ワールドトリガー / ワートリ / World Trigger

ワールドトリガー / ワートリ / World Trigger

『ワールドトリガー』とは、2013年より葦原大介が『週刊少年ジャンプ』で連載を開始し、2018年より『ジャンプスクエア』に移籍した漫画およびそれを原作としたアニメ、ゲーム作品。現代の日本に、突然異世界から近界民(ネイバー)が現れ、三門市という街を襲った。そして、それに唯一対抗できる界境防衛機関「ボーダー」という組織が作られた。そのボーダーの隊員である三雲修が、異世界からやって来たネイバーの転校生・空閑遊真に出会うところから物語は始まる。ジャンプ作品としては異質であるが故、コアなファンも多い。

tsu_235のレビュー・評価・感想

ワールドトリガー / ワートリ / World Trigger
10

遅効性SFそして…

この作品は最初は週刊少年ジャンプ連載が開始されましたが、諸般の事情で月刊誌のジャンプSQで連載されています、レビュータイトルはこの作品の最初の頃に漫画のコンセプトとして記載されていました、意味は私がこの作品を1話から見てしばらくはそこそこと思っていましたが話が進むにつれ、じわじわと面白くなりハマっていきました、単行本はもちろん普段は買わない作品データブック集も買いました。
この作品は主人公格が4人おりなす物語が重なりそれぞれの持ち味が出てきます、そして他の脇役たちも脇役として存在しているわけでは無く、魅力的で多彩なキャラクター性を持った人々が存在し主人公に負けず劣らずの魅力的なキャラクター性を持っており、そのキャラクターたちのエピソードや様々な考え、目的も描かれており、主人公たちと向き合い時に対立し時に協力し様々な思惑が絡んでいきます。
またバトルシーンは描写も良く、1対1で戦うのではなくチーム戦がメインで様々な駆け引き、心理戦、チームワーク戦略により勝敗が決まっていくところほかのバトル物とは一線を画します、絵柄も癖があまり無く独特というわけではなくシンプルでいて上手さも感じ、受け入れやすく好感の出来る絵です。