ひぐらしのなく頃にのネタバレ解説・考察まとめ
『ひぐらしのなく頃に』とは、竜騎士07原作のアニメ作品。原作はビジュアルノベルで、2006年から断続的にアニメ化された。小説や実写映画なども制作され、2000年代後半から2010年代前半を代表する人気作品となった。
雛見沢村に引っ越してきた少年前原圭一は、同じ学校に通う部活仲間の竜宮レナや園崎魅音らと平和に暮らしていた。しかしある時フリーカメラマンの富竹ジロウという人物から、過去に村で起きた殺人事件の話を聞く。事件のことを調べ始めた圭一の周囲で不穏な事態が相次ぎ、凄惨な惨劇が繰り返されていく。
園崎魅音(ひぐらしのなく頃に)の徹底解説・考察まとめ - RENOTE [リノート]
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園崎魅音(そのざきみおん)とは、『ひぐらしのなく頃に』の登場人物で、姐御肌のムードメーカーであり、通っている学校では委員長を務めている。勝気かつ男勝りでやや強引な性格で、一人称に「おじさん」を使うことが多い。趣味で集めているゲームを、皆で遊ぶ事を主旨とする「部活」の部長をつとめる。毎日放課後に部活を開き、持ち前の明るさでメンバー達を盛り上げている。転校してきた前原圭一に好意を抱いており、親友である竜宮レナとは親友であり良きライバルでもある。雛見沢村で権力を誇る御三家の園崎家の次期頭首の顔も持つ。
園崎詩音(そのざき しおん)
CV:雪野五月
魅音の双子の妹。本家とは離れた興宮に住んでおり、さらに全寮制のミッション系に学校に通わされている。が、後に学園から脱走した。魅音とは対照的に女の子らしい口調をしている。一見、おしとやかな性格に見えるも、その実かなりの行動派。自分一人でなんとかできる実力があることと、感情的になりやすいことから惨劇を引き起こしたことがある。頭に血がのぼると手がつけられないため、かなり厄介。
沙都子の兄・悟史の失踪前、沙都子のことを任されていた。沙都子に対し憎む気持ちがあったものの、いくつかの世界を経て沙都子を実の妹のように可愛がっている。
本来は「魅音」として生活するはずだったが、詩音のフリをしていた日が頭首としての証をつける日だったため、詩音として生活せざるを得なくなった。そのことに関し、魅音に少なからず恨む気持ちを抱いている。しかし次期頭首としての役割を押し付けてしまったという負い目も感じている。
園崎詩音(ひぐらしのなく頃に)の徹底解説・考察まとめ - RENOTE [リノート]
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園崎詩音(そのざき しおん)とは、『ひぐらしのなく頃に』の登場人物で、同作ヒロインの一人園崎魅音の双子の妹。物語の舞台である雛見沢村に隣接する興宮で両親と暮らし、全寮制の学校に通っているがサボりがちで、「エンジェルモート」という店でウェイトレスのアルバイトをしている。魅音とは瓜二つで、服や髪型をそろえると見分けがつかないほど。勝気かつ男勝りでやや強引な性格の魅音とは正反対に、女の子らしさを前面に出している。北条悟史に想いを寄せているが、魅音が好意を抱く前原圭一の事も気になっている。
北条沙都子(ほうじょう さとこ)
CV:かないみか
生意気な性格で負けず嫌い。よくトラップを仕掛けるため、無茶苦茶な性格に見えるが、実は一番の常識人。「ですわ」などお嬢様口調で話すが、間違いが多い。これらは構って欲しいという気持ちと、独立したいという気持ちの表れである。巧みなトラップを仕掛け、本気を出すと特殊訓練を受けた大人でも逃げられない。そのトラップの腕からつけられた二つ名は「トラップマスター」。裏山には彼女が仕掛けたトラップが溢れており、彼女が先導しない限り通り抜けることはできない。
ダム反対派の娘であることから、村八分にあっている。叔母に虐待されていた際、兄である悟史に甘えすぎたことを後悔しており、悟史失踪後は自身が強くなるという決意をしている。しかしそのせいで誰にも助けを求めず一人で抱え込むようになり、それが惨劇を引き起こしたこともある。
母親が離婚と再婚を繰り返したことによるストレスから、雛見沢症候群を発症した過去がある。
北条沙都子(ひぐらしのなく頃に)の徹底解説・考察まとめ - RENOTE [リノート]
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北条沙都子(ほうじょう さとこ)とは、『ひぐらしのなく頃に』の登場人物でトラップの名手であり、様々なトラップを自在かつ効果的に駆使する女子小学生である。生意気な性格で年上である前原圭一に、事あるごとにちょっかいをかけたり、憎まれ口を叩いたりしている。古手家の一人娘である古手梨花と親友で、互いに両親を亡くした者同士、寝食を共にする仲である。沙都子の兄である北条悟史を強く慕っており、兄のやっていた野球では、圭一が事前交渉で投げさせたスローボールを見事に打ち取った。活発で運動神経は大変良好である。
古手梨花(ふるで りか)
CV:田村ゆかり
子猫のような可愛さで周りを和ませる少女。しかし実は狡猾な性格をしている。部活メンバーからは猫というより狸と言われている。村人からは「オヤシロ様の生まれ変わり」と言われ、巫女役を務めている。雛見沢で権力を持つ御三家の一つ、古手家最後の生き残り。両親は亡くなっており、沙都子と二人で住んでいる。沙都子を親友だと思っており、村中から冷たくされる沙都子を見るたび心を痛めている。綿流しの祭りの日に殺されることが決まっており、それを回避すべく何度も同じ時を巡っている。しかしそれも自分の運命だと達観してしまい、諦めているような節も見られる。
雛見沢症候群の女王感染者と呼ばれる立場にあり、彼女が死亡すると感染者が暴走し始めると言われている。そのため、定期的に診療所に通っては、雛見沢症候群治療薬開発のための研究材料となっている。
古手梨花(ひぐらしのなく頃に)の徹底解説・考察まとめ - RENOTE [リノート]
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古手梨花(ふるで りか)とは、『ひぐらしのなく頃に』の登場人物で、古手神社の一人娘。同学年の北条沙都子と同じ家で生活をしている。毎年6月に行われる「綿流し祭」では、巫女役を務めている。周囲をいつも和ませるが、時に年齢に似合わぬ冷静さも見せる不思議な雰囲気の女の子。自分のことを「ボク」と呼び、「み〜」「にぱ〜」などの口癖を持つ。村人からオヤシロ様の生まれ変わりであると崇められているが、実はオヤシロ様の正体は羽入という少女の見た目をした存在であり、梨花は羽入の姿を唯一目にする事のできる存在である。
『ひぐらしのなく頃に』の用語
雛見沢症候群
ストーリーの重要な要素となる架空の風土病。雛見沢独特の危険な風土病とされており、症状としては極度の疑心暗鬼、人間不信、妄想・異常行動などが挙げられる。これらの症状についての詳細は全8編中第7編『皆殺し編』まで秘匿にされていた。
『ひぐらしのなく頃に』の名言・名セリフ/名シーン・名場面
ひぐらしのなく頃にの名言・名セリフ/名シーン・名場面まとめ - RENOTE [リノート]
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『ひぐらしのなく頃に』とは、竜騎士07が考案した同人ゲームで、アニメ化や実写映画化など、多数のメディア展開がなされている。昭和の田舎を舞台としたミステリーで、残酷で切ない物語や惨劇に立ち向かう強さを描いたストーリーが世間では高く評価されている。意味深なセリフや、仲間との絆を感じさせるセリフが、人々の心に深く刻まれている。
惨劇回避の条件「仲間を信じること」
複雑に入り組んだ物語の中で、「仲間を信じること」が惨劇回避の大きな条件となっている。この物語で惨劇を引き起こしている原因の多くは「問題を一人で抱え込んだこと」である。悩みや家庭の問題を一人で抱え込み、結果雛見沢症候群を発症、惨劇を引き起こしていた。しかし物語が後半になるにつれ、それも少なくなっている。記憶はないものの、各編で学んだこと、後悔などが受け継がれ結果一人で抱え込まなくなっているからだ。そしてこの仲間を信じることは、物語最大の問題である雛見沢症候群に打ち勝つ唯一の方法である。「ひぐらしのなく頃に」の主題はまさにここにあると言える。悩みがあれば相談する、仲間を信じ打ち明ける。何度も行われる惨劇の中で、このことが強く実感できることこそ、ひぐらしのなく頃に最大の魅力である。
『ひぐらしのなく頃に』の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話
正答率1%と言われた超難解ミステリー
ひぐらしのなく頃には、4つの出題編と4つの解答編で成り立っている。出題編と解答編がそれぞれ対になっているのだ。元はノベルゲームだったこの作品は、発売当初「正答率1%」と言われていた。全ての編でそれぞれ主人公が変わるのだが、ほとんどの場合、雛見沢症候群にかかった状態で話が進行する。つまり主人公が疑心暗鬼になっているため、証言が必ず信用できるものではなくなるのだ。そのため出題編に出てきた要素を鵜呑みにできなくなり、一気に難しくなるのである。しかしこの困難な推理がアニメやゲームを進める最大の要素となっている。
『ひぐらしのなく頃に』の主題歌・挿入歌
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入江京介(いりえ きょうすけ)とは、『ひぐらしのなく頃に』の登場人物で、雛見沢村唯一の医療機関、入江診療所の所長である。 その口調や仕種から落ち着いた大人の印象を与え、基本的に真面目な性格。本業の医師のほか、少年野球チーム「雛見沢ファイターズ」の監督も務める。東京から雛見沢に引っ越してきた前原圭一たちからは親しみを込めて「監督」と呼ばれている。村のイベントにも積極的に関わり、村民からも年代問わず厚く信頼されているが、雛見沢の風土病である雛見沢症候群の研究者という裏の顔を持つ。
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目次 - Contents
- 『ひぐらしのなく頃に』の概要
- 世界ごとに主人公が変わる
- 物語の鍵となる「雛見沢症候群」
- 発生条件
- 『ひぐらしのなく頃に』のあらすじ・ストーリー
- アニメ第1期『ひぐらしのなく頃に』
- 鬼隠し編
- 綿流し編
- 祟殺し編
- 暇潰し編
- アニメ第2期『ひぐらしのなく頃に解』
- 目明し編
- 罪滅し編
- 皆殺し編
- 祭囃し編
- 『ひぐらしのなく頃に』の登場人物・キャラクター
- 前原圭一(まえばら けいいち)
- 竜宮レナ(りゅうぐう れな)
- 園崎魅音(そのざき みおん)
- 園崎詩音(そのざき しおん)
- 北条沙都子(ほうじょう さとこ)
- 古手梨花(ふるで りか)
- 『ひぐらしのなく頃に』の用語
- 雛見沢症候群
- 『ひぐらしのなく頃に』の名言・名セリフ/名シーン・名場面
- 惨劇回避の条件「仲間を信じること」
- 『ひぐらしのなく頃に』の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話
- 正答率1%と言われた超難解ミステリー
- 『ひぐらしのなく頃に』の主題歌・挿入歌
- 第1期
- OP(オープニング):島みやえい子『ひぐらしのなく頃に』
- ED(エンディング):片霧烈火『why, or why not』
- 第2期
- OP(オープニング):島みやえい子『奈落の花』
- ED(エンディング):anNina(Annabel×bermei.inazawa)『対象a』