攻殻機動隊 S.A.C. 2nd GIG(アニメ)のネタバレ解説・考察まとめ
『攻殻機動隊S.A.C.2ndGIG』とは『攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX』の続編であるSFアニメ作品。原作は士郎正宗、監督は神山健治が務める。本作はストーリーコンセプトとして、劇場作品『イノセンス』の押井守が参加している。2004年からパーフェクト・チョイスで放送され、2005年には日本テレビ系列で放送された。主人公である草薙素子が所属する公安9課が「個別の十一人」と名乗るテロ集団と対峙する。テロリストの影で動く大きな組織に立ち向かうハードボイルドな9課の姿が描かれている。
CV:堀勝之祐
国際テロリスト。ベルリンで素子とバトーに拘束される。
テレジア
CV:林原めぐみ
ベルリンに住むアンジェリカの娘。
ナリタ・アカネ
CV:伊藤静
出島の派出所で勤務している全身義体の女性警察官。素子は彼女をハッキングしクゼを探す。
クロルデン
内閣報道庁にいた凄腕のハッカー。内庁の攻性防壁により焼かれ殺された。
ボリス・ジャブロフ
元ロシア軍師官で現在はマフィアに鞍替えをした。ロシアからプルトニウムを持ちだしたとされる。
加賀崎(かがざき)
元北端特務課長であり現在は佐川電子の社長。プルトニウム売買に関与していた。佐川電子の社長室で遺体で発見された。
コイル
CV:長島雄一
クゼとのプルトニウム取引の現場に現れた人物。取引後、サイトーが後を追うがすでに脳を焼かれたリモート義体であった。
『攻殻機動隊S.A.C.2ndGIG』の用語
攻殻機動隊の世界
電脳
マイクロマシンを使用し、脳と外部世界を直接接続する技術。
電脳空間と呼ばれる仮想空間や他人の電脳に自分の意識が入ることで情報を得る。電脳化した者同士であれば、電話などの端末を利用しなくても意思疎通が可能である。
義体
電脳化技術の発達に伴い進化した、義肢や人工臓器を使用したサイボーグ化のこと。
ゴースト
いわゆる魂のような概念。電脳化や義体化によりロボットに近づくが、人間としての特性を保つために宿っているとされる。このゴーストにより個を判別できるとしている。またゴーストは複製できず、記憶をコピーしてもゴーストは宿らないとされている。
ゴースト錠
電脳化により個の電脳は防壁などにより守られているが、ハッキングされれば個を乗っ取ることができる。そのハッキングの際に必要とされるもの。誰でも入手できる訳ではなく、本作においては素子のみが扱っている。
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目次 - Contents
- 『攻殻機動隊S.A.C.2ndGIG』の概要
- 『攻殻機動隊S.A.C.2ndGIG』のあらすじ・ストーリー
- 陸自のパイロット死亡事件
- 総理暗殺未遂事件
- 素子の潜入捜査と難民の自爆テロ
- 素子の過去
- 電脳ウィルスである「個別の十一人」
- クゼが掲げる難民解放
- 茅葺総理の闘い
- 最終決戦
- 『攻殻機動隊S.A.C.2ndGIG』の登場人物・キャラクター
- 公安9課メンバー
- 草薙素子(くさなぎもとこ)
- 荒巻大輔(あらまきだいすけ)
- バトー
- トグサ
- イシカワ
- サイトー
- パズ
- ボーマ
- タチコマ
- アズマ
- ヤノ
- プロト
- オペレーター
- ウチコマ
- 9課職員の関係者
- トグサの妻
- トグサの娘
- ラン
- 荒巻洋輔(あらまきようすけ)
- 自衛軍
- 久保田(くぼた)
- 政府関係者
- 茅葺(かやぶき)
- タカクラ
- 内務大臣
- 内閣情報庁
- 合田一人(ごうだかずんど)
- 革命評論家
- パトリック・シルベストル
- 個別の十一人に感染した主要な人物
- クゼ・ヒデオ
- カワシマ・ショー
- ±橋文也(どばしふみや)
- 米帝のCIA職員
- ワタナベ・タナカ
- サトウ・スズキ
- その他の登場人物
- ヒララ
- ギノ
- カタクラ
- 田所ツトム(たどころツトム)
- 三橋タカシ(みはしタカシ)
- コタン・カンジ
- アサギ・ルリコ
- ウォン・チューレン
- シズノ・ユカリ
- イズミ・カツヒコ
- ウエダ
- 牢記物店の店主(ろうきぶってんのてんしゅ)
- 伝説(でんせつ)
- カワシマ・カオリ
- シュレーダー
- ミニミ
- ロッド
- マザー
- スノー
- ジンジャー
- ピクルス
- 有須田(あすだ)
- チャイ
- 小傑(しゃおじえ)
- 老板(らおばん)
- アンジェリカ
- テレジア
- ナリタ・アカネ
- クロルデン
- ボリス・ジャブロフ
- 加賀崎(かがざき)
- コイル
- 『攻殻機動隊S.A.C.2ndGIG』の用語
- 攻殻機動隊の世界
- 電脳
- 義体
- ゴースト
- ゴースト錠
- 攻性防壁
- 熱光学迷彩
- 並列化
- S.A.Cにおける用語
- スタンド・アローン・コンプレックス
- 米帝
- 内庁
- 招慰難民
- 日本の奇跡
- 初期革命評論集
- 個別の十一人
- ポセイドンインダストリアル
- 『攻殻機動隊S.A.C.2ndGIG』の名言・名セリフ/名シーン・名場面
- 荒巻大輔「いつの世も持つべき物は人脈だ」
- 荒巻大輔「組織のトップに立つ人間が、自身の利権争いの道具として組織を利用し始めた時から、緩やかな死が始まる」
- 草薙素子「お前には勇気も才能もある。だが死んだら何も残らん。今は矜持をしまって未来をつくれ」
- クゼ・ヒデオ「水は低きに流れ、人の心もまた低きに流れる」
- 『攻殻機動隊S.A.C.2ndGIG』の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話
- 『攻殻機動隊STAND ALONE COMPLEX Individual Eleven』を制作
- 押井守が投げかけたテーマは「9.11以降の戦争」
- 押井守からの唯一の具体的な指示は「不審船を描け」
- 個別の十一人のモチーフは三島由紀夫
- 『攻殻機動隊S.A.C.2ndGIG』の主題歌・挿入歌
- OP(オープニング):Origa「rise」
- OP(オープニング):Ilaria Graziano「Christmas in the silent forest」
- ED(エンディング):Steve Conte「living inside the shell」
- ED(エンディング):Ilaria Graziano「snyper」