NG(ゲーム)のネタバレ解説・考察まとめ

『NG』とは、2018年にエクスペリエンスから発売された、PlayStation Vita向けホラーアドベンチャーゲーム。『心霊ホラーADVシリーズ』の第2作目。同シリーズ作品の『死印』や『死噛 ~シビトマギレ~』と世界観を共有している。
物語の舞台は1999年の東京都神座区。主人公・鬼島空良(きじま あきら)が、少女人形の怪異・かくやによって巻き起こされる怪異事件に、協力者と共に立ち向かっていく。
ジャパニーズホラー的恐怖を織り込んだストーリーラインと、個性的なキャラクターが作品の魅力だ。

鬼島里美(きじま さとみ)

物語の開始2年前に死亡した空良の実母で、那津美の姉にあたる人物。
童話作家の男性・弥勒夜雲のファンであり、一時期は彼の家で家政婦をして働いていたほど。
実はその最中で、弥勒の子を身ごもっていたことが明らかになる。

弥勒夜雲(みろく やくも)

怪異「おたけび作家」のテリトリーであった、吉走寺郊外の屋敷に住んでいた55歳の童話作家。物語開始以前に、かくやによって殺害されている。
童話をホラーアレンジした作品集「闇おとぎ」がベストセラーとなった人物で、里美や那津美も彼の作品のファン。最新作は「竹取翁の夢」という、かぐや姫をモチーフにした作品であった。
実は、代々かぐや人形を封印してきた家系の人間だったが、その力には陰りが見えてきており、外法に手を出していた。

また、実は籍を入れてはいないものの、空良の実父。空良がその一族の力の片鱗を見せているのも、彼の血族であったことが原因である。

荒玉ヒロ(あらたま ひろ)

月刊オーパーツの編集長だが、物語開始時点で行方不明になっている。怪異を追っているうちに何らかの原因で死亡してしまった結果、怪異・Dマンに変貌してしまった。
消息不明前に「1999年8月、黒き少年の側に私は現れる」という予言を残しており、その予言通りに空良に関わっている。

ゲーム外メディアで登場する人物

高嶋平(たかしま たいら)

CV:根塚良

2023年に発売したドラマCD「Extreme怪団地」にて登場した、空良のクラスメイト。
空良に対して、団地に現れる幽霊の話を持ち込んだ。

丘龍之介(おか りゅうのすけ)

CV:古米昂平

2023年に発売したドラマCD「Extreme怪団地」にて登場した、元ヤクザの老人。
天生目の父親の知り合いであり、ヤクザ時代からすっかり性格が丸くなっている。

墨吉しのぶ(すみよし しのぶ)

CV:瀬戸英里奈

2023年に発売したドラマCD「Extreme怪団地」にて登場した、幽霊の出るという団地の3号棟304号室に住む女性。
昼はパチンコに入り浸り、夕方からは酒浸りをするという、かなり荒れた生活をしていた。

神戸賢一(こうべ けんいち)

CV:根塚良

2023年に発売したドラマCD「Extreme怪団地」にて登場した、幽霊の出るという団地の1号棟203号室に住む男性。
コミュ病な上、ネガティブな思考を持っており、趣味はオカルト全般という暗い人物。

『死印』から引き続き登場する人物

八敷一男(やしき かずお)

『心霊ホラーADVシリーズ』の第1作目『死印』と第3作目『死噛 ~シビトマギレ~』の主人公。
怪異を診ることができる人物、通称「怪医家」として知られており、数多くの怪異事件を解決に導いている。
今作では番とロゼの雇い主で、怪異事件を追うように依頼していた。
また、バッドエンドを迎えた際には空良の前に現れ、事件に終止符を打つ役割を担う。

渡辺萌(わたなべ もえ)

『心霊ホラーADVシリーズ』の第1作目と第3作目に登場する人物。
今作では姿自体は現れないものの、オカルト雑誌・月刊オーパーツの記者として活躍していることが語られている。
怪異となる前のDマンの助手としても動いていたことが、怪異見聞録などからも伺えた。

柏木愛(かしわぎ あい)

『心霊ホラーADVシリーズ』の第1作目と第3作目に登場する人物。
アイドルグループ・ラブ&ヒーローのセンターを飾り、ソロデビューも絶好調の人気アイドル。作中では住井グループの部長である香川がファンであることが明確に示されていた。
尚、ラブ&ヒーローは同じアイドルである来瀬ももとライバル関係にあるとされていたが、実際は良好な関係を築いている。

真下悟(ました さとる)

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