異世界料理道(ラノベ・漫画)のネタバレ解説・考察まとめ

『異世界料理道』とは作者EDAによる日本のオンライン小説、ライトノベル作品。2015年ホビー・ジャパンより書籍化。こちもが書籍版のイラストと2018年に発売されたコミカライズ版『異世界料理道』の作画を担当している。高校2年生の津留見明日太が火事が原因で異世界へ来て、森辺の民アイ=ファと出会う。彼女たちはただ生きるために食事を食べていた。見たことがない食材の上、調理道具がまともにない中で明日太は様々な料理を作っていく。料理で森辺の集落や町の人々の運命を変えていく異世界料理ファンタジー作品である。

じゃがいもに似ている。お湯に入れると溶けて泥のようになる。生でかじると、渋みが酷く、粉っぽくて、とうてい食べられたものではない。ポイタンは野菜ではなく穀物と分かった明日太は、ポイタンを溶かした後、乾燥させて小麦粉のように扱うことで美味しく食べれるようにした。2個ほど食べれば1日に必要な炭水化物を取れる。

ティノ

ヴィナ=ウルが両手に持っているのがティノ

レタスで作られたバラのような形をした野菜で、ちょっとした青くささはあるがほとんど味がない。食感を楽しむのが主体の野菜。レタスよりもキャベツに近い食感をしている。煮るとクタクタになるが、その分スープがしみこんで、なかなかに美味い。

ミャームー

ニンニクとパクチーを合体させたような、なかなか複雑かつ非常に食欲をそそる香りを有する香草。ストローぐらいの細さをした緑色の茎根で、生でかじると、辛い。

タラパ

大きさや形状はかぼちゃに似ている。ただし色は鮮やかな赤色。酸味が強い。アリアと煮込むことで酸味が柔らかくなる。

ギーゴ

直径10センチ高さは2メートル近い。竹のように真っ直ぐだが、表皮は濃い茶色でゴボウの質感に似ている。皮を剥くと、中身は白色。山芋に近い野菜。煮るとポイタンのように煮崩れる。そのまま食べると少し土臭い。

チャッチ

大きさ、形状は夏蜜柑に酷似している。表皮は黄色で、中身は白色。皮を剥くとぬめりのある白い球状の実が現れる。味や食感はジャガイモに似ている。

タウ油

南の王国ジャガルの特産品であるタウという豆を発酵させて作られた調味料。このジェノスでは自家生産されておらず、すべてジャガルからの輸入品になってしまう。果実酒と同じぐらいのサイズでおよそ1リットルほどで売られている。値段は1瓶、赤銅貨10枚。

ギャマ乳のチーズ

東の王国シムの領土に生息するギャマって動物の乳から作った乾酪。赤銅貨20枚。濃厚なカマンベールチーズのような味わい。

料理

4nkobayashi05
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