ルーンファクトリー5(ゲーム)のネタバレ解説・考察まとめ

『ルーンファクトリー5』とは、発売元「マーベラス」開発元「 HAKAMA ・ハイド」のNintendo Switch向けのアクションゲーム。
中世の剣と魔法の世界観を持ったスローライフゲームとなっており、個性的なキャラクター達との恋愛・交流や、農作を通じてのクラフトなど幅広い要素が本作の魅力。
『ルーンファクトリーシリーズ』一貫して舞台となるノーラッド王国の辺境の町リグバースを舞台に、主人公が自警団組織「Seed」の見習い隊員として町の人々と親交を深めながら様々な事件へと身を投じていく。

Seed天空城編

奥地へと進む主人公とレディア。2人は突如として現れたガンドアージュに敗北し、レディアが連れ去られてしまう。
主人公がリヴィアに報告すると、ガンドアージュははるか昔に古神竜とアースマイトたちがやっとの思いで封印した「ヤミよりいでしモノ」の封印を解こうとしていると話す。
ガンドアージュの規格外の強さはそのヤミよりいでしモノの力の影響で、復活までの時間がないことを意味するという。
ガンドアージュの行き先は、「フィンブルの境界線」という常人では行くこともままならない領域だった。そこで主人公は神であるルーカスに頼みに行くことにした。

フィンブルの境界線編

ガンドアージュとの戦い

ルーカスに会い、これまでの話をすると、フィンブルの境界線へつながるゲートを作ってくれた。
フィンブルの境界線の奥へ進むとガンドアージュとレディアがいた。ルーンを吸われ続けたレディアは意識が朦朧としており、危険な状態だった。駆け寄る主人公だが、ガンドアージュにルーンを吸われ力が抜けてしまう。
そのピンチにリヴィアが駆けつける。主人公とレディアにルーンを分け与え、ガンドアージュに反旗を翻す。

ガンドアージュを倒すと、彼が苦しみはじめ、モンスターが現れる。どうやらヤミよりいでしモノの一部が具現化してしまったようだ。
ヤミよりいでしモノはレディアの身体に入り込み、体内のルーンをつかって爆発を発生させる。
ガンドアージュが庇ってくれたことで主人公たちは無事だったが、封印は解かれてしまった。
主人公はヤミよりいでしモノを追うことを決意する。

ヤミよりいでしモノ戦~エンディング

ヤミよりいでしモノと対峙する主人公とリヴィア。
奥には倒れているレディアの姿があった。
主人公は全力でヤミよりいでしモノを迎え撃つ。リヴィアやリグバースの住人たちの力もあり、ヤミよりいでしモノを打ち倒すことに成功した。

『ルーンファクトリー5』のゲームシステム

基本的なゲームの流れ

『ルーンファクトリー5』は、元々『牧場物語』の外伝シリーズとして開発されたこともあって農作や家畜などを飼育するシステムをはじめ、町の人達との交流イベント等々大変よくできている。それらの『牧場物語』の基本システムにファンタジー色の強い戦闘やストーリーにも力を入れた作品となっている。
生活という要素が非常に強いため基本的なゲーム進行しては、「日々の農作や生活→イベント→ダンジョン出現・攻略→イベント→日々の生活や農作」といったシンプルなものとなっている。それこそ時限イベント等は無い為、自分のペースでのんびりできるデザインとなっている。それこそ序盤で生活基盤や各種クラフト要素である程度武器や防具等を入手した状態でゲームを進めることも可能だ。
アクションゲームとしては非常にシンプルな作りになっているのでアクション目的でプレイすると少し拍子抜けかもしれないが、それ以上に魅力的なキャラクター達との交流や、クラフト要素農作・家畜の飼育など、取り上げると数えきれないほどのやりこみ要素が用意されているので、戦闘やアクションに飽きたら素材を集めてクラフト要素に精を出したりと、ゲームシステムのビュッフェ状態なのが本作の唯一無二の魅力である。

アクション要素

基本的なアクション要素としては、基本的な武器による攻撃、魔法を入手することにより魔法攻撃、武器による各種スキルもアイテムとして入手しそれらを装備することによって使用することが可能だ。回避行動などもあり、アクションゲームとしての要素は踏襲している。ほかの要素としては、仲間にしたモンスターや町の住民を冒険に同行させることも可能であり、仲間のゲージが溜まることで特殊なカットインが入る合体攻撃もすることができる。
しかしながら、住民たちは一定の生活周期で動いており住民ごとに時間が設定されているのか、所定時間になると「用事があるからそろそろ帰るね。」といったようにパーティから自動的に離脱してしまう。他にも冒険に誘っても「今日は用事があってダメ。」と断られてしまうこともある。
そういった住民たちの「生活感」に重きを置かれている点も、この作品の魅力である。

唯一無二なスキルシステム

『ルーンファクトリー』ならではのシステムで欠かせないのが独自のスキルシステムである。ありとあらゆる行動そのものにスキルが割り振られているのだ。一般的な武器の練度によるスキルアップで武器特有のアクションが増えるのは当たり前。しかしそれだけではなく、それこそ移動しているだけで移動スキルがアップ。寝るだけで睡眠スキルがアップ等。本当にゲーム内で生活を続けるだけでどんどん様々なスキルが上昇していく。
このようにあらゆる行動に対してスキルが割り振られているため何一つとして腐る行動というものがない。もちろんスキルアップによってステータスが上昇するのでそれこそレベル上げに出向かずに農業や金策、その他農作業や釣り等だけしていてもある程度ステータス補正が掛かり強くなっていくという事である。
スキルレベルを全項目マックスにするにはかなり膨大な時間がかかるのは必須である。ここまで来ると作業感は否めないが、究極のエンドコンテンツと言える。

メイキング

本作独特のシステムとして、「メイキング」というシステムもある。
これは住民たちの依頼解決や指名手配対象のモンスターを倒すことで手に入る「Seedポイント」を消費して町内のイベントを開催する手続きや、主人公のインベントリ拡張など様々な要素を追加、拡大することができる。
また裏ダンジョン「リグバースの迷宮」等、クリア後のエクストラ要素開放にもこの「メイキング」を使用して開放する仕様となっている。

『ルーンファクトリー5』の登場人物・キャラクター

主人公(男女選択可能)

アレス(男性)/アリス(女性)

男性CV:豊永利行 女性CV:雨宮天
今作の主人公。ささやきの森でひなを助けるが、魔物の奇襲に遭い負傷。けがの治療のためにひなに連れられリグバースを訪れる。
記憶喪失という事もありリヴィア署長の計らいにより今後リグバースでSeed隊員として働くこととなった。モンスターの声を聞き取ることができる特殊能力「アースマイト」の持ち主。町の人々と交流を通じて様々な事件に身を投じることとなる。

ヒロイン候補

プリシラ

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