攻殻機動隊 S.A.C. 2nd GIG(アニメ)のネタバレ解説・考察まとめ

『攻殻機動隊S.A.C.2ndGIG』とは『攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX』の続編であるSFアニメ作品。原作は士郎正宗、監督は神山健治が務める。本作はストーリーコンセプトとして、劇場作品『イノセンス』の押井守が参加している。2004年からパーフェクト・チョイスで放送され、2005年には日本テレビ系列で放送された。主人公である草薙素子が所属する公安9課が「個別の十一人」と名乗るテロ集団と対峙する。テロリストの影で動く大きな組織に立ち向かうハードボイルドな9課の姿が描かれている。

『攻殻機動隊S.A.C.2ndGIG』の概要

『攻殻機動隊S.A.C.2ndGIG』とは『攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX』の続編であるSFアニメ作品。原作は士郎正宗、監督は神山健治が務める。本作はストーリーコンセプトとして、劇場作品『イノセンス』の押井守が参加している。2004年からパーフェクト・チョイスで放送され、2005年には日本テレビ系列で放送された。
士郎正宗の『攻殻機動隊』を原案とした作品はいくつかあるが、その中でも本作は神山健治による再構成されたオリジナルアニメである。神山健治は『ミニパト』で監督デビューし、続く『攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX』『攻殻機動隊S.A.C.2ndGIG』は「S.A.C.シリーズ」とされ世界からも高い評価を受け大ヒットした。

マイクロマシン技術が発展し、脳の神経ネットに直接接続できる電脳化や、義肢や臓器のサイボーグ化が普及した世界が舞台である。公安9課は内務省・首相直属の秘密部隊であり、テロや暗殺、汚職などの事件を捜査していた。
『攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX』から2年後の西暦2032年、主人公である草薙素子(くさなぎもとこ)が所属する公安9課は「個別の十一人」と名乗るテロ集団の立てこもり事件を解決する。そこから芽吹く新たな犯罪とテロリストの影で動く大きな組織に立ち向かう中で、よりハードボイルドな9課の姿が描かれる。
各話のタイトルは、灰色の背景である「dividual episode」、白色の背景である「individual episode」、黒色の背景である「dual episode」と分類されている。「dividual episode」は分離された一話完結、「individual episode」は「個別の十一人」というウィルスに感染し、難民による武装蜂起テロを実行しようとするクゼ・ヒデオにまつわるエピソード、「dual episode」は「個別の十一人」ウィルスを作り感染させた首謀者である合田一人(ごうだかずんど)にまつわるエピソードに分けられている。

『攻殻機動隊S.A.C.2ndGIG』のあらすじ・ストーリー

陸自のパイロット死亡事件

公安9課再始動のために行動を始めた草薙素子

新浜難民居住区にて難民が武装したことを想定した実弾演習が行われた。演習中、支援型対戦車ヘリを操縦する陸自のパイロットが飛行中に何らかの原因で心停止し、パイロットを乗せたまま招慰難民居住区上空で旋回を始める。動くものは見境なく発砲してくることからうかつに近づけず、実戦に強い公安9課が招集された。
公安9課課長である荒巻大輔(あらまきだいすけ)は陸上自衛軍情報部長の久保田(くぼた)から情報を得た後、1人の男に挨拶をされる。黒いスーツを身にまとい、顔の右半分が大きく変貌している男は合田一人(ごうだかずんど)と名乗る。ゴーダは内閣情報庁戦略影響調査会議(以下内庁)の代表補佐官であること、今回の事件に関して9課に協力してもらいたいと言い出す。
荒巻はゴーダとともに現地にいる9課メンバーのもとへ向かう。ゴーダの計画は心停止しているパイロットの頭部をスナイピングし、電脳信号を切れば管制からの帰還コードを受け入れるだろうというものであった。9課隊長の草薙素子(くさなぎもとこ)はゴーダの計画に沿い、9課のスナイパーであるサイトーによりパイロットは狙撃され死亡。無事に各ヘリはそれぞれの駐屯地に帰還した。その後死亡したパイロット宅で心臓の薬とあるマークが描かれた紙が見つかった。

総理暗殺未遂事件

新内閣の茅葺(かやぶき)総理は九州招慰難民居住区である出島キャンプを視察していた。表敬訪問の際、茅葺総理が受け取った花束の中に難民解放機構と称するところから総理暗殺の脅迫状が紛れ込む。脅迫状には先の事件でパイロット宅にあったマークと同じものが描かれており、さらに難民解放機構と書かれていた。9課は捜査上でマークを「個別の十一人」と呼ぶことを知る。そして「個別の十一人」とは、評論家であるパトリック・シルベストルが書いた革命評論集「国家と革命への省察 初期革命評論集」の幻の11編目の題名であることを突き止める。
一方ゴーダは9課同様に難民解放機構を名乗る団体の事件の情報を集めていた。総理暗殺の情報を得たゴーダは内庁の部下に対し、総理に張り付くこと、犯人が9課に抑えられそうになったら引き取ることを指示した。
総理の警護につく素子は、総理とともに寺へ付き添う。寺の本堂で 1人で禅を組む総理の前に、熱光学迷彩をかけ姿を消した白髪の若い男が近づく。男が総理に向かい日本刀を振りかぶった瞬間、素子により暗殺は阻止される。逃げ場を失った男は本堂の天井を突き破り逃走する。

素子の潜入捜査と難民の自爆テロ

新浜市内で自爆テロ事件が起こる。この自爆テロは予告があり、本日中に5件のテロを起こすと警察にメールが来ていた。9課メンバーのバトーはトグサとともに難民による自爆テロであることを予測、取り押さえることに成功し5件目のテロを阻止した。
素子は極秘の潜入捜査として、電脳空間上で仮想人格のゴーダと対峙する。ゴーダはかつて大日本技研に勤めており、放射能除去技術をプロデュースしたこと。放射能除去技術の保有により日本は再び経済大国に伸し上がったが、ゴーダ自身は評価されず最上部構造へ行く筈だったのに叶わなかったことが語られた。ゴーダはこの国が求めている物は第三者を消費する事でのみ成立する桃源郷の再現だと話し、「私の役目はその英雄をプロデュースする事」と語る。素子は潜入捜査がばれそのまま逃げる。ゴーダは9課が侵入してくることもあらかじめ予測していたようだった。
素子は「個別の十一人」はゴーダがプロデュースした個別主義者であること、そしてその目的は難民の蜂起でありこの自爆テロに関連していること、そして難民の自治区を日本に造ることではないかと語る。

素子の過去

9課の人員を増やすため、素子を尾行するというミッションが訓練生向けに課せられた。最後の1組のテストを行っている最中、小道に出たとたんに素子は見たことがない場所に迷い込む。素子は牢記物店(ろうきぶってん)と書かれた店の前に誘導され、店の中には1人の婦人がいた。店にはオープンカーに乗せられた少年と少女の義体があり、少女は素子に、少年はクゼに似ている。素子は店主から2体の義体にまつわる思い出話を聞く。
男の子が6歳の時に飛行機事故があり、男の子と女の子だけが生き延びた。女の子は意識が戻らず、男の子も左手以外は動かない体となってしまった。男の子は隣で眠る女の子のために左手だけで折り鶴を作り始める。そんな中、女の子の容体が急変した。その後、全身義体の女の子が男の子のそばに来て義体化を勧めてくる。女の子は男の子に歩み寄るが、義体では鶴が折れないとわかると女の子は姿を消してしまう。男の子は義体の女の子が自分の隣に寝ていた女の子と同一人物だと気づく。男の子はその日から、自分も義体化する事を決意した。大学の研究室で標本として女の子の義体を見つけるが中身は行方が掴めず、男の子は大戦の末期に外国に出兵したまま店には来てないと店主は話す。
一通り話を聞いていた素子は、角砂糖を包んでいた紙で鶴を折り、オープンカーのもとにその折り鶴を置いた。素子は「きっと女の子も初めて好きになった男の子を、今でも探しているんでしょうね」と言い残し店を去る。

電脳ウィルスである「個別の十一人」

9課は南陽新聞社脅迫事件の容疑者であるカワシマの外部記憶をネット上で見つける。そこで「インディビジュアルイレブン」というファイルを見つけ、このファイルを9課メンバーのボーマの電脳に落とし込む。素子は荒巻に呼ばれ、総理暗殺の容疑者である白髪の男、クゼが見つかったという知らせを受ける。最後に発見されたのが鹿児島県戦没者慰霊塔であり、9課は鹿児島に向かうことにした。9課の情報室では荒巻が合流し「個別の十一人」のファイルに関して調べていた。すると突然アラーム音が鳴り響き、同時にボーマが叫び出す。状況を把握しようとしている荒巻に、鹿児島ではなく福岡の九州電波塔でクゼが発見されたという情報が入る。
クゼは「個別の十一人」のウィルスを持つ同志たちと集まり、奉仕と呼ばれるそれぞれの事件について語り合う中にいた。九州電波塔の屋上でクゼは「個別の十一人」の同志12人と2人1組になり、それぞれ向かい合っている。そしてお互いに刀をふりかぶり、それぞれ相手の首を切り落とした。その中クゼは刀をかわし相手の首を切ると1人逃走、その姿がテレビで放映される。そのライブ中継を見ながら、素子たちは急いで九州電波塔へ向かう。
同時刻、9課メンバーのトグサは「個別の十一人」の評論集を持っている可能性がある人物として、±橋文也(どばしふみや)の事務所に向かう。事務所に入ったトグサが目にしたのは、±橋がカッターナイフを自身の首に突きつけている姿だった。事務所内のテレビでは九州電波塔の事件がライブ中継されている。±橋は「個別の十一人なんて評論は初めから存在していなかった。あるのはただ、個別の十一人という作られた思想だけだ。俺は個別の十一人。とうとうこの時を迎えた。」と叫び、自身の首を切って自決する。
翌日、九州電波塔での映像を見ながら9課の面々は会議を行っていた。「個別の十一人」という幻の一編が捏造され、それがウィルスであるとカモフラージュされていた。そして感染したものは最終的に自決するようプログラムされていたと結論づける。しかしクゼはこの「個別の十一人」のウィルスに感染していたものの、全く違う行動を起こしていた。

クゼが掲げる難民解放

クゼは逃走後、難民による自爆テロを思いとどまらせ、犠牲者の出ない方法で難民解放を指導していた。その証拠としてクゼは難民と繋がり、ある種の共同体を電脳上で作り上げているのを素子たちが見つける。ハブ電脳と呼ばれるその集合体は300万人の意思を同時に共感させる能力があるとされた。
難民たちは長崎の招慰難民居住区である出島キャンプから自治区宣言を出した。事態の収束を図るべく、9課はクゼを捕まえすべてを明らかにする方針を固める。素子はクゼの電脳に潜り、出島にある港にクゼがいると確信する。しかし待ち伏せしていた難民に襲撃されてしまう。難民との銃撃戦の末、9課メンバーの新人ヤノが殉職する結果となった。倒した難民の電脳からクゼが出島にはいないこと、プルトニウムを手にしようと択捉にいることが判明する。
9課メンバーが取引場所と思われる地下に潜ると、ちょうどクゼがプルトニウムを受け取っていた。素子も現場に駆け付けるが、一足先にクゼは船で去ってしまう。クゼの行き先は出島だと踏んだ素子たちは9課の航空機で向かおうと準備をしていた。すると体に爆弾を巻き付けた難民の少年が9課の航空機に乗り込み自爆する。航空機は墜落し、素子たちはクゼを追う作戦を練り直す。
クゼは海上を進み出島を目指していた。その船内でプルトニウムを確認しようとしたところ、容器が軽いことに気付く。容器を保護するケースの裏に重りがあり、プルトニウムは空であった。クゼは難民たちにはプルトニウムが手に入ったと思わせ、出島を独立国として日本政府に認めさせるという計画を続行する。やがて海上保安庁の巡視船が長崎沖でクゼの乗った偽装船に追いつき銃撃戦が行われた。その映像が9課にもライブ映像として届く。クゼの偽装船は炎上し、沈没する船の影に隠れてクゼは救命ボートで逃走を図る。すると福岡の街の明かりが徐々に消えていき大停電が起きた。海保の隊員は真っ暗になっていく街に気をとられ、クゼはそのまま出島に入国することに成功する。9課は大停電を起こしたのは内庁であり実際に難民に核は渡っていないと推察し、一連の報告書を茅葺総理へ提出する。

茅葺総理の闘い

茅葺総理は米帝が経済的に疲弊している今こそ、日本が主導権を握った状態で日米安保を締結させたいと考えていた。一方、官房長官であるタカクラが難民問題で滞っていた日米安保の締結を、茅葺総理を通さずに前倒ししようと動いていることが分かる。そして出島での事件が解決し次第、茅葺総理に責任をすべて押しつけ、茅葺内閣を終わらせる計画をタカクラは練っていた。9課はプルトニウムは出島に持ち込まれていない可能性が高いことを茅葺総理に報告していたが、出島への軍介入は避けられない状況となってしまった。そこで、荒巻は国連の核査察団に連絡してはどうかと茅葺総理に進言する。その方針を荒巻から聞かされた素子は、スプリングエイトに持ち込もうとしていたプルトニウムを出島に持ち込み、国連に引き渡す計画へと変更した。独断で国連に連絡を取った茅葺総理は、国家反逆罪とみなされ総理の職を更迭、政府施設内の別室に連れていかれ軟禁された。また一緒に居合わせていた9課も国家反逆罪示唆の嫌疑により、総理執務室で事実上軟禁されることになった。
9課ではタチコマが衛星を使い見える範囲で素子たちの行動を追っていた。そしてタチコマの情報収集により、内庁が米帝と取引を行い出島へ核ミサイルを発射させることで、すべてを極秘裏にリセットするつもりだという思惑に荒巻は気付く。そこで幽閉されている茅葺総理を救出し、茅葺の力で米帝に連絡を取ってもらうよう動き出す。茅葺総理は核ミサイルの中止を要請するため米帝に連絡するが、ホットラインは開かれているのに応答してもらえない。この事実に悔しさを滲ませる茅葺総理。「タカクラがそこまでするなら、私は私のやり方でこの事態に収拾をつける」と言い、再び連絡を取り始める。

最終決戦

素子はクゼのもとへ向かう。難民の自爆を装った核攻撃があり、その罪をすべてクゼに着せることで事態を収拾させる計画があることを素子はクゼに伝える。クゼは投降することを決め、素子とともに国連が到着する出島内の橋へ向かっていた。政府は国連査察団を受け入れる準備という名目で、イージス艦から出島に向けミサイル攻撃を始めた。素子たちがいる場所も攻撃を受け、クゼとともに瓦礫の下に閉じ込められてしまう。
クゼは素子に革命を起こすと話し始める。クゼは人とネットが融合することを目的とし、先駆者として絶えず上部構造を意識させ啓発していく存在になることを革命と呼んでいた。その話を聞いた素子はクゼが言う方法で難民たちを救出できる可能性にかけ、タチコマに電脳空間に難民300万人分のスペースを確保するよう指示する。
一方タチコマは素子の命令を無視する。タチコマたちは米帝の核ミサイル攻撃が迫っているため阻止しようとしていた。自分たちのAIが搭載されている衛星を使用し、核ミサイルに衝突しミサイルの投下を防いだ。素子はバトーにより救出され、クゼを拘束する。
最悪の事態を防ぐことができた荒巻はタカクラのもとに向かう。茅葺総理は米帝の潜水艦に向け航空自衛隊の特殊部隊を出撃させ、日本の意思を見せるよう命令を出していた。茅葺総理は「一身独立して、一国独立す」と話し、各諸国と同様の距離を保ったまま独自の判断で動く国際協調路線を模索していくとタカクラに話す。タカクラは9課により拘束された。
その後ゴーダのもとへ9課メンバーが到着した。ゴーダはタカクラとはスタンド・アローンな関係だったこと、そして自首する旨を書いた書類を警察庁に送ったことを話す。内乱の予備陰謀、外国に対し私的に戦争をする予備陰謀に関しては、自首することでその罪は問われないとし、ゴーダ自身の才能を必要とする米帝へ向かおうとしていた。9課は総理からの指示でゴーダの能力を高く評価し、国外に出た際には殺害も視野に入れ阻止するよう命令が下りていると伝える。ゴーダはそれを無視しようとしたため、素子によって射殺された。ゴーダと一緒に居合わせた男は米帝のCIA職員のワタナベ・タナカであり、以前面識があった9課は一連の事件に米帝が絡んでいることを知る。
クゼはもう1人のCIAの職員サトウ・スズキにより殺害された。クゼは横たわりながら薄れる意識の中、右手で鶴を折り静かに目を閉じた。

桜の木の下で待機する9課メンバー。荒巻より新たな事件のもとへ急行するよう指示された。他の9課メンバーに現場に向かうよう指示を出した素子は、自分は後から合流すると話しメンバーを先に行かせる。
素子は9課メンバーとは逆の道を走り去っていった。

『攻殻機動隊S.A.C.2ndGIG』の登場人物・キャラクター

公安9課メンバー

草薙素子(くさなぎもとこ)

Laylahz4
Laylahz4
@Laylahz4

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