前原圭一(ひぐらしのなく頃に)の徹底解説・考察まとめ
前原圭一(まえばら けいいち)とは、『ひぐらしのなく頃に』の登場人物で、シリーズ通しての主人公であり、昭和58年5月に東京から雛見沢に引っ越してきた中学2年生の少年である。直情的な熱血漢である反面、デリカシーがなく無神経だったり女心に鈍感なところがある。明るく気さくな性格であり、転校して来てすぐに同じクラスの竜宮レナ(りゅうぐう れな)や園崎魅音(そのざき みおん)といった複数の友人を作った。 都会にいた頃から学業に優れ、優秀な知力を持ち「口先の魔術師」と呼ばれる程非常に口が達者。
前原圭一のプロフィール・人物像
性別:男
年齢:14歳
誕生日:4月13日
血液型:O型
CV:保志総一朗
前原圭一(まえばら けいいち)とは、『ひぐらしのなく頃に』の登場人物で、シリーズ通しての主人公であり、昭和58年5月に東京から雛見沢に引っ越してきた中学2年生の少年である。
お調子者で熱血漢。行動力はあるが暴走し出すと考え足らずになりがちで、一度信じた価値観に短絡的になる部分もある。そういった行動が裏目に出たり、足元をすくわれる事もしばしばである。デリカシーにかける一面もあり、女性の気持ちには疎い。また、ふとしたことから色々な触れてはならない事に触れてしまう間の悪さも。
学校では、普通のカッターシャツと黒ズボンで、中に赤のシャツ。私服は、えんじ色のベストに黒のアンダーウェア、モスグリーンの半ズボンを着ている。背は原作では魅音より低く、やや小柄な印象を受けるデザインになっている。
見た目に似合わず勉強はよく出来、小さな村の学校では教わる側よりむしろ教える側に回る事も多い。それは受験生であり、自分より年上の魅音に対しても同様であった。 かつて、都会に居た頃は周囲を見下せる程の優等生だったらしいが、本人はそんな時間を灰色の日々と振り返っており、毎日に新たな刺激が待っている今の活き活きとした生活を、はるかに価値あるものと認識しているようである。
魅音が部長を務めているゲームをする部活に入部し、部活でのゲームスタイルは経験不足と読みの甘さを口先でカバーするタイプ。時折神がかり的な強運で沙都子のトラップを読み、一発逆転することもあるが、大抵は最後に罰が当たって盛大に自滅することが多い。
苦手なことは料理。家庭科も真面目に学んでいなかった為基本的なことすら理解しておらず、野菜炒めを作ろうとした時には家を焼きかけた。ただし、両親とデイキャンプに行くことが多いため、飯炊きだけは得意。しかし飯盒炊きだけで、炊飯器の扱い自体は知らなかった。その後の練習の結果、炊飯器の扱いと味噌汁を作るくらいは出来るようになった。
都会から越して来たことや、画家の父親がアトリエと将来的に自宅で個展を開く前提で大きな家を建てたことから、雛見沢の住民から前原家は「前原屋敷」と呼ばれ、大金持ちのように見られているが、居住区自体はそれほど広くはない。
前原圭一の装備・能力
雛見沢症候群
雛見沢村のみに蔓延する微生物が引き起こした、風土病。空気感染するため、病気が拡散しやすいのが特徴。現実に存在するウイルス性脳炎ともある程度の共通点はあるが、悪化すると麻薬中毒の禁断症状にも似た重度の精神的・肉体的な症状も出てくるため、非常に危険である。その段階に応じて、L1〜L5までランク付けされており、数字が大きいほど重症で、L5は末期症状となっている。L1〜L3程度なら大した自覚症状もないのだが、雛見沢のほぼ全体に感染が及んでいる。重症化すると、麻薬中毒の症状に似た重度の精神的・肉体的な症状も出てくる。首を血が出るまで掻きむしり、死んでしまうこともある。
「鬼隠し編」、「祟殺し編」で雛見沢症候群を発症し惨劇を起こしている。圭一は東京の人間なので雛見沢症候群は発症しないはずだが、過去に圭一が生まれる前に、圭一の父親が一度、雛見沢に来ていた。ここで父親に病原菌が入り、それが圭一に二次感染したため、彼は雛見沢症候群を発症することとなった。
バット
身内の葬式で三日ほど雛見沢を離れていた圭一は雛見沢に戻る。学校に通い部活動を通して、レナや魅音たちと仲良くなっていく。そんな中、圭一はみんなが何かを隠していることに気付く。この隠し事とは、過去に雛見沢で起きたダム事件と、毎年6月の綿流しの日に一人が死んで、一人が消えるという怪事件のことだった。なぜ自分にだけ教えてくれないのか、どんなことがあっても頑なに口を割ろうとしないクラスメイトに、圭一は苛立つと同時に「みんなが事件に関わっているのでは」という疑念に囚われる。こう考えた圭一は疑心暗鬼になり、家に篭ってしまう。ある日、レナと魅音が圭一の見舞いに来る。以前圭一にあげたおはぎの中身を圭一は当てられなかったため、その罰ゲームをしようと、レナは後ろから圭一を羽交い絞めにし、魅音はマジックペンで圭一に落書きしようとする。だが、疑心暗鬼によって雛見沢症候群を発症した圭一は魅音の手に持っていたペンが注射器に見え、死を直感した圭一は、金属バットで二人を撲殺する。
同じクラスで部活メンバーの北条沙都子(ほうじょう さとこ)が叔父の北条鉄平(ほうじょう てっぺい)と暮らし始め、虐待を受けていることを知る。学校の教師も、児童相談所も当てにならない状況の中、沙都子の精神状態は限界、そう悟った圭一は鉄平を殺害しようと決心する。鉄平を人気のない場所に誘い込んだ圭一は、金属バットで撲殺することに成功し、死体を隠蔽した。
口先の魔術師
口先の魔術師とは梨花の評。圭一は口先だけで物事を自分の思う方向に持っていく特技を持っている。その話術が買われ、村祭りではオークションの司会という大役に抜擢された事もある。
少年野球に参加した際は、相手のプロも注目する甲子園出場投手の亀田に対しては、園崎家からもたらされた情報をもとにこの話術を展開。スポーツマンとして小学生にも手を抜かず、全力で勝利を勝ち取るという亀田のポリシーをいとも簡単に翻させ、亀田の八百長による沙都子の逆転サヨナラホームランを見事におぜん立てした。
さらに声による演技にも長けており、梨花からは「将来、圭一は声優になるといいのです」と評されている。
前原圭一の来歴・活躍
過去に圭一が起こした児童連続襲撃事件
圭一は雛見沢に来る前に、複数の小児をモデルガンで狙った襲撃事件を起こしていた。狙ったうちの一人の少女が偶然目に被弾してしまったことから、罪の意識を持ち、両親にも打ち明けて出頭することになった。
圭一は雛見沢に引っ越してくる前は東京に住んでいた。東京では特進クラスで成績を伸ばしていた。雛見沢では年上の魅音にも勉強を教えていることから成績優秀であったことが分かる。特進クラスでの成績について周りも初めは特別扱いをしていた。しかし、徐々にその実力が当たり前のように見られるようになり、両親からはさらなる高みを目指すことを期待されていき、ストレスが溜まるようになってしまっていた。圭一はもともと勉強が得意な方ではなく、両親にその不満を打ち明けられるような性格ではなかったため、余計にストレスが溜まっていった。ストレス解消のために圭一はモデルガンを入手する。最初は部屋で撃つだけだったが、やってはいけないことに誘惑され、いつからか児童を狙うようになり、学業面からのストレスで事件を起こしたのだった。
雛見沢に来たきっかけ
圭一が起こした事件を受けて、一からやり直そうと考えた父親が分譲ツアーに参加。そこで古手梨花(ふるで りか)と羽入(はにゅう)に出会い、雛見沢のいいところを聞かされ、圭一の父親は移り住むことに決めたのである。
鬼隠し編
昭和58年、東京から圭一は雛見沢村へ引っ越してきた。その村の学校である雛見沢分校で圭一は、学級長の魅音、同じく茨城から引っ越してきたレナと、沙都子と梨花と親しくなっていく。個性的な仲間らと楽しく雛見沢村での生活を送る圭一。ある日、レナと一緒に宝探しに付き合うことになったが、着いた先はゴミ山(旧ダム工事現場)だった。レナにとっては宝の山らしく、ゴミ漁りを始める。 一人黄昏る圭一の元に、フリーのカメラマンである富竹ジロウ(とみたけ じろう)がやって来る。遠くでゴミを漁るレナに気付いた富竹は、「彼女はあんなところで何をしてるんだい?」と聞く。圭一は軽口で、「さあ、昔殺して埋めたバラバラ死体の確認でもしてるんじゃないですか」と、冗談で言ったつもりだったが、富竹は「いやな事件だったね。腕が一本、未だ見つかっていないんだろ」と、雛見沢で計画されたダム計画と、その最中に発生したバラバラ殺人事件の話を圭一に言い残し去って行った。事件について気になった圭一は、レナに事件について尋ねるが、冷たい声で「知らない」と言った後に、「レナ、去年までよそに住んでたの。だからね、それ以前のことはよく知らないの。ごめんね」といつもの話し方で言った。
翌日、宝物である人形を掘り出すレナを手伝いに、またゴミ山に向かう圭一。人形はかなりの深さに埋まっており「本気でやるんなら鉈かのこぎりが必要だな」と圭一が言うと「ちょっと待ってて」と、どこかへ行ってしまった。レナを待っている間、ゴミ山に落ちていた週刊誌を目にした圭一は、ダム現場でバラバラ殺人事件があった記事と、雛見沢村で毎年6月に催される綿流しの祭りの日に毎年1人殺される鬼隠しの噂を見つける。レナにこの事について聞いた時「知らない」といわれ、魅音に聞いても同じ答えをされていた圭一は、レナや魅音が鬼隠しについて何か隠し事をしていると疑い始める。
綿流しの祭りの日、圭一は富竹と雛見沢の診療所で看護師を務めている鷹野三四(たかの みよ)に出会い、ダム工事現場の殺人事件について詳しく聞くと、古手神社のご神体で村の守り神であるオヤシロ様の祟りだといわれている事を知る。
翌日、興宮の刑事である大石蔵人(おおいし くらうど)が雛見沢分校へ訪れ、圭一を呼び出す。昨晩、富竹が死んだ事、鷹野は行方不明だという事を聞かされ、魅音の実家である園崎家が、村人を支配するため反抗的な村人を見せしめに綿流しの祭りの日に殺害するという鬼隠しの噂を吹き込んだ。園崎家が鬼隠しに関与している、だから魅音も彼女の親友のレナも自分にはなにも教えてくれないと圭一は疑念と孤立感を深めていく。帰り道、圭一はレナに嘘や隠し事をしていないか問い詰め、逆に圭一は嘘や隠し事はないのかと、圭一に対して根掘り葉掘りその心の内を聞き出そうとする。レナを信用できない圭一は何もないと誤魔化すが、レナは「嘘だっ!」と狂ったように叫び、「圭一君に、内緒や隠しごとがあるように、レナたちにだってあるんだよ。」と言った。夜、自室にいると大石から電話がきて鬼隠しの話をする。その電話の最中、レナが圭一の部屋に遊びに来ていたが、圭一は気づかないまま電話を続け鬼隠しの話をしていた事をレナに知られてしまう。翌朝起きた圭一は、レナに会うのを恐れ風邪と称して休むことにした。心配したレナが圭一の家に行き、魅音が作ったというおはぎを渡す。おはぎの中身が何か当てる事を部活の宿題とし、レナが帰った後圭一がおはぎを口にすると激痛が走り、おはぎの中に針が入っていた。だが、これは疑心暗鬼になっていた圭一が見た幻覚だった。実際はおはぎを作る際に、魅音がただ作るだけでは面白くないと思い、タバスコを中に混ぜただけであった。雛見沢症候群の進行もあって疑心暗鬼に陥った圭一には、そのタバスコの刺激が針のような刺激に感じられ、昔見た漫画で食べ物の中に針が混入していた場面を思い出して「裁縫針が入っている」と勘違いしたのであった。「バラバラ殺人事件のことを調べていた自分は、魅音とレナに殺される」と考えるに至った圭一は、身の危険を感じて護身のため金属バットを肌身離さず持つようになる。
ある日、体調を崩してしまった圭一の元へレナと魅音がお見舞いに来る。レナと魅音は、おはぎの中身を当てれなかった罰ゲームをしようとする。レナは後ろから圭一を羽交い絞めにし、魅音は注射器を圭一に刺そうとする。だがこれも圭一の疑心暗鬼による妄想であり、魅音の注射器はマジックペンでシャツに「元気になぁれ」と落書きしようとしていただけだった。何も教えてくれないレナと魅音にどんどん疑心が強くなり、圭一は雛見沢症候群のL5を発症し、レナと魅音を金属バットで撲殺した。圭一は村ぐるみで自分は殺されると思い、事の経緯を書いた手紙を家の時計の裏に隠し、公衆電話に向かう。興宮署の大石に救いの電話をかけた圭一だが、雛見沢症候群の症状で首を掻きむしり、苦痛の声を上げながら力尽き死んでしまった。
綿流し編
圭一は魅音とレナに呼び出され、自転車で隣町の興宮へ向かう。魅音のバイト先のおもちゃ屋で、ゲーム大会にみんなで参加するためにやってきた。沙都子と梨花も合流し、大会に参加した。そして、ゲーム大会の賞品として圭一はフランス人形を貰ったのだが、自分はいらないためなんとなくレナにそれを渡す。その様子を魅音は羨ましそうに眺めるが、圭一は「人形なんて魅音には似合わないからな」と笑いながら魅音に言い、魅音は女扱いされずショックを受けたが、本心を隠し笑い飛ばした。帰り際、圭一が興宮のファミレス「エンジェルモート」に入ると、魅音がウエイトレスとして働いていた。彼女は「自分は魅音の双子の妹である詩音です」と圭一に言う。圭一はその言葉を信じずに、魅音だと思いつつ適当に彼女の話に付き合った。
翌日、圭一は雛見沢で魅音にファミレスでのバイトについて尋ねると、魅音もあれは妹の詩音だという。帰宅した圭一のもとに詩音が弁当を持ってやってきたので、圭一は彼女を魅音だと思いつつも彼女と楽しく語らう。後日、弁当箱を返しにエンジェルモートに行った圭一は、そこで不良に絡まれるも、詩音と園崎家に忠誠を誓う雛見沢村の住民たちが圭一を救ってくれた。興宮の街を仲良く歩く圭一と詩音で歩いていると、バッタリと魅音に出くわし、改めて圭一は「魅音には双子の妹の詩音がいる」ことを理解するのだった。
圭一が綿流しの祭りの準備を手伝っていると、魅音と詩音が圭一にお茶を持って現れた。そこへ富竹と鷹野、大石もやって来る。詩音は圭一に、「今年の綿流しでは何人死ぬのかな」と、意味ありげな言葉をかける。圭一を怖がらせたくないと魅音が去った後、鷹野は雛見沢の歴史と鬼隠しの噂を教え、鬼隠しは村人による殺人事件だと圭一に吹き込む。梨花の奉納演舞を見終わった後、境内を散策中の圭一と詩音は、祭具殿に侵入しようとする富竹と鷹野を見つけ、祭具殿の中を見ないかと誘われ、一緒に侵入してしまった。
翌日の放課後、詩音に呼び出されて興宮に行くと、偶然大石と出会い、詩音は「話は夜する」とその場を立ち去る。大石は圭一に園崎家が鬼隠しと称して村人の怪死事件に関わっていると話した夜、詩音から電話がかかってきて富竹と鷹野が死んだことを知らされる。祭具殿に侵入した者はオヤシロ様に祟られてしまうので、今年の鬼隠しの犠牲者は圭一ら4人の可能性があると詩音にいわれ、圭一はパニックに陥る。
翌日、学校では村長が行方不明になり、鬼隠しにあったと噂が広まっていた。圭一は梨花から「なにか悪いことはしなかったか」と問われ、祭具殿に忍び込んだことを打ち明ける。梨花は自分が守ってあげるから大丈夫だと告げた。その夜、再び詩音から電話がかかってきて「村長に祭具殿に侵入したことを打ち明けた。だから村長は殺された」と告げられた。侵入の事実を知れば殺されるなら梨花も危ないと圭一は思い、魅音とレナとともに梨花の家に向かう。圭一らが到着した時家に梨花はおらず、梨花と一緒に暮らしている沙都子もいなかった。
翌朝、学校へ向かう途中で圭一はレナからある推理を聞かされる。レナは梨花と沙都子の家で作りかけの夕食を見つけ、醤油が切れていることに気づいた。その事実から、梨花と沙都子は誰かに醤油を分けてもらおうと電話をかけたところ、その家の夕食に招かれたのではないかという推理だった。学校に着くと圭一は大石に呼び出され、村長が行方不明になった時刻について知る。詩音は村長に祭具殿に侵入したことを打ち明けたと言ったが、村長は帰宅するまでは誰にも会わなかったという事だった。だとすれば最後に会ったのは詩音ということになり、圭一は詩音が村長の行方不明事件に関与しているのではないかと疑い始める。さらに大石は詩音も失踪した事を話した。その夜、詩音を名乗る人物から圭一に電話がかかってくる。圭一は彼女に“村長といつ会ったか”を問い詰め、「詩音は失踪した。お前は誰なんだ」と尋ねると、電話口の人物は狂ったような笑い声をあげながら電話を切った。
翌日、圭一は学校でレナから「醤油分けます。園崎家」とある回覧板を見せられ、梨花と沙都子が醤油をもらいに行った先が園崎家であることが判明する。
園崎家へ真相を正しに圭一はレナと向かう。魅音は梨花、沙都子、村長の殺害を自供した。圭一は魅音に「2人きりになりたい」と言われ、連れて行かれた先は園崎家の地下牢だった。「詩音は生きている」と言われ、牢に閉じ込められている詩音のもとへ駆け寄る圭一だが、その背後から魅音に殴られ気絶してしまう。目覚めた圭一は魅音に自分が狂った理由は、圭一が人形を魅音にではなくレナにあげたからだと告げられた。そして「2度と私を追いかけるな」と言われ、圭一はスタンガンを押し付けられ再び気絶させられた。救出された圭一と詩音、その後圭一は雛見沢を離れた。
夜、自室で寝ている圭一のもとへ魅音がやってきて包丁で刺され、死んでしまった。
祟殺し編
父親の仕事の都合で両親は数日留守にする事になり、その間自分で食事を用意しなければならなくなった圭一。学校でそのことを昼食時に嘆くと、部活メンバーからは「あきらめて自炊しなさい」と促される。家に帰った圭一は、覚悟を決めて調理を開始し、炒め物を作るが油の量を多く入れすぎて、天井付近にまで炎が達してしまう。そこに梨花と沙都子が現れ急いで火を止める。沙都子の提案で、圭一を心配して様子を見に来てくれたのだ。仕方なく沙都子が夕飯を作る事になり、憎まれ口をを叩きながらも、どこか上機嫌な沙都子。梨花は「悟史がいた頃のよう」だと言う。そこで圭一は沙都子に北条悟史(ほうじょう さとし)という兄がいる事を知った。
ある日、入江診療所の医師であり、野球チームの監督をしている入江京介(いりえ きょうすけ)に圭一は沙都子が両親を亡くし、梨花と一緒に住んでいるが、最近沙都子の叔父である北条鉄平(ほうじょう てっぺい)が戻って来て、沙都子と一緒に住み始めた事を聞く。その後、風邪を長引かせて休んでいる沙都子が心配になった圭一は見舞いに行く事にする。すると、沙都子の家の前で入江の車が停車し、助手席から出てきたのは、ビールやつまみが入った重たい袋を持った沙都子だった。重い荷物を持って歩いていたところを、入江が通りかかり、車に乗せたのだった。よく見ると沙都子の体はあざだらけだった。沙都子は風邪で休んでいたのではなく、鉄平が仲間と麻雀をしている際の小間使いとして働かされ、大人数人分のビールや、つまみ等を買いに行かされていた。そして、叔父に暴力を含む虐待を受けていた。この状況を知り、当然圭一は怒り叔父のところに行こうとするが入江は圭一を止めた。両親が亡くなり、叔父夫婦の家に預けられた沙都子と悟史は、叔父夫婦から虐待を受けていた。妹をかばい、虐待を一身に受けていたのが悟史。その悟史が家出し、自分が兄に甘えていたから兄が家出したと思った沙都子は、今置かれている状況に耐えることが自分のすべきこと、と考えているのではないか、それが入江の見立てであり、入江自身も沙都子を救いたいと思ってはいるが、どうすることもできないと悩んでいた。
風邪が治ったと登校してきた沙都子は「児童相談所に通報したのは誰ですの?」と聞く。連絡をしたのは担任の知恵留美子(ちえ るみこ)だった。沙都子を救うべく取った行動だったが、沙都子はそれを拒否した。立派な虐待だと憤怒する圭一だが、梨花が児童相談所の保護司が沙都子を訪れたのは、これが初めてではないと説明する。亡くなった沙都子の両親のうち、父親は母の再婚相手で血の繋がりはなく、沙都子とは折り合いが悪かった。沙都子は継父を陥れるべく、児童相談所に嘘の通報をしたという過去があり、沙都子の保護に対し、児童相談所は積極的ではないという事だった。
久しぶりに部活メンバー全員で昼食をとり、何気なく圭一は沙都子の頭を撫でた。すると沙都子の表情が変わりいきなり圭一を突き飛ばした。恐怖におびえた目をした沙都子は強がって平静を装っていただけで、叔父の虐待による影響は、沙都子の心を蝕んでいた。そんな沙都子の姿を見た圭一は、友達も頼れない、行政も頼れない、だが、こんな沙都子を見過ごすなんてできない。ならば自分が沙都子の叔父を殺すしかないと決心する。
圭一は鉄平の殺害の準備を始め、悟史が野球チームに所属していた頃使用していた金属バットが学校のロッカーにあり、それを武器として用意する。決行の日は綿流しの祭り当日に決めていた。
綿流しの祭り当日、沙都子を家から連れ出してもらわなければならないため魅音に電話し、当日沙都子を祭りに連れて行ってほしいと頼む。「圭ちゃんは、来ないの?」と聞かれるが、「用事がある」といって頼んだ。そして圭一は鉄平をバットで撲殺し、鬼が淵沼の辺りに死体を埋めた。雨の中、死体を埋めたスコップを持ち、自転車を引いて帰る途中、車を運転していた鷹野に「どうしたの?こんな夜中に」と声をかけられる。圭一は「レナと宝探しに行ったときに、スコップを忘れて…」と咄嗟に嘘をついた。足をくじいた圭一は、鷹野の車で送ってもらうことにした。そしてすぐ鷹野に「死体、上手に埋められた?」と聞かれる。「なぜ死体を埋めた事を知っているんだ」と動揺する圭一に、鷹野は「ボケに対して突っ込みもなし?私たち、相性良くないみたいね」と言葉を返す。彼女に死体を埋めるところを目撃されたわけではなく、ただの冗談だったようだと、圭一は密かに胸を撫で下ろす。圭一はふと、後部座席に置いてある折り畳み自転車に気づき「これは富竹さんの自転車?」と聞く。しかし「似ているが違う」と言われ、さらに「私とあなたは今夜出会わなかった。その方がいいでしょ?お互いのために」といわれる。鷹野にも隠し事があるのかと考えていると、圭一の自宅に着きおろしてもらった。
翌日、学校で沙都子が無事に登校して来て圭一は一安心する。「もう叔父は帰ってこないから」と沙都子に言うが、「誰が帰ってこないですって?昨日もたくさん意地悪されましたわ」と泣き出してしまう沙都子。鉄平は昨日自分が殺し、埋めたはずなのに…と困惑する。死体を埋めた事を確認するため、圭一は埋めた場所に行き掘り起こし始めた。掘り進めると大石がおり、数人の部下を連れ圭一を取り囲む。「気にせず続けて下さい」と言われ、掘り続けるが出てきたのは古い配管だった。これを見て大石たちは引き上げた。埋めたはずの死体はなかったが、鉄平が生きているならもう一度殺せばいいと考え、鉈を持ち、沙都子の家に向かう圭一。家に鍵がかかっていなかったため上がり込むと、風呂場から声が聞こえ、急いで行くと浴槽でぐったりとした沙都子がいた。沙都子を脱衣所に運び、うわ言のように数を数えている沙都子に「いくつまで数える気だ?」と聞くと、沙都子は「1万まで」と答える。圭一の怒りが込み上げ、鉄平を探して鉈を振り回しながら、家中を走り回った。家の中に鉄平はおらず、圭一は沙都子を背負って入江診療所に向かう。診療所の周りはパトカーや救急車が停まっていた。近づくと警察官と診療所職員の話し声が聞こえ、入江が睡眠薬を多量摂取して死亡し、大石は行方不明になっているとのことだった。沙都子がバスタオル1枚だったため、梨花の家で着替えをするため、古手神社に向かうことにする。沙都子が着替えに行っている間に、圭一はさい銭箱の近くで殺された梨花の姿を目にする。そこへ沙都子が戻ってくるが、その状況を見て圭一が梨花を殺したと勘違いした。吊り橋の方に逃げる沙都子を必死に追いかけ誤解を解こうとするが、錯乱状態に陥ってしまった沙都子は聞く耳を持たず、沙都子は圭一を吊り橋から突き落とした。
その後、鬼が淵から火山性ガスが村内全域を覆いつくす雛見沢大災害が発生した。これによって村人は全員死に、突き落とされた圭一1人が生存者として生き残った。
目明し編
綿流しの祭りの日、梨花の奉納演舞を見る予定だったが、詩音に誘われ祭具殿に侵入してしまう。その後、同じく侵入した富竹が死に、鷹野が行方不明になった事を詩音から聞かされ巻き込まれた圭一は詩音を責めた。
「綿流し編」同様、魅音のふりをした詩音がいる園崎家にレナと向かい、公由、梨花、沙都子を殺害した事を告げられた。そして詩音に「2人きりになりたい」と言われ向かった先は地下牢だった。そこで牢に閉じ込められている魅音を見つけ駆け寄るが、後ろから詩音に殴られ気絶する。目が覚めると拘束され目の前にいた詩音に「お前は誰だ!」と聞く。詩音は魅音と入れ替わっている事に気づかれたと思ったが、「お前は鬼だ。その身体を魅音に返せ!」と圭一に言われ、詩音は鬼が目覚めたきっかけを話した。圭一は詩音を解放する事、その身体を魅音に返す事、そして最後に自分を助ける事を頼む。詩音に最後の頼みだけ聞き入れてもらい圭一は再び気絶した。その後、警察に救出された圭一は数日後に雛見沢を離れた。
興宮に引っ越した圭一は、自室にいるところを詩音に呼び出され、出向いた先でいきなり包丁で刺され倒れるが命は助かった。
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鷹野三四(たかの みよ)とは、『ひぐらしのなく頃に』の登場人物で、雛見沢村にある入江診療所に勤務する看護婦。普段は知的で物腰柔らかいが、時に他人を見下したような態度をとり、ヒステリックな面も見せる。 筋金入りのオカルトマニアで、フリーのカメラマンである富竹ジロウとは親しい間柄。劣悪な環境の孤児院で育ち、ここを脱走して雛見沢村で医者をしていた鷹野一二三の養女となる。養父の生涯を賭した研究が闇に葬られようとしているのを知り、これを阻止するために軍隊による雛見沢住民の虐殺・雛見沢大災害を画策した。
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羽入(ひぐらしのなく頃に)の徹底解説・考察まとめ
羽入(はにゅう)とは、『ひぐらしのなく頃に』の登場人物で、本作の「皆殺し編」から姿を現し、「祭囃し編」では主人公を務める、雛見沢の守り神であるオヤシロ様そのもの。オヤシロ様の生まれ変わりといわれている古手梨花以外の人間には、羽入の姿は認識できない。「祭囃し編」にて、古手家最後の生き残りとして、部活メンバー達の前に現れる。性格は内気で頼りなく子供っぽく、困ったり興奮したりすると「あうあう」としゃべる癖があるが、時折神のように非常に厳粛な喋り方をすることもある。
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園崎詩音(ひぐらしのなく頃に)の徹底解説・考察まとめ
園崎詩音(そのざき しおん)とは、『ひぐらしのなく頃に』の登場人物で、同作ヒロインの一人園崎魅音の双子の妹。物語の舞台である雛見沢村に隣接する興宮で両親と暮らし、全寮制の学校に通っているがサボりがちで、「エンジェルモート」という店でウェイトレスのアルバイトをしている。魅音とは瓜二つで、服や髪型をそろえると見分けがつかないほど。勝気かつ男勝りでやや強引な性格の魅音とは正反対に、女の子らしさを前面に出している。北条悟史に想いを寄せているが、魅音が好意を抱く前原圭一の事も気になっている。
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北条悟史(ひぐらしのなく頃に)の徹底解説・考察まとめ
北条悟史(ほうじょう さとし)とは、『ひぐらしのなく頃に』の登場人物で、北条沙都子の兄である。園崎魅音と園崎詩音と同学年であり、魅音が立ち上げた当初の部活メンバーの一員である。大人しい性格をしており、よく読書をしており、人の頭をよく撫でる癖がある。困ったときにはよく「むぅ…」と口にしてしまう。入江京介が監督を務める少年野球チーム「雛見沢ファイターズ」に参加していたが、本番に弱いため目立った活躍はなかった。前原圭一が雛見沢に来る前の昭和57年6月の綿流しの日に失踪し、現在行方不明となっている。
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大石蔵人(ひぐらしのなく頃に)の徹底解説・考察まとめ
大石蔵人(おおいし くらうど)とは、『ひぐらしのなく頃に』の登場人物で、定年退職を間近に控えた興宮署の刑事。雛見沢で毎年起きている連続怪死事件を追いかけており、綿流しの祭りが近づくと頻繁に雛見沢を訪れるようになる。最初の連続怪死殺人事件の犠牲者となったのが、ダムの現場監督であり、大石が「おやっさん」と呼んで慕っていた男であるため、捜査に執着する要因となっている。強い正義感の持ち主だが、定年退職を間近に控えており、刑事でいられる内に真相を突き止めようと強引な捜査手法を用いることがある。
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赤坂衛(ひぐらしのなく頃に)の徹底解説・考察まとめ
赤坂衛(あかさか まもる)とは、『ひぐらしのなく頃に』の登場人物で、警視庁公安部に所属する刑事であり、階級は警部。真面目で正義感が強い性格であり、曲がったことが嫌いな熱血漢。入庁試験、警察学校では優秀で将来有望だが、捜査官としては新米で未熟。建設大臣の孫が誘拐された事件の極秘捜査をする為に雛見沢を訪れ、そこで大石蔵人と古手梨花に出会う。愛妻家であり、同僚達の間では熱愛夫婦として知られており、妻の雪絵は出産を目前にしている。学生時代は麻雀に熱中しており、「馬場の衛」の異名を持つプロ級雀士だった。
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富竹ジロウ(ひぐらしのなく頃に)の徹底解説・考察まとめ
富竹ジロウ(とみたけ じろう)とは、『ひぐらしのなく頃に』の登場人物で、野鳥や風景を撮るフリーのカメラマンである。物腰柔らかく、真面目で大らかな男性。雛見沢村の住人ではないが、村で起きたダム戦争の少し前から季節毎に雛見沢を訪れ、一週間ほど滞在していく。村人とも面識があり、温厚な性格ゆえ評判も悪くない。村の診療所の看護婦である鷹野三四と交際中で、よく一緒に散策する姿を目撃されているが、普段は彼女の尻に敷かれている。実は自衛隊の人間で、雛見沢村への来訪も独立組織を有する鷹野の監視が目的である。
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入江京介(ひぐらしのなく頃に)の徹底解説・考察まとめ
入江京介(いりえ きょうすけ)とは、『ひぐらしのなく頃に』の登場人物で、雛見沢村唯一の医療機関、入江診療所の所長である。 その口調や仕種から落ち着いた大人の印象を与え、基本的に真面目な性格。本業の医師のほか、少年野球チーム「雛見沢ファイターズ」の監督も務める。東京から雛見沢に引っ越してきた前原圭一たちからは親しみを込めて「監督」と呼ばれている。村のイベントにも積極的に関わり、村民からも年代問わず厚く信頼されているが、雛見沢の風土病である雛見沢症候群の研究者という裏の顔を持つ。
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ひぐらしのなく頃にの名言・名セリフ/名シーン・名場面まとめ
『ひぐらしのなく頃に』とは、竜騎士07が考案した同人ゲームで、アニメ化や実写映画化など、多数のメディア展開がなされている。昭和の田舎を舞台としたミステリーで、残酷で切ない物語や惨劇に立ち向かう強さを描いたストーリーが世間では高く評価されている。意味深なセリフや、仲間との絆を感じさせるセリフが、人々の心に深く刻まれている。
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《閲覧注意!》身の毛もよだつグロ・恐怖アニメ . ゚Д゚))))))ガクガクブルブル
BPO(放送倫理機構)様の御目がある中でも、ちょくちょくOKをもらって放送されているグロアニメ。原作はもちろん、そのグロさや恐怖さはとんでもないですが、アニメではいろいろ調整もあって別の意味での恐ろしさに変わっているのです。今回はそんな恐怖蔓延のアニメをまとめましたので、ご紹介いたします。※もし気になる方は、ぜひご自身の御目でご確認ください。(ちなみに「まど☆マギ」は入れてませんw違うでしょ)
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実写化して失敗したor失敗しそうなアニメ・漫画まとめ
アニメ・漫画の実写化というと、どうしてでしょう?なにか嫌な予感しかしないのは…。しかしそれでも、いつかはと、人はアニメ・漫画の実写化で爆発的な人気を出そうとしているのです。諦めていないのです。けれども結局は、「人は過ちを繰り返す」とは言ったものですね。今回はそんな実写化して完全に爆死(不評・批評)の嵐にあった作品と、その予定作をまとめました。
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ミステリーに見せかけたホラーアニメ!?「ひぐらしのなく頃に」の魅力を徹底解剖!!
2002年に大ヒットしてから未だに新作が出ることがある「ひぐらしのなく頃に」皆さんご存知ですか? 絵だけを見ればただの萌えアニメに見えますが… 何故こんなにも人気なのか?「ひぐらしのなく頃に」の魅力を追究します!!
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知らない人が多い「ひぐらしのなく頃に」の巷で話題の神ゲー3タイトル!
一時期は社会現象にもなった「ひぐらしのなく頃に」。根強いファンがたくさんいるだけでなく、様々なグッズやゲームが今でも数多く制作・販売されています。しかしながらその一方で、今では完全に日陰に位置してしまっている「ひぐらしのなく頃に」ですが、その展開されているゲームがどれもとても面白い神ゲーなのです。今回はそんなあまり知られていないものをまとめました。
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ホラー、グロ、鬱...ブラックな魅力満載の怖いアニメまとめ【ひぐらしのなく頃に他】
ここではホラー、グロテスク、鬱など、子ども向けとは言えない怖いアニメをまとめた。同人サークルのコンピュータゲームから一代コンテンツに成長を遂げた『ひぐらしのなく頃に』や、日本アニメの金字塔『新世紀エヴァンゲリオン』、短編連作ホラーアニメ『闇芝居』などを紹介している。
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Nscripterで制作されたノベルゲームをまとめて紹介!『ひぐらしのなく頃に』や『月姫』など
本記事では「Nscripter」で制作されたノベルゲームを、まとめて紹介している。「Nscripter」は高橋直樹が開発を行ったスクリプトエンジンで、サウンドノベルやアドベンチャーゲームに特化している。記事中では後に様々なメディア展開が行われるようになった大ヒット作の『ひぐらしのなく頃に』や、世界観が魅力的でボリュームたっぷりな『月姫』など多数のゲーム作品を掲載した。
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【ONE PIECE】アニメにまつわる怖い話&都市伝説まとめ【ひぐらしのなく頃に】
アニメにまつわる怖い話や都市伝説をまとめました。『ONE PIECE』の登場人物・キャラクターが左右非対称であることや、『ひぐらしのなく頃に』が放送中止になった理由などをはじめ、長年囁かれてきた噂を掲載。読み始めたら止まらない、ちょっと怖くて不思議な話を紹介していきます。
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【地獄少女】閲覧注意!主要人物が危機に陥るトラウマ級アニメのまとめ【進撃の巨人】
世の中に溢れ返っているアニメ作品には、視聴者に恐怖を植え付けるものがあります。中には、登場人物やキャラクターの見た目はめちゃくちゃかわいいのにストーリーがグロすぎるといったギャップが大きいものもあり、一度観たらずっとトラウマになってしまいそうですよね…。この記事では、そんなヤバいアニメを集めました。グロい系なものが苦手な方は閲覧注意!
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目次 - Contents
- 前原圭一のプロフィール・人物像
- 前原圭一の装備・能力
- 雛見沢症候群
- バット
- 口先の魔術師
- 前原圭一の来歴・活躍
- 過去に圭一が起こした児童連続襲撃事件
- 雛見沢に来たきっかけ
- 鬼隠し編
- 綿流し編
- 祟殺し編
- 目明し編
- 罪滅し編
- 皆殺し編
- 祭囃し編
- 鬼騙し編
- 綿騙し編
- 祟騙し編
- 猫騙し編
- 郷壊し編
- 鬼明し編
- 綿明し編
- 祟明し編
- 神楽し編
- 前原圭一の関連人物・キャラクター
- 竜宮レナ(りゅうぐう れな)
- 園崎魅音(そのざき みおん)
- 北条沙都子(ほうじょう さとこ)
- 古手梨花(ふるで りか)
- 園崎詩音(そのざき しおん)
- 前原圭一の名言・名セリフ/名シーン・名場面
- 「クールになれ」
- 「俺を信じろ」
- 「レナはまだこっちに戻ってこられる、互いに手を伸ばし合えば、きっと想いは届き、幸せを取り戻せる」
- 前原圭一の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話
- 前原家のモデルとなったのは白川郷
- 萌えを追求するため、ソウルブラザーズというグループが作られた
- 圭一の「K」と「COOL」が合体して生まれた「KOOL」
- 「ウッディ」のあだ名の由来