異世界料理道(ラノベ・漫画)のネタバレ解説・考察まとめ

『異世界料理道』とは作者EDAによる日本のオンライン小説、ライトノベル作品。2015年ホビー・ジャパンより書籍化。こちもが書籍版のイラストと2018年に発売されたコミカライズ版『異世界料理道』の作画を担当している。高校2年生の津留見明日太が火事が原因で異世界へ来て、森辺の民アイ=ファと出会う。彼女たちはただ生きるために食事を食べていた。見たことがない食材の上、調理道具がまともにない中で明日太は様々な料理を作っていく。料理で森辺の集落や町の人々の運命を変えていく異世界料理ファンタジー作品である。

津留見 明日太(つるみ あすた)

本作品の主人公。日本の千葉県出身。公立高校に通う2年生。17歳。父親が経営するつるみ屋という大衆食堂を手伝う見習い料理人。火事が原因で異世界にやって来てしまい、アイ=ファに助けられ家人となる。

アイ=ファ

ファの家の家長にして、森辺で唯一の女狩人。17歳。金褐色の長い髪を複雑な形に結いあげている。瞳は深い青色。端正な顔立ちをしている少女。冷静そうに見えるが内に熱い気質を隠している。

ギルル

森辺付近で見つかりファ家の家人となったトトス。宿場町への荷運びを手伝ってくれる。

ルウ本家

ドンダ=ルウ

ルウ本家の家長。髭面の大男。42歳。明日太曰くギバを擬人化したような容貌。2年前、アイ=ファとディガ=スンの間に諍いが生じた時、ドンダ=ルウはアイ=ファにルウの本家への嫁入りを申し入れているがアイ=ファは断っている。男衆であることを誇りに思っていて、女なのに「ギバ狩り」を行うアイ=ファが気に食わない。勇猛な気質で頑強な性格。スン家を打倒した後、森辺の三族長のひとりとなる。

ジバ=ルウ

森辺の最長老にして先々代家長。年齢は85歳。老いによって歯をほとんど失い固形物が食べられなくなった。細かく刻んだギバ肉と野菜を煮汁で流しこむだけの食生活であり、その量も日に日に少なくなってきている。死を待っていたが、明日太が作った料理を食べて生きる喜びを思い出す。アイ=ファの友人。

ティト・ミン=ルウ

ルウ本家家人。ドンダ=ルウの母親。物腰は柔和だが厳格な一面もある。

ミーア・レイ=ルウ

ドンダ=ルウの伴侶。41歳。白髪交じりの赤い髪を、肩のあたりで切りそろえている。陽気でおおらかな性格。

ジザ=ルウ

ルウ本家長子。23歳。褐色の髪を短く刈り込んでいる。厳格な性格で森辺の掟を重視しており、森辺の民に変革を起こすファ家の行いを厳しく見定めようとしている。

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