文豪とアルケミスト(文アル)のネタバレ解説・考察まとめ
『文豪とアルケミスト』(略称:文アル)とは、「文豪」を題材にした育成シミュレーションゲームである。開発・運営は、ゲームプラットフォームのDMM GAMESである。2016年11月にブラウザ版がリリースされ、翌年の2017年6月にスマートフォン版の配信が開始された。大正ロマンとスチームパンクを基調にした現実とは異なる歴史を歩んだ日本を舞台に、物語を展開していく。侵蝕者と呼ばれる敵から文学を守る為、プレイヤーは文豪達を転生させ、彼らと共に侵蝕者達と戦っていく事となる。
文豪や衣装のレベリング、有魂書に潜書する際に消費されるアイテム。リリース当初は、浸蝕された文豪の補修にも使われていたが、2023年11月時点では補修のシステムがなくなった為、洋墨も使われなくなった。
デイリーミッション等の任務報酬、課金、ほかの文豪や帝国図書館に関わる職員達から送られてくる手紙、自動で行われている文豪達による潜書・自動巡回によって入手が可能。
手紙
文豪や帝国図書館に関わっている職員達から送られてくる手紙。特務司書宛のものもあれば、そのとき助手であった文豪へ送られてくるものもあり、どのような手紙が送られてくるかは完全ランダムである。文豪宛の手紙は1人の文豪につき最大5枚まで存在し、入手できたものは文豪の紹介が載っている人物図鑑にデータとして保存される。一度保存されたものは何度でも読み返す事が可能だ。
開花素材
文豪の能力を底上げするのに必要な素材。文魂(ふみたま)・想魂(おもいだま)・語魂(かたりだま)・魂ノ歯車(たましいのはぐるま)・文ノ華(ふみのはな)・想ノ華(おもいのはな)・語ノ華(かたりのはな)の7つからなる。イベント報酬や自動で行われている文豪達による潜書・自動巡回によって入手が可能。必要な素材の数は文豪ごとに異なる。
文魂(ふみたま)
文豪の能力を底上げするのに必要な開花素材の1種。小・中・大の3種類が存在し、名前にあわあせて素材のサイズが大きくなっていく。形状は炎に近しく、色は青で統一されている。
攻撃力と防御力を底上げするステータスの「技術」の値を上昇できる。
想魂(おもいだま)
文豪の能力を底上げするのに必要な開花素材の1種。小・中・大の3種類が存在し、名前にあわあせて素材のサイズが大きくなっていく。形状は炎に近しく、色は赤で統一されている。
攻撃力を底上げするステータス「美」と「主題」の値を上昇できる。
語魂(かたりだま)
文豪の能力を底上げするのに必要な開花素材の1種。小・中・大の3種類が存在し、名前にあわあせて素材のサイズが大きくなっていく。形状は炎に近しく、色は黄色で統一されている。
防御力を底上げするステータスの「真実」と「天才」の値を上昇できる。
魂ノ歯車(たましいのはぐるま)
文豪の能力を底上げするのに必要な開花素材の1種。名前の通り、歯車に近しい形の素材となっている。
開花であげられる能力の限界値を上昇できる。
文ノ華(ふみのはな)
文豪の能力を底上げするのに必要な開花素材の1種。文豪のレベルが低い段階での能力底上げ時には必要としないが、一定のレベルになると開花するための必要素材として登場する。
形状は名前の通り「華」を意識したものとなっており、色は青。攻撃力と防御力を底上げするステータスの「技術」を上昇できる。
想ノ華(おもいのはな)
目次 - Contents
- 『文豪とアルケミスト』の概要
- 『文豪とアルケミスト』のあらすじ・ストーリー
- 旧プロローグ
- 文学奇譚 第一章
- 第一話 有碍書へようこそ
- 第二話 侵蝕者との戦い
- 第三話 有碍書を浄化せよ
- 第四話 館長の司令
- 第五話 侵蝕者を探せ
- 第六話 侵蝕者の生態
- 第七話 浸蝕現象の原因
- 第八話 文学の世界/勝利
- 第九話 錬金術とアルケミスト
- 第十話 アルケミストの力
- 第十一話 侵蝕者の概念
- 第十二話 侵蝕者を追え/救出
- 文学奇譚 第二章
- 第十三話 文学の世界
- 第十四話 自然主義
- 第十五話 耽美主義
- 第十六話 言葉でできた芸術/絶不調
- 第十七話 私小説
- 第十八話 見解の相違
- 第十九話 文学のはじまり
- 第二十話 生き方の文学/不穏な足音
- 新プロローグ
- 『文豪とアルケミスト』のゲームシステム
- 図書館/司書室
- 潜書(せんしょ)
- 有碍書(ゆうがいしょ)
- 封蔵書(ふうぞうしょ)
- 有装書(ゆうそうしょ)
- 有魂書(ゆうこんしょ)
- 散策
- 信頼度
- 文豪
- 結成
- 開花(かいか)
- 精神
- 召装(しょうそう)
- 図鑑
- 人物図鑑
- 回想図鑑
- 研究報告書
- 内装
- 『文豪とアルケミスト』の登場人物・キャラクター
- 新思潮派(しんしちょうは)
- 芥川龍之介(あくたがわ りゅうのすけ)
- 谷崎潤一郎(たにざき じゅんいちろう)
- 松岡譲(まつおか ゆずる)
- 山本有三(やまもと ゆうぞう)
- 久米正雄(くめ まさお)
- 菊池寛(きくち かん)
- 無頼派(ぶらいは)
- 太宰治(だざい おさむ)
- 坂口安吾(さかぐち あんご)
- 織田作之助(おだ さくのすけ)
- 檀一雄(だん かずお)
- 北原一門(きたはらいちもん)
- 北原白秋(きたはら はくしゅう)
- 萩原朔太郎(はぎわら さくたろう)
- 室生犀星(むろう さいせい)
- 尾崎一門(おざきいちもん)
- 尾崎紅葉(おざき こうよう)
- 泉鏡花(いずみ きょうか)
- 徳田秋声(とくだ しゅうせい)
- 余裕派(よゆうは)
- 夏目漱石(なつめ そうせき)
- 森鴎外(もり おうがい)
- 正岡子規(まさおか しき)
- 三田派(みたは)
- 永井荷風(ながい かふう)
- 佐藤春夫(さとう はるお)
- 三木露風(みき ろふう)
- 白樺派(しらかばは)
- 志賀直哉(しが なおや)
- 武者小路実篤(むしゃのこうじさねあつ)
- 有島武郎(ありしま たけお)
- 里見弴(さとみ とん)
- プロレタリア
- 小林多喜二(こばやし たきじ)
- 徳永直(とくなが すなお)
- 中野重治(なかの しげはる)
- 新感覚派(しんかんかくは)
- 川端康成(かわばた やすなり)
- 横光利一(よこみつ りいち)
- 新興芸術派(しんこうげいじゅつは)
- 梶井基次郎(かじい もとじろう)
- 井伏鱒二(いぶせ ますじ)
- 堀辰雄(ほり たつお)
- 明星(みょうじょう)
- 高村光太郎(たかむら みつたろう)
- 石川啄木(いしかわ たくぼく)
- 吉井勇(よしい いさむ)
- アララギ派
- 伊藤左千夫(いとう さちお)
- 斎藤茂吉(さいとう もきち)
- 夏目門下(なつめもんか)
- 鈴木三重吉(すずき みえきち)
- 内田百閒(うちだ ひゃっけん)
- 正岡一門(まさおかいちもん)
- 高浜虚子(たかはま きょし)
- 河東碧梧桐(かわひがし へきごとう)
- 層雲(そううん)
- 種田山頭火(たねだ さんとうか)
- 尾崎放哉(おざき ほうさい)
- 無派閥の文豪
- 中原中也(なかはら ちゅうや)
- 宮沢賢治(みやざわ けんじ)
- 島崎藤村(しまざき とうそん)
- 田山花袋(たやま かたい)
- 広津和郎(ひろつ かずお)
- 江戸川乱歩(えどがわ らんぽ)
- 坪内逍遥(つぼうち しょうよう)
- 二葉亭四迷(ふたばてい しめい)
- 中島敦(なかじま あつし)
- 小泉八雲(こいずみ やくも)
- 若山牧水(わかやま ぼくすい)
- 国木田独歩(くにきだ どっぽ)
- 幸田露伴(こうだ ろはん)
- 吉川英治(よしかわ えいじ)
- 岩野泡鳴(いわの ほうめい)
- 正宗白鳥(まさむね はくちょう)
- 徳冨蘆花(とくとみ ろか)
- 直木三十五(なおき さんじゅうご)
- 夢野久作(ゆめの きゅうさく)
- 中里介山(なかざと かいざん)
- 三好達治(みよし たつじ)
- 新美南吉(にいみ なんきち)
- 小川未明(おがわ びめい)
- 山田美妙(やまだ びみょう)
- 草野心平(くさの しんぺい)
- 折口信夫(おりぐち しのぶ)
- 柳田國男(やなぎた くにお)
- 島田清次郎(しまだ せいじろう)
- 北村透谷(きたむら とうこく)
- ロシア
- レフ・トルストイ
- フョードル・ドストエフスキー
- ドイツ
- ヨハン・ヴォルフガング・フォン・ゲーテ
- フランス
- シャルル・ボードレール
- アルチュール・ランボー
- アメリカ
- アーネスト・ヘミングウェイ
- フランシスコ・スコット・フィッツジェラルド
- エドガー・アラン・ポー
- ハワード・フィリップス・ラヴクラフト
- イギリス
- コナン・ドイル
- ルイス・キャロル
- 帝國図書館職員
- 館長
- ネコ
- アカ
- アオ
- ファウスト
- 敵キャラクター
- 侵蝕者
- メフィストフェレス
- 『文豪とアルケミスト』のアイテム
- 衣装(いしょう)
- 装像(そうじょう)
- 煌装像
- 召装石(しょうそうせき)
- 洋墨(インク)
- 手紙
- 開花素材
- 文魂(ふみたま)
- 想魂(おもいだま)
- 語魂(かたりだま)
- 魂ノ歯車(たましいのはぐるま)
- 文ノ華(ふみのはな)
- 想ノ華(おもいのはな)
- 語ノ華(かたりのはな)
- 有装書(ゆうそうしょ)
- 有魂書(ゆうこんしょ)
- 覚醒ノ指輪(かくせいのゆびわ)
- 調速機(ちょうそくき)
- 金貨
- 内装許可書
- 霊薬(れいやく)
- ネコの手
- 『文豪とアルケミスト』の用語
- アルケミスト/特務司書(とくむししょ)
- 国定図書館(こくていとしょかん)
- 帝国図書館(ていこくとしょかん)
- 文豪
- 文士(ぶんし)
- 助手
- 政府
- 結社
- 武器
- 属性
- 文豪レベル
- 衣装レベル
- 侵食(しんしょく)
- 精神
- 筆殺奥義(ひっさつおうぎ)
- 降臨
- 双筆神髄(そうひつしんずい)
- 初期文豪
- 海外文豪
- 刃文豪(やいばぶんごう)
- 弓文豪(ゆみぶんごう)
- 銃文豪(じゅうぶんごう)
- 鞭文豪(むちぶんごう)
- 『文豪とアルケミスト』の名言・名セリフ/名シーン・名場面
- 芥川龍之介「人生は死に至る戦いだってこと、忘れてはいけないよ」
- 太宰治「あぁ、芥川先生が俺の作品を読んでみたいって仰ってたんだよ!まさかまさかこれは……脈アリってやつ!?」
- 井伏鱒二「小説の主人公なんていうのは中途半端でいいんだ。そのほうがリアルで面白いだろ?」
- 『文豪とアルケミスト』の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話
- 作中背景に描かれている原稿には実在する小説の一節を記載
- 一度廃止された食堂回想
- 音楽担当の坂本英城の妻はDMM GAMES作品のファン
- 『文豪とアルケミスト』の主題歌・挿入歌
- テーマソング:坂本英城「文豪とアルケミスト」