NG(ゲーム)のネタバレ解説・考察まとめ

『NG』とは、2018年にエクスペリエンスから発売された、PlayStation Vita向けホラーアドベンチャーゲーム。『心霊ホラーADVシリーズ』の第2作目。同シリーズ作品の『死印』や『死噛 ~シビトマギレ~』と世界観を共有している。
物語の舞台は1999年の東京都神座区。主人公・鬼島空良(きじま あきら)が、少女人形の怪異・かくやによって巻き起こされる怪異事件に、協力者と共に立ち向かっていく。
ジャパニーズホラー的恐怖を織り込んだストーリーラインと、個性的なキャラクターが作品の魅力だ。

天生目聖司(あまのめ せいじ)

CV:佐香智久(ボイスドラマでは「古米昂平」に変更)

空良の幼馴染で、親友を自称して憚らない18歳の少年(空良からは「腐れ縁」と言われている)
神座区近辺を拠点にするヤクザ「天生目組」の組長の息子。使えるモノは何でも使う主義であり、コネや違法な手段なども平気で利用し、空良が巻き込まれた怪異事件をサポートする。
しかし実はオカルトを始めとして、苦手なものが非常に多いという弱点も。

第2章及び第3章で同行者として選択でき、第3章の選択次第で第6章の同行者となるが、第2章怪異戦には参加不可。また、第3章の怪異戦の結果次第では死亡してしまう。

葉月薫(はづき かおる)

CV:緑川優美(ボイスドラマでは「折原日菜」に変更)

愛海の友人であり、物語冒頭で空良に助けられた16歳の少女。
来瀬ももという芸名で正体を隠し、オカルティックな言動をするアイドルとして活動をしている。本人もそのアイドルのキャラクター性に違わず、オカルトに対する造詣は深く、好奇心も非常に旺盛。
かくやに攫われた愛海を助けるため、オカルトの知識と好奇心を駆使して空良に協力する。

第2章及び第3章で同行者選択が可能な他、第3章の選択次第では第6章の同行者となる。しかし、第2章と第3章の怪異戦の結果次第では死亡してしまう。

番直政(ばん なおまさ)

CV:山下大毅

フリーランスの記者として活動を行っている、ギャンブル好きの40歳男性。
とある名家の当主に雇われ、怪異事件とその関係者を、謎の女性マジシャン・ムーラン・ロゼと共に追っている。その最中に同じく怪異事件を追っている空良に接触し、一時的に協力者として怪異と対峙することになった。
ちなみに、実は既婚者で息子が1人いたのだが、怪異事件で息子を亡くしてしまっている。

第4章及び第5章で同行者選択が可能だが、両章共に怪異戦の結果次第で死亡する。

ムーラン・ロゼ

CV:富沢恵莉

世界的に有名な女性マジシャンだが、その素性は全て謎に包まれているという人物。
とある名家の当主に雇われ、怪異事件とその関係者を番と共に追っている。オカルトや怪異に対しては強い興味を持っており、怪異事件を追う空良に接触して、一時的な協力者となった。
尚、空良の才能や能力には高い評価と強い興味を持っているらしく、度々弟子入りを進めてくる。

第4章及び第5章で同行者選択が可能だが、両章共に怪異戦の結果次第で死亡してしまう。

鬼島那津美(きじま なつみ)

CV: 緑川優美

空良の叔母で、愛海の母親である33歳の女性。
吉走寺駅前のバー「黒兎」のオーナーだが、本職はホラー小説家。バーの前オーナーであった夫とは死別している。
愛海が神隠しにあってしまったことで、徐々に精神的に疲弊していく。

鬼島愛海(きじま あみ)

CV:石飛恵里花

空良の従妹である12歳の少女。
空良を「お兄ちゃん」と呼んで慕っており、書類上の兄である空良と共に暮らすことを夢見ている。葉月薫とは物語開始以前から友人関係であった。
ある日突然、空良に目を付けたかくやによって攫われ、姿を消してしまう。

丸橋満(まるはし みつる)

CV:山下大毅

天生目組に所属する若衆である22歳の男性。
神座区界隈でシノギをしているせいか、近辺の情報に詳しい他、かつて暴走族「レッドクレスト」の総長であった影響で、未だに広い人脈を持つ。天生目と空良らに対して快い協力体制を敷いていたものの、第3章にて怪異・金時の首太郎によって殺されてしまう。
尚、従妹は『心霊ホラーADVシリーズ』第3作目『死噛 ~シビトマギレ~』にて登場した丸橋早希。

大江麗奈(おおえ れいな)

CV: 瀬戸英里奈

警視庁捜査一課所属の女性警部補で、年齢は27歳。
強い正義感を持った人物で、空良が追っていた怪異事件を独自に追っていた。かつて大きな火災事件で両親と弟を亡くしたという過去が存在。
後に利害が一致したことから、一時的に協力者として空良たちと行動を共にする。ただし、同行者としては選べない。

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