朝ドラ『花子とアン』第1週~最終週のネタバレ・あらすじまとめ!

ここではNHKの連続テレビ小説『花子とアン』の第1週~最終週までのネタバレやあらすじ・ストーリーをまとめた。主人公の故郷・山梨でのエピソードや、英語と出会う修和女学校編、故郷で学校に勤める教師編、青凛社設立編などを紹介している。

連続テレビ小説 花子とアン(145回)「どんな朝でも美しい」

昭昭和20年4月、激しい空襲が大森の町を襲う。花子(吉高由里子)は美里(三木理紗子)を連れて必死に逃げながら、「生きた証しとして、この本だけは訳したい!」と祈った。翌朝、花子はもも(土屋太鳳)と共に村岡家へ戻って来る。焼い弾によって青凛社は全焼しており、花子たちはショックを受けるが、英治(鈴木亮平)や旭(金井勇太)は無事だった。花子は、大切に抱えて逃げた『アン・オブ・グリン・ゲイブルズ』の原書を感慨深く見つめる。そこへ、かよ(黒木華)が呆然とした様子で現れる。店は焼けてしまって、あの辺は何も残っていないと言う。そして蓮子の元には龍一が戻ってきた。
明日の心配をする美里に、『アンは言ってたわ「朝は、どんな朝でも美しい」って。』と花子は言う。
花子は、突然現れた10歳のはなに『先の見えない不安な時でも、アンは決して希望を見失わずに こう言うの。「曲がり角を曲がった先に何があるか分からないの。でも、きっと一番よいものに違いないと思うの」』と言うのだった。

出典: pbs.twimg.com

第24週 生きている証【9月8日~13日】

開戦直後は日本軍の連戦連勝が伝えられたが1943年12月、戦況は悪化。蓮子の長男純平は学徒出陣で戦える事になる。
1944年7月、南方から醍醐が帰ってくるが前の明るさを失っており、戦争はむごいものだと言ったきり黙りこんでしまう。
昭和19年11月、東京は空襲を受ける。もし明日までの命だったとしたら自分なら何をするだろうと考えた花子は、スコット(ハンナ・グレース)から託された『アン・オブ・グリン・ゲイブルズ』の原書を手にとる。
昭和20年4月、激しい空襲が大森の町を襲う。花子(吉高由里子)は美里(三木理紗子)を連れて必死に逃げながら、「生きた証しとして、この本だけは訳したい!」と祈るのであった。

連続テレビ小説 花子とアン(144回)「生きている証」

昭和20年1月、陸軍に入って訓練を受けていた純平(大和田健介)が、特別休暇をもらって1年ぶりに宮本家へ帰って来た。息子の帰宅を手放しで喜ぶ蓮子(仲間由紀恵)だが、出征の日が近いことを察し、純平のために夕食の材料を調達しに出かける。一方純平は、村岡家へ向かう。突然訪ねて来た純平に、花子(吉高由里子)は驚き、再会を喜ぶ。話すうちに、花子は純平に、蓮子とはずっと会っていないことを打ち明ける。それを聞いた純平は、母に何かあったら助けてやって下さいと頼む。「お母さんのために、必ず帰ってきなさい。」と送り出す花子。
夕食を取る蓮子、純平、富士子。お母さまの為に戦って死ぬなら悔いがないと話す純平に「親より先に死ぬくらい親不孝な事はないのよ。」と蓮子は言う。翌日、純平は戦地へ旅立った。

昭和20年4月、激しい空襲が大森の町を襲う。花子(吉高由里子)は美里(三木理紗子)を連れて必死に逃げながら、「生きた証しとして、この本だけは訳したい!」と祈るのであった。

連続テレビ小説 花子とアン(143回)「生きている証」

防空ごうから出てきた花子(吉高由里子)ともも(土屋太鳳)は、帰って来た英治(鈴木亮平)や旭(金井勇太)と互いの無事を喜び合う。いつ死んでもおかしくないということを痛感した花子は、その夜英治に、もし明日までの命だったとしたら何をするかと尋ねる。「今日が人生最後の日だとしたら僕は花子さんが翻訳した本を読みたいな。」と答える英治。答えに感じ入り、自分なら何をするだろうと考えた花子は、スコット(ハンナ・グレース)から託された『アン・オブ・グリン・ゲイブルズ』の原書を手にとる。
美里が甲府から突然いなくなり、黙って帰ったきた。美里の頬を叩き「お母様が、どれほど心配したと思っているの!」と怒鳴るもも。そして花子は、美里に本当に母はももと話す。
婦人会からスパイ容疑をかけられた花子。家に適性語・英語の本があり責めらるが、そこに吉太郎が来て救われる。吉太郎に、そんなに本が大事かと言われ「今の私には命よりも大切なもの。」と答えるのだった。

連続テレビ小説 花子とアン(142回)「生きている証」

昭和19年夏。花子は子供たちを甲府に疎開させる事にした。二学期が始まり、甲府に疎開してきた美里(三木理紗子)と直子(志村美空)は学校に通い始める。だが美里は新しい環境になじめない様子。吉平(伊原剛志)は孫たちにカタコトの英語を交えて話して花子(吉高由里子)にいさめられるが、吉平は家の中くらい自由にさせろと言って聞かず、ふじ(室井滋)やリン(松本明子)をあきれさせるのだった。花子は美里を心配しながら東京へ戻るが、その晩、原因不明の高熱が花子を襲う。医師からはジフテリアに感染している診断された、甲府では手紙で美里が病気の事を知ってしまう。
昭和19年11月。花子の病気は随分回復した。そのとき突然、空襲警報が鳴り響き防空壕に入る花子ともも。東京は、ついに戦場になるのであった。

連続テレビ小説 花子とアン(141回)「生きている証」

「ごめんなさい。突然、泣き出したりしてしまって...。はなさんの顔をみたら何だか安心して...。」「死って遠くにあると思っていたけど、すぐ隣にあるものなのね。」
シンガポールから帰国し、花子(吉高由里子)を訪れた醍醐(高梨臨)は以前の明るさを失っており、戦争はむごいものだと言ったきり黙りこんでしまう。聡文堂の休業を報告に来た梶原(藤本隆宏)から、醍醐が帰国する船上で米国の魚雷攻撃に遭い、恐ろしい体験をしたという話を聞いた花子は、初めて戦争の悲惨さを身近に感じるのだった。そんなある日、吉平(伊原剛志)が村岡家を訪れる。花子たちに疎開を勧めに来たのだ。美里と直子を連れて甲府に行く花子だった。

連続テレビ小説 花子とアン(140回)「生きている証」

村岡家に石が投げ込まれるという事件が起きた。犯人がまだ年端も行かない子どもだったことに驚きを隠せない花子(吉高由里子)。カフェーでかよ(黒木華)にその件を話すと、かよは意外にも、花子たちにも責任があるのでは、と言う。花子はもも(土屋太鳳)から、旭(金井勇太)が花子の仕事のことで近所の人からなじられた話を聞き、ショックを受ける。その頃、吉太郎(賀来賢人)が村岡家に英治(鈴木亮平)を訪ねて来る。軍関係の印刷の仕事をしてみては、どうかと言われるが英治は断る。
1943年12月、戦況は悪化していった。蓮子の長男純平は学徒出陣で戦える事になる。
1944年7月、いよいよ本土決戦になろうとしていた。そして南方から醍醐が帰ってきた。

連続テレビ小説 花子とアン(139回)「生きている証」

美里(三木理紗子)から、なぜラジオの仕事を辞めたのかと聞かれた花子(吉高由里子)は、敵方の国には大切な友人たちがいるから、戦争のニュースを子どもたちに伝えることはできないと話す。開戦直後は日本軍の連戦連勝が伝えられ、人々は高揚していた。ある日、花子は道ばたで、割ぽう着にたすきをかけた女性たちの集団に出くわす。その中にかよ(黒木華)の姿が。雪乃(壇蜜)に誘われ、婦人会の活動に加わっていたのだ。かよの店で醍醐と会った花子はシンガポールに行く事を聞かされる。そして龍一も蓮子に「転ばないように気を付けて。」と送り出されて旅立った。
印刷の仕事がない英治。村岡家では非国民と子供たち石を投げられる事件が起きていた。

第23週 アンとの出会い【9月1日~6日】

和平運動をしていた龍一が憲兵に連れていかれる。「あなたのように、ひきょうな生き方はしたくないの。」「私たち...生きる道が違ってしまったわね。 」花子(吉高由里子)と、蓮子(仲間由紀恵)は決別をする。その後も花子はラジオの語り手を続けていた。そんなある日、スコット(ハンナ・グレース)が、一冊の本を持って村岡家を訪れる。それは『アン・オブ・グリン・ゲイブルズ』の原書。花子とアンの出会いだった。スコットは友情の記念として持っていて欲しい、と花子に語りカナダに帰国する。
1941年(昭和16年)12月8日。ラジオから流れる日米開戦のニュースに花子(吉高由里子)と英治(鈴木亮平)はがく然とする。ラジオ局に向かうと内閣情報局の役人が抑揚をつけ原稿を読んでいた。「今日からラジオ放送の在り方は変わってしまう...。」と有馬はつぶやく。花子はラジオの仕事を辞める事を部長に伝え9年間お世話になったラジオ局を後にするのだった。

ラジオ続テレビ小説 花子とアン(138回)「アンとの出会い」

1941年(昭和16年)12月8日。ラジオから流れる日米開戦のニュースに花子(吉高由里子)と英治(鈴木亮平)はがく然とする。旭(金井勇太)、もも(土屋太鳳)や近所の人が大勢村岡家へつめかけ、ラジオの前で次のニュースを待つ。やがて「緒戦は日本大勝利」とのニュースが流れ、人々は歓喜に沸くが、『コドモの新聞』の放送を心配する花子はラジオ局へと向かう。ラジオ局はいつになく殺気立った雰囲気に包まれていた。内閣情報局の役人が抑揚をつけ原稿を読む姿を見て「ああんな...雄たけびを上げるかのように原稿を読んで...。原稿を読む人間が感情を入れてはいけない。今日からラジオ放送の在り方は変わってしまう...。」と有馬は悲しげな表情で言い、それを見つめ花子。
ラジオの仕事を辞める事を花子は部長に伝え9年間お世話になったラジオ局を後にするのだった。

連続テレビ小説 花子とアン(137回)「アンとの出会い」

スコット(ハンナ・グレース)から、『アン・オブ・グリン・ゲイブルズ』の原書を手渡された花子(吉高由里子)。スコットは友情の記念として持っていて欲しい、と花子に語る。傍らで本に興味しんしんの美里(岩崎未来)を見たスコットは、花子の小さい頃みたいだと言い、花子は、子どもの頃スコットの歌を聞いて初めて英語が心に響いてきた、と思い出を語るのだった。「ゴキゲンヨウ。」とスコットは別れを言う。やがてスコットが去ったあと、その本を読み始めた花子は蓮子のことを思いだず。
1941年冬。中国との戦争は終わる気配はなかった。黒沢から子供の新聞の中止を電話で伝えられ不安になる花子だった。

連続テレビ小説 花子とアン(136回)「アンとの出会い」

花子(吉高由里子)は、蓮子(仲間由紀恵)と決別してしまったあとも、ラジオの語り手を続けていた。ちょうど戦地から帰国した宇田川(山田真歩)が、ラジオで帰国報告講演をすることになり、花子は宇田川と再会する。日頃から戦争の話を避けたがる花子を苦々しく思っていた漆原(岩松了)は、戦意高揚を熱く語る宇田川を絶賛するのだった。カフェでは戦地の様子をいき高々に話す宇田川を見て目を輝かせる醍醐を見て心配する花子。
戦地に行きたがる醍醐に「あなたに無理...それから...人の命が燃え尽きるにおい。あの、におには最後まで慣れなかったわね。」と宇田川は忠告する。
梶原の出版社では翻訳ものの仕事を辞めることなり、蓮子の家では龍一は釈放されたが世間から非国民と責められていた。
1939年9月、カナダに帰国する事になったスコット(ハンナ・グレース)が、一冊の本を持って村岡家を訪れる…

連続テレビ小説 花子とアン(135回)「アンとの出会い」

取り乱した蓮子(仲間由紀恵)から、龍一(中島歩)の事を密告したのではと一方的に責められ、締め出されてしまった花子(吉高由里子)と英治(鈴木亮平)。その後、蓮子は差し入れを持って龍一に面会に行くが会わせてもらえず、浪子(角替和枝)も不安を募らせる。だが軍国少年の純平(大和田健介)は、父への反発を強めてゆくのだった。一方花子は、ラジオで連日戦争や軍隊のニュースばかり読むことに葛藤を強めていた。
かよのカフェで蓮子と会う花子は”時代の波に逆らいたくない”と言う、”私は時代の波に平伏したりしない。”と蓮子は答える。生きる道が違ってしまった二人は決別するのであった。

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私を誰だと思っているの? 華族の身分も何もかも捨てて 駆け落ちをした宮本蓮子よ。

私は時代の波に平伏したりしない。
世の中が、どこへ向かおうと言いたい事を言う。

あなたのように
ひきょうな生き方はしたくないの。

出典: pbs.twimg.com

私たち...生きる道が違ってしまったわね。

これまでの友情には感謝します。

お元気で

連続テレビ小説 花子とアン(134回)「アンとの出会い」

しばらく蓮子(仲間由紀恵)の家には近づくなと吉太郎(賀来賢人)から言われた花子(吉高由里子)は、龍一(中島歩)が和平のための活動をしていると蓮子から聞いたことを思い出し、心配になり電話をかけようとする。夜遅くだからやめた方がいいと英治(鈴木亮平)に止められた花子は、翌日電話をかけ、蓮子たちをお茶に招く。蓮子が富士子(芳根京子)を連れて村岡家へ行こうとした時、憲兵の吉太郎が現れ和平運動をしていた龍一を連れて行く。

連続テレビ小説 花子とアン(133回)「アンとの出会い」

宇田川(山田真歩)から従軍作家として戦地へ行くという報告を聞き、驚く花子(吉高由里子)と蓮子(仲間由紀恵)。触発された醍醐(高梨臨)は自分もいつか従軍記者として戦地へ赴きたいと言い出し、長谷部(藤真利子)に歓迎される。そんな一同の様子に花子は戸惑いを隠せず、蓮子は花子に「この人たちについて行けない」と告げてその場を去る。そんなある日、ブラックバーン(トーディ・クラーク)が村岡家にカナダに帰国する事を伝えに来る。「あなたが私の夢を引き継いでください、この国の人々に愛と平和を」と別れの挨拶を言い後にする。

第22週 新しい家族【8月25日~30日】

1933年(昭和8年)もも(土屋太鳳)と旭が結婚。歩の誕生日と同じ9月13日にもも(土屋太鳳)が産んだ女の子は、英治(鈴木亮平)によって「美里」と名づけられ、花子(吉高由里子)たちは新しい家族に目を細める。
5年が経ち、ももと旭の間にもう一人が生まれた。美里(岩崎未来)は、花子と英治の養女となっていた。美里から「動物のニュースを読んでほしい」と頼まれた花子はラジオ局へ向かうが、記事は日中戦争や軍隊に関するものばかり。そして、美里が可愛がっていたテルもお国の為と連れていかれる。
美里を元気づけたいあまり、軍用犬のニュースに「テル号」と名前を付け加えて読んでしまった花子。英治から、美里がすごく喜んでいると聞かされ「私...たとえ 世の中が、どんな状況になっても この子たちの夢だけは守りたい。」と花子はつぶやくのだった。

連続テレビ小説 花子とアン(132回)「新しい家族」

美里(岩崎未来)を元気づけたいあまり、軍用犬のニュースに「テル号」と名前を付け加えて読んでしまった花子(吉高由里子)。放送終了後、黒沢(木村彰吾)から「子ども向けのニュースであっても、放送は事実を曲げてはいけない」と厳しく注意され、漆原(岩松了)からも強い非難を受けた花子は、反省とともにラジオ局をあとにする。帰宅した花子は英治(鈴木亮平)から、美里(岩崎未来)がすごく喜んでいると聞かされる。
美里の寝顔を見つめ「私...たとえ 世の中が、どんな状況になっても この子たちの夢だけは守りたい。」と花子はつぶやくのだった。

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