攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX(S.A.C.)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX(S.A.C.)』とは、士郎正宗が原作、神山健治が監督を務めたSFアニメ作品。2002年から2003年まで日本テレビ系列で放送された。舞台は、西暦2030年の日本。主人公の草薙素子(くさなぎ もとこ)が属する国の秘密組織「公安9課」が様々な事件を解決しながら「一つの陰謀」を明かしていく様子が描かれている。

『攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX(S.A.C.)』の概要

『攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX』とは、漫画家・士郎正宗原作のSFアニメである。監督は神山健治が務めた。
2002年に放送が開始された本作は、近未来を舞台にしたサイバー社会問題をテーマに描かれており、文化庁メディア芸術祭アニメーション部門優秀賞も受賞した。

全26話で構成されており、基本的に1話完結でアニメが進んでいく。だが物語の中心に「笑い男事件」と呼ばれる劇場型犯罪を追っていくというストーリーがある。

笑い男事件に関するエピソードにはサブタイトルに『complex episodes』と付けられておりおり、対して一話完結の話には『a stand alone episode』と付けられている。

様々な魅力的なキャラクターと近未来感溢れる世界観、さらには哲学的でシニカルなエピソードで長年人気を誇っているアニメだ。

秘密組織「公安9課」が活躍する物語となっており、メンバーは以下の通り。
荒巻大輔:9課課長
草薙素子:実働部隊の隊長。世界屈指のハッカーでもある
バトー :元レンジャーのフィジカル担当
トグサ :元警視庁捜査一課の刑事
サイトウ:元傭兵でスナイパーの腕は随一
イシカワ:ハックが得意な電脳戦・捜査担当
パズ :近接戦闘が得意なナイフ使い
ボーマ :爆弾処理・電脳戦が得意
公安9課は、法に縛られておらず暴力措置も認められている。
戦車(通称タチコマ)という“殻”を駆使する“攻”撃的な組織であることから「攻殻機動隊」と呼ばれている。

続編も多く存在しており、2004年に放送されたアニメシリーズ『攻殻機動隊 S.A.C. 2nd GIG』、2006年に制作された『攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX Solid State Society』、2020年にNetflixで公開された『攻殻機動隊 SAC_2045』が正式な続編に当たる。

ちなみに原作漫画の『攻殻機動隊』、押井守監督によるアニメ映画『『GHOST IN THE SHELL / 攻殻機動隊』とは時代設定やキャラクターに相違があり“第三の攻殻機動隊”とも言われている。

『攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX(S.A.C.)』のあらすじ・ストーリー

西暦2030年、人々は脳に直接マイクロマシンを注入する技術である“電脳化”をするのが一般的になっていた。
ネットワークが複雑かつ高度化していく中で、犯罪の方法も複雑化していく。そんな犯罪に対抗するために組織されたのが、内務省直属の独立防衛部隊である「公安9課」だ。
まだ人が複合体(コンプレックス)として情報化はされていない時代において、勃発するサイバー犯罪。
草薙素子率いる公安9課は、事件を解決していく中で“ある一つの事件”と直面していくこととなる。

総監暗殺予告

ある夜、公安9課のトグサは旧友の刑事である山口から「警察内部の不穏な動きについて相談したい」と連絡を受ける。
しかし、山口は謎の妨害によって暗殺されてしまう。山口は、電脳硬化症に関する”警察と企業の癒着”について気付いていたのだ。
知ってはいけない秘密を暴こうとした山口の殺害は、権力者の働きによって、自動車事故という形で片付けられる。

旧友を亡くしたトグサは、9課の課長・荒巻に許可を取って山口暗殺について調査を開始。そこで山口が、6年前に起こった連続企業脅迫事件「笑い男事件」の特捜部に所属していたことを知る。
同時に公安9課も笑い男事件へ着目をし始める。
その中で、笑い男事件の被害企業であったセラノゲノミクス社(セラノ)が製造した視聴覚素子「インターセプター」が警察上層部に不正利用されていたことが発覚。
全てはセラノ上層部と警察の癒着が関係していたのである。
警察内部は世間にセラノとの癒着がバレてしまうことを避けられないと判断し、謝罪会見を開くことにした。しかし会見中に現場のハッキングが行われてしまう。
ハッキングをした犯人は消えたはずの「笑い男」だった。笑い男は刑事総監である大堂の殺害を予告。公安9課は再び現れた笑い男を追求していく。

総監暗殺を予告した当日、笑い男として疑惑を掛けられていあたナナオは遅効性ウイルスを総監に仕込むことで暗殺を計画する。9課の活躍もあって暗殺は免れたが、そこから次々と「笑い男」を名乗る男たちが総監の命を狙い始める。
さらに、本物の笑い男としてマークしていたナナオが射殺されているのも確認されるという混乱に陥ってしまう。
当初、笑い男を名乗る男として逮捕された者たちは、ナナオのウイルスによる影響による行動だと思われていた。
しかし、そのほとんどが自らの意思によって模倣犯をしていただけだったのだ。結局本物の笑い男は見つからないまま事件の謎は深まるばかりであった。

笑い男事件

謎が深まる一方で、世間は復活した笑い男の話題で持ち切りだった。そんな中、草薙は「笑い男好き」が集まるチャットルームに参加して様々な意見を集めることに。
チャットルームの中でも随一の笑い男フリークであるベビー・ルースは、最初の笑い男事件である“瀬良野氏誘拐事件”には正義感が見えるが、その後に起きた企業脅迫に関しては独りよがりな印象を受けたと話す。そして今回起きた暗殺事件は最初の誘拐事件に酷似しているという見解も述べた。

ルースは、誘拐事件と暗殺予告こそ本物の笑い男であり、その他の事件は警察の仕込みであるという推測をした。
彼の見解によると、ナナオも警察の手駒にしか過ぎなかったというのだ。草薙はルースの意見を総括する形で誘拐事件と暗殺予告以外の事件は模倣犯にしか過ぎないと断言。
そこでチャットルームの主催者であるオンバに意識を別空間に飛ばされ、本物の笑い男と思われる人物とネット上で出会うことになる。
しかし、数秒後には接続が切れ手がかりを失ってしまうのであった。

その後、厚生労働省に大規模なハッキングが発生し、重要な情報が盗まれてしまう。9課が調査した結果、ハッキング元は電脳不適合児を集めた授産施設だったことが判明。
さらに、被害を受けたはずの厚生労働省の態度もおかしいことに気付く。

授産施設に鍵があると睨んだ9課。さっそく荒巻はトグサに授産施設への潜入捜査を命じる。奇妙かつ狂気的な施設に戸惑うトグサは、自閉した少年アオイの面倒を見ることになる。
アオイのルームメイトであるオンバや黒羽の話を聞いていくうちに興味を惹かれるトグサ。その中でJ.D.サリンジャーの小説『ライ麦畑でつかまえて』の一節を見つけ、これが笑い男に関係する可能性に気づく。

その後、所長に正体がバレてしまい潜入捜査は失敗と終わるが、アオイこそが笑い男であり何らかの目的達成のために施設へ入居していたことが判明する。

村井ワクチンと渦巻く陰謀

笑い男の目的が厚生労働省にまつわる何かだと勘付いた公安9課だが、手掛かりが少ないため捜査に行き詰っていた。
そんな中トグサは、笑い男の目的が紙媒体にあると疑い厚生労働省を調査することに。
膨大な資料の中で「村井ワクチン接種者リスト」が無くなっていることを突き止める。

村井ワクチンは、不治の病である電脳硬化症の特効薬でありながらも利権絡みの問題で不認可となったワクチンだった。
ところが、特定の人間に対して有償実験体という形でワクチンが投与されていたのである。そして無くなった資料はその接種者リストだったのだ。
トグサは村井ワクチンの情報開示と認可活動を行う団体「ひまわりの会」に話を聞きに行く。
そこで当時ワクチンに不認可を出した審議会の理事長である今来栖から、ひまわりの会にリストが送られていたと明かされる。ところが、そこに厚生労働省が率いる「実働部隊マトリ」が襲撃をかけ、ひまわりの会の会員は皆殺しにあったうえで資料も奪われてしまう。トグサはかろうじて脱出したが、重傷を負ってしまった。

意識不明になったトグサの記憶から村井ワクチンの情報やマトリの襲撃を知った公安9課は、事態究明のために今来栖の元へと向かう。
一方、マトリにひまわりの会の殲滅を命じた厚生労働省医薬局長の新見もまた今来栖の行方をマトリに追わせていた。

実は今来栖は笑い男から脅迫を受けていたのだ。笑い男の目的は、かつての瀬良野氏誘拐も含め村井ワクチンが不当に不認可にされた真相を世間に暴露させることであった。
今来栖の行方を掴んだ公安9課とマトリは、今来栖の身柄確保のために争奪戦を繰り広げる。
なんとかマトリとの攻防に勝ち、任務達成かと思った刹那、今来栖が何者かによって暗殺されてしまう。その場にいた笑い男は接種リストの原本をバトーに渡して姿を消す。

新見は実働部隊に公安9課の排除を命じるが、荒巻の機転によって新見は逮捕され身柄を拘束されるこに。しかし新見は電脳自殺を図って証言を避けた。
その帰り道、荒巻は元首相の神崎から新見のバックに連合与党幹事長の薬島がいることを告げられる。

薬島の策略

本部に戻った荒巻は、実の兄が麻薬密売の疑いで逮捕されたと知り、兄の行方を追ってスラム街へと赴く。スラム街で2人のホームレスに出会った荒巻は、彼らから兄の逮捕がでっち上げという話を聞くが、このホームレス2人こそが薬島の手下だったのだ。
そう、荒巻は薬島に嵌められてしまったのである。荒巻は命の危機に直面してしまう。

時を同じくして、草薙は自身の義体を取り換える作業中にハッキングを仕掛けられて窮地に陥る。

荒巻はバトーの活躍のおかげで一命をとりとめ、草薙も助けによって危機を乗り越えた。
この時、草薙を助けた人物が笑い男だったのである。
笑い男は草薙を助けた見返りとして、これから自分が起こすことを黙認して欲しいと言う。

9課は操作を続ける中で、権力の権化と化した薬島こそが暗躍者だと目論むが、決定的な証拠は掴めないままだった。
そこで、警察に護衛という名目で軟禁されている瀬良野に着目し身柄を拘束することに決定。だが、9課よりも先に瀬良野は笑い男によって拉致されていた。
6年前の事件について懐かしみ合う瀬良野と笑い男。その中で、企業脅迫事件によって薬島が身代金と政府支給金の全額を懐に入れていたことが発覚する。
瀬良野は薬島に騙されていたことを知り、全ての真相を世間に公表すると決意。
現場を去る笑い男の前にバトーが立ちはだかる。しかし、その笑い男は草薙が擬態した姿だったのだ。
一連の流れは、草薙が事件の裏を取るために起こした行動だったと判明する。

公安9課、解体へ

薬島を追い詰める証拠が集まった9課だったが、先手を打ってきたのは薬島だった。
それまで世間には公表されていない存在だった9課の存在を明かし、加えて笑い男事件は9課によるものだったと濡れ衣を被せる。
当然ながら公安9課は解体する流れになってしまう。
荒巻は薬島の暗躍を首相に報告するが、首相は衆院選への影響を考え、すぐに薬島を逮捕することはできないと語る。さらに、世論の動向から9課の解体は免れないとも話した。

事態を飲み込むしかない荒巻は草薙に「死ぬな、必ず生き延びろ」と命令。
トグサは途中で公安に逮捕され、他の主要メンバー達は本部に集まる。

一方、既に海上自衛軍の特殊部隊「海坊主」が動いており、9課を武力排除しようとしていた。海坊主による本部襲撃を何とか耐えしのいだ草薙らは生き延びることを最優先に、それぞれ脱出して別れる。しかし、ボーマとパズはすぐに捕まってしまう。
次々と逮捕されていく公安9課のメンバー達。その中でなんとか生き延びていたのは草薙とバトーの2人だった。
飛行機で脱出を図ろうとする2人だったが、草薙は海坊主に頭をライフルで狙撃されてしまい、バトーは悲痛の叫び声を上げた。

一連の出来事から3カ月後、釈放されたトグサは煮え切らない日々を送っていた。トグサはかつての仲間がどうなったかも知らないままだ。
世間では「公安9課はクーデターを起こそうとしたが、計画がバレて弾圧された」ということになっている。
また、薬島の悪事も公表されていないままだ。業を煮やしたトグサは、自らが笑い男となって薬島を襲撃しようと決断する。
しかし、突然現れたバトーによって襲撃は阻止された。驚きを隠せないトグサだったが、バトーに付いていくと、そこにはかつての9課メンバーが全員揃っていた。
実は、一連の出来事は全て荒巻のシナリオ通りだったのである。

荒巻は世間に知られてしまった9課として活動するのは困難と判断。
再び秘密機関として結成し直す必要があったために、あえて首相の9課解体の命令に乗ったのであった。
撃たれたはずの草薙もまた、狙撃されたのはリモート個体であり本体は無事だった。

草薙は現実世界で「本物の笑い男」であるアオイと会う。
「情報が高度化したがゆえに起きる“オリジナルなき模倣犯の続出”について何と名付けるか?」とアオイに問われた草薙は「スタンド・アローン・コンプレックス」と答えた。

その後、会話の現場に荒巻が訪れ、アオイを公安9課のメンバーに誘うが彼は丁重に断った。

『攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX(S.A.C.)』の登場人物・キャラクター

草薙素子(くさなぎもとこ)

本作の主人公であり、公安9課のリーダー的存在。
幼少の頃に、脳と脊髄の一部を除く全身を義体化したサイボーグである。
どんな時でも冷静沈着なのが特徴。加えて並外れた身体能力と判断力を兼ね備えている。
世界でも屈指のハッキング能力も持ち合わせており、エスパーよりも貴重な才能と評されることも多い。
かつて軍に所属していた過去から、9課のメンバーからは「少佐」と呼ばれている。

【CV】田中敦子

バトー

公安9課所属のパワー型サイボーグ。
戦闘能力に特化しており、9課に所属する前は陸上自衛隊で海外任務にも赴いていた。
草薙に対して愛とも似つかぬ特別な感情を用いており、彼女がピンチの際には誰よりも心配する一面ものぞかせる。
機械類に対して相当な愛着を見せていて、9課の主力戦車「タチコマ」を定期的にメンテナンスしている。

【CV】大塚明夫

トグサ

公安9課所属の元刑事。9課内で唯一の妻帯者でもある。
アニメ内では「新参者」としての一面が強く描かれており、9課の強引な捜査手法に疑問を呈する場面も多い。
サイボーグ化が一般的になった世界においては珍しく、ほぼ生身の状態で過ごしている。
草薙から「青臭い」と評された性格の持ち主で、無鉄砲な一面を見せることもある。
しかし「笑い男事件」では、解決へと導く手がかりに気付き、事件を一気に進めるキーパーソンとなった。

【CV】山寺宏一

mori12100
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