朝ドラ『花子とアン』第1週~最終週のネタバレ・あらすじまとめ!

ここではNHKの連続テレビ小説『花子とアン』の第1週~最終週までのネタバレやあらすじ・ストーリーをまとめた。主人公の故郷・山梨でのエピソードや、英語と出会う修和女学校編、故郷で学校に勤める教師編、青凛社設立編などを紹介している。

連続テレビ小説 花子とアン(34回)「腹心の友」

蓮子(仲間由紀恵)が見合いした石炭王・伝助(吉田鋼太郎)は親子ほども年の離れた人物で、傍若無人に振る舞って蓮子を戸惑わせる。そんなことはつゆ知らず、はな(吉高由里子)は蓮子の帰りを待ちつづけるのだった。一方、社会運動への厳しい取締りを目の当たりした吉平(伊原剛志)はしばらく身を潜めることにし、久しぶりにはなの元を訪れる。蓮子は悩みつつ女学校へ戻って来るが、はなを見かけると蓮子ははなの故郷に行きたいと言い出す。

連続テレビ小説 花子とアン(33回)「腹心の友」

晶貴(飯田基祐)から、葉山家を救うために見合いをしてくれと懇願され、絶句する蓮子(仲間由紀恵)。そのころ出版社では、その日入稿予定の原稿が燃えてしまうというアクシデントが起きていた。社員たちが途方に暮れる中、はな(吉高由里子)は翻訳を買って出る。だが肝心の英和辞典が持ち出されており、英治(鈴木亮平)は修和女学校の辞書を借りようと飛び出して行く。しかしはなは、女学校が男子禁制だったことを思い出して学校に急ぐと英治が白鳥に投げ飛ばされていた。
そして出版社での一ヶ月のバイトが終了。はなは初めて給料で蓮子に、きんつばを買うのだった。

連続テレビ小説 花子とアン(32回)「腹心の友」

富山(ともさかりえ)と梶原(藤本隆宏)が会っているのを目撃してしまったはな(吉高由里子)。かつて恋人同士だった二人のうわさは醍醐(高梨臨)によって学校中に広まってしまう。一方出版社では、はなは英治(鈴木亮平)の提案により翻訳の手伝いを任されることに。それを聞いた蓮子(仲間由紀恵)は喜びを分かち合い、はなにあるペンネームを授ける。そんな折り、晶貴(飯田基祐)が蓮子へ面会に訪れ衝撃を事実を知る。投資に失敗して葉山家の家計は火の車だと知らされる。蓮子と石炭王の縁談がまとまらなければ住む家を失うことを知る。

連続テレビ小説 花子とアン(31回)「腹心の友」

大文学会から半年の1909年(明治42年)11月。「腹心の友」となったはな(吉高由里子)と蓮子(仲間由紀恵)は、好きな文学や将来の夢を日々語り合っていた。はなは茂木(浅田美代子)の紹介で、梶原(藤本隆宏)が編集長を務める出版社でアルバイトを始める。安東花子と名乗るが”小間使いさん”と呼ばれてしまう。
初めは戸惑ってばかりのはなだが、書棚の一番上の大きな英和辞典に目がくぎづけとなる。休憩時間、はながそれを取ろうと四苦八苦していると、一人の男性が近づいて来る。印刷会社に勤める村岡英治(鈴木亮平)は、ひょっと辞典をはなに渡すと名前をつげずに立ち去った。

第5週 波乱の大文学会【4月28日~5月3日】

修和女学校で年に一度の大文学会が迫っていた。『ロミオとジェリエット』を上演することになり、はなは翻訳脚本担当となる。ロミオ役は醍醐、ジェリエット役は蓮子が演じる事になった。しかし、やる気のない蓮子は稽古にしだいに現れなくなるが、はなが完成させた『ロミオとジェリエット』の脚本に心が動き稽古に再び参加する。
密かに稽古の様子をのぞきジェリエットのセリフをつぶやいていた富山。はなは、茂木から富山がこの学校に生徒で当時は元気でよく笑う女の子だったと聞く。
大文学会当日。はなは蓮子から復讐相手の兄(飯田基祐)に招待状を送ったと聞く。壮絶な蓮子の過去を知ったはな。
『今の私は、からっぽ.......生きていても しょうがないの』
『あなたはからっぽなんかじゃない』
話の途中で舞台が幕が上がり、兄の葉山伯爵を睨みセリフを言う蓮子。舞台は大団円を迎え終了した。帰っていく葉山伯爵を見つけるはなは、背中にいたずら書きをした紙をこっそりと張り復讐に協力するのだった。

連続テレビ小説 花子とアン(30回)「波乱の大文学会」

開幕直前、蓮子(仲間由紀恵)から衝撃の過去を告白されたはな(吉高由里子)は、舞台に飛び出して行った蓮子を、祈るようなまなざしで見守る。客席には蓮子の宿敵とも言える兄・晶貴(飯田基祐)の姿があり、蓮子はジュリエットのセリフ「私は父の操り人形ではありません!」
に思いの丈をのせ、晶貴にぶつけてゆく。物語は進み、はなが急きょ演じることになった小間使いの出番に。しかしはなは緊張のあまり転んでしまい、大事な小道具の薬瓶をほうり投げてしまう。
舞台は大団円を迎え終了した。帰っていく葉山伯爵を見つけるはなは、背中にいたずら書きをした紙をこっそりと張り復讐に協力する。

『ねえ、蓮子さん。私の腹心の友になってくれて?』
『ええ!』

二人の友情が芽生えた瞬間だった。

連続テレビ小説 花子とアン(29回)「波乱の大文学会」

公演を間近に控え、はな(吉高由里子)や蓮子(仲間由紀恵)たちのけいこは熱を帯びて行く。そんな折り、富山(ともさかりえ)が切なげな様子でけいこ場を見つめるのを目撃したはなは、茂木(浅田美代子)から富山がかつてジュリエットを演じたことあり、当時は元気でよく笑う女の子だったと聞く。
一方、蓮子の実家では、兄・晶貴(飯田基祐)が蓮子からの招待状に目をむいていた。いよいよ大文学会当日、緊張で震えが止まらない蓮子に、はなは「なぜだか分からないけど、ほっておけないんです蓮子さんの事。あなたは、空っぽなんかじゃない。」と声をかける。

連続テレビ小説 花子とアン(28回)「波乱の大文学会」

「ロミオとジェリエット」の翻訳に取り込んでいたいたはな(吉高由里子)は、とうとうクライマックスの場面を書き上げた。はなが書きあがったばかりの脚本を真っ先に蓮子(仲間由紀恵)に渡したのを見て、醍醐(高梨臨)はしっとを抑えられない。
「はなさんは、どっちを選ぶの?徹夜で書き上げた原稿をあの方に読ませるなんて...私より葉山様の事が好きなの?」
一方、白鳥(近藤春菜)が「そんなに困っているなら、ジェリエト役はこの白鳥がお引き受けしてもよくってよ」とジュリエットの代役を買って出る。その怪演ぶりに皆が内心困り果てていると、蓮子(仲間由紀恵)が現れ、脚本にいたく感動した、今日からまじめにけいこする、と宣言。喜びで演出にも力が入るはな。その頃甲府ではふじ(室井滋)が血相を変え吉太郎(賀来賢人)に軍隊に志願した理由を聞く。はなやかよに負い目を感じていた吉太郎は、お国ために働きたいと言う。
蓮子から両親の馴れ初めを聞かれたはな。ジュリエットのように望まない相手と結婚させられたのでは?とはなは思うのであった。

連続テレビ小説 花子とアン(27回)「波乱の大文学会」

役が入れ替わっても蓮子はやる気を出さない。なぜ主役を引き受けのたかと問うはな(吉高由里子)に蓮子(仲間由紀恵)は「家の者に復しゅうするため」と答え、「私の復しゅうにつきあってくださらない?」と呼びかける。はなは取り合わず、とにかく一生けん命稽古して成功させよう、と説得するが、つい「ひねくれている」と言ってしまい蓮子はへそを曲げてしまう。蓮子がまったく稽古に来なくなり、ますます途方にくれるはなたち。一方甲府では、軍隊入りを強く望む吉太郎(賀来賢人)が、徳丸が甲府連隊の連隊長を接待している席に乗り込み直訴をするが断られてしまう。

連続テレビ小説 花子とアン(26回)「波乱の大文学会」

はな(吉高由里子)は前半部分の翻訳を完成させ、いよいよ芝居の稽古が始まった。しかし、自らロミオ役に立候補した蓮子(仲間由紀恵)は一向に稽古へ現れず、ジュリエット役の醍醐(高梨臨)ら級友たちは反発を強める。無理やり稽古場につれてきても全くやる気を見せない蓮子に、しびれを切らした醍醐は役を降りると宣言。騒ぎを聞きつけたブラックバーン校長(トーディ・クラーク)は、やってくるなり醍醐がロミオ役を、蓮子がジェリエット役をやるように命じる。
納得がいない醍醐を、はなは『醍醐さんは背が高いからきっと ロミオ役、すてきよ。私、醍醐さんのロミオ見てみたい。』となだめる。

連続テレビ小説 花子とアン(25回)「波乱の大文学会」

1909年4月(明治42年)。修和女学校の一大行事・大文学会が近づき、はな(吉高由里子)の学級は「ロミオとジュリエット」を上演しようと盛り上がる。恋愛劇をやることに富山(ともさかりえ)は猛反対するが、生徒たちの熱意を聞いたブラックバーン校長(トーディ・クラーク)が上演を許可。はなは脚本の執筆を頼まれ、「ロミオとジュリエット」の原書を日本語に翻訳することになる。主役を誰が演じるか話し合っていると、蓮子がロミオ役に立候補すると言い出した。

第4週 嵐を呼ぶ編入生【4月21日~4月26日】

修和女学校に葉山蓮子(仲間由紀恵)が編入してきた。はなは、ブラックバーン校長から蓮子の世話係をするように言い渡された。

ある花冷えの日事件が起こる。蓮子がぶどう色の液体をすすめる。はなはすっかり、その味を気に入りグラスを1杯、2杯と空けていき酔っ払い騒動を起こしてしまう。その液体はぶどう酒だった。校長に呼ばれた蓮子は、はなが勝手に飲んだと冷ややかに言い、はなは謹慎になる。
はなの飲酒の噂を知った吉平は面接に行き、はなの頬を叩く。はなは父の泣く姿を見て号泣するのだった。
謹慎中にはなのもとに製紙工場ではたらくかよからハガキが届いた。かよの思いに胸を付かれたはなは蓮子に校長に本当に事を言ってくれと頼むが相手にされない。
翌日、はなは校長室に呼び出される。最終処分が言い渡されようとした時、蓮子が突然入ってきて「安東はなさんにお酒を飲ませたのは、わたくしです。」と言い放った。退学にしない校長と納得の行かない教師の富山が言い争う。二人の様子が気になる蓮子に、はなは校長の言葉を訳す。「あなたは、きっと変わることができる」。

その日の夕食時、自室でしか食事をとらなかった蓮子が食堂に姿を現した。一人離れた席に座る蓮子に白鳥が食事を運ぶと意外な言葉がでた。
「…ありがとう。」
蓮子の小さい変化が、うれいしいはなであった。

第4週より登場の主なキャスト
葉山蓮子(仲間由紀恵)

renote.net

連続テレビ小説 花子とアン(24回)「嵐を呼ぶ編入生」

はな(吉高由里子)の処分が校長室で言い渡される瞬間、突如やってきた蓮子(仲間由紀恵)は「ぶどう酒を飲ませたのは自分」と告げ、自分を退学にするよう言い放つ。なぜうそをついていたのかブラックバーン(トーディ・クラーク)に問われても蓮子は答えず、富山(ともさかりえ)は激怒。しかしブラックバーンは意外にも、二人とも退学にしないという決断を下す。語られ始めたその理由”集団生活のルールを守ること”、”自分のことは自分ですること”などを、はなは必死に同時通訳して蓮子に伝える。そして最後にこう締めくくった。
「あなたは、きっと変わることができる」。

その日の夕食時、自室でしか食事をとらなかった蓮子が食堂に姿を現した。一人離れた席に座る蓮子に白鳥が食事を運ぶと意外な言葉がでた。

『…ありがとう。』

蓮子の小さい変化が、うれいしいはなであった。

連続テレビ小説 花子とアン(23回)「嵐を呼ぶ編入生」

意を決し蓮子(仲間由紀恵)の部屋を訪れたはな(吉高由里子)。ところが部屋は散らかり、荒れ放題。自分で片づけもできない蓮子のお嬢様ぶりにはなはあきれつつ、てきぱきと掃除をする。はなはぶどう酒の件で助けを求めるが、蓮子は取り合わない。だがはなが、自分が退学になると家族を悲しませるのが一番つらいと言うと、蓮子は家族はそんなに大切なものなのか、と問う。家族への思いを語るはなに、蓮子は「あたは自由で幸福なの。」と意味深長に語り自分の世界に引きこもってしまう。
蓮子の部屋に醍醐が呼びにきて、はなは部屋に戻る。かをる子の「こんな事になるなんて
誠に愛惜の念に堪えません」に醍醐は「まだ退学と決まった訳じゃない」と食ってかかる。
その翌日、はなが校長室でブラックバーン校長より処分を言い渡される瞬間、突如蓮子がやって来る。

連続テレビ小説 花子とアン(22回)「嵐を呼ぶ編入生」

うわさを聞いて駆けつけた吉平(伊原剛志)は、事情を聞いてはな(吉高由里子)に『ばかやろうーっ!』手を上げ、涙を見せる。教師たちを前に土下座し、はなにも土下座させ、「申し訳ありません!本当(ふんと)に申し訳ありません!」と必死にわびる吉平。そんな父娘の姿を蓮子(仲間由紀恵)はじっと見つめていた。
そんな折り、蓮子の兄・葉山晶貴伯爵(飯田基祐)が様子見で女学校を訪れ、学校に寄付を申し出る。だがその裏で、晶貴は蓮子に「この金は、お前にやるから二度と家に戻ってくるな」と冷徹な言葉を浴びせるのだった。
一方、再び謹慎の身に戻ったはなは製紙工場で働くかよからハガキが届いた。ハガキを届けた茂木は、はなと同じく兄弟の面倒をみていたことがあり人事ではないと話す。
ハガキには仕事はつらいがはなが帰郷した際にお土産で貰ったクッキーの味を思い出すと辛抱できると綴っていた。かよの思いに胸を突かれたはなは蓮子の部屋に…。

連続テレビ小説 花子とアン(21回)「嵐を呼ぶ編入生」

蓮子(仲間由紀恵)に勧められるまま「ぶどうで作った薬」を飲んだはな(吉高由里子)は、夜中に校内を大声で歌いながら歩き回り、

「みんな起きろ~!」と叫び

教師たちが駆けつける騒ぎに。飲んだのは、なんとぶどう酒だったのだ。蓮子は、騒ぎの一部始終をみていたが、素知ら振りをして部屋に戻った。
翌朝、目を覚ましたはなは二日酔い状態でブラックバーン(トーディ・クラーク)たちに事情を聞かれるがよく思い出せない。一方、蓮子は「はなさんが勝手に飲んだ」と言い放ち、はなはがく然。前代未聞の不祥事に、はなは処分保留のまま謹慎になる。

連続テレビ小説 花子とアン(20回)「嵐を呼ぶ編入生」

勝手気ままな振る舞いを続ける蓮子(仲間由紀恵)を指導するべく白鳥(近藤春菜)が部屋に向かうが、あっさり退けられてしまう。はな(吉高由里子)は、そんな蓮子のお世話係をすることに。授業を勝手に抜け出す蓮子に、はなは「私は家族のためにも勉強しなくてはならない」と言い、蓮子はそんなはなを不思議な目で見る。
ある夜、花冷えの日事件が起こる。部屋が寒いと言う蓮子に毛布を届けたはなに、蓮子は「ぶどうで作った薬」という飲み物をはなに勧める。はなはすっかり、その味を気に入りグラスを1杯、2杯と空けていき酔いつぶれてしまう。その飲み物はぶどう酒だった。

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