秦国(キングダム)の登場人物・キャラクターまとめ【KINGDOM】

『キングダム』は中国の春秋戦国時代を舞台に、大将軍を目指す少年・信と後の始皇帝となる若き王・政の活躍を描いた漫画である。秦国は信の所属する国で、戦国七雄の中で最も登場人物・キャラクターが多い。
ここでは秦国の登場人物・キャラクターをまとめた。

嬴政(えい せい)

出典: comicin.jp

秦国の若き王。後の始皇帝。漂と瓜二つの容姿をしている。
秦国統一編では、加冠の儀を最後までやり遂げ、呂不韋との対談では人の本質は光であると説いて、中華統一の真意を語って政敵である呂不韋を感嘆させた。そして、咸陽での勝利で遂に呂不韋との長年の政争に勝利した。
黒羊戦後、斉の王建王との会談で、斉王の「六国を滅ぼした後、どのように治めるのか?」との問いに対し、「人ではなく法によって治める」と解答し、斉王を感嘆させ、口約束であるものの、斉の事実上の降伏を勝ち取った。

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昌平君

楚の公子で、呂不韋四柱の一人。呂不韋の相国昇格に伴い、秦国の右丞相となった。蒙武とは幼馴染であり、親友。国軍の司令官であり、軍師育成機関を運営する等、事実上秦国の軍事の責任者。
知略を重んじる軍略家だが、李牧の纏う武の空気を感じ取るなど、武人としての一面も持つ。同じく四柱の一人である蔡沢から「蒙武より強い男」と、臣下の介億からは「武力は蒙武級、知略は李牧級」とそれぞれ評されている。

昌文君

出典: www.google.co.jp

政に忠誠を誓う秦国の文官で、後に左丞相へ昇進。
かつては昭王の時代から最前線で戦って来た生粋の武人であり、自国で知られていなかった摎の死因を秘匿していた。豊富な実戦の経験を持つ。

李斯

出典: blog.livedoor.jp

呂不韋四柱の一人。法の番人の異名を持つ。呂不韋の相国昇格に伴って、左丞相への抜擢を有力視されていたが、成蟜を加えて勢力を増した政陣営の昌文君に左丞相の座を奪われた。始皇九年の咸陽攻防戦では、毐国軍に秦王・政を殺害させる為に意図的に咸陽の守備を薄くしたことで、攻防戦後に入牢させられる。しかし、始皇十年に「法の下に天下を統一する」という政の施政にその存在が不可欠と判断した昌文君の懇願により、政治に復帰する。

蔡沢

呂不韋四柱の一人。昭王時代の丞相であり、外交を司る最高外交官として、出身国の燕国との交渉を担当している。王を軽んずるような人物ではないが、「強き者にのみ仕える」という考え方を持っている。「剛成君」という称号で呼ばれることもある。
合従軍の襲来時には、ちょうど他国に居たことが幸いし、斉国王に謁見。斉国の合従軍離脱を説得し、成功させた。

王騎軍

出典: www.google.co.jp

王騎

秦国六大将軍の一人。そしてかつて昌文君と共に昭王に仕え、中華全土に名を馳せた武人。
かつてありとあらゆる戦場にどこからともなく参戦し、その武で猛威を振るったことからついたあだ名が「秦の怪鳥」。個人的武勇と戦場全体を見渡せる知略の双方を兼ね備える、最強の六大将軍。その首を取れば50の城をとるよりも価値がある、生きる伝説等敵味方問わずその評価は高い。また六将・摎の出生の秘密を知る一人であり、同時に、摎の想われ人でもあった。

出典: www.google.co.jp

王騎軍の副官。常に王騎の傍に控えており、普段は飄々としてポーカーフェイスを崩さない。また王騎へ答える時は「ハ。○○です」と答えることが多い。
趙軍との戦では、終盤で趙荘軍本陣に突撃して大将代理・趙荘を討ち取り、その後に王騎が致命傷を負うと、戦場から離脱させるために撹乱目的で敵本陣に突撃をかける等、その実力は(王騎本人から)王騎に見劣りしないと評される程である。王騎が離脱すると部下の進言で自分も離脱し、王騎から王騎軍の全てを託された。

録嗚未

王騎軍第1軍長。王騎軍最強と評される。軍議中座らない蒙武にキレそうになって王騎にたしなめられたり、李牧が秦趙同盟を持ちかけた際には激怒して剣を抜きそうになったり、宴席においても文官を投げ飛ばして退席するなど、激情家な面が見られる。
秦趙攻防戦において万極軍と交戦中に王騎の死の知らせを受けて激昂し暴走、万極軍に大打撃を与えた。

隆国

王騎軍第2軍長。秦趙攻防戦において山間に退いた趙荘軍の所在を見破り、龐煖を追跡する蒙武を止めようと進言する等、目利きに長けた将。しかし驀進する蒙武を止められず、趙荘の策によって壊滅的な被害を負った。
蒙武を間近で見てその武力に感嘆していた。王騎の最期に立ち会い、騰が王騎軍を託されたことへの証人となった。その後は騰軍の参謀の役割に就いている。

出典: comicin.jp

鱗坊

王騎軍第3軍長。敵将に対して辛辣な皮肉を浴びせる事が多い。
秦趙攻防戦で序盤に渉孟と戦いその武力の危険性を他の軍長たちに伝える。その後王騎の死の知らせを受けると言葉を発せず、泣き崩れた。
対合従軍戦で楚軍の臨武君の元まで突破するが、録嗚未と共に斬りかかった所で千人将の白麗に頭部を射抜かれて死亡する。

出典: www.google.co.jp

干央

王騎軍第4軍長。死闘を最も得意とし、軍の突破力は録嗚未からも認められる程である。
秦趙攻防戦の序盤で馮忌軍と当たる。この際馮忌を討ち取った信の名を高らかに宣言している(王騎曰く粋な計らい)。その後、龐煖の夜襲にいち早く反応して攻撃を仕掛けるが、援軍としてやってきた万極と交戦し隙を突かれ負傷する。
対合従軍戦では楚軍の戦象軍に苦戦をするも突破口を探りだし逆に撤退をさせ、その後の乱戦を生き残り、録嗚未軍と共に媧燐軍の背後に急襲をかけていた。

同金

王騎軍第5軍長。秦趙攻防戦では目立った活躍の場は無かった。王騎の死の知らせを受けて「何かの間違いだ」と涙を流していた。
対合従軍戦で秦に侵攻した楚軍への迎撃戦において、氾斗平原で臨武君に討たれ戦死する。

蒙驁軍

蒙驁

蒙武の父にして蒙恬・蒙毅の祖父。元々は斉国の人。伍長から昇進を重ねてきた歴戦の将であったが、斉において廉頗によって幾度も敗北させられたことから故郷での出世の道を諦め、息子の蒙武と共に秦へとやってきた。「白老」の名で列国に知れ渡る秦国筆頭の大将軍。

羅元

蒙驁軍の副官を務める将軍。顔に一閃の傷跡がある。山陽前哨戦にて暗躍する輪虎に翻弄され、数多くの千人将を失い自らも討たれて死亡した。

栄備

蒙驁軍に属する将軍。山陽戦では本隊の正面軍を率いる。最終局面では輪虎の巧みな戦術を目の当たりにして敗北を悟り、果敢に突撃をするも輪虎に斬られ死亡した。

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カイネ(キングダム)の徹底解説・考察まとめ

カイネ(キングダム)の徹底解説・考察まとめ

カイネは『キングダム』に登場する、趙国軍総司令・李牧(りぼく)の側近の女剣士である。騎馬術や剣術を得意とし、李牧の護衛も務めている。李牧には全幅の信頼を寄せ尊敬している。秦国との戦の時に、飛信隊軍師・河了貂(かりょうてん)が戦場を見学している際に、カイネと偶然出会い親しくなった。その後、河了貂とは敵同士として闘う事もあったが、以後も気にかけており、たびたび仲間に引き入れようと誘う。カイネと同じく李牧の配下である傳抵(ふてい)に将来の嫁と呼ばれている。

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王賁(キングダム)の徹底解説・考察まとめ

王賁(キングダム)の徹底解説・考察まとめ

王賁(おうほん)は、『キングダム』に登場する秦国の武将で、幼少期から軍事教育を受けたエリートのみで構成される、玉鳳隊の隊長である。また、王賁は長年槍使いとして鍛錬を重ねてきた、槍使いの達人でもある。秦国大将軍・蒙驁(もうごう)の右腕的な副将である王翦(おうせん)将軍を父に持つ。秦国六大将軍・王騎(おうき)も属する王一族の本家筋の出である。自身の出自に誇りが強く、下人の出である主人公の信(しん)の事を見下している事が多いが、信と楽華隊隊長・蒙恬の同世代の武人と互いに競い合って成長している。

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キングダム 運命の炎(キングダム3)のネタバレ解説・考察まとめ

キングダム 運命の炎(キングダム3)のネタバレ解説・考察まとめ

『キングダム 運命の炎』とは、原泰久の漫画『キングダム』を原作とする2023年公開の実写映画作品。同シリーズでは3作目にあたるため『キングダム3』とも呼ばれる。キャッチコピーは「大いなる夢を、新しい時代を、その手で掴め―」。監督は佐藤信介が務め、主役の山﨑賢人や吉沢亮など主要人物の役者は全員が前々作から続投している。 趙の大軍に攻められた秦は、六大将軍の王騎を総大将にしてこれを迎撃する。将軍を志す剣士にして秦の若き王嬴政の友でもある信も従軍し、師である王騎から重要な作戦を託される。

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