ヴィオラートのアトリエ 〜グラムナートの錬金術士2〜(A5)のネタバレ解説・考察まとめ

2003年6月26日に株式会社ガストより発売されたPlayStation 2用ソフト。
株式会社ガストが誇る、錬金術を駆使し成長をしていくRPG『アトリエシリーズ』の外伝を除いた5作目。
前作【ユーディーのアトリエ 〜グラムナートの錬金術士〜】から約25年後の世界である『グラムナート』を舞台とした作品になる。
両親に認められるためヴィオラートによる、錬金術を使用した村おこしが幕を上げる。

ヴィオラート・プラターネ

CV:下屋則子
7月29日生まれ、15歳。
本作の主人公。通称:ヴィオと呼ばれる。にんじんが大好物の田舎娘。
村を去ると言う両親に反発し、兄と共に錬金術の店を始め、村おこしをすることになる。性格は明るく活発で、誰とでも仲良くなれる性格。料理が得意だが、鍋をかき混ぜる際「ぐるこーんぐるこーん」と掛け声をする変わった部分がある。
錬金術を知ることになるきっかけは、困っていたところを、旅の錬金術師であるアイゼルに助けられた為。その際、アイゼルから錬金術の基礎の本を貰い、後に村おこしに使えると考え学び始める。
戦闘方法は主に、杖による打撃と魔法による攻撃、アイテムを使っての錬金術師らしい戦い方をする。

バルトロメウス・プラターネ

CV:金丸淳一
5月16日生まれ、18歳。
ヴィオラートの実兄。通称:バルテルと呼ばれる。村長の孫娘であるクラーラについてを除いては基本的に怠惰な性格。
ヴィオラートとは時々喧嘩するほど仲が良く、親友であるロードフリードと兄妹共に幼馴染である。
ヴィオラートと共に村に残ったのだが、主な仕事は家の畑仕事をしており、頼まなければ店のことをしてくれない。そもそも村に残った理由が表向きにはヴィオラートの保護者だが、裏では好意を抱いているクラーラと別れたくない様子が見て取れる。
幼少時代から独学で剣の腕を鍛えており、畑仕事により鍛えた体と合わせてそこそこの腕前をもつ。本当はロードフリードと共に騎士精錬所で訓練したかったが、家の都合で行くことができなかった過去がある。
村の道具屋の女性から、畑仕事がカッコイイとひそかに好意を持たれている。
戦闘方法は、独学の剣術になり、「妹」のヴィオラートと「思い人」のクラーラをスキル「ブロッキング」により守ることができる。

ロードフリード・サンタール

CV:加藤木賢志
7月27日生まれ、18歳。
ヴィオラートとバルトロメウスの幼馴染。村では珍しい真面目で礼儀正しい好青年。ヴィオラートのことがちょっと気になっている。
12歳の時から首都ハーフェンにある騎士精錬所に入り特訓を受ける。しかし、田舎の生活の方が性に合う、と村に戻ってきてしまった。
騎士精錬所に居た為剣の腕はなかなかのもの、さらに護衛費用が掛からない人物になる。
戦闘方法は、騎士精錬所で学んだ剣術と、騎士らしくヴィオラートを「ブロッキング」で守る。

ブリギット・ジーエルン

CV:菊池志穂
7月28日生まれ、16歳。
病気療養のため、首都ハーフェンからカロッテ村の別荘に引っ越してきた、気が強いお嬢様。都会派志向のため田舎暮らしを嫌っている。首都ハーフェンでの生活経験を持つロードフリードに好意をもつ。
性格は、出会った当初は高飛車であり、ヴィオラートのことを「田舎娘」と蔑むような性格。その反面、かわいいものが好きだったり、好意をもつロードフリードに猫をかぶったりする性格をもっている。また、病気のことをあまり話さないなど、自分の感情を素直に出せない部分がある。
個別イベントをこなしていくことで、病気が完治し、大恩のあるヴィオラートのことを親友と呼べるまでに仲良くなる。なお、このイベントはエンディングの一つに関わってくる。
病気の治療の一環と、護身用のため、格闘術を学んでいる。
戦闘方法は、護身術である格闘になる。

クラーラ・バルビア

CV:鶴野恭子
9月19日生まれ、18歳。
カロッテ村村長の孫娘。お人好しであり行動派。スキルにもある「値切り」上手。
カロッテ村村おこしレースの「賞品(結婚)」にされたかわいそうな娘。村長の孫娘だからといって賞品にされたことに嘆き激怒し、一度は説得されて落ち着いたが、見も知らずの結婚相手が嫌だったため、女性であるヴィオラートが優勝すれば賞品の話は無くなると考え協力することになる。
歌が好きだが、歌声は最悪。攻撃スキルにもなるほどの凶悪な音痴である。
戦闘方法は、家事の道具であるはたき(一部フレイル)と、得意の歌声である。

アイゼル・ワイマール

CV:飯塚雅弓
3月1日生まれ、22歳。
ヴィオラートの錬金術の先生。過去作【エリーのアトリエ 〜ザールブルグの錬金術士2〜】から登場の旅の錬金術師。エリーのアトリエと比べ性格はだいぶ丸くなった。
錬金術の腕を磨くため、師である「ヘルミーナ」が昔に旅をしたグラムナートヘ、遠くシグザール王国からやって来た。旅の途中に立ち寄ったカロッテ村で、たまたま困っているヴィオラートを見て錬金術の力で助けてあげた。その際、錬金術に興味を持ったヴィオラートにせがまれ、基礎となる調合と参考著を教え立ち去った。後に、錬金術を使って村おこしをしているのを耳にし、カロッテ村にやってくる。
戦闘方法は、ヴィオラートと同じ杖での打撃と魔法攻撃、アイテムによるサポートになる。

ローラント・オーフェン

CV:三宅健太
6月16日生まれ、28歳。
首都ハーフェンの騎士団「竜騎士隊」で小隊長を勤める男性。生真面目な一方で強い上昇志向の持ち主。
始めて会った際、錬金術師であるヴィオラートを「錬金術師」=「爆弾魔」(前作の主人公ユーディットのせい)と勘違いし尋問しようとした。
いまだ戦果を上げたことが無いため、ヴィオラートの護衛に就き自分自身に箔を付けようと考え、個人的に護衛を申し出る。
ロードフリートの訓練生時代の上司であり先輩である。ロードフリードが村に戻ったことを惜しんでおり、騎士団に呼び戻そうと色々考えている。
戦闘方法は、ロードフリードと同じ騎士団で鍛えた剣術と、騎士らしくヴィオラートを「ブロッキング」で守る。

ミーフィス・プァルツ

CV:近藤光世
8月2日生まれ、17歳。
ワインと樽の街ファスビンダーに住むワイン倉庫兼雑貨屋の管理。性格は明るく、男顔負けの酒豪。
大の酒好きであり、行く先々の街の酒場で飲んでいる。そのため、広く酒豪として知れ渡っており、飲み比べの挑戦者が後を絶たない。しかし、いまだ負けなしの酒豪である。
酒好きにより、酔っぱらうことで強くなるスキル「のんべえ」がある。
戦闘方法は、格闘と酒を使った攻撃になる。

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