ワールドトリガー / ワートリ / World Trigger

ワールドトリガー / ワートリ / World Trigger

『ワールドトリガー』とは、2013年より葦原大介が『週刊少年ジャンプ』で連載を開始し、2018年より『ジャンプスクエア』に移籍した漫画およびそれを原作としたアニメ、ゲーム作品。現代の日本に、突然異世界から近界民(ネイバー)が現れ、三門市という街を襲った。そして、それに唯一対抗できる界境防衛機関「ボーダー」という組織が作られた。そのボーダーの隊員である三雲修が、異世界からやって来たネイバーの転校生・空閑遊真に出会うところから物語は始まる。ジャンプ作品としては異質であるが故、コアなファンも多い。

fb-132022009013254のレビュー・評価・感想

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ワールドトリガー / ワートリ / World Trigger
9

ファンタジーもの おすすめです

舞台は日本のような場所。主人公と目される人物が複数いて、それぞれに魅力を持ち、感情移入もしやすいのが特徴です。
ネイバーと呼ばれる、異世界からの侵略者との戦いが主体となっていて、その防衛のために「ボーダー」という組織がつくられており、主人公たちはその組織に入隊します。
まず、作品の魅力は登場人物の多さにあります。ボーダー隊員は、3名から5名ほどの小隊が活動単位になっていて、その小隊が数十チーム存在します。彼らボーダー隊員一人一人に登場初期から名前が付けられ、特徴的な装備と戦闘スタイル、性格などが設定されていて、いわゆる「推し」をつくりやすいです。
次に、その装備の多様さが際立っています。ボーダー隊員が普段用いる装備は「トリガー」と呼ばれ、内在的なエネルギー「トリオン」を消費して用いられます。このトリオンの総量には個人差があり、その点も、この作品に深みを持たせています。トリガーの種類も剣、銃、エネルギーを直接とばす、遠距離用ライフルなどかなり豊富です。攻撃用のトリガーの種類や戦闘スタイルによって、隊員は、アタッカー、シューター、ガンナー、スナイパーなどに分かれ、現代のMMOゲームのようでもあります。