ハリー・ポッターと死の秘宝(映画)のネタバレ解説・考察まとめ

『ハリー・ポッターと死の秘宝』とは、イギリスを舞台に魔法使いの少年・ハリーが闇の魔法使い・ヴォルデモートと立ち向かうファンタジー映画。ホグワーツに戻らず、分霊箱を探す旅に出かけたハリー、ロン、ハーマイオニー。数少ない手がかりを探しながら、困難な旅を続けていく。そんな中ホグワーツにヴォルデモートが現れ、戦闘が始まる。多くの仲間が死んでいく中、ついにハリーはヴォルデモートと対峙することになる。J・K・ローリングの小説が原作のシリーズ。第七弾。

アステリアという女性と結婚。子供が一人生まれる。ハリーの次男と同じ歳であり、キングクロス駅でハリーと出会った時、会釈をする描写も見られた。

ルーナ・ラブグッド(演:イヴァナ・リンチ / 吹替え:三村ゆうな)

有名な魔法生物学者となる。世界を飛び回り、その後ロルフという男性と結婚。双子を産んでいる。

『ハリー・ポッターと死の秘宝』の用語

死の秘宝の伝説

死の秘宝のマーク。三角が透明マント、丸が蘇りの石、真ん中の棒がニワトコの杖を表している。

魔法界のおとぎ話「吟遊詩人ビートルの物語」に出てくる三つの道具。全ての秘宝を集めた者は死に打ち勝つことができると言われている。物語には、ニワトコの杖、蘇りの石、透明マントが出てくるが、透明マントを手にした者以外は死によって命を奪われている。

ニワトコの杖

死の杖や、宿命の杖と言われるほど強力な杖。ニワトコの木でできていることから、その名が付いている。全ての杖に忠誠心があると言われ、杖を何らかの形で勝ち取ることでその忠誠心を強く抱かせることが可能だが、この杖の場合は忠誠心は杖を勝ち取った者に完全に移動することになる。そのため、忠誠心のある方が真の所有者となり、それ以外が使用しても、呪文の威力が弱くなる。最強の杖と言われているが、能力は使用者の魔力を増大させるのみである。
今作では忠誠心がダンブルドアからマルフォイへ。マルフォイからハリーへ移動している。今作の終盤でこれ以上の争いを防ぐためハリーが自らの手で折り、捨てている。

蘇りの石

ダンブルドアの遺品としてハリーが渡されたスニッチの中に、蘇りの石が隠されていた。

使うことで死者が現れ、会話が可能となる石。死者は生き返る訳ではなく、ただ幽霊のように現れるのみである。元はマールヴォロ・ゴーントの指輪にはめられていたが、指輪が分霊箱であったためダンブルドアが破壊後スニッチに隠し、ダンブルドアの死後ハリーの元に渡った。今作の終盤、ハリーが死を決意した際に使用し両親とルーピン、シリウスと再会している。また石は森に落としていったため、その後はどこにあるかわからない。

透明マント

纏うことで姿を消すマント。魔法界にはいくつかの透明マントが存在するが、本物の透明マントは一つだけである。時間が経つとで効力が消えてしまう物と違い、本物の透明マントは永久に効力が持続する。本物の透明マントはハリーの父、ジェームズが元々持っていた物で、ジェームズの死後ハリーに渡っている。今作で初めて、ハリーは持っていた透明マントが死の秘宝の一つだと知る。

七つの分霊箱

ヴォルデモートが作り出した分霊箱。自身の魂を分割し、物に隠すことで肉体が攻撃されても魂をこの世に繋ぎとめておくことができる。作るためには他者の殺害が条件となるため、最も邪悪な発明と言われている。分霊箱の中には身に着けた者の不快な感情を増幅させる力を持っているものがある。ヴォルデモートはこれを破壊されないよう、罠を張り隠すなどの方法で守っている。魔法などで破壊することは困難で、自己修復ができないよう一撃必殺のような方法でしか破壊はできない。物質や生物など、決まりは定められていないため、何でも分霊箱にすることができる。

トム・リドルの日記

学生時代のヴォルデモートが愛用していた日記。第二シリーズ「秘密の部屋」で登場しハリーの手によって破壊されている。この時は治療不可能な猛毒を持つバジリスクの牙で刺したため、破壊に成功した。

マールヴォロ・ゴーントの指輪

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