リリ／冴島靖子（龍が如く）の徹底解説・考察まとめ

靖子の義兄。幼い靖子が病を患った際には必死に治そうとしており、その姿を見た靖子から尊敬されている。かつては東城会系三次団体「笹井組」の若衆だったが、笹井組長のために都内のラーメン屋で敵対する上野誠和会の幹部18人を射殺。そのせいで死刑判決を受けて靖子とは離れ離れになる。しかしこの事件は葛城や柴田が共謀して画策したことで、実のところ大河は1人も殺していなかった。靖子はこの事件で死刑判決を受けた大河を助けるために、葛城に利用されることとなる。

冴島大河（龍が如く）の徹底解説・考察まとめ - RENOTE [リノート]

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冴島大河（さえじまたいが）は『龍が如くシリーズ』に登場する東城会直系「冴島組」組長である。かつて起こした事件から「極道18人殺し」の異名で恐れられる人物だが、本人の性格は温厚で面倒見が良い。東城会の大幹部で真島組組長の真島吾朗とは兄弟分の間柄である。『龍が如く4 伝説を継ぐもの』でかつて起こした事件が冤罪だと判明し死刑を免れた後は、真島と共に東城会六代目会長の堂島大吾を支えている。

秋山駿（あきやましゅん）

消費者金融「スカイファイナンス」の社長兼キャバクラ「エリーゼ」のオーナー。靖子とは、彼女がスカイファイナンスに金を借りに来た際に知り合う。靖子がかつての恋人である絵里に似ていたこともあって好意的に接して金を貸した。靖子が亡くなった後は落ち込んでいたが、大河の決断を知って全ての陰謀を暴く策を提案し、事件の解決に一役買った。

谷村正義（たにむらまさよし）

警視庁神室署生活安全課に所属する刑事。明らかに他殺だったにもかかわらず事故死として処理された父親の死を不審に思い、独自に調査を進めて靖子にたどり着く。靖子から渡された1億円で葛城と接触したものの、罠に嵌められて窮地に陥る。そこからどうにか逃走した谷村は秋山と協力関係を結び、沖縄から神室町へ戻ってきた靖子と合流する。再び靖子と別行動をとる際に渡した拳銃は、葛城の射殺に使用された。

葛城勲（かつらぎいさお）

上野誠和会若頭。自らの出世のために柴田と共謀して25年前の襲撃事件を裏で仕組んだ狡猾な人物である。またその後は「兄を助けたい」という靖子の思いを利用して不都合な人間を殺させており、冴島兄妹が不幸になった元凶といえる。最後は自分がさんざん利用してきた靖子に頭を撃ち抜かれて死亡する。

リリ（冴島靖子）の名言・名セリフ／名シーン・名場面

兄のために殺人を決意

靖子にとっては大河がすべてだった。そのため、大河の死刑執行が間近に迫った時に葛城から大河を助ける条件として「1億円用意するか、殺人の手伝いをするか」提示された時は殺人の手伝いをすることに決めた。人を殺してでも兄を助けたいという靖子の強い想いがあらわれている。

「私にとってお兄ちゃんはすべてだった……お兄ちゃんが大好きだった。本当に大好きだった……」

谷村に保護された靖子は、彼から「靖子の身の安全を保障したうえで、それをエサに葛城と交渉する」作戦を提案された。しかしそれでは兄は助からないとして断りを入れる。谷村は葛城が約束を守ると思っているのかと問い詰めるが、靖子は譲らなかった。その際の「私にとってお兄ちゃんはすべてだった……お兄ちゃんが大好きだった。本当に大好きだった……」というセリフからは、靖子の兄に対する想いの大きさが分かる。

靖子の死

『龍が如く4 伝説を継ぐもの』の終盤で、靖子は兄を庇って葛城に撃たれてしまう。重傷を負った状態で葛城を射殺した靖子が倒れ込むと、急いで大河が駆け寄った。靖子は大河の腕の中で「ごめんね……お兄ちゃん」と謝ると、大河の呼びかけもむなしく息を引き取ってしまう。すれ違った兄妹の結末に多くのプレイヤーが涙をこぼした。

リリ（冴島靖子）の裏話・トリビア・小ネタ／エピソード・逸話

大河の極道としての生き様に影響を与えた靖子

靖子の存在、そして靖子の死は兄の大河の極道としての生き様に大きな影響を与えている。『龍が如く5 夢、叶えし者』では大河自ら靖子のことを語っており、彼にとって靖子がどれほど大きな存在だったかが分かる。

若すぎる外見