宇宙戦艦ヤマト2202 愛の戦士たち(アニメ・小説)のネタバレ解説・考察まとめ
『宇宙戦艦ヤマト2202 愛の戦士たち』とは日本にSFブームを巻き起こす先端となった『宇宙戦艦ヤマト』のリメイク作品にあたる『宇宙戦艦ヤマト 2199』の続編である。
時に西暦2202年、宇宙戦艦ヤマトの活躍により青い姿を取り戻した地球はガミラスと平和条約を結び、復興の一途を辿っていた。そんな中、戦力増強に舵を切る地球連邦軍に不満を抱いていた旧ヤマト乗組員たちに女神テレサからのメッセージが届く。今再び、全宇宙の命運をかけてヤマトは旅立とうとしていた。
CV:木島隆一
ヤマト航空隊員。
190センチを超える堂々たる体躯のベテランパイロット。ヤマトが消息不明となって以降は空母アンタレスに配属されていたが、ゼムリア星からヤマトが生還したことで再び合流。
CVは北野と同じく木島隆一氏が務めた。
鶴見二郎(つるみ じろう)
CV:河本啓佑
19歳。月面航空隊所属の新人航空隊員。
月面基地航空隊に所属していた旧ヤマト航空隊の教え子で、他の教え子たちとともに旧ヤマト航空隊を追いかけてヤマトに乗艦する。テレザート上陸作戦時、ワープブースターを搭載したコスモタイガーIIにて空間騎兵隊を敵地へ急襲させる役目を担うが、その戦闘時に致命傷を負って戦死する。
土方竜(ひじかた りゅう)
CV:石塚運昇(第19話まで)→楠見尚己(第21話から)
5月5日生まれ・おうし座、60歳。ヤマト第二代艦長。
記憶を失った雪の後見人にして、沖田の親友。
元空間防衛総隊司令長官。宙将。第十一番惑星を拠点とする外洋防衛師団の司令官。沖田の意を汲み波動砲艦隊計画に反対したため、現在の立場へ更迭された。ガトランティスの十一番惑星襲撃に際し、ヤマトに救助される。その後、対ゴーランド戦の最中に艦長を拝命した。
ヤマトを沖田の命を塗り込んだ艦と捉え、波動砲使用時には「沖田、借りるぞ」とその存在を強く意識している。
旧作の『さらば』同様、最後は都市帝国への攻略の糸口を古代に託し、その生涯を閉じた。
沖田十三(おきた じゅうぞう)
CV:菅生隆之
12月8日生まれ・いて座、享年58歳。宇宙戦艦ヤマト初代艦長。
ヤマト乗組員の精神的な柱としての存在であり、本作における古代の行動に多大な影響を与えている。前作ヤマトの地球への帰還を見届け「地球か、何もかもみな懐かしい……」と言葉を残して亡くなった。その直後、エネルギーの消失していたコスモリバースシステム(CRS)が再起動したことからCRSにその思いが引き継がれたと考えられ、それがCRSを核とした銀河の波動エネルギーの兵器転用を妨げていると思われる。
死後はイスカンダル往還の功績をたたえられ、首都近郊に作られた "英雄の丘" に祀られた。
地球連邦軍
藤堂平九郎(とうどう へいくろう)
CV:小島敏彦
63歳。地球連邦防衛軍・統括司令長官。
司令長官としてヤマトの発進を許可しない厳とした態度を示す一方で、武力ではなく説得でヤマトの発進を止めようとする温和な性格も持つ。
波動砲艦隊以外の時間断層の利用として人類を存続させるためG計画を進めた。
ガミラス戦争で妻の千晶を失っており、娘の早紀から銀河の報告を受ける際には最後の通信になるかもしれないと父親としての姿も見せた。
芹沢虎鉄(せりざわ こてつ)
CV:玄田哲章
59歳。地球連邦防衛軍・統括司令副長。
独自の強い信念に則って強引にでも政策を遂行する政治家。内外の批判にさらされながらも波動砲艦隊構想を推し進めた。ヤマトの反乱に対し武力制圧を提案、加藤に対し死んで償えと激怒する過激な側面もあるが、ガミラス大使であるバレルに藤堂に代わって強く返すなど、政治家として長官である藤堂とのバランスを取っている。
ガトランティスとの全面戦争における「明日を生きる子供たちのために!」という発言や国民投票演説前の真田に対し「君たちが羨ましい」と告げるなど、ただの冷血な人間ではなかった。
地球連邦大統領
CV:幹本雄之
60歳。地球連邦大統領。
ガミラスのバレル大使との会話など、外交に苦労している様子が伺えた。
山南修(やまなみ おさむ)
CV:江原正士
4月4日生まれ・おひつじ座、52歳。
地球連邦航宙艦隊総旗艦 "アンドロメダ" 艦長。茶目っ気のある楽観主義者を装うが確かな実力の持ち主で、ガトランティスに勝つため、ヤマトを救出するためと目的のために懸命に戦う姿が描かれる。
土星沖海戦ではガトランティス艦隊を押し返すも彗星都市帝国に敗れる。時間断層で修理を受けたアンドロメダ改に単身で乗り込み、ゼムリアを発進したヤマトを発見、銀河と協力して都市帝国の重力制御中枢の破壊に成功しヤマト救出を果たすもアンドロメダは轟沈する。だが、加藤の懸命な救助活動により山南は一命を取り留めた。
旧作『ヤマトよ永遠に』で艦長を務めていた山南だが、肌の色や性格など一新された。
谷鋼三(たに こうぞう)
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目次 - Contents
- 『宇宙戦艦ヤマト2202 愛の戦士たち』の概要
- 『宇宙戦艦ヤマト2202 愛の戦士たち』のあらすじ・ストーリー
- 第一章「嚆矢篇」
- 第二章「発進篇」
- 第三章「純愛篇」
- 第四章「天命篇」
- 第五章「煉獄篇」
- 第六章「回生篇」
- 第七章「新星篇」
- 『宇宙戦艦ヤマト2202 愛の戦士たち』の登場人物・キャラクター
- ヤマト
- 古代進(こだい すすむ)
- 森雪(もり ゆき)
- 島大介(しま だいすけ)
- 真田志郎(さなだ しろう)
- 徳川彦左衛門(とくがわ ひこざえもん)
- 南部康雄(なんぶ やすお)
- 相原義一(あいはら よしかず)
- 太田健二郎(おおた けんじろう)
- 榎本勇 (えのもと いさみ)
- 加藤三郎(かとう さぶろう)
- 山本玲(やまもと あきら)
- 斉藤始(さいとう はじめ)
- 永倉志織(ながくら しおり)
- 倉田勝(くらた まさる)
- 天城敏郎(あまぎ としお)
- 古橋弦(ふるはし げん)
- 加藤真琴(かとう まこと)
- 加藤翼(かとう つばさ)
- 佐渡酒造(さど さけぞう)
- アナライザー・AU09
- 西条未来(さいじょう みき)
- 平田一(ひらた はじめ)
- 北野哲也(きたの てつや)
- 篠原弘樹(しのはら ひろき)
- 沢村翔(さわむら しょう)
- 田熊猛(たくま たけし)
- 鶴見二郎(つるみ じろう)
- 土方竜(ひじかた りゅう)
- 沖田十三(おきた じゅうぞう)
- 地球連邦軍
- 藤堂平九郎(とうどう へいくろう)
- 芹沢虎鉄(せりざわ こてつ)
- 地球連邦大統領
- 山南修(やまなみ おさむ)
- 谷鋼三(たに こうぞう)
- 安田俊太郎(やすだ しゅんたろう)
- 尾崎徹太郎(おざき てつたろう)
- 藤堂早紀(とうどう さき)
- 神崎恵(かんざき めぐみ)
- 市瀬美奈(いちのせ みな)
- 日下部うらら(くさかべ うらら)
- 新見薫(にいみ かおる)
- 山崎奨(やまざき すすむ)
- 桐生美影(きりゅう みかげ)
- 星名透(ほしな とおる)
- 星名百合亜(ほしな ゆりあ)
- 指揮AI(ブラックアナライザー)
- 民間人
- ロバート・レドラウズ
- 桂木透子(かつらぎ とうこ)
- イリィ
- ガミラス
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- 『宇宙戦艦ヤマト2202 愛の戦士たち』の用語
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- その他
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- 南部「バカヤロー」
- 藤堂「沖田の子供たちが行く」
- 古代、山南「衝撃に備え」
- ゴーランド「すまん、ノル」
- 島「そこまでしなきゃいけないのかよ」
- 土方「恥をかくのも、間違えるのも、全部人間の特権なんだ」
- 徳川彦左衛門「エンジン出力制御ならず、しかし航行に支障なし」
- 佐渡「こいつはただの機械じゃない、替えは利かんのじゃ」
- 古代「土方前艦長の命令を決行する」
- 斎藤「慌てず急いで正確にな」
- 『宇宙戦艦ヤマト2202 愛の戦士たち』の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話
- 地球帰還後のアナライザーの行方
- "ゆうなぎ" は土方の艦だった
- 2202の表記
- 『宇宙戦艦ヤマト2202 愛の戦士たち』の主題歌・挿入歌
- OP(オープニング):オオサカ・シオン・ウインド・オーケストラ『宇宙戦艦ヤマト2202』
- OP(オープニング):ささきいさお『宇宙戦艦ヤマト2202』
- ED(エンディング):沢田研二『ヤマトより愛をこめて』
- ED(エンディング):テレサ(CV神田沙也加)『月の鏡』
- ED(エンディング):ありましの『君、ヒトヒラ』
- ED(エンディング):星野裕矢『CRIMSON RED』
- ED(エンディング):ありましの with MayTree『ようらんか』
- ED(エンディング):山寺宏一『大いなる和』