ワールドトリガー / ワートリ / World Trigger

ワールドトリガー / ワートリ / World Trigger

『ワールドトリガー』とは、2013年より葦原大介が『週刊少年ジャンプ』で連載を開始し、2018年より『ジャンプスクエア』に移籍した漫画およびそれを原作としたアニメ、ゲーム作品。現代の日本に、突然異世界から近界民(ネイバー)が現れ、三門市という街を襲った。そして、それに唯一対抗できる界境防衛機関「ボーダー」という組織が作られた。そのボーダーの隊員である三雲修が、異世界からやって来たネイバーの転校生・空閑遊真に出会うところから物語は始まる。ジャンプ作品としては異質であるが故、コアなファンも多い。

tiri-3のレビュー・評価・感想

ワールドトリガー / ワートリ / World Trigger
10

登場人物皆の事がきっと好きになる

この作品はジャンプSQにて刊行され、アニメ化もされている人気作品です。

28万人が住む"三門市"に突如異世界からのゲートが開き、そこから「近界民(ネイバー)」と呼ばれる怪物が現れ、襲撃されます。その時、「ボーダー」と名乗る団体がネイバーを撃退。その後、ネイバーに対する防衛環境を整え、三門市には再び平和が戻ります。
そんなボーダーを舞台に、主人公の三雲修とこれまた主人公の一人、空閑遊真(彼はネイバーなのです)の出会いにより物語は進みます。
圧倒的な強さを持つ空閑遊真と、C級隊員(ボーダーの隊員はS級・A級・B級・C級と分類される)で戦闘能力は低いが正義感が人一倍強い三雲修。行動を共にすることになった彼らは、ボーダーS級隊員や、ネイバーに狙われやすい体質を持つ三雲の幼馴染である雨取千佳と出会い紆余曲折を経て、三雲・空閑・雨取の3人はチームを組むことになる、というあらすじです。

この作品の特徴としては、"トリオン体"で戦うということだと思います。
戦闘時は、実体に代わりトリオン体(戦闘体)で戦います。トリオン体の時はいくらダメージを受けても実体に影響することがないのです。なので、基本的に血が出るようなシーンが少ないのでそういったシーンが苦手な人も見やすいと思います。

また、ボーダーに所属する様々な個性豊かなキャラクターがこの作品の良さの一つです。
それぞれ色んな事情を抱えたりはしていますが、皆いい人達ばかりで魅力あるキャラクター達ばかりです。

そして、「敵だった相手が仲間になる」という展開が大好きな方にも、是非この作品を見ていただきたいです。話が進む度にグッとくる展開になっていくので必見です!