斉木楠雄のΨ難(斉Ψ)のネタバレ解説・考察まとめ

『斉木楠雄のΨ難』は、「麻生周一」の漫画作品。「週刊少年ジャンプ」2018年13号で最終回を迎えた。2016年にアニメ第一期を放送。朝番組「おはスタ」の中と、深夜枠二つで放送。2017年には実写映画化。2018年に第二期が放送。主人公「斉木楠雄(さいきくすお)」は超能力者であった。楠雄はごく普通の平凡な日常を望むが、楠雄の周りには「燃堂力」や「照橋心美」などの個性豊かなキャラクター達が集まり、普通とは程遠い日常を過ごすことになる。

中二病ノート(仮)

海藤が日々の中二病な妄想を書き留めたノート。
自室に保管している。

おっふ

心美に出会った男性(たまに女性)が、心美の美しさに思わずあげてしまう奇声。
「おっふ」という言葉を言う事を「おふる」。
「おっふ」という言葉を言わないという意味を「おふらない」という。

並行世界

起こりえたかもしれない可能性の世界。パラレルワールド。
楠雄が過去にタイムリープした際にバタフライ効果で未来が変わってしまい平行世界が生まれることもある。

『斉木楠雄のΨ難』の名言・名セリフ/名シーン・名場面

楠雄の成長過程

ごく普通の両親を持ちながらも超能力者として生を受けた斉木楠雄は、生後まもなくテレパシーで両親と会話を始め、ハイハイもそこそこに空中歩行を開始。
テレポートなどを駆使して一升瓶のみりん7本を調達し、初めてのおつかいを完遂するなどの目覚しい成長っぷりを見せつける。
父の顔を念写した用紙をプレゼントするなど、楠雄少年は超能力者としての才能をフル活用していた。

入園時は、園児にとって絶対的なルールとされた「ジャンケン」で確固たる地位を築き上げ、遊具や給食のデザートを欲しいままにする。
それを見かねた教員は自ら楠雄少年にジャンケンを挑み、戦利品の分配を説得するも、超能力者である楠雄少年を前に惨敗し、精神を病んだ末に退職に追い込まれたという。

それから程なくして、4歳の楠雄少年は某国の秘密機関に目をつけられ、追われるようなる。
結果的に超能力を駆使し、秘密機関のあった国ごと消し去った楠雄少年だが、以降、自身の正体がバレないように、他人とは極力接点を持たないようにしてきた。

目立つのを避ける為に人との接点を持たないように生活してきた楠雄だが、高校2年頃から彼の周囲には燃堂を始めとする個性的なクラスメイト達が集まるようになる。
しかも破天荒で個性が豊か過ぎる彼らの前には万能であるはずの超能力が万能たりえず、「静かで平和な日常を送りたい」という楠雄の願いとは裏腹に、彼の災難遭遇確率は日に日に高くなっていくのだった。

楠雄に出来る事と出来ないこと

楠雄は透視・テレポート・予知・マインドコントロール・タイムリープなど、凡その超能力を使用することが出来る。
その気になれば世界の構造を変える事も可能で、自分のピンク色の髪に違和感を持たれない為に、色彩豊かな髪の毛の人間が当たり前にいる世界へ変えた。
しかしそんな万能な楠雄にも出来ない事は存在する。
例えば、何も考えて居ない燃堂の思考は読むことができない。
そのため燃堂が突然後ろから現れても気づけなかったり、楠雄でも対処に悩むシーンが多い。
逆に燃堂意外の他人の思考が読めてしまうため、誰でも知っている人気の漫画や小説は他人からネタバレを受けてしまい楽しむ事が出来ない。
制御装置がなければ自分の超能力を制御が出来なくなり、ちょっと腕を動かしただけで超人的なパワーを発揮してしまったりなど、超能力があるからこその難も多い。
普通の人間たちが当たり前にする勉強や運動などの努力はあまりすることはないが、自分の超能力を使わないための努力が必要となる。
幽霊を見ることも出来ず、幽霊を見る場合は鳥束の協力が必要となる。
しかし幽霊は見えなくても幽体離脱や憑依はする事が出来る。
タイムリープで過去を変えた場合は、ちょっとした事から本来の未来と違う平行世界を生んでしまい、万能な楠雄でも何度もやり直しをする大変な作業になってしまう事が多い。
また瞬間移動や復元能力は回数制限やインターバルが必要になり、その制限により楠雄が苦労を負うなどの話もある。

楠雄の秘密を知っている人物

楠雄に超能力があることを知っているのは、アニメ第二期までの情報では、両親(國春・久留美)兄(空助)祖父母(熊五郎・久美)・鳥束・相卜・明智の八人。
両親と兄は家族であるため楠雄が生まれた時から知っており、祖父母夫婦はずっと知らずにいたが、泊まりに行った際に久留美たちから打ち明けられた。
鳥束は幽霊たちから楠雄が超能力者であることを知らされていた。
相卜に対しては始めは隠していたが、突如夢原に死相が現れそれを救う為に楠雄から相卜に正体を明かし、二人で協力して夢原を救った。
明智とは小学生の頃に友人であり、その時に楠雄が超能力の片鱗を見せてしまい明智はそれ以降ずっと楠雄が超能力者では無いのかと疑っていた。
楠雄は当初隠し通すつもりであったが、家に来た明智によって証拠を突きつけられ、過去改変を行おうとするが失敗し、仕方なく自ら秘密を打ち明けた。

甘いものに目が無い楠雄

基本的に生活の中で大きく顔色を変えたり、表情を動かす事が少ない楠雄。
そんな楠雄が大きく感情を出すのが、甘いものを食べた時である。
特に好物である珈琲ゼリーに目が無く、怒っていても珈琲ゼリーを貰えば一瞬で忘れ、面倒だと思うことを頼まれても珈琲ゼリーを与えれば二つ返事で承諾してしまう程である。
特に気に入っているのが喫茶店「魔美」の珈琲ゼリーで、一人でよく通っている。
あまり人間的な側面がない楠雄の、人間らしさを垣間見ることが出来る。

実は友人想いである楠雄

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