『TOKYO JUNGLE』(トーキョージャングル)とは、ソニー・コンピュータエンタテインメントが2012年6月7日に発売したPlayStation 3用のゲームソフト。同社によるクリエイター発掘支援プログラム「PlayStation C.A.M.P!」で開発された作品としてリリースされた。人類が消えた東京を舞台に、50種類以上の動物を操作して生き残りを目指す3Dアクションゲーム。東京を闊歩する動物たちは一見するとシュールだが、生命の循環という深いテーマを持つことでも話題となった。
渋谷駅前の東側に位置するエリア。2本の路地で構成される小さなエリアで、北に行くと渋谷森林に出る。実際の道玄坂周辺がモデルとなっている。
渋谷森林
ゲーム内随一の広さを誇るエリア。渋谷の中でも特に荒廃が進んでしまっており、エリア中央部ではビルの屋上を伝って移動することを強いられる。ここから下水道や研究施設に移動することができる。
実際の宇田川町、神南周辺がモデルとなっている。
山手線東
柵の切れ目から入ることができる。所々が池となっているほか、停止している山手線の中に入って探索することができる。一部の場所は高架を越さないと行くことができない。
山手線西
山手線東と繋がったエリア。西端に行くと原宿駅のホームに出る。
代々木公園西
実際の明治神宮御苑付近をモデルとしたエリア。この辺りから、サバイバルモードの経過年数が短くてもライオンなどの強力な動物が出現するため、探索の際は注意が必要。
代々木公園東
実際の代々木公園中央広場をモデルとしたエリア。地面が陥没した影響なのか、地下には洞窟が存在している。
下水道
渋谷郊外から渋谷駅前、渋谷森林、代々木公園東を経由して、地下施設まで繋いでいる広大な下水道。地上の影響を受けていないため水場が多いが、時々獰猛なワニが生息していることもあるので注意が必要。
地下施設
下水道を通ると行きつく、謎の施設。
代々木公園地下
下水道や代々木公園東から行くことが可能なエリア。何層にも分かれている広大な洞窟となっており、非常に迷いやすいため探索の際は注意が必要。
人類に関連する用語
CERO
人類滅亡前に存在したAI制御の研究システムの総称で、正式名称は「CEROプロジェクト」。
人類の冷凍保存と再生を目的としており、地下施設で「人類保存計画」を進めていた。人間がいなくなった後も独自に稼働を続け、最終的には人類再起動を試みる存在になる。
トゥルーエンドでは、このAIが物語の中核となる。
CERO研究所
ストーリーモードで登場する、廃墟の地下に隠された巨大施設。人類が消滅する前に作られた生命保存実験の拠点で、冷凍睡眠カプセルやロボット犬が残されている。
動物たちが人類の残した文明に初めて触れる場所でもある。
災害時特殊探査機
ソニーが1999年より販売しているペットロボット、AIBO(アイボ)をモデルとしたロボット犬で、CEROの指示に従って行動している、人類の遺物ともいえる存在。
高い初期能力を持っているが、機械のため、世代交代を行うことはできないという短所があり、プレイ中で上昇したステータスが次回に引き継がれない。
機械ではあるものの肉食動物と同様に扱われるので、プレイ中のハングリーゲージは他の動物と同様に、捕食によって回復しなければならない。また、敵として出現した時に倒しても、捕食することができないという特徴も持っている。寿命の概念が存在しないので、何年生存してもハングリーゲージの低下は起こらない。
Related Articles関連記事
Demon's Souls(デモンズソウル)のネタバレ解説・考察まとめ
『Demon's Souls(デモンズソウル)』とは、2009年に発売されたPlayStation 3用アクションRPG。開発はフロム・ソフトウェア。「チャレンジ・発見・達成」の3点に重きを置いており、稀にみる高難易度と完成度の高いゲーム性で多くのプレイヤーを魅了し、「死にゲー」と呼ばれる新たなジャンルを切り開いた。この作品の発売後、様々な「死にゲー」が各社から発表された。ほとんどプロモーションを行わなかったものの、世界的な大ヒットを記録したゲームである。
Read Article
サルゲッチュ(ゲーム)のネタバレ解説・考察まとめ
『サルゲッチュ』とは、1999年より株式会社ソニー・コンピュータエンタテインメント(SCEI)がリリースしているゲームシリーズ、またゲームシリーズにかかわるメディア作品群の総称である。「ピポサル」と呼ばれる特殊なヘルメットをかぶったサルたちを捕獲することを目的とした作品で、サルたちの愛嬌のある仕草から高い人気を得ている。 シリーズ1作目の『サルゲッチュ』では、主人公のカケルがタイムマシンにより過去へ飛ばされたことから冒険が始まる。
Read Article
GRAVITY DAZE(グラビティデイズ)のネタバレ解説・考察まとめ
『GRAVITY DAZE』とは、ソニー・コンピュータエンタテインメントより2012年に発売されたPlayStation Vita用ゲームソフト。オープンスペースの箱庭系ゲームであり、見える範囲には全てシームレスに移動できる。フレンチコミックのエッセンスと、重力方向を自由に定義できるデザインの2つをコンセプトとして制作された。「重力嵐」の脅威にさらされ、壊滅の危機に瀕している空中都市ヘキサヴィルで、一人の少女が目を覚ます。少女は、嵐に奪われた街を取り戻すために奔走する。
Read Article
ブーム火付け役の天才!?㈱レベルファイブの今は亡き名作ゲームたち
株式会社レベルファイブといえば、最近では「妖怪ウォッチ」を世に繰り出し、数百億円を越える経済効果を生み出したことでまたまだ記憶に新しいですよね。そんなレベルファイブですが、しかし今までもこのように一世を風靡する大ブレーク作品を、実は何度も成功させていたことをご存知でしょうか?無論、あれだけブームになったのに知らない人は知らない、そんな名作たちをご紹介します。
Read Article
タグ - Tags
目次 - Contents
- 『TOKYO JUNGLE』(トーキョージャングル)の概要
- 『TOKYO JUNGLE』(トーキョージャングル)のあらすじ・ストーリー
- サバイバルする動物たち
- 野生の未来へ
- 『TOKYO JUNGLE』(トーキョージャングル)のゲームシステム
- 基本システム
- ゲージ
- 捕食
- 世代交代
- ゲームモード
- サバイバルモード
- ストーリーモード
- おまけ要素
- きせかえシステム
- 『TOKYO JUNGLE』(トーキョージャングル)の登場人物・キャラクター
- 肉食動物
- ポメラニアン
- ネコ
- ビーグル
- ゴールデンレトリバー
- 土佐犬
- オオカミ
- ジャッカル
- リカオン
- ハイエナ
- チーター
- クマ
- クロヒョウ
- シロクマ
- トラ
- ライオン/子ライオン
- ディノニクス
- ディロフォサウルス
- ポメラニアン(白)
- ポメラニアン(黒)
- シルキーテリア
- ボスネコ
- クロコダイル
- サーベルタイガー
- 北京原人
- 草食動物
- 二ホンジカ
- ヒヨコ/ニワトリ
- ウサギ
- ヤマアラシ
- チンパンジー
- ガゼル
- ブタ
- ブラックバック
- ヒツジ
- アクシスジカ
- イノシシ
- ヤギ
- サラブレッド
- ホルスタイン
- シマウマ
- バッファロー
- カバ
- ダチョウ
- ゾウ
- ジャイアントモア
- マンモス
- カンガルー
- キリン
- パンダ
- サラリーマン
- 災害時特殊探査機
- 試作型災害時特殊探査機/ERC-003
- 災害時特殊探査機I/ERC-2000
- 災害時特殊探査機II/ERC-X
- NPC
- ハト
- カラス
- ツル
- メガネウラ
- シソチョウ
- プテラノドン
- ERC-XII
- 北京原人
- 『TOKYO JUNGLE』(トーキョージャングル)のアイテム
- 食料品
- ペットフード
- ペット用飲料水
- スタミナジャーキー
- 満腹ササミ
- 医薬品
- ペット用救護薬
- ノミ取りシャンプー
- ケアグッズ
- 携帯ベッド
- ペット用爪研ぎ
- その他のアイテム
- 週刊少年マガジン
- 『TOKYO JUNGLE』(トーキョージャングル)の用語
- 登場エリア
- 渋谷駅前
- 渋谷繁華街
- 渋谷郊外
- 道玄坂
- 渋谷森林
- 山手線東
- 山手線西
- 代々木公園西
- 代々木公園東
- 下水道
- 地下施設
- 代々木公園地下
- 人類に関連する用語
- CERO
- CERO研究所
- 災害時特殊探査機
- プレイ中に現れるオブジェクト
- プレゼントボックス
- 『TOKYO JUNGLE』(トーキョージャングル)の名言・名セリフ/名シーン・名場面
- ストーリーモードで垣間見ることができる動物たちのドラマ
- 『TOKYO JUNGLE』(トーキョージャングル)の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話
- 若手と未経験チームで制作が始まった本作『TOKYO JUNGLE』(トーキョージャングル)
![RENOTE [リノート]](/assets/logo-5688eb3a2f68a41587a2fb8689fbbe2895080c67a7a472e9e76c994871d89e83.png)