攻殻機動隊 S.A.C. 2nd GIG(アニメ)のネタバレ解説・考察まとめ
『攻殻機動隊S.A.C.2ndGIG』とは『攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX』の続編であるSFアニメ作品。原作は士郎正宗、監督は神山健治が務める。本作はストーリーコンセプトとして、劇場作品『イノセンス』の押井守が参加している。2004年からパーフェクト・チョイスで放送され、2005年には日本テレビ系列で放送された。主人公である草薙素子が所属する公安9課が「個別の十一人」と名乗るテロ集団と対峙する。テロリストの影で動く大きな組織に立ち向かうハードボイルドな9課の姿が描かれている。
CV:鈴木泰明
陸上自衛軍情報部長。
荒巻の陸自時代からの友人であり、重要な情報提供者である。
政府関係者
茅葺(かやぶき)
CV:榊原良子
新内閣の総理大臣。女性の総理大臣であり親中派とされていたが、どの国とも中立の立場を維持する独立国家協調路線を貫こうとする。
タカクラ
CV:武藤与志則
内閣官房長官。茅葺総理の政敵とされる。親米派であり、保守派。ゴーダとの関係は共犯ではなく、スタンド・アローンな関係であった。
内務大臣
CV:秋元羊介
肩書上、公安9課のトップ。内務大臣から直接命令が下りることもある。
内閣情報庁
合田一人(ごうだかずんど)
CV:西田健
内閣情報庁戦略影響調査会議代表補佐官。ポセイドン・インダストリアル(旧大日本技研)の元社員で、日本の奇跡と呼ばれる放射能粉塵除去技術をプロデュースする。その後防衛局に就職した後、ヘッドハンティングされ内庁に入職した。
漢字名での表記は第4話でゴーダが出した名刺上のみであり、エンドロールでは「ゴーダ」と表記されている。
革命評論家
パトリック・シルベストル
作中に出てくる評論家。「個別の十一人」ウィルスが発症する因子の一つとして、シルベストルが書いた「革命評論集」を読んでいることがあげられた。
個別の十一人に感染した主要な人物
クゼ・ヒデオ
CV:小山力也
元陸軍出身。国連平和維持軍(PKF)にもいたことから、全身義体はPKF仕様のハイブリット。もともと難民解放を目的としていたため「個別の十一人」ウィルスに感染した。しかし発症はしたものの、犠牲者が出ない方法で難民解放をしようと考えていたため、他の者との差異に気付きウィルスを分離できた。ネットと人の融合を革命と称し、そのために奔走する。最後は米帝のCIAにより暗殺される。
カワシマ・ショー
元陸軍出身。退役後、台湾素食の料理人をしていた。南陽新聞社脅迫事件の容疑者だが、内庁の情報操作によりウォン・チューレンと間違われ公安1課に射殺された。
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目次 - Contents
- 『攻殻機動隊S.A.C.2ndGIG』の概要
- 『攻殻機動隊S.A.C.2ndGIG』のあらすじ・ストーリー
- 陸自のパイロット死亡事件
- 総理暗殺未遂事件
- 素子の潜入捜査と難民の自爆テロ
- 素子の過去
- 電脳ウィルスである「個別の十一人」
- クゼが掲げる難民解放
- 茅葺総理の闘い
- 最終決戦
- 『攻殻機動隊S.A.C.2ndGIG』の登場人物・キャラクター
- 公安9課メンバー
- 草薙素子(くさなぎもとこ)
- 荒巻大輔(あらまきだいすけ)
- バトー
- トグサ
- イシカワ
- サイトー
- パズ
- ボーマ
- タチコマ
- アズマ
- ヤノ
- プロト
- オペレーター
- ウチコマ
- 9課職員の関係者
- トグサの妻
- トグサの娘
- ラン
- 荒巻洋輔(あらまきようすけ)
- 自衛軍
- 久保田(くぼた)
- 政府関係者
- 茅葺(かやぶき)
- タカクラ
- 内務大臣
- 内閣情報庁
- 合田一人(ごうだかずんど)
- 革命評論家
- パトリック・シルベストル
- 個別の十一人に感染した主要な人物
- クゼ・ヒデオ
- カワシマ・ショー
- ±橋文也(どばしふみや)
- 米帝のCIA職員
- ワタナベ・タナカ
- サトウ・スズキ
- その他の登場人物
- ヒララ
- ギノ
- カタクラ
- 田所ツトム(たどころツトム)
- 三橋タカシ(みはしタカシ)
- コタン・カンジ
- アサギ・ルリコ
- ウォン・チューレン
- シズノ・ユカリ
- イズミ・カツヒコ
- ウエダ
- 牢記物店の店主(ろうきぶってんのてんしゅ)
- 伝説(でんせつ)
- カワシマ・カオリ
- シュレーダー
- ミニミ
- ロッド
- マザー
- スノー
- ジンジャー
- ピクルス
- 有須田(あすだ)
- チャイ
- 小傑(しゃおじえ)
- 老板(らおばん)
- アンジェリカ
- テレジア
- ナリタ・アカネ
- クロルデン
- ボリス・ジャブロフ
- 加賀崎(かがざき)
- コイル
- 『攻殻機動隊S.A.C.2ndGIG』の用語
- 攻殻機動隊の世界
- 電脳
- 義体
- ゴースト
- ゴースト錠
- 攻性防壁
- 熱光学迷彩
- 並列化
- S.A.Cにおける用語
- スタンド・アローン・コンプレックス
- 米帝
- 内庁
- 招慰難民
- 日本の奇跡
- 初期革命評論集
- 個別の十一人
- ポセイドンインダストリアル
- 『攻殻機動隊S.A.C.2ndGIG』の名言・名セリフ/名シーン・名場面
- 荒巻大輔「いつの世も持つべき物は人脈だ」
- 荒巻大輔「組織のトップに立つ人間が、自身の利権争いの道具として組織を利用し始めた時から、緩やかな死が始まる」
- 草薙素子「お前には勇気も才能もある。だが死んだら何も残らん。今は矜持をしまって未来をつくれ」
- クゼ・ヒデオ「水は低きに流れ、人の心もまた低きに流れる」
- 『攻殻機動隊S.A.C.2ndGIG』の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話
- 『攻殻機動隊STAND ALONE COMPLEX Individual Eleven』を制作
- 押井守が投げかけたテーマは「9.11以降の戦争」
- 押井守からの唯一の具体的な指示は「不審船を描け」
- 個別の十一人のモチーフは三島由紀夫
- 『攻殻機動隊S.A.C.2ndGIG』の主題歌・挿入歌
- OP(オープニング):Origa「rise」
- OP(オープニング):Ilaria Graziano「Christmas in the silent forest」
- ED(エンディング):Steve Conte「living inside the shell」
- ED(エンディング):Ilaria Graziano「snyper」