異世界料理道(ラノベ・漫画)のネタバレ解説・考察まとめ

『異世界料理道』とは作者EDAによる日本のオンライン小説、ライトノベル作品。2015年ホビー・ジャパンより書籍化。こちもが書籍版のイラストと2018年に発売されたコミカライズ版『異世界料理道』の作画も担当している。高校2年生津留見明日太が火事が原因で異世界へ来て、森辺の民アイ=ファと出会う。彼女たちはただ生きるために食事を食べていた。見たことがない食材の上、調理道具がまともにない中で明日太は様々な料理を作っていく。料理で森辺の集落や町の人々の運命を変えていく異世界料理ファンタジー作品である。

ジェノスの宿場町にある宿屋兼食堂。カミュア=ヨシュとその弟子レイトが宿泊している。主人はミラノ=マス。明日太達は彼から屋台を借りている。

生き物

ギバ

巨大なイノシシに似た生き物。成獣の体調はおよそ100〜180センチ。体重は80〜200キロ。森辺の民はギバを狩り生計を立てている。牙や角は工芸品や装飾品の素材となるため銅貨と交換可能。相場は1本につき赤銅貨1〜3枚。また全身の皮を剥げばそれも銅貨と交換できる。調理法が誤っているため固くて臭い肉というのが常識になっている。

マダラマの大蛇

モルガ山の山間部に生息する大型の蛇。通称「マダラマの大蛇」。作中ではアイ=ファが襲われている。

トトス

巨大な鳥。恐鳥。ダチョウにそっくりの長い首と、丸っこい身体。濃い褐色の羽毛に包まれている。

食材

ピコの葉

ギバ肉に付いている黒いものがピコの葉

地球でいう黒胡椒の役割を持つ香辛料。乾燥させて肉にまぶすことで肉の腐敗を防ぐ。防腐剤としてのピコの葉は、肉の水分を吸うと劣化してしまう。毎日きちんと攪拌していも、ひと月ぐらいで完全に効能を失ってしまう。

アリア

緑色の玉ねぎそっくりな野菜。非常に高い栄養価を持ち、3個ほど食せば1日に必要なビタミンを摂取できる。

ポイタン

じゃがいもに似ている。お湯に入れると溶けて泥のようになる。生でかじると、渋みが酷く、粉っぽくて、とうてい食べられたものではない。ポイタンは野菜ではなく穀物と分かった明日太は、ポイタンを溶かした後、乾燥させて小麦粉のように扱うことで美味しく食べれるようにした。2個ほど食べれば1日に必要な炭水化物を取れる。

ティノ

ヴィナ=ウルが両手に持っているのがティノ

レタスで作られたバラのような形をした野菜で、ちょっとした青くささはあるがほとんど味がない。食感を楽しむのが主体の野菜。レタスよりもキャベツに近い食感をしている。煮るとクタクタになるが、その分スープがしみこんで、なかなかに美味い。

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