【スタジオジブリ】『風立ちぬ』に登場した鉄道関連の疑問点まとめ!

本記事ではスタジオジブリ制作映画『風立ちぬ』の作中に登場した「鉄道関連」の疑問点について、まとめて紹介している。本作は実在した飛行機技師の堀越二郎の半生を描いたドキュメンタリーであり、非常にリアルな描写の航空機が多数登場する。一方で市電や機関車など「鉄道関連」の描写も多くあり、「鉄道ファン」から好評を博しているのだ。記事中ではその「鉄道ファン」達が気になったシーンについて取り上げている。

堀越 二郎(ほりこし じろう)
1903年6月22日 – 1982年1月11日
昭和期の日本の航空技術者
群馬県藤岡市出身

劇中で最初に鉄道が登場するのは、堀越二郎の少年時代の場面。そこでは、小さな蒸気機関車がバックしながら貨車らしき車両を押してゆく様子がうかがえる。

出典: www.excite.co.jp

出典: lakatan.net

海外の反応】 外国人「ジブリ新作『風立ちぬ』は予告編だけでも泣ける ...

映画における二郎が少年時代を過ごした街が史実通り藤岡市だとすると、こまったことが。。。。

この当時、現在の藤岡市内には鉄道の駅がない

藤岡市内にはJR八高線の駅である群馬藤岡駅と北藤岡駅がありますが、

群馬藤岡駅データ. 開業日:昭和6年(1931年)7月1日

出典: www.tsuchibuta.com

北藤岡駅データ開業日:昭和36年(1961年)2月21日

出典: www.tsuchibuta.com

なお高崎線はこの当時すでに開通していましたが、藤岡市内には駅はありません。

列車の連結器の描写がおかしい

まずは、二郎と菜穂子と初めて出会う群馬から?上野(たぶん)に向かう列車のシーン

風立ちぬ」見てきた! ストーリー&感想・ネタバレありレビュー:かる ...

菜穂子と初めて出会う列車のシーンですが、ネジ式連結器の描写がおかしい。

出典: blog2.surpara.com

連結器(coupler)@おぅげいじ : おぅげいじ鉄道模型製作 : LOCO-

ねじ式連結器は現在でも欧米でよく使われている方式で
簡単に言うとプラレールの連結器のように片一方の留め具に
フックを引っかけるだけ.

このままでは衝撃がすごいので 必ず車両端にバッファ(緩衝器)が付いています。

出典: detail.chiebukuro.yahoo.co.jp

そんな連結器、映画のなかでは

車両端に設けられている緩衝器(バッファー)は、互いに密着していなければならないのですが、ガッチャンガッチャンぶつかっています。

これでは乗り心地が悪くなるだけでなく、ブレーキなどが利きにくくなります。

出典: blog2.surpara.com

さらに、二郎が大学を卒業して名古屋にある三菱の工場に赴任する東海道本線(たぶん)の連結器の描写がおかしい。この列車の連結器もねじ式の連結器でしたが、たしかもうこの当時は今でも使われている自動連結器だったはず。

地下室からの手紙 連結器の話

二郎が大学を卒業して就職したのは昭和2年

堀越二郎 ほりこし-じろう

昭和2年三菱内燃機(現三菱重工業)名古屋航空機製作所に入社。

出典: kotobank.jp

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