朝ドラ『花子とアン』第1週~最終週のネタバレ・あらすじまとめ!

ここではNHKの連続テレビ小説『花子とアン』の第1週~最終週までのネタバレやあらすじ・ストーリーをまとめた。主人公の故郷・山梨でのエピソードや、英語と出会う修和女学校編、故郷で学校に勤める教師編、青凛社設立編などを紹介している。

第19週 春の贈りもの 【8月4日~8月9日】

関東大震災から半年。村岡印刷が全焼。英治(鈴木亮平)と花子(吉高由里子)は、郁弥(町田啓太)の遺志を継いで『王子と乞食』の単行本を出版したい思いから、念願の新しい出版社・『青凜社』を立ち上げる。英治が平祐(中原丈雄)から印刷機の手ほどきを受け、ついに『王子と乞食』の単行本が完成。郁弥(町田啓太)の遺影に供えられた本を前に、平祐の目に光るものがあった。花子は、かよ(黒木華)にも本を渡す。
庭一面に咲いた花を見つめるかよ。それは郁弥の好きな花。
「時間は止まっちゃあいんだね。」と呟くかよ。止まっていたかよの時間が動きだした。

連続テレビ小説 花子とアン(114回)「春の贈りもの」

2年が経った大正15年。必死で働いたかよ(黒木華)は、小さいながらも自分の店を持った。その開店祝いに、花子(吉高由里子)や蓮子(仲間由紀恵)たちがやってくる。花子の息子・歩(横山歩)はもうすぐ5歳で、花子はそのやんちゃぶりに手を焼いていた。蓮子と龍一(中島歩)の間には二人目の子ども・富士子が生まれ、幸せいっぱいの村岡家と宮本家。にぎやかな祝いの席で、醍醐(高梨臨)から本を出版する話が発表される。
かよの店を落書きをした歩、翌日は家の床にも落書きをしてしまう。怒る花子だが、いつしか一緒に落書きをする花子だった。

連続テレビ小説 花子とアン(113回)「春の贈りもの」

念願の新しい出版社・『青凜社』を立ち上げ、万感の思いで看板を掲げる花子(吉高由里子)と英治(鈴木亮平)。さっそく甲府の朝市(窪田正孝)と武(矢本悠馬)から電話があり、朝市から予約注文を受ける花子。英治が平祐(中原丈雄)から印刷機の手ほどきを受け、ついに『王子と乞食』の単行本が完成。郁弥(町田啓太)の遺影に供えられた本を前に、平祐の目に光るものがあった。花子は、かよ(黒木華)にも本を渡す。
数日後、富山とブラックバーン校長が訪ねてくる。そこに梶原が現れ富山と対面する。また会う事を約束する二人。
庭一面に咲いた花を見つめるかよ。それは郁弥の好きな花。
「時間は止まっちゃあいんだね。」と呟くかよ。止まっていたかよの時間が動きだすのだった。

連続テレビ小説 花子とアン(112回)「春の贈りもの」

村岡家の前でばったり出くわした蓮子(仲間由紀恵)と伝助(吉田鋼太郎)。あえて通り過ぎようとする伝助に、意外にも蓮子が声をかける。蓮子が伝助を連れて来たのは、かよ(黒木華)の屋台。かよは、あれだけ世間を騒がせて離婚した二人が、なぜ一緒にここへ来たのかと緊張する。離れた席に座り、かつてのことを少しずつ語り始めるふたり。その時、蓮子を探しにやって来た龍一(中島歩)が酒をくみ交わす二人を目撃する。その夜、酔っ払った龍一をかかえて英冶が帰ってくる。花子から蓮子が伝助に別れを告げるために会ったと聞かされる龍一。
そして伝助の口利きで銀行から融資が決まり印刷機を買えることになった英冶と花子だった。

連続テレビ小説 花子とアン(111回)「春の贈りもの」

伝助(吉田鋼太郎)は花子(吉高由里子)に、蓮子(仲間由紀恵)は最近どうしているかと問いかける。その夜、家族とけんかして家を出て来た醍醐(高梨臨)が村岡家を訪れ、しばらく居候することに。醍醐はそこから連日蓮子(仲間由紀恵)の元を訪れ、取材を頼みこむ。一方、伝助の言葉に背中を押され、『王子と乞食』出版の決意をあらたにする花子と英治(鈴木亮平)に、醍醐は「クッキーを焼きましょう」と不思議な提案。その日、修和女学校の同窓生が訪ねてくる。
出版の援助を申し出る畠山たちに感謝をする花子だった。

連続テレビ小説 花子とアン(110回)「春の贈りもの」

蓮子(仲間由紀恵)はかよ(黒木華)を相手に、姑・浪子(角替和枝)のことで愚痴をこぼす。かよは蓮子に頼まれ、宮本家を訪れることになる。かよから料理のコツを教えてもらう蓮子だが、うっかり浪子に見つかってしまう。一方、かよと同じく郁弥(町田啓太)の死から立ち直れない平祐(中原丈雄)は、このところ食欲がない。花子(吉高由里子)は心配するが、英治は『王子と乞食』出版への下準備を進める。
宮本家を訪れたかよは郁弥の死から立ち直れず
「おらは...このまま止まっていてえ。郁弥さんのいた時間に...。」と蓮子につぶやくのだった。

連続テレビ小説 花子とアン(109回)「春の贈りもの」

関東大震災から半年(1924年)。村岡印刷が全焼したため、工事現場で働き始めた英治(鈴木亮平)は、ある日、足場から落ちて捻挫してしまう。慣れないことをするからだといさめる平祐(中原丈雄)に、英治と花子(吉高由里子)は「一日も早くお金を貯めて会社を再建し、郁弥(町田啓太)の遺志を継いで『王子と乞食』の単行本を出版したい」と話す。村岡家に身を寄せているかよ(黒木華)は、二人の決意を聞いて複雑な思いを抱いていた。平祐(中原丈雄)も「誰が物語の本なんて買うんだ…」とつぶやく。

第18週 涙はいつか笑顔になる 【7月28日~8月2日】

実家の葉山伯爵家に連れ戻された蓮子は花子(吉高由里子)の尽力で、出産後初めて息子との対面を果たした蓮子に「親子三人で暮らす日を諦めないで」と励まし、葉山家を後にする。
その1年後、1923年(大正12年)夏。『王子と乞食』の翻訳を完結させた花子をねぎらうため、聡文堂で祝賀会が催される。その席で、醍醐(高梨臨)が退職することと、村岡印刷が平祐から英治へ代替わりすることが発表される。
大正12年9月1日。銀座のカフェーで郁弥は、かよにプロポーズをする。その直後に関東大震災が発生。当時の大森は田園地帯で被害は比較的少なかった。その夜、暗闇の中で花子は不安になる子供たちに『なみださん』のお話を聞かせる。関東大震災から三日後、行方不明だったかよを連れて、英治が大森の家に戻って来る。「郁弥が火災に巻き込まれて逃げ切れませんでした。」と英治の口から信じがたい事実を告げられる。

『かよさん。あなたは僕の女神です。僕と...結婚して下さい。』
『はい...。おらをお嫁さんにしてくれちゃあ。』
『会いてぇ。郁弥さんに会いてぇ。』と号泣するかよだった。

連続テレビ小説 花子とアン(108回)「涙はいつか笑顔になる」

吉平(伊原剛志)、朝市(窪田正孝)、武(矢本悠馬)が甲府から運んできた救援物資で、花子(吉高由里子)たちはほうとうをつくり、近所の人たちを元気づけようとしていた。そこへ醍醐(高梨臨)も現れ、持ってきたリボンを女の子に付けて活動に参加する。しかしかよ(黒木華)は、ショックから立ち直れないまま。花子は、親の消息が分からず預かっている子どもたちにお話の語り聞かせをつづけ、それをぼんやり聞いていたかよ(黒木華)に、朝市が声をかける。「けがが治るみてえに自然と...心のつらさもよくなる。ふんだから、かよちゃんも...きっと大丈夫だ!」。
その夜、父が迎えにきた子供たちは見て「よかった。」とかよは呟く。もう一度、郁弥に会いたいと花子と話すかよは想像の翼を広げる。

『かよさん。あなたは僕の女神です。僕と...結婚して下さい。』
『はい...。おらをお嫁さんにしてくれちゃあ。』

会いてぇ。郁弥さんに会いてぇ。と号泣するかよだった。

連続テレビ小説 花子とアン(107回)「涙はいつか笑顔になる」

関東大震災から三日後、行方不明だったかよ(黒木華)を連れて、英治(鈴木亮平)が大森の家に戻って来た。花子(吉高由里子)はかよに駆け寄り抱きしめるが、かよはうつろな様子で放心したまま「おら...。何で「はい」って素直に言えなんだずら...。」と丸こげの腕時計を見つめて言う。家の中で花子と平祐(中原丈雄)は、英治の口から信じがたい事実を告げられる。「郁弥が火災に巻き込まれて逃げ切れませんでした。」
一方甲府では、徳丸(カンニング竹山)の家に吉平(伊原剛志)やふじ(室井滋)らが駆けつけ、一向に安否の分からない花子たちの身を案じていた。吉平、朝市、武は物資を持って東京へ。

連続テレビ小説 花子とアン(106回)「涙はいつか笑顔になる」

銀座のカフェーで郁弥(町田啓太)から派手なプロポーズを受け、恥ずかしさのあまり店を飛び出してしまったかよ(黒木華)は、気を落ち着かせ店に戻ろうとしていた。大森の村岡家にいた花子(吉高由里子)は、庭で遊んでいた息子の歩とともに空を見上げ、見たこともないような大きな入道雲に驚いていた。そこへ平祐(中原丈雄)が訪れ、一緒にお昼ご飯にしようとした時、大きな地震が花子たちを襲う。
大正12年9月1日。午前11時58分。関東大震災が発生。
当時の大森は田園地帯で被害は比較的少なかった。その夜、暗闇の中で花子は不安になる子供たちに『なみださん』のお話を聞かせる。
英治が歩いて帰っくるが銀座は火の海で全壊。郁弥とかよの行方も分からない。蓮子の元には龍一が迎えに来る。

連続テレビ小説 花子とアン(105回)「涙はいつか笑顔になる」

1923年(大正12年)夏。『王子と乞食』の翻訳を完結させた花子(吉高由里子)をねぎらうため、聡文堂で祝賀会が催される。その席で、醍醐(高梨臨)が退職することと、村岡印刷が平祐(中原丈雄)から英治(鈴木亮平)へ代替わりすることが発表される。郁弥(町田啓太)は『王子と乞食』を単行本化してはどうかと梶原(藤本隆宏)に提案し、皆は夢を膨らませる。また、かよ(黒木華)に思いを寄せる郁弥は、ある“計画”を花子と英治に打ち明ける。
大正12年9月1日、銀座のカフェーで郁弥はかよにプロポーズをする。
『かよさん。ハッピーバースデー!お誕生日おめでとう!
かよさん。あなたは僕の女神です。僕と...結婚して下さい。』

連続テレビ小説 花子とアン(104回)「涙はいつか笑顔になる」

花子(吉高由里子)の尽力で、出産後初めて息子との対面を果たした蓮子(仲間由紀恵)。涙ながらに我が子を抱く蓮子だが、園子(村岡希美)によってすぐに乳母の元へ戻されてしまう。その仕打ちに花子は怒り、蓮子に「親子三人で暮らす日を諦めないで」と励まし、葉山家を後にする。花子の報告を聞いた龍一(中島歩)は、妻子と再会できた時のため、英治(鈴木亮平)から父親としてのある手ほどきを受ける。醍醐(高梨臨)から蓮子の生い立ちを記事にしたいと報告される花子だった。

連続テレビ小説 花子とアン(103回)「涙はいつか笑顔になる」

実家の葉山伯爵家に連れ戻された蓮子(仲間由紀恵)は、園子(村岡希美)によって断髪を余儀なくされる。
1922年夏。龍一(中島歩)は毎日葉山家を訪ねるが門前払いを食らい、花子(吉高由里子)や英治(鈴木亮平)とともに蓮子の身を案じる。そこへ醍醐(高梨臨)が来て、蓮子が男の子を出産したと言う。花子は、なんとか蓮子に会う方法はないかと思案するが…。一方、蓮子の兄・晶貴(飯田基祐)が、福岡の伝助(吉田鋼太郎)邸を訪れ連子の髪を持参する。「蓮子のこつはこれで しまいにする。あいつは この嘉納伝助が一度は ほれて嫁にした女やき手出しするやつがおったら俺が ただじゃおかんぞ!」と部下に言う伝助だった。
葉山伯爵家で蓮子と会う花子。龍一から預かった”純平”と赤ちゃんの名前が書いてある紙を渡す。

第17週 腹心の友ふたたび 【7月21日~7月26日】

蓮子(仲間由紀恵)の“絶縁状”がなぜか新聞に載り、花子(吉高由里子)と英治(鈴木亮平)は驚くばかり。記事には「友人の家に行くと偽って」とあり、その「友人」である花子はショックを受ける。
蓮子の居場所を知った花子は、さっそく訪ねる。蓮子の「ほかには何も望まないわ。身分も何もかも捨てて...あの人と生きていきたいの。」に「蓮様、あの時から こう言ってたわ。一番欲しいものは燃えるような心。誰かを本気で愛したいって。その夢がかなったのね。」と返すはな。
1922年初夏。蓮子の“駆け落ち騒動”から8か月がたったが、事件はまだ終結していない。蓮子のお腹には、新しい命が宿っていおり、花子は甲府の安東家へ身を隠してはどうかと提案する。花子の実家に身を隠していたが、葉山伯爵が蓮子を連れ戻しに来る。兄と一緒に去っていく蓮子だった。

連続テレビ小説 花子とアン(102回)「腹心の友ふたたび」

リン(松本明子)が安東家に駆け込んで来て、「見るからにあやしい男がいる」と言う。花子(吉高由里子)たちの間に緊張が走るが、それは“蓮子(仲間由紀恵)が産気づいた”という吉平(伊原剛志)からの誤った電報を受け、急ぎやって来た龍一(中島歩)だった。伝助からの離縁届けを受け取る蓮子。花子や蓮子たち一同は、伝助(吉田鋼太郎)が龍一に預けていったというトランクを囲む。龍一もまだ開けていないトランクの鍵を開けてみると、中に入っていたのは宝石だった。
夕食の”ほうとう”を囲む蓮子、龍一、花子、朝市、吉平、ふじたち。
翌日、葉山伯爵が蓮子を連れ戻しに来る。兄と一緒に去っていく蓮子だった。

連続テレビ小説 花子とアン(101回)「腹心の友ふたたび」

村岡家に身を寄せていた龍一(中島歩)と伝助(吉田鋼太郎)が鉢合わせ、英治(鈴木亮平)も巻き込んでの大乱闘に。英治はやっとの思いで二人を引き離し、緊迫感をはらんだまま、座卓を囲んで男たちの奇妙な話し合いが始まる。蓮子のお腹の中に赤ちゃんがいると知った伝助は出産祝いと言い小切手を渡し去っていく。その頃甲府では、お腹の大きくなった蓮子(仲間由紀恵)が、花子(吉高由里子)と共に安東家へ暖かく迎え入れられていた。ところが立ちくらみをした蓮子を見て、吉平(伊原剛志)がある勘違いをして龍一の元へ”サンケヅク”と電報を打つ。

連続テレビ小説 花子とアン(100回)「腹心の友ふたたび」

1922年初夏。蓮子(仲間由紀恵)の“駆け落ち騒動”から8か月がたったが、事件はまだ終結していなかった。蓮子と龍一(中島歩)は知人の山川弁護士(苅谷俊介)の家に身を隠し、花子(吉高由里子)と英治(鈴木亮平)はたびたび訪れる。そして蓮子のお腹には、新しい命が宿っていた。しかし、龍一が何者かに尾行され、そこも安全でなくなりつつあることが判明。途方に暮れる蓮子に、花子は甲府の安東家へ身を隠してはどうかと提案する。蓮子は甲府の身を隠し龍一は村岡家に身を寄せるが、そこに伝助が尋ねてくる。

連続テレビ小説 花子とアン(99回)「腹心の友ふたたび」
蓮子(仲間由紀恵)の居場所を知った花子(吉高由里子)は、夜にもかかわらずさっそく訪ねようとするが、英治(鈴木亮平)は「巻き込まれては大変だから」と止める。花子は耳を貸さず、二人は初めて夫婦げんかをしてしまう。翌日、英治に呼ばれてやってきたかよ(黒木華)に長男・歩の子守りを任せ、花子と英治は龍一(中島歩)の下宿へと向かう。
蓮子の「ほかには何も望まないわ。身分も何もかも捨てて...あの人と生きていきたいの。」に「蓮様、あの時から こう言ってたわ。一番欲しいものは燃えるような心。誰かを本気で愛したいって。その夢がかなったのね。」と返すはなだった。

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