超能力者の日常は災難まみれ!?【斉木楠雄のΨ難】
人間一度くらいは超能力者に憧れを抱いたことがあるのではないか?
「不可能を可能にする」「楽して生きられる」夢のような能力だ。しかし、それは凡人であるが故の想像に過ぎなかった事に気づかされるだろう。そんな甘い考えをバッサリ切り捨ててギャグに昇華してしまうのが、今回ご紹介するこの漫画である。
主人公:斉木 楠雄(さいき くすお)
両親は普通の人間だが、超能力者として生を受ける。
『超能力者なんて最高じゃないか!人生ベリーイージーモードじゃないか!』
と思う方もいるかもしれないが、実際にはその能力のせいで幼い頃から災難に見舞われている。
目立つことを嫌う彼は超能力者であることを知られないように生活しているが
学校で個性の強すぎる人間との交流が増えてからというもの
災難の頻度と濃度に拍車が掛かっている。
超能力者であるが故の苦悩
聞きたくなくても自然に周りの声が聞こえてしまう斉木。
相手の考えが分かる便利さがあると同時に
相手の知りたくなかった本性が剥き出しになって伝わってきたり、
せっかくのドキドキイベントがパアになったりと
比較的デメリットの方が大きい。
また、広範囲の人間の声が聞こえてくるため一人で静かに過ごす事も困難である。
その力を周りにひけらかさないのにはしっかりとした理由がある。
超能力者の宿命には同情するが、報復の度合いには少々疑問を感じざるを得ない。
また、斉木少年の報復によってどこの国が消し飛んだのかは不明。
家庭環境
両親を含む3人で生活している。
父と母は斉木が超能力者であることを知っている数少ない人物でもある。
両親の仲は極めて良く結婚してから20年近くたつものの
新婚ホヤホヤの状態が続いており
息子である楠雄にも愛情を持って接している。
そんな良親も主人公に災難を撒き散らす
何かあるとすぐ息子の超能力に頼ってくる父。
それゆえに日頃から残念さが目立ってしまうが根はいい人である。
妻と子の為なら上司の靴も喜んで舐めてしまう。
斉木の母。
優しい性格で斉木の成長を温かく見守っている。
人格的には問題ないのだが、度を越えた天然っぷりで犯罪の餌食となることも。
超能力者を翻弄するクラスメート達
超能力を上回る個性で災難を引き起こすキャラクターはたくさんいるが
多すぎて焦点が定まらないため、その中でも特にひどい「燃堂」という男をピックアップしてみた。
頭があまりよろしくない熱堂。学力は学年最下位である。
なぜ彼が超能力者を翻弄するのか?
それは潜在能力に理由があるのかもしれない。
全く何も考えずに行動しているため、斉木がテレパシーで常時思考を読めない唯一の人物。
粗暴でいい加減な言動と行動が目立つが、その一方で義理人情に厚く、
自分よりも相手のことを第一に思いやり弱いものを気遣う心優しい性格でもある。
喧嘩は強くないが、常人の域を遥かに凌駕した身体機能を持ち、
母親が仕事で不在が多いため料理も得意としている。
出典: ja.wikipedia.org
全く何も考えずに行動して生きているなんて、ちょっと羨ましい気もする。
いや、「熱堂になりたい」という意味ではないのだけども。
斉木の苦労は計り知れない。
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