攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX、S.A.C. 2nd GIG、Solid State Society(神山版攻殻機動隊)のネタバレ解説・考察まとめ

『攻殻機動隊S.A.C.』は2002年放送のTVアニメ及びそのシリーズ。AD2030年、内務省直轄独立攻性部隊・公安9課が「笑い男事件」を追うストーリー。
続編の『S.A.C. 2nd GIG』ではテロリスト「個別の11人」を追う事件、『Solid State Society』は主人公・草薙素子が失踪後に謎のハッカー「傀儡廻し」に関わる事件となっている。
神山健治監督版『攻殻機動隊』シリーズ。

『攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX』について

あらすじ・ストーリーと概要

対象を狙撃し、高層ビルから落下していく草薙素子

AD2030年、電脳が一般的に使われる時代になり多様化・複雑化する電脳・テロ犯罪に対抗する為、首相・内務省直轄の独立攻性部隊公安9課(通称攻殻機動隊)が発足する。様々な事件を解決していく中、「笑い男」を名乗る人物から警視総監の暗殺予告が行われ未然に犯人を確保するも、次から次からへと「笑い男」を名乗るテロリストが現れる。辛くも阻止する9課だが、犯人には共通点がなく、ウィルスに感染した形跡も、電脳をハッキングされた形跡も一切見当たらなかった――

「もし草薙素子が人形遣いと出会わず、公安9課に残っていたら」というパラレルワールドの物語。
士郎正宗の『攻殻機動隊』が原作だが、物語としてのオマージュもあるものの、完全なオリジナルストーリーとなっている。

2002年放送のTVアニメ。全26話。『攻殻機動隊 S.A.C.』『攻殻S.A.C.』と略称される。
Production I.G制作。監督は神山健治。原作は士郎正宗の『攻殻機動隊』

第2話の「暴走の証明 TESTATION」が平成14年度文化庁メディア芸術祭アニメーション部門優秀賞、
そして『攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX』シリーズ全体が東京国際アニメフェア2003 公募・アニメ作品部門優秀作品賞をそれぞれ受賞。

本作の「笑い男事件」のみを160分にまとめた総集編『攻殻機動隊STAND ALONE COMPLEX The Laughing Man』も制作されている。

本作の続編となる『S.A.C. 2nd GIG』も製作され、DVD/ビデオ累計出荷本数は合わせて150万枚/本以上。

『攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX』の主要登場人物・キャラクター

草薙素子(くさなぎもとこ)

CV:田中敦子
主人公。通称・少佐と呼ばれる、公安9課の実働面でのリーダー。脳と脊髄の一部以外を全身義体化している。世界屈指の義体使いであり、そのハッキング能力、統率力、実行力から、課長の荒巻からは“エスパーよりも貴重な才能”と言われている。

バトー

CV:大塚明夫
9課メンバー。ほぼ全身義体化している義眼の大男。戦闘だけではなく電脳戦にも強いが、本人は戦闘の方が生き生きとしている。趣味は筋トレだが義体なので意味がない。

トグサ

CV:山寺宏一
9課メンバー唯一の妻子持ち。電脳化している以外ほとんど生身。刑事あがりらしく、足を生かした地道な聞き込みや直感を生かした捜査で事件の真相に迫る。

荒巻大輔(あらまきだいすけ)

CV:阪脩
公安9課の課長。関係省庁に融通を利かせることができる、様々なパイプを持つ切れ者。バトー曰く“食えないタヌキオヤジ”。生き別れた双子の兄がおり、本編中に登場する。

イシカワ

CV:仲野裕
電脳戦を得意とする9課メンバー。副業でパチンコ店を経営しており、ハッキングを仕掛ける際には客の電脳を補助として利用する場合もある。

サイトー

CV:大川透
9課メンバー。片目が義眼で、眼帯で覆われている。戦闘、特にスナイピングが得意な9課メンバー。少佐と大戦中に出会い、少佐のポーカーフェイスに騙され負けたが、そのスナイピング能力を買われスカウトされる。

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@naoki0910l6

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