メタルスレイダーグローリー(ゲーム)のネタバレ解説・考察まとめ

『メタルスレイダーグローリー』とは、1991年にHAL研究所から発売されたファミリーコンピュータ用SFアドベンチャーゲームである。ゲームは地球圏で平和な日常を送る主人公・日向忠が中心となって進行する。彼は作業用と思われたメタルギアームの購入をきっかけに、戦闘用メカ「グローリー」のパイロットとして未知の宇宙へ旅立つことになる。『メタルスレイダーグローリー』は、ファミコンの限界に挑んだ美しいグラフィック・深みのあるストーリー・多彩なゲーム性が融合した作品で、それが大きな魅力となっている。

GEN'S AUTO

ゲンの店。ストーリーの出発点となる場所である。

エアポート

宇宙ステーションや宇宙コロニーと、地球や他の宇宙施設との間を往来する宇宙船の発着場所。人や物資の輸送の中心地として機能し、ステーションの重要な施設の一つ。

ステーション

ステーションは宇宙での中継点として機能し、プレイヤーが資源を補給したり、情報を交換したりする場所である。

居住区

宇宙ステーションや宇宙コロニー内で、人々が生活する区画を指す。住居・商業施設・公共施設などが集まっており、地球上の都市や町に相当する機能を持っている。複数の居住区が存在し、それぞれが独自の特徴や雰囲気を持っている。

ゲーム内の舞台の一つ。重要な情報が得られる場所である。

03区

宇宙ステーションや宇宙コロニー内の特定の居住区を指す番号。この場合、3番目の居住区を意味する。各区には固有の番号が割り当てられており、位置や機能を特定するために使用される。03区は物語の中で重要な出来事が起こる場所として登場する。

T・ストーク

私設軍の超巨大戦艦である。

『メタルスレイダーグローリー』の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話

ディレクターズカット版には新たなシーンが追加

本作は、当初ファミリーコンピュータ用ソフトとして1991年に発売された。その後、2000年にスーパーファミコン向けにリメイクされ、カセット書き換えシステム「ニンテンドウパワー」で配信された。

また、Wii U向けのバーチャルコンソール版では、「ディレクターズカット」として幻のシーンが追加されている。これにより、オリジナル版では見られなかった内容を楽しむことができる。

主人公・日向忠の設定変更

キャラクター開発の過程で、主人公「日向 忠」のキャラクターデザインの変更が行われた。彼のキャラクターは初期案ではより若く、未熟な少年として描かれていたが、ゲームのテーマと深みを増すために、より成熟した若者に変更された。この変更で、プレイヤーにとってより感情移入しやすいキャラクターとなった。

HAL研究所と☆YOSHIMIRUとの共同開発

本作は、HAL研究所と☆YOSHIMIRUによって共同開発された。両者のクリエイティブな才能が融合し、独特の世界観が生み出される結果となった。

複数エンディングの存在

プレイヤーの選択によって、ストーリーの展開が微妙に変化し、複数のエンディングが用意されている。これにより、繰り返してプレイすることも可能になっている。

Fuji K
Fuji K
@Fujikei0427

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