ルーンファクトリー5(ゲーム)のネタバレ解説・考察まとめ

『ルーンファクトリー5』とは、発売元「マーベラス」開発元「 HAKAMA ・ハイド」のNintendo Switch向けのアクションゲーム。
中世の剣と魔法の世界観を持ったスローライフゲームとなっており、個性的なキャラクター達との恋愛・交流や、農作を通じてのクラフトなど幅広い要素が本作の魅力。
『ルーンファクトリーシリーズ』一貫して舞台となるノーラッド王国の辺境の町リグバースを舞台に、主人公が自警団組織「Seed」の見習い隊員として町の人々と親交を深めながら様々な事件へと身を投じていく。

ルーン

ルーンとは、この世界を形作っているエネルギーであり、それが枯渇したり、外的要因により消失してしまうと世界のバランスが崩れ、崩壊の恐れがある。
あらゆる生物にもルーンが備わっており、生命活動にも必要な要素の為、ルーンの値が著しく低下すると命の危険に瀕する場合がある。

『ルーンファクトリー5』の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話

奇跡の復活を遂げた制作秘話

このゲームは冒頭にも言ったように前作の売り上げ自体はよかったのだが、開発会社のネバーランドが経営破綻を起こしてしまい、それ以降新作の話題が出ることがなく続編の制作自体が絶望的なものになってしまっていた。
しかし、2019年のニンテンドーダイレクトのオオトリに本作『ルーンファクトリー5』のロゴが映し出され、制作されている事が判明する。
新たにシリーズのプロデューサーであるはしもとよしふみ率いる開発会社「HAKAMA」と「ハイド」という会社の制作によってこのゲームは世に出ることとなった。
しかし、新作が発売されたことのうれしさとは裏腹に、数多くのバグ等が発生しておりゲーム体験に支障をきたすような出来であった為ユーザーの評価はあまりよくない。その為実に100以上のとバグ修正や細やかなアップデートによりそのゲーム体験はより良いものとなっていく。
それらに時間が割かれてしまったため、本来予定されていたであろう追加要素等はほぼ無く、発売後新たに追加されたのは同性キャラクターとの同性婚のみに留まっている。

前作との連動要素

本作には、同じくswitchで発売されている『ルーンファクトリー4SP』との連動要素があり、セーブデータを連動させることによって前作キャラである「マーガレット」と「ダグ」がリグバースを訪れるようになる。嫁・婿候補ではないものの一緒に冒険へ連れていけたり、前作の事柄を思わすような発言によるファンサービスも充実している。
その他には、前作主人公のコスチュームが手に入るようになる。

同性婚実装による賛否

先述した唯一の追加要素、「同性婚」についてなのだが、実は賛否両論な追加要素となっている。
実はこの追加要素は告知が一切なく、突如として実装された要素なのだ。
北米版のローカライズを担当する「XSEED games」から海外の多様性を重んじての打診があり、急遽実装されたとされている。
では、それのなにが問題だったのか。今作の魅力である「キャラクターとの交流」において同性キャラクター達による友情イベントが削除されてしまい、その代わりに結婚イベントが追加されることとなった。
オプション等での変更もできない為、同性同士で友情を深めるという要素が消えてしまった。

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