猫の恩返し(ジブリ映画)のネタバレ解説・考察まとめ

『猫の恩返し』とは、2002年に上映されたスタジオジブリのアニメーション映画作品。監督は森田宏幸。本作は、同じくジブリ作品である「耳をすませば」の主人公「月島雫」が書いた物語という、ジブリでは珍しいスピンオフ作品。主人公「住吉ハル」は車に轢かれそうになった猫を助けた事が原因で、猫の国へ連れて行かれる事になってしまう。ハルが助けを求めたのは猫の事務所の主「バロン」であった。

『猫の恩返し』の概要

『猫の恩返し』とは、スタジオジブリのアニメーション映画作品。
2002年に「ギブリーズ episode2」と同時上映された。
監督は、アニメ「ぼくらの」などを手がけた森田宏幸。
キャッチコピーは「猫になっても、いいんじゃないッ?」。

本作は、スタジオジブリ製作で宮崎駿が監督を務めるアニメーション映画「耳をすませば」のスピンオフ作品。
「耳をすませば」の主人公「月島雫」が書いた小説作品とされている。
「耳をすませば」は「柊あおい」の漫画が原作で、「猫の恩返し」は同作者の「バロン 猫の男爵」を原作とし、宮崎駿のリクエストで書き下ろされた。

興行収入は64.6億円で、2002年の邦画1位を獲得。
第20回ゴールデングロス賞最優秀金賞、第6回文化庁メディア芸術祭アニメーション部門優秀賞を受賞。
2017年の時点で宮崎駿が監督を勤める作品以外でのジブリ作品では興行成績第2位、総合でも第8位と、ジブリの中でも人気が高い作品の一つである。

『猫の恩返し』のあらすじ・ストーリー

得意のラクロスでルーン(黒猫)を助ける住吉ハル

本作の主人公「住吉ハル」はごく普通の女子高校生である。
ある日ハルは、ラクロス部に所属する友人「ひろみ」と帰宅している最中、車に惹かれそうになっている猫を目撃する。
ハルは反射的に飛び出し、ひろみの持っていたラクロスのラケットを使って猫を助けた。
ラケットは衝撃で折れてしまい、ハルも転んでしまうが、猫は無事であった。
するとその猫は後ろ足二本で人間のように立ち上がり、ハルにお礼を言った。
その猫の名前は「ルーン」といい、猫の国の王子様であった。
ルーンは梱包された箱を大事に持っており、このプレゼントと思われる物を買いに人間の住む街に来ていて、お店から出てきたところを轢かれそうになってしまったのであった。
ひろみは猫が喋った所は見ておらず、見たのはハルだけであった。

その日の夜、参勤交代のように大量の猫を従えて、ハルの家に猫の国の王様「猫王」が尋ねてきた。
猫王は息子ルーンをハルが助けてくれた事に感謝し、ハルに何かをくれるようで、ハルは巻物に猫語で描かれた目録を貰った。

次の日、ハルの家の庭には大量のねこじゃらしが生え、ハルからは何故かマタタビの匂いがして猫に追いかけられ、下駄箱には大量の生きたネズミが入っていた。
さらにハルがルーンを助けた時に折ってしまったラクロスのラケットの持ち主であるひろみの家の前には、大量のラケットが置かれていた。
そして昼休み、ハルはハルが片想いしているクラスメイトの男子「町田」が、彼女と思われる女子生徒と仲良さ気に話しているところを目撃してしまう。
ショックを受け自暴自棄になっているところに、猫の国の使い「ナトル」が現れる。
朝のねこじゃらしやネズミなどの不思議な出来事こそが猫王のプレゼントで、昨夜貰った目録にもそれらしき記号が書かれていたのであった。
しかしどれもハルにはいらないものばかりであった。

ナトルはハルに猫の国に来たらどうかと提案し、ルーン王子の妃になる気はないかと尋ねる。
自暴自棄になっていたハルはそれも良いかもと答えてしまう。
ハルの生返事を聞くや否や、ナトルはハルを改めて迎えに来ると一方的に約束し、居なくなってしまった。
勿論、ハルは本気で猫の国に住みたいと思ったわけではないのであった。
本気で迎えに来るつもりなのか、このまま猫のお嫁さんになってしまうのと混乱するハル。
すると、どこからかともなく女の子の声で「猫の事務所を探して。十字街に居る白い大きな猫が教えてくれるから。」という声が聞こえてくる。
ハルは声の言う通りの場所へ行くと、白い巨体なデブ猫「ムタ」に出会う。
猫の事務所の話をムタに語りかけてみると、ムタは「付いてきな」と答えた。

ハルがムタに付いて行くと、不思議な街に辿り着き、そこには「猫の事務所」があった。
猫の事務所にはカラスの「トト」、そして猫の事務所の主である「バロン」が居た。
ハルはバロンに事情を話す。
ムタ曰く、猫の国とは自分の時間を生きられない奴が行き着く場所だと言う。
バロンはハルに自分を見失わない事が大事なのだとハルに説いた。
そこにナトルが約束通りハルを迎えに現れ、大量の猫によってハルは連れ去られてしまう。
バロンとトトはハルを攫う猫達に追いつけなかったが、ムタだけはハルと一緒にいたため猫の国へ一緒に連れて行かれた。

猫の国の城へ連れて行かれるはずであったが、ムタの重さのせいで途中でハルとムタは落とされてしまう。
猫の国の民達が不思議そうにハルたちを見ている中、白い猫の女の子「ユキ」がハルの前に現れた。
ユキはハルを猫の事務所に行く様に呼びかけた声の主であった。
そしてユキは何故かハルの事を知っているようで、ハルを心配し、このまま猫の国に居てはいけないとハルに注意した。
そこにナトルたちが引き返してきて、ハルとムタは猫王のお城へと案内された。
ムタはハルのお供ということになっていた。

お城ではお妃になるハルを迎える宴が催され、ハルは綺麗なドレスを着せられる。
ドレスを着たことなど無いハルは正直満更でもなかったが、鏡を見ると体の一部が猫化していてショックを受ける。
ハルがドレスを着ている間、ムタは用意された大容量のマタタビゼリーを食べようとゼリーの器に飛び込み、ゼリーに溺れた状態で発見された。
宴の席にはルーン王子はおらず、猫王と貴族のような猫達、配給係や猫王の部下の猫達、そして余興担当の猫が居た。
ハルはムタがゼリーで溺れ死んだと思い込んで泣きじゃくり、宴の余興には全然興味を示さなかった。
またその余興は腹踊りやお色気など品のないシュールなもので、一部の猫にはバカ受けしたが、それらを披露した猫とそれを笑った猫は猫王の命令で窓から投げ落とされた。
笑顔にならないハルの前に、仮面を付けた紳士な猫が現れ、ハルに自分と一曲踊るように話しかけた。
最初は乗り気では無いハルであったが、紳士でカッコイイ猫と踊っているうちに猫でも良いかもしれないと思ってしまう。
するとハルの頬から猫のヒゲが生えた。
二人の親密な雰囲気に猫王は機嫌を損ね、仮面の猫に身分を問う。
仮面の猫の正体はバロンで、ハルを助けに潜入して来たのであった。
王の手先がバロンを捕らえようと暴れだし、宴はその混乱でグチャグチャになってしまう。
ゼリーの中で溺れていたように見えたムタは、ゼリーを全て食べきってゼリーの器から出てきた。
バロンとムタが王の手下達を相手に暴れていると、配給係をしていたユキがドサクサに紛れてハルたちに隠し通路を教えてくれてた。
ハルとバロンはそこから城を脱出する事に成功した。
ちなみに城の下には窓から落とされた猫たちがいて、全員無事であった。

ハルたちは夜明けまでに塔の屋上へ行けばハルは人間に戻り、元の世界に帰ることが出来ると知り、塔を目指す。
しかし塔までの道は迷路になっているのであった。
猫王は遠くから迷路で迷うハルたちを見てどうせ出られないと笑い、ハルたちを邪魔しに手下達を向かわせた。
手下達はハル達を迷わせるために、ハリボテの壁を使って間違えた道を歩ませようとする。
しかし、それが仇になり逆にハルたちを塔へ導いてしまった。

塔に到着し、屋上まで登ろうと階段を上がって行く。
どうしてもハルを帰したくない猫王は、奥の手を使って塔を爆破し、塔の高さは当初よりも短くなってしまった。
そこへ国を離れていたルーン王子が帰還し、騒ぎを聞きつけて塔まで駆けつけてきた。
猫王はハルとルーンの結婚を勝手に決めてしまっていて、ルーンにはその話を一切していなかったのである。
ルーン王子は猫王から結婚の話を聞くと、既に結婚相手を自分で見つけていると答える。
その相手はユキなのであった。
ユキは野良猫の子猫だった頃、お腹が空いて弱っていたところを幼いハルにお魚のクッキーを分けて貰って助かり、そのクッキーが今でも大好きなのだという。
その話を聞いたルーンは、ユキへプレゼントするためにその思い出のクッキーを買いに行き、そこでルーンもハルに救われたのである。
ルーンは皆の前でユキにプロポーズをし、ユキはそれを受けた。
ハルは二人の結婚を祝福した。
しかし猫王はハルを諦められず、ルーンの嫁がダメなら自分の嫁にすると言い出すが、ハルに却下される。
怒った猫王は暴れ出し、バロンと一騎打ちの勝負になるがあっさり負けてしまい、王を引退する決意をした。
バロンが猫王と戦っている間にハルは塔の屋上へ辿り付く。
だが、塔が爆破され高さが変わってしまった影響で時空が歪み、猫の世界の出口は人間界のはるか上空に繋がっていた。

出口からハルが身を乗り出すと、元の人間に戻った。
猫の世界と人間の世界の出入り口は猫が出入りできるくらいのサイズであったため、人間に戻ったハルには足場が悪く、ムタ・バロンと共に地上へ落下してしまう。
そこへトトがカラスを率いて現れ、カラス達はハルの足場となって、ハルはハルの通う学校の屋上へ下ろされる。

ここでハルとバロンたちはお別れとなり、ハルはバロンに好きになってしまったと告白する。
もう会えないのかと寂しがるハルに、バロンはまた困ったことがあったら猫の事務所への扉は開かれると言い残し去っていった。

ハルはこの不思議な体験から、自分を見つめなおし少しだけ成長し、またいつもの日常へ戻るのであった。

『猫の恩返し』の登場人物・キャラクター

吉岡 ハル(よしおか ハル)

CV:池脇千鶴

本作の主人公。高校生。
本人は気づいていないが、猫語を理解する能力を持っている。
少々ドジッ子で、寝坊したりトラブルに巻き込まれたりと慌しい日常を送っている。

ラクロス部に所属する親友のひろみと帰宅中に、車に轢かれそうになっている猫ルーン王子を助けた。
それによって猫王から色々なプレゼントをされるが、どれもいらないものばかりであった。
クラスメイトの町田に片想いをしていたが、既に彼女が居るようで落ち込んでいたところ、猫の国へ連れて行かれることになってしまう。
何処からとも無く聞こえてきた猫の事務所へ行くように呼びかける声に従って、猫の事務所へ行きバロンやムタと出会う。
猫の国へ行った経験やバロンたちとの関わりの中で、ハルは精神的に成長して行く。

当初は町田に片想いしていたが、バロンと行動する事によってバロンに恋をし、別れ際に告白した。
物語のラストは以前よりも行動が少し大人びていて、町田への気持ちも吹っ切り、髪の毛も短髪にしており、ハルの変化が伺える。

バロン / フンベルト・フォン・ジッキンゲン

CV:袴田吉彦

「猫の事務所」の所長。男爵という設定を持つ。
イギリスの紳士のような佇まいで、行動はムタ曰くキザで、身体能力や洞察力に優れ、機転もきくというパーフェクトな存在。
またハルを導く存在でもあり、ハルに自分を見失わないように諭し、ハルを精神的にも肉体的にも支えた。
一人称は基本的に「私」であるが、一度だけハルに対し「俺を信じろ!」と言った。
趣味なのか自身で紅茶をブレンドし、その都度味が変わる。

元ネタとなったのは「耳をすませば」の「バロン」という猫の置物。
そのため本作のバロンも体が人工物であるため、猫が発音出来ない「ゆ」の発音をする事が出来る。

ムタ / ルナルド・ムーン

CV:渡辺哲

バロンの仲間の太った猫。
いつもは街をウロウロしている。
ツンツンした性格で、短気で皮肉を言ったり気難しい性格であるが根は良い奴で、何だかんだとハルの事を気にかけ助けた。
大喰いであるが食には拘りがあり、シフォンケーキが有ると知るとわざわざ生クリームを作ったり、浴びる程のマタタビゼリーを食べてみたいと思っていた。
その結果マタタビゼリーの中で身動きが取れなくなってしまうが、無事であった。
自身の過去を語りたがらないため詳しい過去は不明であるが、猫の国の魚を全て食べてしまった大犯罪猫。
不老不死と思われる程かなり長生きである様子。その長い経験からか、本来猫が発音できないという「ゆ」の発音が出来る。

街のベンチでハルに出会い、ハルが猫の事務所を探していたことから、ハルを事務所まで案内した。
最初はハルを自業自得だと突き放していたが、物語が進むに連れて「俺はハッキリした女が好きなんだ」とハルを気に入ってもいた。
ハルと別れ際、バロンとの別れを惜しむハルに「ムタさんも」と取ってつけた様に別れを言われ、「『も』ってなんだ!『も』って!」と怒りながらフェードアウトして去って行った。

トト

CV:斉藤洋介

バロンの仲間のカラス。原作ではカササギ。
普段は彫刻であるが、事務所が開く時に心を持ち自由に動き出す。
ムタとはいつも喧嘩をし、ハルに対してもムタが否定的であったのに対し、トトは好意的であった。
しかしいざとなると協力し合い、猫の国から脱出した際はトトが連れて来たカラス達によって、ハルたちは落下せずに済んだ。

ルーン

CV:山田孝之

猫の国の王子。猫王の息子。
猫王と同じ毛色を持ち、さらに猫王と同じくオッドアイ。
毛が短い以外の点で外見的特長は似ているが、奔放な父を反面教師にしているためなのかとても生真面目で誠実な性格。
恋人のユキのために、ユキの思い出のクッキーを探しに人間界へ行き、ハルに助けられた。
終盤でユキにプロポーズし、ユキはそのプロポーズを受けた。
ユキという名前を言えていることから、「ゆ」の発音が出来る猫の一人。

ユキ

4gmari7ma
4gmari7ma
@4gmari7ma

Related Articles関連記事

歴代スタジオジブリ作品の作者別キャッチコピーまとめ

歴代スタジオジブリ作品の作者別キャッチコピーまとめ

スタジオジブリ作品のキャッチコピーは、コピーライターの糸井重里、スタジオジブリプロデューサーの鈴木敏夫、メイジャーの宣伝プロデューサー徳山雅也などが担当している。ジブリ作品のキャッチコピーは、『魔女の宅急便』の「おちこんだりもしたけれど、私はげんきです。」や、『風立ちぬ』の「生きねば。」など、どれも秀逸なものばかり。ここでは、彼らの簡単な経歴や名キャッチコピー、作品を紹介していく。

Read Article

ジブリの歴代ヒロインまとめ

ジブリの歴代ヒロインまとめ

ジブリの歴代ヒロインとは、『風の谷のナウシカ』や『天空の城ラピュタ』といったジブリ作品に登場する女性キャラクターたちのことである。ジブリのヒロインは主人公として登場することも多く、その存在はファンたちから憧れを抱かれることも多い。主に10代の女子が活躍しているが、その他にもポニョやメイのような幼い女の子やマダム・ジーナのような大人の女性も作品を盛り上げている。

Read Article

マニアックなスタジオジブリ作品の裏設定・都市伝説・トリビアまとめ

マニアックなスタジオジブリ作品の裏設定・都市伝説・トリビアまとめ

スタジオジブリとは、主に長編アニメーション映画の制作を主力事業として展開しているアニメーション制作会社である。スタジオジブリは数々の名作を生み出してきた。宮崎駿や高畑勲を筆頭に、生み出される作品の造詣は非常に深い。それ故に、一度見ただけでは理解できない描写や、そもそも何を意味しているのかが説明されていないシーンが多数存在する。ここでは、ジブリにまつわる裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話を一挙紹介していく。

Read Article

火垂るの墓(ジブリ映画)のネタバレ解説・考察まとめ

火垂るの墓(ジブリ映画)のネタバレ解説・考察まとめ

『火垂るの墓』とは、自身の戦争体験を題材にした野坂昭如の短編小説を元に、監督と脚本を高畑勲、新潮社とスタジオジブリが製作した劇場用長編アニメーション映画。1988年4月16日から東宝系で公開された。第二次大戦下の兵庫県神戸市と西宮市近郊を舞台に、父の出征中に母が亡くなってしまった14歳の兄・清太と4歳の妹・節子が、終戦前後の混乱の中を必死で生き抜こうとする姿を描いた物語。

Read Article

天空の城ラピュタ(ジブリ映画)のネタバレ解説・考察まとめ

天空の城ラピュタ(ジブリ映画)のネタバレ解説・考察まとめ

『天空の城ラピュタ』とは、1986年に公開されたスタジオジブリ作品。宮崎駿氏が監督、脚本、原作を手掛けた長編アニメです。飛行石という不思議な石を持つシータと、彼女を助けた少年パズー。空に浮かぶとされる島ラピュタ発見を夢見て、飛行機を作っていたパズーはシータと共にラピュタ探しを提案します。そこに空中海賊、政府軍などが飛行石、そしてラピュタを狙い介入。ただの冒険活劇でないところが、数十年経っても衰えない人気を誇っています。

Read Article

となりのトトロ(ジブリ映画)のネタバレ解説・考察まとめ

となりのトトロ(ジブリ映画)のネタバレ解説・考察まとめ

『となりのトトロ』とは、1988年に公開したスタジオジブリ制作のアニメ映画。昭和30年代、緑豊かな農村に引っ越してきた草壁さつき、メイの姉妹は奇妙な生き物トトロと出会う。ネコバスも含め、子供の時にしか会えない彼らとの交流、そして少しの成長を描いたもの。爽やかな自然の描写と、それに相反する多くの暗い都市伝説を持つ作品でもある。原作、脚本、監督は宮崎駿。

Read Article

崖の上のポニョ(ジブリ映画)のネタバレ解説・考察まとめ

崖の上のポニョ(ジブリ映画)のネタバレ解説・考察まとめ

「崖の上のポニョ」とは、宮崎駿監督によるスタジオジブリ製作の長編アニメーション映画作品。2008年に公開された。藤岡藤巻と大橋のぞみが歌うエンディング主題歌「崖の上のポニョ」は、オリコン週間3位になり話題になった。崖の上の一軒家に住んでいた5歳児の少年「宗介」は、海で魚の女の子「ポニョ」に出会う。ポニョは宗介に恋をし、人間になろうとするのであった。

Read Article

風の谷のナウシカ(ジブリ映画)のネタバレ解説・考察まとめ

風の谷のナウシカ(ジブリ映画)のネタバレ解説・考察まとめ

『風の谷のナウシカ』とは、1984年トップクラフト制作の日本アニメーション映画で、宮崎駿監督の長編アニメーション映画第2作である。原作は「アニメージュ」に連載していた宮崎の同名漫画『風の谷のナウシカ』。遥か遠い未来、近代文明が崩壊し「腐海(ふかい)」と呼ばれる菌類の森に世界は覆われていた。その辺境にある「風の谷」で生き抜く少女の生き様を描く。

Read Article

風立ちぬ(ジブリ映画)のネタバレ解説・考察まとめ

風立ちぬ(ジブリ映画)のネタバレ解説・考察まとめ

『風立ちぬ』とは、2013年にスタジオジブリが公開したアニメーション映画で、監督は宮崎駿。キャッチコピーは「生きねば。」。主人公の堀越二郎は、幼い頃から飛行機が大好きで飛行機乗りになりたかった。しかし近眼という決定的な欠陥から飛行機乗りの道を諦め、設計者を志すこととなる。そして大学生のころ関東大震災にあい、その時に出会った結核の少女、里見菜穂子と恋に落ちる。大正から昭和へと流れゆく時代に、生と死の間で苦悩する青年を描いた感動作となっている。

Read Article

おもひでぽろぽろ(ジブリ映画)のネタバレ解説・考察まとめ

おもひでぽろぽろ(ジブリ映画)のネタバレ解説・考察まとめ

『おもひでぽろぽろ』とは、1991年公開のスタジオジブリ作品である。監督・脚本は高畑勲。制作プロデューサーとして宮崎駿も参加している。ひとり旅に出た27歳の私が“小学5年生のワタシ”と一緒に、それまでの歩みを振り返るストーリー。 声優として今井美樹や柳葉敏郎が参加していることも上映当時には話題となった。 キャッチコピーは「私はワタシと旅に出る」。

Read Article

コクリコ坂から(ジブリ映画)のネタバレ解説・考察まとめ

コクリコ坂から(ジブリ映画)のネタバレ解説・考察まとめ

『コクリコ坂から』とは、2011年に公開されたスタジオジブリのアニメーション映画。監督は宮崎吾朗で、キャッチコピーは『上を向いて歩こう。』。 港南学園高校2年生のメルこと松崎海は、毎朝庭で旗を揚げていた。それは戦争に行ったきり、帰ってこない父親へ向けた信号旗だった。ある日、学校新聞「週刊カルチェラタン」で、自分が旗を揚げる少女として取り上げられていることに気が付く。それは同じ高校の3年生、風間俊が書いた記事だった。メルはこの記事をきっかけに俊を気にするようになり、だんだんと彼に惹かれていく。

Read Article

君たちはどう生きるか(ジブリ映画)のネタバレ解説・考察まとめ

君たちはどう生きるか(ジブリ映画)のネタバレ解説・考察まとめ

『君たちはどう生きるか』とは、義母を救うために不可思議な世界を旅する少年の姿を描いた、宮崎駿によるアニメ映画。宮崎が「これで本当に最後」と明言して制作した作品で、宣伝も無く、公式HPも無く、一切情報を隠したまま公開されるという独特の手法で話題となった。 太平洋戦争が激化する最中、牧眞人は父と共に郊外へ引っ越し、そこで叔母で新たに自身の義母となるナツコと再会。どう接すればいいのか互いに戸惑う中、ナツコはいずこかへと姿を消し、眞人は彼女を連れ戻すために謎のアオサギに導かれて異界へと旅立っていく。

Read Article

かぐや姫の物語(ジブリ映画)のネタバレ解説・考察まとめ

かぐや姫の物語(ジブリ映画)のネタバレ解説・考察まとめ

『かぐや姫の物語』とは、日本最古の物語と言われている『竹取物語』を題材に、高畑勲が14年ぶりに監督を務めたスタジオジブリ制作のアニメーション映画。2013年11月公開。キャッチコピーは「姫の犯した罪と罰」。竹から出てきた娘・かぐや姫が美しく成長し、男性たちからの求婚をかわし、やがて月に帰って行くという『竹取物語』の筋書きはそのままに、何のために地球に来てなぜ月に帰ることになったのか、誰も知ることのなかったかぐや姫の「心」と、物語に隠された真実を描き出す。

Read Article

千と千尋の神隠し(ジブリ映画)のネタバレ解説・考察まとめ

千と千尋の神隠し(ジブリ映画)のネタバレ解説・考察まとめ

『千と千尋の神隠し』とは、2001年の夏に劇場公開されたジブリの長編アニメーション映画。この映画は千尋という10歳の少女が神々の世界に迷い込んでしまう物語である。興行収入は300億円を超える業績を生み出し、2003年にはアカデミー賞を受賞した。まさに大作中の大作である。その名作ぶりは2016年のイギリスBBCの投票で、「21世紀の偉大な映画ベスト100」の4位に選ばれたほどとなっている。

Read Article

もののけ姫(ジブリ映画)のネタバレ解説・考察まとめ

もののけ姫(ジブリ映画)のネタバレ解説・考察まとめ

『もののけ姫』とは、宮崎駿、スタジオジブリ原作の長編アニメーション映画作品である。 1997年7月12日全国公開され、1998年の春先までロングラン上映を実施した映画館もあったことで、興行収入193億円を記録し、20世紀日本映画歴代興行収入第1位となった。 アシタカという人間ともののけに育てられたサンが出会い、人間と自然の対立を描いた壮大な作品になっている。

Read Article

ハウルの動く城(ジブリ映画)のネタバレ解説・考察まとめ

ハウルの動く城(ジブリ映画)のネタバレ解説・考察まとめ

『ハウルの動く城』とは宮崎駿監督、スタジオジブリ製作の日本の長編アニメーション映画作品である。2004年11月20日に全国公開され、興行収入は196億円。スタジオジブリ製作アニメでは「もののけ姫」を抜き、「千と千尋の神隠し」に次ぐ第2位の記録を樹立した。 物語は魔法と機械が混在する架空の世界が舞台。呪いで老婆にされた少女ソフィーと魔法使いハウルの戦火の恋を描く。

Read Article

魔女の宅急便(魔女宅)のネタバレ解説・考察まとめ

魔女の宅急便(魔女宅)のネタバレ解説・考察まとめ

『魔女の宅急便』は、1989年に公開されたスタジオジブリ制作のアニメーション映画。キャッチコピーは「おちこんだりもしたけれど、私は元気です」。13歳の魔女キキは満月の夜に自分の住む街を出て、海の向こうの街コリコにたどり着く。そこで「魔女の宅急便」を開業し、挫折を味わい、成長していく。角野栄子の『魔女の宅急便』が原作で、映画では原作よりファンタジー性が抑えられているのが特徴。

Read Article

ゲド戦記(ジブリ映画)のネタバレ解説・考察まとめ

ゲド戦記(ジブリ映画)のネタバレ解説・考察まとめ

2006年公開、スタジオジブリ作品であり、宮崎駿氏の息子である宮崎吾朗氏が初監督を務めた長編アニメーション映画。国を捨て旅に出た王子アレンと、その旅の途中で出会った顔にやけどを負った少女テルー。二人は旅をするにつれ、自身が抱える辛い過去と向き合いながらお互いの理解を深めていく。互いの心に歩み成長していく姿や、メッセージ性に様々な考え方をもたらす作品。

Read Article

紅の豚(ジブリ映画)のネタバレ解説・考察まとめ

紅の豚(ジブリ映画)のネタバレ解説・考察まとめ

『紅の豚』は、1992年7月18日に劇場公開された、スタジオジブリ制作・宮﨑駿監督による日本の長編アニメーション作品である。舞台は世界大恐慌に揺れるイタリア・アドリア海。自分自身に魔法をかけて豚の姿になったイタリア人・マルコが偽名「ポルコ・ロッソ」を使い、飛行艇を乗り回す空中海賊「空賊」たちを相手に、賞金稼ぎとして空中戦を繰り広げる。

Read Article

耳をすませば(耳すま)のネタバレ解説・考察まとめ

耳をすませば(耳すま)のネタバレ解説・考察まとめ

「耳をすませば」は、1995年に公開されたジブリ映画。原作者は柊あおいである。この映画は、ジブリ作品を作画で支えていた近藤善文の最初で最後の監督作品で脚本・絵コンテは宮崎駿が担当している。ストーリーは、主人公「月島雫」を中心に恋や夢、悩みなどを描いている。誰もが一度は経験したことがある甘酸っぱい青春ストーリーで未だに人気の高い作品だ。

Read Article

借りぐらしのアリエッティ(ジブリ映画)のネタバレ解説・考察まとめ

借りぐらしのアリエッティ(ジブリ映画)のネタバレ解説・考察まとめ

『借りぐらしのアリエッティ』とはメアリー・ノートン著書の『床下の小人たち』を原作として、米林宏昌が監督のスタジオジブリ制作アニメーション映画である。最終興行収入は92億5000万円で2011年に日本アカデミー賞最優秀アニメーション作品賞を受賞。とても美しい映像は劇中の音楽とよく合い、見ている人を夢中にさせた。人間に見られてはいけない小人が、人間の家で物を借りながらどのように隠れて暮らすのか、そして短い間に築かれていく小人であるアリエッティと少年の翔との友情と絆を描く。

Read Article

ホーホケキョ となりの山田くん(ジブリ映画)のネタバレ解説・考察まとめ

ホーホケキョ となりの山田くん(ジブリ映画)のネタバレ解説・考察まとめ

『ホーホケキョ となりの山田くん』とは1999年に公開されたスタジオジブリの長編アニメーション映画である。監督を高畑勲が務め、スタジオジブリ作品において唯一松竹によって配給された作品となっている。原作は朝日新聞に連載されていた、いしいひさいち作の『となりの山田くん』。映画では4コマ漫画のエピソードを繋げたオリジナルストーリーで進んでいく。5人と1匹の犬によるほのぼのとした日常の中で、怒り笑い涙ありの様々なドラマがユニークに描かれた家族の絆の作品である。

Read Article

ぼくらの(漫画・アニメ・ラノベ)のネタバレ解説・考察まとめ

ぼくらの(漫画・アニメ・ラノベ)のネタバレ解説・考察まとめ

『ぼくらの』とは『月刊IKKI』で2004年1月号から2009年8月号まで連載されていたSF・ロボット漫画である。作者は鬼頭莫宏。少年少女たちが巨大ロボット「ジアース」を操縦し地球を守るという、王道のSFロボット漫画でありながら、登場人物それぞれの生と死、人生観、人間関係が複雑に絡み合った人間ドラマでもある。2007年にアニメ化され、2007年~2008年にはライトノベル小説『ぼくらの〜alternative〜』が発売された。

Read Article

ナウシカが招いた死の未来【漫画版 風の谷のナウシカ(ネタバレあり)】

ナウシカが招いた死の未来【漫画版 風の谷のナウシカ(ネタバレあり)】

初めてのジブリ作品で、代表作の一つである『風の谷のナウシカ』。ナウシカには映画版と漫画版があり、映画版の内容は漫画版全7卷の中で第1巻のストーリーです。 漫画版では、王蟲や腐海の蟲はなぜ生まれたのか、巨神兵は何のために生まれたのか、ナウシカたちは何者なのか、など映画では描かれなかった衝撃の事実が明らかになります。それを知ったナウシカはある行動に出ます。それは逃れられない滅びの道です。 この記事では、漫画版で描かれた衝撃の結末・ナウシカの決断を解説します。

Read Article

もののけ姫のシシ神の謎についてネタバレ解説・考察まとめ

もののけ姫のシシ神の謎についてネタバレ解説・考察まとめ

スタジオジブリ制作の長編アニメーション映画「もののけ姫」。人間と森に住まう神々「もののけ」との対立を描く。劇中の神々の頂点としてシシ神という存在が登場する。シシ神は多くの謎を覗かせつつも最後までその存在がどういうものかを劇中で語りつくされることなく、物語は終了する。人にとって、また神々にとってどういう存在なのかについて掘り下げていく。

Read Article

ハウルの動く城の名言・名セリフ/名シーン・名場面まとめ

ハウルの動く城の名言・名セリフ/名シーン・名場面まとめ

『ハウルの動く城』とは、2004年公開のスタジオジブリ制作の長編アニメーション作品である。脚本・監督は宮崎駿。 帽子屋の少女・ソフィーは兵隊に絡まれていたところを魔法使いのハウルに助けられるが、魔女の呪いによって90歳の老婆に姿を変えられてしまう。店にいられなくなったソフィーは旅に出、その途中でハウルの動く城に出会うのだった。ファンタジックな世界観や美術、個性的なキャラクターが魅力の作品。ハウルとソフィーの戦火の恋がストーリーの軸となっているため、本作にはロマンチックな名言も数多く登場する。

Read Article

もののけ姫の名言・名セリフ/名シーン・名場面まとめ

もののけ姫の名言・名セリフ/名シーン・名場面まとめ

『もののけ姫』とは、1997年公開のスタジオジブリ制作の長編アニメーション映画である。原作・脚本・監督は宮崎駿。 中世の日本を舞台に、エミシの村で暮らす少年アシタカが村を襲ってきたタタリ神から村を守ったことで、死の呪いを受けてしまう。呪いを絶つために旅立ったアシタカは、山犬に育てられた少女・サンと出会う。人間と自然の対立を描いた壮大な作品である。本作には、人やもののけそれぞれの立場や考え方を表したセリフも多く、考えさせられるような印象的な名言が数多く登場する。

Read Article

天空の城ラピュタの名言・名セリフ/名シーン・名場面まとめ

天空の城ラピュタの名言・名セリフ/名シーン・名場面まとめ

『天空の城ラピュタ』とは、1986年公開のスタジオジブリ初制作の長編アニメーション作品である。原作・脚本・監督は宮崎駿。鉱山で働く少年パズーは、ある時、空から降ってきた不思議な女の子・シータを助ける。追われている彼女を助けようとするパズーだが、自分の古い名前がラピュタであることを打ち明けたシータは、敵に捕まってしまったパズーの身代わりとして連れ去られてしまったのだった。本作には、「バルス!」や「見ろ!人がゴミのようだ!」など有名でキャッチーな名言が多く登場している。

Read Article

風の谷のナウシカの名言・名セリフ/名シーン・名場面まとめ

風の谷のナウシカの名言・名セリフ/名シーン・名場面まとめ

『風の谷のナウシカ』とは、1984年公開のトップクラフト制作の長編アニメーション作品である。原作・脚本・監督は宮崎駿。1982年に『アニメージュ』で連載していた宮崎の同名漫画を原作としている。宮崎駿の長編アニメーション映画としては第2作である。 「火の七日間」という最終戦争から1000年後の世界。近代文明が崩壊し、「腐海」と呼ばれる異形の菌類の森に世界は覆われていた。本作には、この世界の過酷な現状やナウシカの生き様を表した印象的なセリフが数多く登場する。

Read Article

紅の豚の名言・名セリフ/名シーン・名場面まとめ

紅の豚の名言・名セリフ/名シーン・名場面まとめ

『紅の豚』とは、1992年公開のスタジオジブリ制作の長編アニメーション作品である。監督は宮﨑駿。1990年に『月刊モデルグラフィックス』で連載された『宮崎駿の雑想ノート』の『飛行艇時代』を原作としている。 世界大恐慌に揺れるイタリア・アドリア海。豚の姿になった「ポルコ・ロッソ」が、飛行艇を乗り回す空中海賊「空賊」たちを相手に賞金稼ぎとして空中戦を繰り広げる。中年男性向けを意識して制作されたため、「飛行機」や「空軍」などロマンがあり、渋い名言も多い。

Read Article

千と千尋の神隠しの名言・名セリフ/名シーン・名場面まとめ

千と千尋の神隠しの名言・名セリフ/名シーン・名場面まとめ

『千と千尋の神隠し』とは、2001年公開のスタジオジブリ制作の長編アニメーション作品である。原作・脚本・監督は宮崎駿。 10歳の少女・荻野千尋は、両親と共に引っ越し先に向かう途中で不思議な世界に迷い込んでしまう。両親を豚にされ、パニックになる千尋だったが、ハクという不思議な少年に助けられる。そして神々が客として集う湯屋で働くことになった千尋は、だんだんと成長していく。10歳の少女千尋が主人公であるため、わかりやすく、ストレートに心に響く名言が多数登場している。

Read Article

マニアックなとなりのトトロの裏設定・都市伝説・トリビアまとめ

マニアックなとなりのトトロの裏設定・都市伝説・トリビアまとめ

『となりのトトロ』とは、1988年に公開されたスタジオジブリ制作の長編アニメーション映画。宮崎駿による長編アニメーション映画第4作である。この『となりのトトロ』には、実際に起きた事件が物語のベースになっているという噂や、トトロは死神でサツキとメイは実は生きていなかった説など、さまざまなトリビアや小ネタ、裏設定・都市伝説などが存在する。ここでは、ジブリファンなら知っておきたいトリビアや小ネタ、裏設定・都市伝説などをまとめて紹介していく。

Read Article

マニアックな千と千尋の神隠しの裏設定・都市伝説・トリビアまとめ

マニアックな千と千尋の神隠しの裏設定・都市伝説・トリビアまとめ

『千と千尋の神隠し』とは、2001年に公開されたスタジオジブリ制作の長編アニメーション映画。原作・脚本・監督は宮崎駿。10歳の少女・千尋が不思議な世界へ迷い込むという物語だが、この『千と千尋の神隠し』には、「湯屋は性風俗産業の場である」、「リンやカオナシにはモデルがいる」など、さまざまなトリビアや小ネタ、裏設定・都市伝説などが存在する。ここでは、ジブリファンなら知っておきたいトリビアや小ネタ、裏設定・都市伝説などをまとめて紹介していく。

Read Article

マニアックな崖の上のポニョの裏設定・都市伝説・トリビアまとめ

マニアックな崖の上のポニョの裏設定・都市伝説・トリビアまとめ

『崖の上のポニョ』とは、200年に公開されたスタジオジブリ制作の長編アニメーション映画。監督は宮崎駿。本作は作画方法の見直しがされ、宮崎駿監督の「鉛筆で描く」という意向のもと、手描きで製作されている。この『崖の上のポニョ』にはさまざまなトリビアや小ネタ、裏設定・都市伝説などが存在する。ここでは、ジブリファンなら知っておきたいトリビアや小ネタ、裏設定・都市伝説などをまとめて紹介していく。

Read Article

マニアックな魔女の宅急便の裏設定・都市伝説・トリビアまとめ【魔女宅】

マニアックな魔女の宅急便の裏設定・都市伝説・トリビアまとめ【魔女宅】

『魔女の宅急便』とは、1989年に公開されたスタジオジブリ制作の長編アニメーション映画。監督は宮崎駿。角野栄子の児童文学『魔女の宅急便』を原作としている。主人公のキキが一人前の魔女になるために奮闘する物語だが、この『魔女の宅急便』にはさまざまなトリビアや小ネタ、裏設定・都市伝説などが存在する。ここでは、ジブリファンなら知っておきたいトリビアや小ネタ、裏設定・都市伝説などをまとめて紹介していく。

Read Article

目次 - Contents