朝ドラ『花子とアン』第1週~最終週のネタバレ・あらすじまとめ!

ここではNHKの連続テレビ小説『花子とアン』の第1週~最終週までのネタバレやあらすじ・ストーリーをまとめた。主人公の故郷・山梨でのエピソードや、英語と出会う修和女学校編、故郷で学校に勤める教師編、青凛社設立編などを紹介している。

第8週 想像のツバサ?【5月19日~5月24日】

4月になり、はなは教師として六年生、朝市は三年生を受け持つ。そこで赤ん坊を背負って授業に出ている小山たえが、かつてのはなと同じく想像力があふれる生徒だと気づく。
それから数ヶ月後、はなが教師生活にだいぶ慣れた頃、たえが子守として親戚の家に引き取られることになる。はなはたえを子供の頃に大好きだった協会の図書館に連れて行く。
『先生、おらもここが好きだ。』
『先生の夢はね、子供も大人もワクワクするような本を、いつか自分で作ることなの』。
初夏を迎えた頃、はなもようやく教師らしくなってきた。たえからはなの作った話の続きが聞きたいと手紙が届く。それに奮起したはな「みみずの女王」という物語を書き上げた。それを蓮子とともに決めたペンネーム『安東花子』の名で文芸誌に投稿。文芸誌から入賞の知らせが届き、受賞者懇親会で東京に行くことになる。会場で文芸誌の印刷を担当した英冶にペンネームが『安東花子』から『安東はな』に誤植されことを責めたが覚えがないと言う。
懇親会終了後、はなのペンネームを直したのは醍醐と知り、英冶に責めた事を謝るが気にするふうもなく、これからも物語を書き続けてほしいと激励するのだった。

連続テレビ小説 花子とアン(48回)「想像のツバサ?」

東京での受賞パーティーが始まった。はな(吉高由里子)は、同じく受賞した宇田川(山田真歩)の高圧的な態度や、周りの出席者の洗練された空気に押され、居場所がない。それを見た英治(鈴木亮平)は、名前の誤植の件でケンカし、仲直りをしようとブドウ酒で乾杯を持ちかけるが、ブドウ酒に苦い思いのあるはなは素直に受け取れない。そこへ醍醐(高梨臨)が現れ、はなと再会を喜び合う。懇親会終了後、はなのペンネームを直したのは醍醐と知り、英冶に責めた事を謝る。
作家活動は思い出作りと話すはなに「あなたは花子になるべきです。花子という名前でこれからも書き続けて下さい。」と英冶は激励するのだった。

連続テレビ小説 花子とアン(47回)「想像のツバサ?」

はな(吉高由里子)がたえ(伊藤真弓)のために書いた童話『みみずの女王』が、児童文学の賞を受賞し、はなはびっくり。朝市(窪田正孝)や家族は大喜びだが、はなは「花子」と書いたはずの名前が「はな」と印刷されている事に首をかしげる。一方、吉太郎(賀来賢人)は徴兵検査に甲種合格し、ふじ(室井滋)は複雑な思いを抱く。はなの受賞を知った蓮子(仲間由紀恵)は手紙を書こうとするが、自分がはなにした仕打ちを思い出し「私から二度と連絡なんかできるはずないのに..。」と手紙を破り捨てる。
受賞者懇親会で東京に行くはな。会場で文芸誌の印刷を担当した英冶にペンネームが『安東花子』から『安東はな』に誤植されことを責めたが覚えがないと答える。はなは「一生の記念なのに名前を間違えられるなんて...。この悔しさがお分かりですか?村岡印刷さん。」と嫌味を言う。

連続テレビ小説 花子とアン(46)「想像のツバサ?」

たえ(伊藤真弓)を教会の図書室に連れ出したことが問題となり、はな(吉高由里子)は本多(マキタスポーツ)に退職願を提出する。「ひと月で辞める教師がどこにいる!」と一喝され、辞めずに済んだはなは、朝市(窪田正孝)から「子どもたちがはな先生を辞めさせないでくれと頼んだ」という話を聞き驚く。夏を迎え、はなもようやく先生らしくなってきたある日、一通の手紙が届く。それは、遠い親戚の家へ行ったたえからだった。『先生の作ったお話の続きをいつか教えてくりょう』に奮起したはな「みみずの女王」という物語を書き上げた。それを蓮子とともに決めたペンネーム『安東花子』の名で文芸誌に投稿する。

連続テレビ小説 花子とアン(45回)「想像のツバサ?」

教師になってひと月がたち、しばらく欠席の続くたえ(伊藤真弓)のことが気になるはな(吉高由里子)。校長の本多(マキタスポーツ)から、たえが親戚の家に引き取られる話を聞いたはなが、たえを案じながら帰宅すると、家の前でたえが待っていた。自分には“想像の翼”があるから大丈夫だと強がるたえの姿を見たふじ(室井滋)は、たえを夕食に誘う。はなの家族とともに食卓を囲んでいたたえは、ふと親指姫の絵本に目を止める。はなは、本の好きなたえを教会の図書館に連れて行く。
『先生、おらもここが好きだ。』
『先生の夢はね、子供も大人もワクワクするような本を、いつか自分で作ることなの。』
太ったみみずの話をたえに聞かせるはなだが、たえが心配で探しに来た朝市と合田に見つかる。たえは「はな先生、ありがとう。」と別れと感謝の言葉を伝えるのだった。
翌日、たえを連れ出した事が問題となり、はなは自宅謹慎になる。昨夜、「はなは 心のどっかで思ってるじゃねえだけ。本当は、こんな田舎の学校の教師になんか」と朝市に言われた事を思い出す。

連続テレビ小説 花子とアン(44回)「想像のツバサ?」

教師なのに初日から廊下に立たされたはな(吉高由里子)の話はさっそくリン(松本明子)から家族に広まり、はなは「先生に向いてないのでは?」と言われ落ち込んでしまう。翌朝、迎えに来た朝市(窪田正孝)に励まされ、心機一転厳しく授業を進めるはな。そんな中、はなは家が貧しく欠席しがちだが、想像力の豊かなたえ(伊藤真弓)という生徒が気になっていた。ある日、お弁当を持たないたえが空を見上げているのを見たはなは、かつてのはなと同じく想像力があふれる生徒だと気づく。
きよしにからかわれて屋根を上を歩くたえを見て、はなは私が変わりに歩くと言う。しかし屋根から落下、朝市に助けられるはなだった。

連続テレビ小説 花子とアン(43回)「想像のツバサ?」

1913年(大正2年)4月。甲府に戻り、尋常小学校の代用教員となったはな(吉高由里子)は、ふじ(室井滋)や周造(石橋蓮司)に見送られ、緊張しながら朝市(窪田正孝)とともに初出勤する。かつて担任だった校長の本多(マキタスポーツ)がはなを教師たちに紹介するが、英語を使うはなに緑川(相島一之)は、西洋かぶれの女に教師が務まるのかと嫌みを言う。6年生の担任になったはなは、教室で「ごきげんよう」と挨拶し、子どもたちから笑われてしまう。子供たちの騒ぎが収まらない為、はなは校外授業をして校長に怒られる。はなを庇った朝市と共に廊下に立たされるはなだった。

第7週 さらば修和女学校 【5月12日~5月17日】

蓮子の婚約の記事に仰天したはなは葉山邸に蓮子に会いに行くが会うことができなかった。一週間後、学校に現れた蓮子に、なぜ自分に黙って結婚を決めたのか責める、はな。蓮子は、金持ちの結婚は自分の望みだと嘘をつき学校を立ち去った。数日後、蓮子と伝助の結婚披露宴に、はなは欠席する。
月日は流れ、卒業まで残すところ二ヶ月。はなは進路に悩んでいた。修和女学校に製糸工場を逃げてきた、かよが現れた。ふじが甲府から迎えにくるが、かよは東京ではなと一緒に働くことを話す。
梶原の出版社で働くことが内定していたはなだが、ふじからのはがきに心を動かされたはなは「私、やっぱりここで働けません。甲府に帰ります。」と面接会場を後にする。直後に声をかけてきた英冶にプレゼントで貰った英英辞典の礼を言い別れをつげた。
はなは母校の阿母尋常小学校の代用教員として朝市とともに教壇に立つことなった。醍醐は婚約を破棄後、梶原の元で働くことが決まり、かよは茂木の紹介で洋裁店で働く。
卒業当日、はなはブラックバーン校長の通訳をという大役を果たし、十年間をともに過ごした人たちと別れ、修和女学校をあとにした。

第7週より登場の主なキャスト
土屋太鳳(安東もも)

連続テレビ小説 花子とアン(42回)「さらば修和女学校」

家族のために甲府へ帰ることに決めたはな(吉高由里子)は、朝市(窪田正孝)の奔走のおかげで、朝市と同じく小学校の代用教員をすることになる。梶原の出版社には結婚を辞めた醍醐(高梨臨)の就職、かよは茂木の紹介で洋裁店でお針子見習いとして働くことが決まった。いよいよ卒業を間近に控え、はなは富山(ともさかりえ)から、卒業式恒例のブラックバーン校長(トーディ・クラーク)のスピーチを通訳する大役を命ぜられ、緊張を抑えられない。
そして、卒業当日。畠山の答辞、ブラックバーン校長のスピーチが始まった。
『最上なものは過去にあるのではなく将来にあります。旅路の最後まで希望と理想を持ち続け進んでいく者でありますように』はなは大役を果たす。
卒業式後、白鳥が声をかけてきた。山梨勝沼出身と聞いて『てっ!』と驚くはな。「本当に おまんは、よく頑張ったじゃんけ」とはなを抱擁し号泣する白鳥。
学校の鐘が響く中、はなは十年間過ごした、修和女学校をあとにした。

連続テレビ小説 花子とアン(41回)「さらば修和女学校」

かよ(黒木華)を迎えに東京へやって来たふじ(室井滋)は、久しぶりにはな(吉高由里子)とかよの三人で布団を並べる。ふじははなに「東京で頑張れ、かよのことを頼む」と伝える。翌日、はなが下級生にいきいきと英語を教える様子を見たふじは、本心を告げることなく甲府へ帰ってゆく。それを聞いた妹・もも(土屋太鳳)は『おかあの気持ち、お姉やんは 分かっちゃいん。』と
はなの鈍感を憤り、ある行動に出る。一方、梶原(藤本隆宏)からはなに、就職のための面接の知らせが入る。
数日、『はなの帰りを楽しみに待っています。』とふじが書いたが出さず、ももがこっそり出した手紙が届いた。
梶原との面接の日。「私、やっぱりここで働けません。甲府に帰ります。おかあの気持ちが全然分かってなくて...。」と面接会場を後にする。その直後に『あなたも夢を忘れないで下さい。』と声をかけてきた英冶にプレゼントで貰った英英辞典の礼を言うはなだった。

連続テレビ小説 花子とアン(40回)「さらば修和女学校」

製糸工場で働いているはずのかよ(黒木華)が、変わり果てた姿ではな(吉高由里子)の前に現れた。醍醐(高梨臨)の部屋にかくまわれたかよは、工場での過酷な生活と脱走の経緯を語り、このまま東京で暮らしたいと言う。はなは、かよのためにも東京で仕事を探そうと決心する。一方、かよの失踪を聞いて騒然としていた安東家では、茂木(浅田美代子)から無事との電報が届きひと安心するが、誰が東京へ迎えに行くかという話になりふじがいくことになる。
ふじに東京で仕事を見つけると言うかよ。はなも東京に残ると言う。

連続テレビ小説 花子とアン(39回)「さらば修和女学校」

福岡の嘉納家に嫁いだ蓮子(仲間由紀恵)は、祝宴でのあまりのどんちゃん騒ぎに言葉を失う。さらに、子供はいないと聞かされていた伝助(吉田鋼太郎)から娘の冬子(山岡愛姫)を紹介され、衝撃を受ける。
…4年後。1913年(大正2年)1月 はな(吉高由里子)は高等科の最上級生になっていた。下級生に英語を教えながら、はなは自分の卒業後についてまだ決められずにいる。片や甲府ではふじ(室井滋)が、はなが卒業後に帰って来るのを心待ちにしていた。婚活に命を懸けていた醍醐は医者と婚約する。
修和女学校の門前。そこに、ボロボロになったかよが現れた。

連続テレビ小説 花子とアン(38回)「さらば修和女学校」

寄宿舎に蓮子(仲間由紀恵)が来ていると聞いて、急いで駆けつけたはな(吉高由里子)。
『そんな結婚なさるなんて恥ずかしくないの!?蓮様の嘘つき。』
感情を抑えられず蓮子を責めるはなに、蓮子はこの結婚は自分が望んだことで、これで自分は自由になれると言ってのける。

『お金のために結婚するの?そんなの自由って言える?』
『披露宴なんか行かないわ!おめでとうも絶対に言わないから!』

はなは、こんな結婚は取りやめるべきだと説得する。一瞬心が揺れたかに見えた蓮子だが、結局立ち去ってしまう。そして、披露宴当日、はなは欠席する。

連続テレビ小説 花子とアン(37回)「さらば修和女学校」

蓮子(仲間由紀恵)が石炭王・嘉納伝助(吉田鋼太郎)と婚約したという新聞記事に、何も聞かされていなかったはな(吉高由里子)はショックを受ける。急いで蓮子の部屋へ向かうが、もはや蓮子の姿はなかった。いても立ってもいられないはなは、ブラックバーン(トーディ・クラーク)や富山(ともさかりえ)が止めるのも聞かず、学校を飛び出して蓮子の実家・葉山邸へ向かう。しかし、屋敷の前で大勢の記者たちに囲まれてしまう。そこの駆けつけた警察官によって学校に引き渡される。
一週間後、蓮子が学校に現れた。はなは、富山のはからいで授業を抜け出し蓮子に会いに行く。

第6週 腹心の友【5月5日~5月10日】

大文学会をきっかけにはなと蓮子の友情の芽生えて半年が経った。そんな二人の仲を嫉妬する醍醐。
修和女学校と縁のある出版社・向学館でバイトをはじめるはなは、編集長・梶原と富山が大恋愛をしていたことを知る。翻訳を仕事をするはなは、そこで印刷会社の息子・村岡英治と知り合う。
親友の翻訳者デビューを喜ぶ蓮子はペンネームは「花子」にすればいいと言い、自分は「白蓮」のペンネームを名乗ると熱く語った。
その直後、蓮子は面会に来た葉山伯爵から投資に失敗して葉山家の家計は火の車だと知らされる。蓮子と石炭王の縁談がまとまらなければ住む家を失うことを知る。
数日後、甲府のはなの家族に会ってみたいと言い出した蓮子を故郷に連れて帰るはな。質素な料理を喜ぶ蓮子の言葉が周造、ふじ、吉太郎、ももにとってはうれしい。皆が寝静まった深夜に何気なく蓮子に寄り添うふじ。
『はなちゃんがうらやましいです。こんな優しいお母さんがいらして…』
『蓮子さんは、もううちの家族じゃん』ふじに肩をだかれ、蓮子はあふれ出す涙を止めることはできなかった。

翌日、はなは朝市から教師になることを聞かされる。東京に戻ったはなは、高等科に進む決意を固めていた。甲府滞在中に仕事のお礼にと英治から英英辞典のプレゼントが届く。
それから数日後『筑豊の石炭王、葉山伯爵の令嬢と婚約』の文字が新聞紙面に載った。

第6週より登場の主なキャスト
鈴木亮平(村岡英治)

連続テレビ小説 花子とアン(36回)「腹心の友」

ふじ(室井滋)の温かい言葉に蓮子(仲間由紀恵)がひそかな決意をした翌朝、はな(吉高由里子)と蓮子は近くの池へ魚釣りに出かける。楽しそうだが「今日を決して忘れない」などと言う蓮子に、はなはどうしたのかと問うもののはぐらかされる。そこへ朝市(窪田正孝)と吉太郎(賀来賢人)もやってきて、4人は大きな魚を釣り上げる。朝市や蓮子の言葉に背中を押され、帰京したはなは高等科への進学を決意する。甲府滞在中に仕事のお礼にと英治から『安東はな様 先日の翻訳のお礼です。英語の勉強 こぴっと頑張って下さい。』と英英辞典のプレゼントが届いていた。

それから数日後『筑豊の石炭王、葉山伯爵の令嬢と婚約』の文字が新聞紙面に載った。

連続テレビ小説 花子とアン(35回)「腹心の友」

蓮子(仲間由紀恵)たっての希望で、はな(吉高由里子)の故郷・甲府へやって来たふたり。周造(石橋蓮司)はじめ安東家の人々は蓮子の美しさにびっくりするが、やがて打ち解け、ふじ(室井滋)が作ったほうとうに蓮子は舌鼓を打つ。そんな彼女に吉太郎(賀来賢人)は一目ぼれしてしまった様子で、無口になってしまう。兵隊になると言う吉太郎に「君死にたまふことなかれ あゝ おうとうよ 君を泣く」と蓮子は口を開き与謝野晶子の歌集を贈る。
楽しいときを過ごすはなたちだったが、ふじは蓮子がなにか悩みを抱えているのではないかと感じ始める。
『はなちゃんが羨ましいです。こんなに優しいお母様がいらして』『蓮子さんは、もう うちの家族じゃん。』『あかあと呼んでもいいですか?』ふじに肩をだかれ、蓮子はあふれ出す涙を止めることはできなかった。

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