コードギアス 反逆のルルーシュR2（アニメ）のネタバレ解説・考察まとめ

エリア11に位置するアッシュフォード学園のブリタニア人生徒。
その正体はブリタニア帝国の元第11皇子にして、母国に反旗を翻す仮面のテロリスト・ゼロ。
たぐいまれなる頭脳とギアスの能力を駆使し、「学生」と「テロリスト」の2重生活を続けている。

ブリタニアに敵対する理由としては「ブリタニア帝国と皇族への恨み」「母が暗殺された原因を突き止めるため」「自身の復讐」などがあるが、行動原理の根本には最愛の妹・ナナリーの存在と、彼女が望む「優しい世界」を作り上げることにある。

前期『コードギアス反逆のルルーシュ』では、ブラックリベリオン（エリア11における最終決戦）でV.V.（ブイツー）に攫われたナナリーを取り戻す為に戦場を離脱。枢木スザクにゼロの正体を暴かれ、拘束された結果、黒の騎士団は壊滅状態に陥れられてしまう。

不老不死の少女「C.C.（シーツー）」

ルルーシュにギアスを与えた謎の少女。
自身の願いを叶えるため、世界に変革をもたらそうとするルルーシュの「共犯者」となり行動を共にする。

威圧的で飄々とした態度が目立つ一方、気品を感じさせる言動を取るなど、掴みどころのない性格。
彼女もかつてはギアス保持者であったが、その能力が最高潮になった結果、「コードユーザー」と呼ばれる不老不死の存在になってしまった。

ブリタニア皇帝直属の騎士「枢木スザク（くるるぎすざく）」

日本国最後の首相の息子でありながら、「世界を内側から変える」為にブリタニア軍に属する日本人。
壁を走ってマシンガンを避けるなど、身体能力がずば抜けて高く、生身でも圧倒的な戦力を誇る。

ルルーシュの幼少期からの親友であったが、ブラックリベリオンの際に仮面のテロリスト・ゼロの正体がルルーシュである事を見抜く。ゼロに恋人を殺されていたスザクは、彼をブリタニア皇帝の前に引きずり出し、その褒美として皇帝直轄の騎士「ナイトオブラウンズ」にまでのし上がるのだった。

黒の騎士団エースパイロット「紅月カレン（こうづきかれん）」

名家・シュタットフェルト家の箱入り娘で、アッシュフォード学園に通うブリタニア人生徒、というのが表向きの顔。実はブリタニア人と日本人のハーフであり、心の内に日本人の誇りを秘めている。
黒の騎士団結成以前から反帝国組織の一員としてテロ活動を行っていたが、ブリタニアを打倒せんとする仮面のテロリスト・ゼロの思想に共感し、後に彼の右腕となった。

ゼロの正体を知る数少ない人間のひとりでありながら、当初はその事実に混乱し、受け入れられずにいた。
しかしあくまでもゼロの側近として、ルルーシュとテロ活動を続行する。

ルルーシュの偽の弟「ロロ・ランペルージ」

本作において忽然と姿を消したルルーシュの妹・ナナリーとすり替わるように現れた、「存在しないはずの弟」。

実は、記憶を失ったルルーシュの監視役として派遣されたブリタニア側の人間なのだが、逆にルルーシュの巧みな人心掌握術にハマり、彼を兄として慕っていくようになる。

ルルーシュの妹「ナナリー・ヴィ・ブリタニア」

アシュフォード学園中等部の生徒「ナナリー・ランペルージ」だった少女。

V.V.に攫われた後、皇族権を復活させ、エリア11の新総督となる。
ルルーシュのギアス暴走によって死亡した前総督の悲願を引き継ぎ、イレヴンが日本人としてブリタニア人と公平に暮らせる「行政特区日本」の政策を打ち出し、仮面のテロリスト・ゼロの前に立ちふさがる。

なお、ゼロの正体が実の兄である事を、彼女は知らない。

ブリタニア皇帝「シャルル・ジ・ブリタニア」

ルルーシュの実父にして、ブリタニア帝国を最強武装国家に導いた第98代皇帝。
座右の銘は「弱肉強食」。強さこそが絶対的な正しさであるとし、実子に対しても情け容赦ない制裁を加えていく。

実はギアス保持者であり、その能力を持ってルルーシュ含むアッシュフォード学園の人間全員に「記憶改竄・削除」を施す。

シャルルの兄で不老不死の少年「V.V.（ブイツー）」

少年の外見をしているが、その実皇帝シャルルの双子の兄にして初老の男。
彼もまたC.C.と同じくコードユーザーであり、不老不死の肉体を持っている。

生者と死者の一体世界を実現する「ラグナレクの接続」を目論む。
スザクにギアスの存在を教え、ナナリーを連れ去った張本人。

ブリタニア帝国第2皇子「シュナイゼル・エル・ブリタニア」