【HUNTER×HUNTER】クラピカの徹底解説まとめ【ハンター×ハンター】

『HUNTER×HUNTER』(ハンター×ハンター)は主人公の少年・ゴン=フリークスがまだ見ぬ父親のジンと会うため、父の職業であったハンターとなり、仲間達との絆を深めながら成長する様を描いた冒険漫画である。クラピカは主要人物の一人であり、主人公のゴンとはハンター試験に向かう道中で知り合う。幻影旅団(クモ)という盗賊集団に滅ぼされたクルタ族の生き残りで、同胞の仇を取り、「緋の眼」という奪われた仲間の眼球を取り返すためにハンターとなった。

具現化系能力

通常の状態。5本の鎖は具現化系能力によるもの。

出典: dic.pixiv.net

癒す親指の鎖(ホーリーチェーン)

自然治癒力の強化

奪う人差し指の鎖(スチールチェーン)

オーラを吸い取り、対象者を「絶」状態にし、念能力を一度だけ預かる特質系の能力。さらに、その預かった能力を他人に与えることもできる

blog.esuteru.com

束縛する中指の鎖(チェーンジェイル)

捕えた旅団員を強制的に「絶」状態にし拘束する

出典: stat.ameba.jp

導く薬指の鎖(ダウジングチェーン)

集中力を強化しダウジング効果を発揮・防御用

律する小指の鎖(ジャッジメントチェーン)

標的の心臓に刃を刺し、掟を宣告した上で遵守させる

・ 中指の鎖は旅団以外の人間に使用すると死ぬ制約がある。その結果、強度が飛躍的に向上した。
・ 中指、小指の鎖は「緋の目」発動時にしか使用できない。
・ 薬指の鎖は探し物の発見や相手の嘘を見抜くことができるが、仕組みはクラピカ自身も完全には理解しておらず、「極限まで集中することで自己認知を超越した無意識下の直感が鎖に伝わる」との仮説を立てている。

出典: dic.pixiv.net

kirua-hunterhunter.com

特質系能力

クルタ族特有の特異体質状態。「緋の眼」発動時のみ特質系に変化する。

出典: dic.pixiv.net

絶対時間(エンペラータイム)

「緋の眼」発動時に使える能力。オーラ総量が増え、全系統の能力を100%引き出すことが出来る。
ただしクラピカが覚えた能力の威力・精度が100%にまで上がるだけで、習得率が100%に上がるわけではない。その決定的な強さゆえ反動も激しく、長時間使用すると数日寝込む程の疲労に陥る。

念の上達の早さは驚異的なほどで、念の存在を知ったのはゴンとキルアよりも後だが、少なくとも半年以下で発・凝・陰・流・硬などを会得しており、作中トップクラスの強化系と渡り合うほどになっている。
五感と身体能力も常人離れしており、念なしでヒソカと小一時間戦い、強化系を極めた旅団戦闘員であるウボォーギンを翻弄し、銃弾も通さないウボーの身体を強化打撃で打ち砕くほど体術に優れる。
ただし、試しの門では1の扉(4トン)までしか開ける事ができず体格も細身であるため、念なしでの純粋な腕力はメイン4人内では比較的劣ると推察される。

出典: dic.pixiv.net

出典: msp.c.yimg.jp

さらに364話にて、クラピカは「発動時一秒につき一時間寿命が縮む」という凄まじい制約をかけている事が判明する。
約2時間半の発動で寿命が1年縮み、1日中発動し続けるとそれだけで約10年分もの寿命が失われる計算となる。
ヨークシン編にて夜7時にクロロを拘束し、0時にゴンとキルアを奪還するまでの5時間、クラピカは既に2年間分の命を削るという恐ろしい代償を支払っていた事になる。
まさに死と隣り合わせの力と言える。
ただしこの制約をつけた時期や経緯については作中では未だ明示されておらず、「使用後の疲労を回避するために後から追加した制約ではないか」という考察もある。

出典: dic.pixiv.net

www.g913-jiro.com

性別

女性と見紛う容姿が特徴。作中の女性キャラクターと同じ少女漫画のようなパーツで描かれる。
他人からどう見られるかの自覚はあるらしいが、特に感慨もなく容姿の良さを駆け引きの道具の一つとして考えているようだ。必要とあれば女装(変装?)し、周囲から全く違和感を持たれない。敵対する人物からは容姿について下品な揶揄をされることもあるようだ。
性別についてはファンの間で長年論争が続けられているが、現在の公式媒体では女顔の男性説が有力。
作者本人はジャンプ本誌掲載のインタビューで「予想以上に男性か女性か分からないキャラになってしまった」とはぐらかし、本編では曖昧な描写が続けられており、原作では明確にされていない。

出典: dic.pixiv.net

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再登場

作中のメインキャラであるが、本作の休載に加え、GI編・キメラアント編とストーリー上絡みがなく、最後の出番は2002年の第149話(15巻)であった。選挙編では過去の登場人物が勢揃いするなか、ひとり姿を見せず行方が知れなかったが、ついに2012年の第339話(32巻)で3コマ映り、10年ぶりの再登場を果たした。

出典: dic.pixiv.net

Chi_
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