ジブリ映画でジワッと味出すクセになる「抜擢声優」さん

ジブリの映画に命を吹き込んでいる声優はほとんど本職ではありません。なのに魂を揺さぶられる、声の力に迫りました。

「風立ちぬ」庵野秀明

実在の人物である堀越二郎をモデルに、その半生を描いた作品であるが、堀辰雄の小説『風立ちぬ』からの着想も盛り込まれている。そのため映画のポスターには両名の名を挙げており、2012年に公表された版では「堀越二郎と堀辰雄に敬意を表して」、翌年公表された版では「堀越二郎と堀辰雄に敬意を込めて」と記されている。

映画が公開されるや、庵野監督の声に賛否両論。映画評論家の安保有希子氏は「感情があらわになる主人公ではないので、セリフに感情の起伏がなく、棒読みのように聞こえる。これを味ととるか、下手ととるかは完璧に好みの別れるところ。私は違和感でしかなかった」という。

出典: www.zakzak.co.jp

「誤解を招くかもしれないが、
現代で一番傷つきながら生きている、そういう感じが声に出ているのが庵野。
丸くならずギザギザしている。
出来上がりを観て始めは庵野がしゃべっているなと思ったけど、
最後まで観たら堀越二郎になっていた。とてもよかったと思います」

と庵野秀明を起用した理由を語る宮崎駿監督。

そもそも風立ちぬで堀越二郎の声優を務めたのは、本職の人ではなく映画監督である「庵野秀明」である。

つまり、吹き替えに関して言えば「ズブの素人」なのだ。

下手くそで当然、むしろ素人にしては良くやっている方なのである。

出典: xn--o9j0bk5542aytpfi5dlij.biz

hayao-ghibli.seesaa.net

「おもひでぽろぽろ」今井美樹(歌手)・柳葉敏郎(俳優)

主人公は27才のOL、タエ子。自分の行き方にどこか疑問を感じ始めていたある日、彼女は10日間の一人旅に出かけ、ふとしたきっかけで小学5年の頃を思い出す。その思い出を連れて訪れた山形で、田舎の自然とそこに生きる人々に触れ、タエ子は本当の自分を見つけ始めます。懐かしい思い出や人々のふれあいの中で、大切なものをみつけてゆくタエ子の姿は、誰の心にもある思いと重なり、深い共感を呼びます。

www.excite.co.jp

「借りぐらしのアリエッティ」では大物俳優

宮崎駿が企画・脚本を担当、スタジオジブリ最年少の米林宏昌を監督に起用したファンタジーアニメ。人間の世界から少しずつモノを借りてきて床下で生活する“借りぐらし”の小人の少女・アリエッティと人間の少年のひと夏の触れ合いを綴る。

アリエッティ面白かったー(((o(*゚▽゚*)o))) 私の好きな大竹しのぶさんがアリエッティのお母さん役でした。 志田未来さんのアリエッティはすごくよかったです。 はまり役だと思いました❤️ 藤原竜也さんのセリフが少なくてびっくりしました。 セリフは少ないけど重要な役でした。 その他にも大物俳優さんがたくさん出演されていました。

出典: ameblo.jp

・ホミリー(アリエッティの母) - 大竹しのぶ(女優)
・ポッド(アリエッティの父) - 三浦友和(俳優)、
・スピラー - 藤原竜也(俳優)
・翔 - 神木隆之介(俳優)3回目
・牧貞子 - 竹下景子(女優)
・ハル - 樹木希林(女優)

出典: kurokami4361.blog.so-net.ne.jp

メアリー・ノートンのファンタジー小説「床下の小人たち」を基に、古い家の台所の下に暮らす小人一家の物語が展開するジブリ・アニメ。

企画は『崖の上のポニョ』の宮崎駿が担当し、『千と千尋の神隠し』『ハウルの動く城』といったジブリ作品にかかわってきた米林宏昌が監督を務める。

舞台を1950年代のイギリスから現代の日本に移した設定と、人間の少年との出会いによって翻弄(ほんろう)される小人の少女アリエッティの運命の行方に注目だ。

映画ではお手伝いのハルばあさんの俗っぽさに思わず笑いを誘われました。声の樹木希林そのまんまの顔のこの人、アリエッティから見ると「悪役」なんですが、ホミリーを捕らえた時にも珍しい虫をつかまえた子供のような無邪気さがあって、憎めません。
それにしても、今回も声優陣にはきら星のごとく大物俳優さんがそろっていますが、これって宮崎駿さんの趣味、なんですかねえ。

出典: plaza.rakuten.co.jp

「ハウルの動く城」木村拓哉

スタジオジブリの宮崎駿監督の長編映画としては『魔女の宅急便』以来、15年振りとなる他者原作の作品となった。
物語前半は比較的原作に準じているが、後半は原作には無かった戦争が付け加えられるなど全く違った展開になっている。原作者のジョーンズはこれを了承し、かつ本作を絶賛した。

<キャラにピッタリの配役>

◆ハウル『ハウルの動く城』(声:木村拓哉)
・「はじめは『キムタクか……』くらいの感覚でいたが、見たらハマッていた。上映後、友人と『キムタク、馬鹿にしてごめん』と詫びた覚えがある」(30歳/建設・土木/秘書・アシスタント職)

出典: woman.mynavi.jp

ほれでぇ、感心した。木村拓哉っていう人は…ね、普通アニメーションていったら、ね、あのぉー、なんだろ。シナリオをね、要するに持ち込んで、それを読みながらでいいんですよ。ところがキムタクは全部頭に入れてきた。ホントに凄かった。なんちゅー真面目な人だと思ったよ。うん、あれぇ、なんか真剣でしたね。ほれでもうホントにねぇ、スムーズに速やかに収録が終わる?なんてことがあって。

出典: radiotalkrecording.blog.fc2.com

「もののけ姫」石田ゆり子

宮崎駿によるスタジオジブリの長編アニメーション映画作品1997年(平成9年)7月12日公開。森を侵す人間たちとあらぶる神々との対立を背景として、狼に育てられた「もののけ姫」と呼ばれる少女サンとアシタカとの出会いを描く。宮崎が構想16年、制作に3年をかけた大作であり、興行収入193億円を記録し当時の日本映画の興行記録を塗り替えた。

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