム戦での戦いは手に汗握りました。
戦闘シーンではチームそれぞれ戦い方や特色、思いがあって、推しを見つけるのは大変。
主人公達のチームは他の古株チームよりもまだ弱いですが、純粋に鍛えて強くなろうというわけではなく、
知恵と工夫で強敵の裏を掻い潜って勝利を収めるシーンは感動しました。

勿論登場人物がほとんど学生ですから、学校生活も普通にあります。
試合の合間の休息時間は普通の女子学生、男子学生に戻っており、
友達をわちゃわちゃしているところは、戦闘時とはギャップがあります。
やっぱり普通の子が多いんだな、とほっこりします。

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ワールドトリガーの内容、みどころ

この物語はネイバーと呼ばれる地球外生命体からボーダーと呼ばれるネイバーから地球を守る組織との攻防を描いたアクションアニメです。
このアニメの見どころは何といってもかっこいい戦闘シーン!!
戦闘シーンがとても多く作画の印象としてはスタイリッシュでスピーディーな戦闘といった印象。
また戦術も視聴者にわかりやすい。
アニメの所々でキャラクターが戦術やどのような技を使ったのか解説してくれるのでおいていかれる心配もないです。
ボーダーの隊員は基本的に部隊行動なので集団戦闘がメインです。
一対一の戦闘シーンありますが、3対3などの戦闘作画が多いです。
ボーダーの部隊はランク付けがあり、C級、B級、A級、S級と分れています。
このランク付けの設定も見どころの一つで主人公の部隊がC級からB級、A級と成長していく過程がとても面白いです!!
このアニメに問題点があるとしたらキャラクターのシルエットです。
このアニメには身長が低いキャラが多く、もちろんかっこいいキャラもいますがキャラのルックスを重要視する方にはあまりおすすめできません。
単にかっこいい戦闘が見たい方や主人公成長系アニメが好きな方にお勧めです。
この記事を読んで少しでも興味を持った方は是非一度見てください。

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強い力で敵わなくとも頭脳で勝ち抜け三雲修

「ワールドトリガー」は葦原大介さんが描く、SFファンタジー作品です。
ある日、地球に異世界が地球に侵攻してきます。それに対抗されるために作られたのがボーダーという基地です。
主人公、三雲修はボーダー所属の中学生です。
彼には異世界へと密航してしまったであろう知人を連れ戻すという大きな目標がありました。
正義感が強く、お人好しな彼はトラブルを起こしがちです。
しかし、三雲はとても弱くなかなか正隊員になれず、伸び悩んでいました。
そんな時、三雲は自分は異世界からやって来たのだと主張する空閑遊真と出会います。
それが彼の運命を変えてしまう出来事でした。
力だけが全てではない団体戦闘は、とてもよく練り込まれていて読み直す度に新しい発見があります。
丁寧に張り巡らされた伏線には息を飲むものがあります。
新しく話が進んで新たな情報が公開されると意味合いが変わってくる台詞などがあり、ハッとさせられます。
深く読み込みたい人、絞殺が大好きな人にはたまらない作品となっております。
面白い点は沢山あるのですが、特に面白いな、と思うところを紹介します。
この漫画にはモブがいない、ということです。
登場時はモブだな、と思っても後々、成長してきたり、物語の重要なポジションを担ったりします。
どんな人でも推しを見つけられるのも、この漫画の凄いところだと思います。
良く練られた戦闘、世界観を是非、味わってみてください。

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ワールドトリガーってどんな漫画?

異世界から侵略に来るネイバーと呼ばれる敵を撃退するために、地球のある市でボーダーという防衛機関が作られた。戦闘シーンが特に見どころのはなしである。
主人公の三雲修はボーダーに入隊し、仲間と共に訓練に励み成長する。序盤は、三雲があるネイバーと出会い共にチームを結成するが、ボーダー本部はネイバーの加入を認めようとしない。そんな中三雲が尽力する。
ワールドトリガーで個人的に最も盛り上がる場面はアフトクラトルというネイバーの大規模侵攻編である。強化トリオン兵を用いて次の神を選定するために侵攻してきた。ネイバーの大規模侵攻へボーダーのたくさんの部隊が対抗する。ボーダーにはA級、B級、C級とランク付がされていて、中でもA級部隊の戦闘シーンは強者を感じさせる格好いい振る舞いを見せる。また、戦う際に地形、天候、戦略な細かく分析して、相手の行動から何を考えているのかを推測する頭脳戦の要素もあるところが面白い。
さらに、武器や技の種類も豊富である。戦闘員はアタッカー、シューター、ガンナー、スナイパー、オペレーターと5つに分類される。刀を用いたり、狙撃したりと多彩な戦闘が見られる。近距離戦、遠距離戦などとチームが持つ戦闘員によって戦略を変える。
これはボーダー内で行われるランク戦で最もはっきりとわかる。このように、戦闘員も武器も戦術も多様で頭を使って戦うため面白い。さらに強い戦闘員の登場シーン、戦闘シーンも華があって魅力的である。これらがワールドトリガーの素敵な部分である。

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戦術とキャラに注目!

この作品には異世界へ編成するためにチームを組んで戦うランク戦というものがあります。その中で他の隊に主人公の三雲が弱点として狙われます。それはチームのメンバーが三雲よりも戦闘経験やトリオンと呼ばれる力が強いからでした。
しかし、主人公の三雲修は非力だが自分のやれることを一生懸命努力します。他の隊のメンバーに戦い方のコツを聞きに行ったり、先輩と特訓したり、新メンバーを入れるために幹部と話し合いをするなどチームのために努力する姿勢がすごく印象に残ります。この主人公のひたむきさとそれを支えるチームメンバーとの関係が面白さの一つだと思います。
もう一つ挙げられるのは戦闘です。中でも私のおすすめはランク戦です。チームを組んでランク戦をするのですが、ランク戦では順位が一番低いチームがマップや天候を決めることができます。撃破数や生存状況がポイントとなり、順位が決まるという戦いです。ランク戦では相手の攻撃特性や地形を考えて、戦術を組み立てていく様子が魅力的なポイントです。
攻撃手段となるトリガーには剣、銃、炸裂弾、追尾弾、スナイパーなどを組み合わせ、前衛や後衛など戦術を組み立てて戦闘するため、一つ一つの駆け引きが他のアニメや漫画にはない面白さを引き出しています。
また、キャラの中にはサイドエフェクトという固有の特殊能力まであります。嘘を見抜くや未来予知、攻撃察知、瞬間学習などの能力がさらに戦闘の面白さを引き出しています。奥深い戦闘シーンとキャラの良さがこの作品の面白さのポイントだと思うので、アニメでも漫画でも自信をもっておすすめできます。

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こんな人にワールドトリガーを勧めたい!

ワールドトリガー(通称:ワートリ)は葦原大介によるジャンプSQで連載中の異世界からの侵略者(ネイバー)と防衛組織(ボーダー)との戦いを描いた人気少年漫画です。ネイバー?ボーター?最初聞くとなんのことかわかりませんが簡単に言うと地球vs異世界です。ジャンルとしては主人公最強アニメや戦闘系アニメが好きな方におすすめです!
他にもキャラクターが多く、それぞれのキャラクターにそれぞれのストーリーがあり現実味がある内容でないにもかかわらず、感情移入ができることもおすすめの理由のひとつです。戦闘系アニメというと男性向けというイメージになりがちですが、イケメンキャラクターもいるので女性も楽しく見れるのではないでしょうか。あなただけの推しが見つかるかも…?
トリオン体という仮想の体で戦うので血がでたり登場人物が死ぬといった展開が見られていないのも見やすい魅力ですね。
アニメは1期2期とあり1期では73話というボリュームでこの時期、自宅にいる時間が長い方にとってとてもいい暇つぶしになるのではないでしょうか?
HuluやNetflix、Amazonプライムでもアニメは配信されていますので是非お時間のある際にご覧いただければと思います。

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遅効性SFそして…

この作品は最初は週刊少年ジャンプ連載が開始されましたが、諸般の事情で月刊誌のジャンプSQで連載されています、レビュータイトルはこの作品の最初の頃に漫画のコンセプトとして記載されていました、意味は私がこの作品を1話から見てしばらくはそこそこと思っていましたが話が進むにつれ、じわじわと面白くなりハマっていきました、単行本はもちろん普段は買わない作品データブック集も買いました。
この作品は主人公格が4人おりなす物語が重なりそれぞれの持ち味が出てきます、そして他の脇役たちも脇役として存在しているわけでは無く、魅力的で多彩なキャラクター性を持った人々が存在し主人公に負けず劣らずの魅力的なキャラクター性を持っており、そのキャラクターたちのエピソードや様々な考え、目的も描かれており、主人公たちと向き合い時に対立し時に協力し様々な思惑が絡んでいきます。
またバトルシーンは描写も良く、1対1で戦うのではなくチーム戦がメインで様々な駆け引き、心理戦、チームワーク戦略により勝敗が決まっていくところほかのバトル物とは一線を画します、絵柄も癖があまり無く独特というわけではなくシンプルでいて上手さも感じ、受け入れやすく好感の出来る絵です。

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唯一無二の「遅効性SF」

ワールドトリガーは2013年に週刊少年ジャンプで連載されたSFアクション漫画です。
ストーリーは、異世界の住人、「ネイバー」が日本を狙って度々侵略してくるのですが、それを防衛組織「ボーダー」と呼ばれる団体が阻止し、しのぎを削り戦っていく漫画です。
主人公は、人間でありながらネイバーが住んでいる異世界の住人の空閑遊真。ボーダーに所属している凡人隊員の三雲修。「トリオン」と呼ばれる、異世界の住人が求めているエネルギーを大量に保有している、トリオンモンスター雨取千佳の三人です。
この作品のどこが面白いのかというとたくさんあるのですが、どれかを絞って挙げるとするならば、「集団戦闘が秀逸である」とという一点です。
まず前者ですが、この作品は基本的に敵も味方もチームを組んで戦闘をします。他のバトル漫画であれば、一対一で殴り合うのが普通なのですが、この作品は味方の長所、武器、地形を駆使して戦います。
BLEACHやワンピース、NARUTOなどは、味方の長所を生かすような戦い方はしないですし、ましてや地形や戦略も用いずに力と力のぶつかりあいばかりですが、この漫画は違います。
敵も味方も、知恵を絞って敵に勝とうとしますので、見ていて緊張感がありますし、どちらのチームが勝つのかが最後まで予測できません。
バトル展開においては、かなり面白いですし、私も自信を持っておすすめできます。

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アニメ ワールドトリガー

ある日、日本の三門市に異世界へと通じる門(ゲート)が発生。ゲートからは巨大な化物、近界民(ネイバー)が無数に現れこちらの世界を侵略した。人々が恐怖に震え逃げ出そうとしたそのとき、界堺防衛機関(ボーダー)と名乗る一団が現れ、ネイバーを撃退しこう言った。「こいつらのことは任せて欲しい」「我々はこの日のためにずっと備えてきた」。
こうして三門市にはボーダー本部が設立され、未だにゲートが開き、ネイバーが現れるが三門市の住民たちは普通に暮らしている。
それから4年半後、メガネがチャームポイントの主人公 三雲修(みくも おさむ)がボーダーに入隊し、彼が通っている中学校にもう一人の主人公、空閑遊真(くが ゆうま)が転校生としてやってくる。この2人の出会いから徐々に物語が始まっていく。学校が終わって帰ろうとした時、同級生の不良達が遊真を三門市内の警戒区域(ゲートの発生する確率が高い場所)に呼び出す。
遊真を守ろうと修が不良達に向かうが返り討ちにされ、不良達が遊真を囲んで叫ぶ。「お前ら、このチビぶっ殺せ!!」。その時、不良達の頭上にゲートが発生し、中からはネイバーが現れ不良達を襲う。
遊真は「俺たちは逃げようぜ」と言うが修は「あいつら(不良達)を放ってはおけない」と言って戦闘体に変身、トリガー(武器)を構えネイバーに向かっていく姿に遊真は驚く。修はボーダー隊員だったのだ。
しかし修の力ではネイバーには勝てない。戦闘体になると生身のときよりも通常の倍以上の力と身体能力を得るが本人が戦いなれておらず、単純に弱かった。
(修はC級隊員であり、C級隊員は戦闘をすることが禁止とされており、一般の人達の避難誘導をするのが基本である。)
基本的に訓練生であるC級隊員は護身用のために訓練用のトリガーを持たされている。しかし実戦用ではないためトリガーの力も弱い。
修がピンチになったその時、遊真が黒い衣装の戦闘体に変身、ネイバーの体勢を一蹴りで崩し、とてつもない一撃を食らわせてネイバーを粉砕。
遊真のおかげで修は救われた。「お前もボーダー隊員だったのか」と場所を移しながら尋ねる修に対し「ちがうちがう、俺はボーダーじゃないよ」と遊真。
「お前は一体…」と尋ねた修に「俺は向こうの世界から来たんだ。あんたらが言うところのネイバーだ。」と遊真は打ち明けるのだった…

果たして遊真は本当にネイバーなのか?こちらの世界にきた目的とは?そして修はこの状況を理解することができるのか?

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絵が好きでない

Amazonプライムでたまたま見つけて、見ることにしました。
最初に思ったのは、人の絵が雑。
背景はとても綺麗な絵ですが、人は、見慣れるのに時間がかかりました。
私は絵の好みがアニメの評価に直結するので、絵が好きでなかったために内容に集中できませんでした。
話の内容としては、危機を乗り越え、予想できないような展開で、楽しむことができました。ただ、厨二病感が漂うことが多々あり、ちょっと見ていられない気持ちになることもありました。
私がこのアニメで好きなところは、雷神丸やチカなど、かわいいキャラクターが出てくるところです。
かわいさを最大限に出しながら、ストーリーでは大事な役割を果たす。見ていて面白かったです。
また、アニメに出てくる用語や人物の紹介が最後にあるのですが、私はこれがとても好きです。
アニメには、専門用語的な、「トリガー」、「トリオン」など、混乱する言葉が多く出てくるのですが、この紹介で、わかりやすい解説を聞くことができるので、アニメについていけなくなることはなかったです。
人物の特徴や性格を知ることもでき、話の最後を楽しみにしています。
総合的に見て、可もなく不可もない印象ですが、入り組んだ話が好きな人は楽しめると思います。

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遅効性SFの虜です

作品のキャッチコピーにあるように遅効性SFと謳っていますが本当に話が進むほどじわじわ盛り上がっていきます。
そして気が付いた時には虜になる、そのような作品に仕上がっていると思います。
更に気になると何度も前の話を読み返してしまうという作品です。
(決して話が難しくて何度も読み返すというよりは後のシーンでの結果は前のこのシーンの伏線が生きているのかと感嘆して読み返してしまう感じです。)

そういう深い作品にありながら、主人公はいたって平凡な能力の持ち主というのも面白いです。
ジャンプ作品ではたいてい主人公が一定の強さを持っていて、更に強くなるみたいな展開が多い中、ワールドトリガーの主人公は戦闘能力に関しては、作中でも下の方の部類になります。
その中で頭を働かせて、味方と共に目的を達成する様は他のジャンプ作品には無い味わいになっていると思います。

遅効性SFと謳っている為、どうしても序盤の展開がゆったりとしている感は否めないですが、数話で判断するのではなく最低でも10数話位は読んでみて評価されるのがいいのではと思います。

とにかく世界観が素晴らしいのでSF作品はちょっとと思う方でも一度は読んでみてはいかがでしょうか。

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ファンタジーもの おすすめです

舞台は日本のような場所。主人公と目される人物が複数いて、それぞれに魅力を持ち、感情移入もしやすいのが特徴です。
ネイバーと呼ばれる、異世界からの侵略者との戦いが主体となっていて、その防衛のために「ボーダー」という組織がつくられており、主人公たちはその組織に入隊します。
まず、作品の魅力は登場人物の多さにあります。ボーダー隊員は、3名から5名ほどの小隊が活動単位になっていて、その小隊が数十チーム存在します。彼らボーダー隊員一人一人に登場初期から名前が付けられ、特徴的な装備と戦闘スタイル、性格などが設定されていて、いわゆる「推し」をつくりやすいです。
次に、その装備の多様さが際立っています。ボーダー隊員が普段用いる装備は「トリガー」と呼ばれ、内在的なエネルギー「トリオン」を消費して用いられます。このトリオンの総量には個人差があり、その点も、この作品に深みを持たせています。トリガーの種類も剣、銃、エネルギーを直接とばす、遠距離用ライフルなどかなり豊富です。攻撃用のトリガーの種類や戦闘スタイルによって、隊員は、アタッカー、シューター、ガンナー、スナイパーなどに分かれ、現代のMMOゲームのようでもあります。

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読めば読むほど味が出るマンガ

ワールドトリガーは近未来SFバトル漫画です。他の漫画と違い、主人公が【4人】います!「三雲修」「空閑遊間」「雨取チカ」「迅悠一」それぞれ味があるのですが、メインの主人公「三雲修」は作中屈指の弱さを誇ります。むしろ作中最弱と言っても過言ではありません。「空閑遊間」は地球人ではありませんが戦争経験豊富な傭兵という立ち位置で、「雨取チカ」はものすごい力を秘めているのですが戦うことを恐れていてなかなかその力を使えません。「迅悠一」は強者の一人であり、少し先の未来が見えるという力の持ち主です、自分のことを実力派エリートというだけあり作中でもかなり活躍します。この漫画は、作中に人が多くでてくるため少しキャラと名前が覚えにくいので少し読みづらいかもしれませんが、作者が漫画を描く前にすべての設定を作って描いているので他の漫画と違い矛盾がありません。そして設定も、ものすごく凝っているため伏線回収をしたときに読んでいる方に「なるほど!」と思わせることが多く一回で気づけないことが多いです。漫画が進めば進むほど「あのときの設定は実はこうだったのか」など思うことが多く噛めば噛むほど味が出るスルメみたいな漫画です。ぜひ読んで見てください!

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緻密な設定。全員が主人公。

詳細なネタバレはありません。

ある日突然現れた異世界からの侵略者「ネイバー」と、それに対抗する組織「ボーダー」に所属する隊員を中心とした物語。
一応メインの主人公は「三雲修」というメガネをかけた少年ですが、同じ部隊に所属することとなる「空閑遊真」や「雨取千佳」、またはその上司にあたる「迅悠一」も同じく同等の『主人公』です。
その他にもたくさんの隊員が登場しますが、その一人ひとりにバックボーンが存在し厚みがあります。
「主人公のための噛ませ犬」ではなく、その人にもその人なりの物語が存在する。

隊員同士の戦闘訓練や、それぞれの修練、または「異世界との交流」が肝となる漫画で、そのどれもに緻密な設定が施されており、読み応えがあります。
「その手があったか!」と唸りたくなる戦法、「そう来たか!」と思わせる戦術が巡ります。

まずは「4巻まで」もしくは「9巻まで」を区切りとして読んでみることをおすすめします。物語のひとつの起点として機能する重要なエピソードが収録されているので目安として読むには最適です。

アニメも放送されており非常に人気の作品です。
各種配信サイトで1期も観ることができるので、アニメから観るのもよいと思います。

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近未来型頭脳戦 怒涛のハイクオリティバトル

ワールドトリガーの魅力はなんといっても戦略的で尚且つかっこいいバトルシーンである。
物語での戦闘スタイルは主人公が所属する「ボーダー」と「近界民(ネイバー)」と呼ばれる異世界から来た敵が戦うものと「ランク戦」や「遠征選抜試験」というように「ボーダー」内で競い合うものと2種類ある。
その中でも後者の「ボーダー」内で競い合う戦闘は対戦するステージの地形や気候を選ぶとこらから始まり、武器に関しても多種多様な使い方があるため同じ武器を使っていたとしても戦闘スタイルは個性豊かである。
例えば主人公の「三雲 修(みくも おさむ)」は、「トリオン」と呼ばれる戦闘に使われる「トリガー」という武器の動力源となる生命エネルギーを生まれつき持っている。弾丸型のトリガーである「アステロイド」を微粒子の様に周りに広げたり、ワイヤー型のトリガーである「スパイダー」の色を4色以上にすることで「見えないワイヤー」を作り出すというような柔軟性あふれる戦い方をしている。
ジャンプSQというジャンプ系列のマンガであることもありアクションに関しては申し分なく、ワールドトリガートリガーはさらに目が離せないような頭脳戦が繰り広げられているところが見どころである。

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力技じゃない戦闘コミック

戦闘向きじゃない絵柄だと思うけど、妙に引き込まれる展開。独特な世界観をしっかり説明しながら、まるで日本のどこかに本当に存在しているのでは?と思わせる現実味があり読み込んでしまう!何かイベントごとが起きるたび、登場人物同士の分析・解説が入るので、「なるほど!」と戻って読み返したりと二重で面白い!

主人公の真面目だけが取り柄で戦闘やランクもダメダメ!そんな印象が物語が進むにつれ、頭脳明晰で努力家・人のために動くことができる良いこということがわかってくる。どんな成長を遂げるのか、楽しみで応援したくなる。

良い子ちゃん主人公があまり好きではない人も、とにかく登場人物が多い。正論でダメダメ主人公を追い詰めるも、実は主人公の成長が楽しみで仕方ない先輩、強い・賢い・顔が良い・三拍子揃っている敵キャラなど、多種多様。絶対に推しキャラが見つかる!
「そんなに人数多いと混乱する」そう思うけど、3〜5人のチームに分かれて出てくるから意外とすんなり覚えられる。

同じ武器を使っていても、性格や使い方で全く違う戦闘シーンになるから毎回新鮮で面白い。
分析するのが好き、個人が成長していくのが好き、面白いキャラが好き、とか
二重三重の楽しみ方がある戦闘コミック!

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読めば読むほど隠れた魅力を再発見する

この作品は2013年に週刊『少年ジャンプ』に掲載されてから度々アニメ化や舞台化など数々のメディア化、コラボ化を果たすほどかなり根強い人気のある作品です。
どういったところが人気があるかというと、最初は巨大な生物が来襲し四人いる主人公の一人「空閑遊真」が作中の戦闘手段である「トリオン」を用いて圧倒的な武力で倒したり、逆に同じくもう一人の主人公であり非力でもある「三雲修」が同様の「トリオン」を用いてもやられてしまい命の危機に陥る、といった王道の展開を確実におさえてくるというプロットがあるからです。
そして展開が進むと、今度はなぜ圧倒的に「空閑遊真」が強いのか、非力ながらもなぜ「三雲修」は戦うのか、という目的が明らかになり、加えてで3人目の主人公であり敵に狙われやすい「雨取千佳」や雲を掴むような言動をする4人目の主人公で頼れる存在の「迅悠一」が加わり、一気に物語の奥行きが広がります。
そうして、「三雲修」が所属する防衛組織「ボーダー」やそこに在籍するチームや人間たち、作中のエネルギーである「トリオン」と武器である「トリガー」の設定、作中最大規模の敵「アフトクラトル」による侵攻、といった怒涛の展開によって人間模様のドラマや武器の組み合わせによる考察、迫力あるバトルシーンとどういった展開になるかのハラハラが一気に味わえるボリュームのある作品になっております。

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ワールドトリガーの魅力

この作品はバトル漫画です。
主にバトル漫画といえば、個人が1vs1で戦うのがほとんどだと思いますが、この作品はチーム戦が主体の漫画です。なので、キャラの数がとても多いのが特徴です。
しかし、キャラが多いのにもかかわらず、一人一人のキャラ設定が作り込まれているのが魅力的です。
特に驚愕だったのが、物語の序盤ではモブのような立ち位置にいるキャラだと思っていたら、後にもともと腕の立つ人で人材の教育のために立ち位置を下げたという設定を見て私は驚きました。このようなキャラ以外にもキャラの個性が強く作り込まれているので、見ていて飽きない作品だと思います。
この作品のもう一つの魅力は最強核のキャラに対しても、いくつもの思考を重ねて倒してしまうところです。主にチーム戦で行われるバトルなため、いくら一人のキャラが強くても、頭を使わなければ勝てないようになっています。あるバトルでは、頭もよく戦いも強いので注目されているキャラがいましたが、そのバトルでは相手のとっさの判断や作戦で思うように動けずに1番最初に落ちてしまいます。
このような波乱が波乱があるので、最初から最後まで何があるかわからなくなっていてとても面白みのある作品です。

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王道の展開だが面白い。

展開としては弱い主人公が強い仲間と共に強くなっていくよくある展開の物語になっている。

主人公の三雲修と異世界と住人の空閑遊真と出会い、友となり仲間となって一緒にボーダーという組織の中で目的のためにランクを上げて上に進もうという成長をしていくのはやはり面白い。
ランクを上げるにはランク戦を行うのだが、一戦一戦それそれがどんな作戦で戦うか、どう対応していくかそれが上手くいくのかというところも見どころである。

主人公のチームのキャラ以外もそれぞれ個性があり、沢山居るので推しには困ることはないと思う。

敵は多少気持ち悪い雑魚敵が出てくるのだが異世界ごとに違いがあり、さらには人間と同じ見た目で様々な力を持つ異世界人も襲って来るのだが、その異世界人も自分の星を救うために地球に来て地球を襲うというそれぞれの目的のぶつかり合いもあり、身体を張る場面はやはり熱くなる。

ランク戦や敵の襲来などを経て体力も強さもない三雲たちが試行錯誤し、多くのボーダー隊員たちに一目を置かれるような立場になる。
各々それぞれが努力をして強くなり少しずつ戦略が出来上がるところもよかった。
真新しい内容展開ではないかもしれないが、安心して見れる作品ではあるのでぜひ見ることをお勧めします。

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登場人物皆の事がきっと好きになる

この作品はジャンプSQにて刊行され、アニメ化もされている人気作品です。

28万人が住む"三門市"に突如異世界からのゲートが開き、そこから「近界民(ネイバー)」と呼ばれる怪物が現れ、襲撃されます。その時、「ボーダー」と名乗る団体がネイバーを撃退。その後、ネイバーに対する防衛環境を整え、三門市には再び平和が戻ります。
そんなボーダーを舞台に、主人公の三雲修とこれまた主人公の一人、空閑遊真(彼はネイバーなのです)の出会いにより物語は進みます。
圧倒的な強さを持つ空閑遊真と、C級隊員(ボーダーの隊員はS級・A級・B級・C級と分類される)で戦闘能力は低いが正義感が人一倍強い三雲修。行動を共にすることになった彼らは、ボーダーS級隊員や、ネイバーに狙われやすい体質を持つ三雲の幼馴染である雨取千佳と出会い紆余曲折を経て、三雲・空閑・雨取の3人はチームを組むことになる、というあらすじです。

この作品の特徴としては、"トリオン体"で戦うということだと思います。
戦闘時は、実体に代わりトリオン体(戦闘体)で戦います。トリオン体の時はいくらダメージを受けても実体に影響することがないのです。なので、基本的に血が出るようなシーンが少ないのでそういったシーンが苦手な人も見やすいと思います。

また、ボーダーに所属する様々な個性豊かなキャラクターがこの作品の良さの一つです。
それぞれ色んな事情を抱えたりはしていますが、皆いい人達ばかりで魅力あるキャラクター達ばかりです。

そして、「敵だった相手が仲間になる」という展開が大好きな方にも、是非この作品を見ていただきたいです。話が進む度にグッとくる展開になっていくので必見です!

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素晴らしい戦略も必見!王道なだけではないバトル漫画!

『ワールドトリガー』は、葦原大介先生によるバトルアクション・SFの少年漫画作品です。
物語が始まる四年半前、日本の「三門市」という地域に、ある日突然、異世界への門(ゲート)が開きました。
門からは「近界民(ネイバー)」と呼ばれる恐ろしい怪物が現れ、地球上の兵器が全く効かないそれらの侵攻に人々は怯えていました。
しかしその時、謎の一団が現れ、近界民を撃退します。その一団は界境防衛機関「ボーダー」と名乗りました。そして日本政府の協力も得て、近界民に対する防衛体制を整えます。
その活躍のおかげで、依然として門からは近界民が出現していましたが三門市の人々は今日も普通の生活を続けていました。
この物語の紹介したいところは沢山ありますが、特に挙げられるのが素晴らしい戦闘システムです。
ボーダーのメンバーは戦闘時、「トリオン体」という生身ではない体で戦います。戦いの最中にトリオン体が壊されると「ベイルアウト(緊急脱出)」が行われ、強制的に基地に戻されます。
そのため、作品内では主要人物が死ぬことがほとんどなく、安心して見ることができます。
また、安全に戦えることを生かした、ボーダー内での「ランク戦(隊員達がお互いの戦力を高めるため行う戦闘)」もとても面白いです。
1~4人の戦闘員と1人のオペレーターから構成されるそれぞれの隊がランク戦でしのぎを削る姿を、他の隊員は実況込みで観戦することができます。勝つための戦略をそれぞれの部隊が練るので、戦略のぶつかり合いがチェスや将棋を彷彿とさせます。
考察しながら読みたい人は熱くなること間違いなしな作品です!

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読み返せば読み返すほどスゴさがわかる

ストーリーを大まかに説明すると、「ボーダーという組織が異世界からの侵略者ネイバーから世界を守る」というものです。それだけ聞くと「ちょっと子供っぽいな」と感じるかもしれませんが、そんなことは全くありません。普通バトル漫画といえば、主人公が強い敵にぶつかり、敗れ、パワーアップし、リベンジするという流れが王道ではありますが、この漫画ではそのようなことはあまりありません。まず戦闘では最初から1体1で戦うことがあまりないです。この作品はパワーのぶつかりあいで勝負するのではなく、戦略を立ててどうやって確実に相手をしとめるかにフォーカスが当てられています。従来の漫画などのように「ここは俺に任して先に行け!」的なことがないんです。だって複数で倒したほうが確実だから。さらに、この漫画では主人公が急に強くなったりすることがないです。実は魔王の息子だったり、ある日誰かに力をもらったりすることがないのです。なので主人公はいかに相手の嫌なポイントを自分たちの得意な形で攻めるかということを考えるのに特化しています。正面からあたれば確実に負ける強大な敵でも戦略を組み敵の得意な土俵で相撲を取らないという、力対力のバトル漫画とは全く違う、新しいバトルが楽しめます。

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2013年から週刊少年ジャンプで連載を開始した葦原大介による漫画「ワールドトリガー」は、異世界からの侵略者である「ネイバー」と、ネイバーの攻撃から人類を守ろうとする防衛組織「ボーダー」の戦いを描くSFアクションだ。主人公である三雲修の通う学校に、外国人のような謎の少年・空閑遊真が転校してくることから物語は始まる。2019年からは月刊誌であるジャンプスクエアに移籍し、一話ごとの完成度がより高くなっている。
作品設定だけを見ると、今までの少年漫画で数多く焼き直されてきた、ありがちで平凡なストーリーに思えるが、2人の少年を中心人物に据えて、その異なる世界から戦争を見つめていき、互いが協力しあいながらも、その出生や産まれた世界で悩んでいくという、繊細なストーリー構造を持った作品だ。また画風も今までのジャンプにはない、スッキリとした描線やアクション描写を特徴としていて、ジャンプの物語構造を踏襲しながらも、少年マンガ界全体の流行をうまく取り入れた完成度の高い連載作品となっている。
また展開される物語の世界観がしっかりしていて、淡白な絵柄ながらもその裏にある世界をはっきりとイメージしながら読み進められるのも大きな魅力の一つだ。
大掛かりな謎解きや伏線の回収などダイナミックな動きこそ無いが、毎話ごとの完成度や、応援したくなる丁寧な人物描写が魅力の作品。構成力にも優れ、飽きることなく読み進められる。これからの展開が楽しみである。