宇宙戦艦ヤマト2202 愛の戦士たち(アニメ・小説)のネタバレ解説・考察まとめ
『宇宙戦艦ヤマト2202 愛の戦士たち』とは日本にSFブームを巻き起こす先端となった『宇宙戦艦ヤマト』のリメイク作品にあたる『宇宙戦艦ヤマト 2199』の続編である。
時に西暦2202年、宇宙戦艦ヤマトの活躍により青い姿を取り戻した地球はガミラスと平和条約を結び、復興の一途を辿っていた。そんな中、戦力増強に舵を切る地球連邦軍に不満を抱いていた旧ヤマト乗組員たちに女神テレサからのメッセージが届く。今再び、全宇宙の命運をかけてヤマトは旅立とうとしていた。
CV:桑島法子
12月24日生まれ・やぎ座、23歳。ヤマト船務長。
事故で記憶喪失に陥っており、4年前までの記憶しか持たない。旧ヤマト乗組員の1人にも関わらず、彼女にはテレサからのメッセージが届かなかった。古代の婚約者であったが彼女の身を案じた古代によりヤマトへの乗艦を止められてしまい、婚約指輪を返して密航することとなった。しかしながら古代が精神的に追い詰められていることを知った雪は自ら古代の前に姿を現し、彼を支えようとする。
ヤマトが白色彗星に吸収された際、山本を庇って意識を失った雪が目を覚ました時にはイスカンダルの航海から培った記憶が失われており、代わりに古代と出会う以前の記憶を思い出していた。古代との思い出がないにもかかわらず、身を挺して彼を庇う姿は次期ズォーダーとなるミルに大きな影響を与えた。
島大介(しま だいすけ)
CV:鈴村健一
8月15日生まれ・しし座、24歳。ヤマト航海長。
地球の軍拡路線に疑問を持ち、民間への転職を決意するが、その折にテレサのメッセージを受け取った。母の沙織と弟の次郎が健在であり家族思いな面がある。また、古代の親友として冷静な立場から古代に異を唱えるシーンも見られた。
テレザートでガミラス艦に包囲された際は水面ギリギリを飛翔して敵艦の下に潜り込むなどその卓越した手腕を見せた。
ヤマトが惑星ゼムリアに沈んだ際は"銀河"で市瀬の指導を行っており、非人道的な作戦の数々に対し憤る熱い面も持ち合わせている。
真田志郎(さなだ しろう)
CV:大塚芳忠
2月11日生まれ・みずがめ座、33歳。ヤマト技術長兼副長。
更迭された土方の意志を継ぎ、地球政府の裏側の情報を得るため科学局の要職に就き、波動砲の再装填などヤマトの再整備を行っていた。
理想を求める古代とは対照的に合理に徹した天才科学者で波動砲の発明を初め、キーマンの仕掛けた反波動格子を利用したトランジット波動砲の開発やCRSを利用した銀河の設計などを行っているが、非人道的な作戦を提案するAIを一喝するなど人間らしさを大切にする一面も持ち合わせている。
徳川彦左衛門(とくがわ ひこざえもん)
CV:麦人
2月29日生まれ・うお座、66歳。ヤマト機関長
真田の下で部下の山崎と共にヤマト再建に奮闘していた。沖田亡きヤマトにおいて若い乗組員たちを見守っており、退艦命令に抵抗を示した島を宥めるなど縁の下の力持ちとなっている。常に落ちついて行動しているが異空間に迷い込んだ時の真田の指示に基づいた柔軟な対応など、ベテランとしての風格を見せつける。
南部康雄(なんぶ やすお)
CV:赤羽根健治
7月28日生まれ・しし座、25歳。ヤマト砲雷長。
イスカンダルの航海では問題発言が目立ったが、砲雷長としての役目を果たす。なお、地球では頭上を通過するアンドロメダに対し「バカヤロー」と叫んでいた。島と同様、ヤマトが白色彗星に沈んだ際は銀河へ乗艦していた。
相原義一(あいはら よしかず)
CV:國分和人
5月17日生まれ・おうし座、26歳。ヤマト通信長。
心優しく温和な性格。面倒見も良く部下からも慕われている。旧作の『宇宙戦艦ヤマトⅢ』に登場する藤堂平九郎の孫娘・晶子と恋仲であったが、本作で幼少期にそのイメージが用いられた藤堂早紀との関係性は描かれなかった。
太田健二郎(おおた けんじろう)
CV:千葉優輝
7月20日生まれ・かに座、25歳。ヤマト気象長。
大食漢でお気楽な発言が目立つムードメーカー。主に気象レーダーを担当し、天体及び自然現象を観測する。ヤマト出航に際し、到着が遅れた島を案じていた。島と同様、ヤマトが白色彗星に沈んだ際は銀河へ乗艦していた。
榎本勇 (えのもと いさみ)
CV:津田健次郎
40歳。ヤマト掌帆長。
甲板作業・船外作業全般のオーソリティ。叩き上げのベテランで古代と島の士官学校時代の訓練教官でもある。ヤマト出港に際し山崎たちを待つ西条を引き止めていた。
前作の『星巡る方舟』ではC Vを藤原啓治氏が担当していたが病気療養のため、本作では津田健次郎氏になった。
加藤三郎(かとう さぶろう)
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目次 - Contents
- 『宇宙戦艦ヤマト2202 愛の戦士たち』の概要
- 『宇宙戦艦ヤマト2202 愛の戦士たち』のあらすじ・ストーリー
- 第一章「嚆矢篇」
- 第二章「発進篇」
- 第三章「純愛篇」
- 第四章「天命篇」
- 第五章「煉獄篇」
- 第六章「回生篇」
- 第七章「新星篇」
- 『宇宙戦艦ヤマト2202 愛の戦士たち』の登場人物・キャラクター
- ヤマト
- 古代進(こだい すすむ)
- 森雪(もり ゆき)
- 島大介(しま だいすけ)
- 真田志郎(さなだ しろう)
- 徳川彦左衛門(とくがわ ひこざえもん)
- 南部康雄(なんぶ やすお)
- 相原義一(あいはら よしかず)
- 太田健二郎(おおた けんじろう)
- 榎本勇 (えのもと いさみ)
- 加藤三郎(かとう さぶろう)
- 山本玲(やまもと あきら)
- 斉藤始(さいとう はじめ)
- 永倉志織(ながくら しおり)
- 倉田勝(くらた まさる)
- 天城敏郎(あまぎ としお)
- 古橋弦(ふるはし げん)
- 加藤真琴(かとう まこと)
- 加藤翼(かとう つばさ)
- 佐渡酒造(さど さけぞう)
- アナライザー・AU09
- 西条未来(さいじょう みき)
- 平田一(ひらた はじめ)
- 北野哲也(きたの てつや)
- 篠原弘樹(しのはら ひろき)
- 沢村翔(さわむら しょう)
- 田熊猛(たくま たけし)
- 鶴見二郎(つるみ じろう)
- 土方竜(ひじかた りゅう)
- 沖田十三(おきた じゅうぞう)
- 地球連邦軍
- 藤堂平九郎(とうどう へいくろう)
- 芹沢虎鉄(せりざわ こてつ)
- 地球連邦大統領
- 山南修(やまなみ おさむ)
- 谷鋼三(たに こうぞう)
- 安田俊太郎(やすだ しゅんたろう)
- 尾崎徹太郎(おざき てつたろう)
- 藤堂早紀(とうどう さき)
- 神崎恵(かんざき めぐみ)
- 市瀬美奈(いちのせ みな)
- 日下部うらら(くさかべ うらら)
- 新見薫(にいみ かおる)
- 山崎奨(やまざき すすむ)
- 桐生美影(きりゅう みかげ)
- 星名透(ほしな とおる)
- 星名百合亜(ほしな ゆりあ)
- 指揮AI(ブラックアナライザー)
- 民間人
- ロバート・レドラウズ
- 桂木透子(かつらぎ とうこ)
- イリィ
- ガミラス
- ローレン・バレル
- クラウス・キーマン(ランハルト・デスラー)
- アベルト・デスラー
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- エーリク・ヴァム・デスラー
- マティウス・デスラー
- アデルシア・デスラー
- ガデル・タラン
- ハイドム・ギムレー
- レドフ・ヒス
- フォムト・バーガー
- ヴォルフ・フラーケン
- ゴル・ハイニ
- ヤーブ・スケルジ
- 帝星ガトランティス
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- 『宇宙戦艦ヤマト2202 愛の戦士たち』の用語
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- 土方「恥をかくのも、間違えるのも、全部人間の特権なんだ」
- 徳川彦左衛門「エンジン出力制御ならず、しかし航行に支障なし」
- 佐渡「こいつはただの機械じゃない、替えは利かんのじゃ」
- 古代「土方前艦長の命令を決行する」
- 斎藤「慌てず急いで正確にな」
- 『宇宙戦艦ヤマト2202 愛の戦士たち』の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話
- 地球帰還後のアナライザーの行方
- "ゆうなぎ" は土方の艦だった
- 2202の表記
- 『宇宙戦艦ヤマト2202 愛の戦士たち』の主題歌・挿入歌
- OP(オープニング):オオサカ・シオン・ウインド・オーケストラ『宇宙戦艦ヤマト2202』
- OP(オープニング):ささきいさお『宇宙戦艦ヤマト2202』
- ED(エンディング):沢田研二『ヤマトより愛をこめて』
- ED(エンディング):テレサ(CV神田沙也加)『月の鏡』
- ED(エンディング):ありましの『君、ヒトヒラ』
- ED(エンディング):星野裕矢『CRIMSON RED』
- ED(エンディング):ありましの with MayTree『ようらんか』
- ED(エンディング):山寺宏一『大いなる和』