斉木楠雄のΨ難(斉Ψ)のネタバレ解説・考察まとめ

『斉木楠雄のΨ難』とは、麻生周一の漫画作品。『週刊少年ジャンプ』2018年13号で最終回を迎えた。2016年にアニメ第一期を放送。朝番組「おはスタ」の中と、深夜枠二つで放送。2017年には実写映画化。2018年に第二期が放送。主人公の斉木楠雄は超能力者であった。楠雄はごく普通の平凡な日常を望むが、楠雄の周りには燃堂力や照橋心美などの個性豊かなキャラクター達が集まり、普通とは程遠い日常を過ごすことになる。

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楠雄の秘密を知っている人物

楠雄に超能力があることを知っているのは、アニメ第二期までの情報では、両親(國春・久留美)兄(空助)祖父母(熊五郎・久美)・鳥束・相卜・明智の八人。
両親と兄は家族であるため楠雄が生まれた時から知っており、祖父母夫婦はずっと知らずにいたが、泊まりに行った際に久留美たちから打ち明けられた。
鳥束は幽霊たちから楠雄が超能力者であることを知らされていた。
相卜に対しては始めは隠していたが、突如夢原に死相が現れそれを救う為に楠雄から相卜に正体を明かし、二人で協力して夢原を救った。
明智とは小学生の頃に友人であり、その時に楠雄が超能力の片鱗を見せてしまい明智はそれ以降ずっと楠雄が超能力者では無いのかと疑っていた。
楠雄は当初隠し通すつもりであったが、家に来た明智によって証拠を突きつけられ、過去改変を行おうとするが失敗し、仕方なく自ら秘密を打ち明けた。

甘いものに目が無い楠雄

基本的に生活の中で大きく顔色を変えたり、表情を動かす事が少ない楠雄。
そんな楠雄が大きく感情を出すのが、甘いものを食べた時である。
特に好物である珈琲ゼリーに目が無く、怒っていても珈琲ゼリーを貰えば一瞬で忘れ、面倒だと思うことを頼まれても珈琲ゼリーを与えれば二つ返事で承諾してしまう程である。
特に気に入っているのが喫茶店「魔美」の珈琲ゼリーで、一人でよく通っている。
あまり人間的な側面がない楠雄の、人間らしさを垣間見ることが出来る。

実は友人想いである楠雄

目立つことなく普通の生活がしたいと思っている楠雄。
それなのに楠雄の周りには個性が豊か過ぎる同級生達が沢山いて、その中心に居る楠雄もまた変人の一人という扱いを受けがち。
始めは同級生達にもどこか冷ややかに、一歩距離を取って接していた楠雄であるが、長く時間を過ごしている間に、楠雄の態度にも変化が見られるようになる。
同級生達が危険な目に合う予知を見れば超能力を用いて庇い、周りの人間の心を読み誰かが人災に遭うのが目に見えていればそれを排除する。
本人達は気づいていないが、楠雄がずっと彼らの生活を守っているのである。
人の心が読めるため、あまりにも居た堪れない立場に立たされた同級生を庇うこともある。
心美のような努力家の人間に対しては特に甘さが見え、心美が寝不足で倒れるのを予期して救ったり、燃堂が心美に選んだあられもない服を着ないようにこっそり交換したり、写真部からでっち上げのスクープを撮られない様に守ったりもした。
一人ではどうにも出来ない時は、両親・相卜・鳥束などに協力を頼む事もある。

二人のヒロイン

本作の中で、心美と相卜の二人が本心から楠雄の事を好いている。
心美は始めは楠雄に全く興味が無かったものの、楠雄が自分に対して興味を示さない事を気にし始める。
何故楠雄は「おっふ」しないのか、隠しているだけなのか、と疑問に思いながら何度も楠雄に話しかけるが、心美が望む反応を楠雄がすることはなかった。
それからどんどん楠雄の事が気になってしまい、気づいたら楠雄の事を考える事が多くなり、本人もこれは恋だと自覚し始めた。
しかし、そんな心の内も楠雄には全て筒抜けであり、楠雄は世界中の人間から好かれる存在である心美から片想いされるのは自分が望む「普通」では無いとし、なんとか心美に諦めてもらおうと策を練った。
楠雄にとって他人は人体模型のように見えており、女神と称えられている心美も例外ではないのである。
しかも心美の狡猾な心の声を聞いているため、女神として純粋に好く事は難しかった。
だが心美と長く接するうちに、心美は裏で努力をする天才でもあり、自分の美貌をよく知り人身掌握術にも長けているのだと知る。
心美の立ち回りの上手さには楠雄も感心し、次第に心美に対して信頼感のようなものまで生まれていく。
楠雄は心美に好かれるのを良しとは思わずも、心美がピンチになる(又はなりそうになる)と影で助けるヒーローのようになって行き、心美も楠雄が超能力者である事は知らないもののどこかで楠雄が自分のために何かしてくれているのを察している所がある。
そんな関係が気づき始めた頃、転校生の相卜が登場する。

相卜は作中で楠雄に続く二人目の超能力者で、相手のオーラを見たり、正格な占いをする事が出来る人物である。
相卜は占いから自分の運命の相手がPK学園にいるとし、自分の運命の相手をオーラを見て探した。
しかし何故か突然オーラを見る事ができなくなる。それは巨大なオーラを持った楠雄が近くに居るせいで、他のオーラを消してしまっていたのであった。
楠雄はその事を察されないよう注意を払うが、突如夢原に死相が現れ校舎の屋上から落下してしまったため、秘密がバレるのを覚悟し相卜の前で超能力を使って夢原を助けた。
突然何処からともなく現れた楠雄が落下した夢原を救ったのを見た相卜は驚愕し、楠雄から秘密を打ち明けられ、二人で夢原を死相から救った。
このことから相卜は自分の運命の相手が楠雄であったと確信し、以降楠雄に好意を寄せるようになる。
そして心美と相卜はお互いをライバルだと認識し始め、心美は楠雄のタイプはギャルだと思いこみ、逆に相卜は楠雄のタイプは清楚だと思い込んだ。
翌日、心美はギャルになって登校し、相卜は清楚な格好で登校するも、楠雄は二人の姿がいつもと違う事に違和感を覚える。
そして自らの好みのタイプを「自分のスタイルを曲げない芯のある人」としたため、二人は直ぐに元の姿に戻った。
こうして楠雄は、楠雄に強い好意を寄せ努力を怠らない女神心美と、楠雄と秘密を分かち合い楠雄の手伝いが出来る相卜という二人のヒロインに挟まれた。
アニメ第二期エンディングでは、相卜と心美がそれぞれ楠雄にアプローチするソロパートがあり、ダブルヒロインに挟まれる楠雄という図になっている。

金髪のギャルになった心美。

黒髪ロングの清楚系になった相卜。

「おっふ」

本作の中で、代表的なセリフの一つ。
主に心美の美しさや愛らしさに心を打たれた時の感嘆符として使われ、殆どの男性(たまに女性も)は心美の姿を見るとその麗しさに「おっふ」という言葉を漏らしてしまう。
心美の美しさに「おっふ」と言ってしまう事を、「おっふする」「おふる」と言う。
楠雄は心美の美貌に対しておっふしたことはない。
しかし心美が楠雄の好みのタイプが「自分のスタイルを曲げない芯のある人」と知り、それは絶対自分の事だと心の中で確信した際に、その心の声を聞いていた楠雄が思わず「おっふ」と声を漏らしたことがある。
この反応に関しては、ポジティブ過ぎた心美に対するツッコミとする感想と、ただのツッコミではなく特別な意味があるのではないか考える人がいる。
楠雄意外では他人に興味が無い空助もおっふしたことがなく、心美と空助が始めて会った時に空助が心美の本性を見抜き罵倒したため、あまり仲は良くない模様。
灰呂は人柄から心美におっふしないが、心美に関心がないということではない。
一度喋ると誰も聞き取れない程の早さでセリフを喋る明智も、心美の前では「おっふ」し、その時だけは無力化する。

『斉木楠雄のΨ難』の主題歌・挿入歌

一期オープニングテーマ

花江夏樹:「青春は残酷じゃない」

作詞・作曲:金子麻友美
編曲:佐藤清喜
歌:花江夏樹

でんぱ組.inc:「最Ψ最好調!」

2gakituki
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