黄金郷のマハト(葬送のフリーレン)の徹底解説・考察まとめ

黄金郷のマハト(おうごんきょうのマハト)とは、原作:山田鐘人、作画:アベツカサによる漫画『葬送のフリーレン』に登場するキャラクター。魔王軍幹部「七崩賢」最強にして、人類との共存を目指した異色の魔族。
魔族に無い“悪意”や“罪悪感”を知ることが人類との共存への鍵だと考えたマハトは、これを学ぶために城塞都市ヴァイゼの領主の友となり、後に彼を裏切って街ごと黄金へと変える。求めたものを得られなかったマハトはなお探求を続け、ヴァイゼの解放を目指す人類側の魔法使いたちと熾烈な戦いを繰り広げた。

黄金郷のマハト(葬送のフリーレン)の概要

黄金郷のマハト(おうごんきょうのマハト)とは、原作:山田鐘人、作画:アベツカサによる漫画『葬送のフリーレン』に登場するキャラクター。魔王軍幹部「七崩賢」最強の存在にして、人類との共存を目指した異色の魔族。
任意の対象もしくは自分中心の広範囲を破壊不可能な黄金へと変える「万物を黄金に変える魔法」(ディーアゴルゼ)の使い手で、これが"黄金郷"という異名の由来ともなっている。

魔王軍に所属し、命じられるまま各地で暴れていたが、マハト本人は争いに飽き飽きしており魔王に従うことにも辟易としていた。ある時人間の神父を殺した際、彼に「お前は"悪意"も"罪悪感"も知らないのか」と哀れみを向けられたマハトは、「確かに人間の言う"悪意"や"罪悪感"は魔族には無い感情だ。それはどんなものなのだろう」と興味を持つ。
これを「相手を知りたいと願うことは、相手に好意があるということだ。俺は人間のことが好きになった」と解釈したマハトは、それが魔族と人類が共存する鍵になるとも信じ、"悪意"と"罪悪感"を知るための殺戮を重ねていった。

やがて「友と呼べるほど親しい者を殺せば"悪意"や"罪悪感"を学べるかもしれない」と考えたマハトは、大陸北部にある城塞都市ヴァイゼを訪れ、ここで友となりうる人間を探し始める。この頃のヴァイゼは政争が吹き荒れ、その煽りで民は苦しんでいた。領主のグリュックはこの状況をなんとか改善しようとしてはいたが、腕利きの護衛や暗殺者をそろえていた狡猾な悪徳貴族たちに対して有効な対抗策を持っていなかった。
マハトの目的を知ったグリュックは、「自分ほど"悪意"に触れた人間はそうそういない。お前にそれを教えてやる」とマハトに提案し、代わりに悪徳貴族たちの排除を依頼。"特定の標的だけ選ぶ"という作業が入る以外、魔族にとっては日常風景の一部でしかないこの汚れ仕事を果たした後、マハトは表向きはグリュックの部下として彼と共にヴァイゼの改革を進めていった。この頃、マハトはグリュックの依頼で彼の親族の少年デンケンを弟子に取り、魔法使いとして徹底的に鍛えている。

ヴァイゼに来てから数十年後、老いて体の弱ったグリュックを見たマハトは、「悪友と呼べるほどの関係になったグリュックを裏切れば、自分を守護者として信頼する民ごとヴァイゼを滅ぼせば、"罪悪感"が分かるのではないか」と考え、ヴァイゼの民と土地の黄金化を実行する。しかしそれでもなおマハトは"悪意"も"罪悪感"も感じることができず、途方に暮れていたところで大陸魔法協会の魔法使いたちの急襲を受け、自身の魔法で黄金へと姿を変えたヴァイゼごと封印される。
数十年後、かつての知り合いである大魔族ソリテールの手で封印から解放されたマハトは、「ヴァイゼを黄金に変えた時に何かをつかめそうな気はした、別の場所でもう1度試してみよう」とこの地を去ろうとする。しかし人生の最晩年に差し掛かっていたデンケンが仲間と共にマハトの前に現れ、「お前にこれ以上人を殺させるわけにはいかない」とその行方を遮る。デンケンたちが自分を"悪"として裁こうとしていることに気付いたマハトは、それが"悪意"や"罪悪感"を学ぶ手掛かりになるかもしれないと喜び、彼らと熾烈な戦いを繰り広げた。

黄金郷のマハト(葬送のフリーレン)のプロフィール・人物像

物腰柔らかく、強い知的探求心を持つ学者肌の人物。魔王軍幹部「七崩賢」の一員であり、その中でも最強の存在として広くその名を知られている。「"悪意"や"罪悪感"を知りたい」という想いはまったく偽りのないもので、「それを知るためなら死んでもいい、それを知った結果死ぬとしても本望だ」とまで覚悟して追い続けている。
争いを好まず、魔王軍にいた頃は人間と戦わされることに辟易としていた。これは「万物を黄金に変える魔法」を使えば一瞬で勝負が決まってしまうため、戦いそのものを楽しんだ経験がないことが理由の1つとなっている。デンケンとの2度目の戦いでは、彼が"「万物を黄金に変える魔法」を打ち消す術”をかけられていたため一方的な展開にはならず、自分が戦いを楽しいと感じていることに驚いている。

魔族屈指の魔法使いであるクヴァール、魔王の腹心シュラハト、世にその存在を知られないまま人間の研究を続けたソリテールなど、魔族の中にも知り合いは多い。中でもクヴァールのことは旧友と呼ぶほど親しい間柄だった。一方、同じ「七崩賢」の奇跡のグラオザームのことは、魔法の相性の悪さから一方的に不利を強いられるため苦手意識を持っている。魔王に対しては、彼の圧倒的な実力を認め部下として仕えているが忠誠心はまったくなく、「俺を人類相手の戦争ごっこに巻き込むな、迷惑だ」と語っている。
ヴァイゼの領主のグリュックとは互いに利用し合う間柄で、親しく接するようでいて気を許さない反面、悪徳貴族相手に様々な悪巧みを実行することへの"スリル”、ヴァイゼが繁栄していくことへの"達成感”、民から寄せられる"感謝の声”を共有し、「いつか我らの関係は破綻するが、それはそれとして悪くない」との手応えを感じてもいた。これはグリュックも同様で、マハトに裏切られて黄金化させられる際にも「いつかこうなると思っていた」と苦笑して受け入れ、彼を悪友と評して別れを告げている。

人類屈指の魔法使いであるデンケンは、若い頃にマハトに師事している。幼い頃からグリュックとヴァイゼに尽くしていたマハトの姿を見ていたデンケンは、彼がヴァイゼを黄金に変えたと知っても簡単には受け入れられずにいた。人生の最晩年になって「とても勝てる相手ではないが、それでも故郷の解放のために命を懸けてみよう」とマハトへの挑戦を決意した際も、師への敬意と「話し合いが無駄だとしても、何かもっといい結末があるのではないか」との思いは最後まで捨てられなかった。
魔王討伐を成した英雄の1人でもあるエルフの魔法使いフリーレンとは、作中で最後に立ち会う600年前からの因縁を持つ。フリーレンはマハトを「未だに勝つイメージが湧かない強敵」だと警戒する一方、彼が本気で人類との共存を目指していることは認めている。その上で「魔族が人類を理解することなど不可能であり、このままマハトを放置すればいつか人類は絶滅する」と断言し、その討伐のためにデンケンに全面的に協力した。

黄金郷のマハト(葬送のフリーレン)の魔法・能力

万物を黄金に変える魔法(ディーアゴルゼ)

任意の対象もしくは自分を中心にした広範囲を、"破壊不可能”な黄金へと変える魔法。人類には模倣も解析もできず、対象にされてしまった時点で防御も回避も不可能な「呪い」というカテゴリーに入れられる代物である。
それでいて燃費もよく、マハトはこの魔法を「3日3晩は発動したままにしていられる」と語り、大陸魔法協会の長であるゼーリエも「マハトはやろうと思えば北部高原全体を黄金化できる」と分析している。

対象を黄金化して永遠に封じることもできれば、自身の所有物や周囲の土砂を黄金化して武器にすることもできる。1度黄金化したものはマハト自身にも元に戻すことができず、フリーレンが解除する術を完成させるまでは事実上一撃必殺の魔法だった。
唯一の例外はマハト自身で、作中では幾度か自分に跳ね返された「万物を黄金に変えられる魔法」を自力で解除している。

黄金の剣

マハトが常にまとっている毛皮状の外套に「万物を黄金に変える魔法」をかけて作り出す剣。マハトにとっては気軽に使える定番の得物であり、作中でも頻繁に使っている。
魔族の衣服は自身の魔力から作り出したものであるため、この外套も"マハトの一部"という判定になるらしく、自由に元の状態に戻している。

黄金の針

自分の髪の毛を数本千切り、これを黄金化して生成する針。主に投擲用の武器である。
マハトは戦闘では黄金の剣による接近戦を挑むことが多く、距離が離れた時の牽制として使用している。

黄金の奔流

マハトの切り札。周囲の土砂を黄金化して操り、"破壊不可能な金属片"の奔流として敵に叩きつける技。
「万物を黄金に変える魔法」への対策を備えたデンケンを相応の敵として認め、彼を全力で倒すために使用した。

大質量による変幻自在の攻撃が可能であり、直撃すれば人体など原型も残らず、かすっただけで防御魔法が叩き割られる。さらに奔流を自分の体にまといつかせるように操ることで強力な防御手段としても機能し、攻防双方にまったく隙が無い。
デンケンは「攻撃魔法としての領域を超えている」、「一体何と戦うためにこれだけの研鑽を積んだんだ」と終始圧倒されており、結局1人ではこの戦法を取るマハトに勝つことができなかった。

人を殺す魔法(ゾルトラーク)/一般攻撃魔法(いっぱんこうげきまほう)

マハトの旧友たる大魔族クヴァールが開発した魔法。人を一撃で殺傷するのに十分な威力に加えて速度、連射力、高燃費の全てを備えた史上初の貫通魔法である。
「貫通」というのは他でもなく、相手の魔法防御を無視して肉体を貫く威力を持つ。クヴァールが勇者ヒンメルによって封印されるまでの間に何百という人間を殺傷した。

クヴァールが封印された後、その恐るべき性能から人間の魔法使いたちに徹底的に研究され、「魔法使いなら誰でも使える一般攻撃魔法」となる。合わせて防御魔法やこの魔法をはじくことのできる防具も開発され、現代においてはかつてほどの脅威ではなくなった。
マハトもこの魔法を修得しており、「本来魔族の魔法であり、人類の魔法使いの誰より上手に使える」と豪語していた。しかし彼がヴァイゼに封じられている間にも「人を殺す魔法」の研究は進み、数十年の時を経て再会したデンケンが自分に向けてこれを放った際は「もはや別物だ」とその威力と速度に驚くこととなった。

防御魔法(ぼうぎょまほう)

「人を殺す魔法」を防ぐために編み出された防御用の魔法。六角形型の防壁を展開し、これに触れた魔法に干渉、その魔力を散らしながら威力を減衰する仕組みとなっている。
「人を殺す魔法」のような魔力そのものによる攻撃に対しては滅法強く、ほぼ完全な防御力を発揮する。半面、「魔法によって撃ち出された大質量」を防ぐほどの強度は無く、現代の魔法使いの間では大量の土や水を使ってこの弱点を突くのが流行している。

支配の石環(しはいのせきかん)

古の賢者エーヴィヒが作ったとされる、身に着けた者に任意の制約を強制できる魔法の道具。グリュックを牽制するためにヴァイゼの悪徳貴族たちが入手し、「ヴァイゼの民に悪意を抱いた瞬間に死ぬ」という重い制約を仕込んだ上でマハトにこれを身に着けるよう要求した。
魔族が悪意を持たないことを知るグリュックは内心で貴族たちの企みを嘲笑し、事情を説明した上でマハトに判断を委ねる。

この頃にはグリュックと息の合う相棒のような関係を築いていたマハトは、「これを身に着けて死ねば"悪意"を理解することができたということだ、それはそれで目的を果たしたことになる」、「自分という切り札が死ねばグリュックも政争に敗れて破滅する。彼がそこまで自分に運命を委ねるなら、同じものを背負うのもおもしろい」との判断から支配の石環を身に着けた。
大陸魔法協会の魔法使いたちは、ヴァイゼを滅ぼしてもマハトが死なないことから「支配の石環は壊れているのではないか」と予想していたが、実際には「マハトが人間への悪意を抱くことができなかった」だけで完全な形で機能し続けていた。

黄金郷のマハト(葬送のフリーレン)の来歴・活躍

フリーレンとの戦い

マハトがいつ頃生まれたのか、どういう経緯で魔王軍に参加したのかは作中では特に語られていない。しかし600年前にはすでに「万物を黄金に変える魔法」(ディーアゴルゼ)を使いこなしており、人類側の魔法使いを次々と倒していた。
この頃、マハトはエルフの魔法使いフリーレンと交戦。彼女の右腕を黄金に変えるが、トドメを刺す前に逃げられてしまう。フリーレンは故郷の村を魔族に滅ぼされて以来、数百年をかけて復讐のための戦いを繰り返していたが、マハトにはまったく歯が立たなかった。右腕を解呪するのに100年もの時間を要したフリーレンは、この敗北で心折れたのか、以降500年ほどの間魔族とは一切戦わなくなっている。

マハトにとってこの時点のフリーレンは「自分に挑んで逃げ出した、数え切れないほどの魔法使いの1人」でしかなく、後に再会した時もまったく顔を覚えていなかった。

人類への好意

やがてマハトはその実力を認められ、魔王軍の幹部である「七崩賢」の一員となり、魔王に命じられるまま各地の人類の拠点を滅ぼしていく。人類側も何人もの凄腕の戦士を送り込んで迎え撃とうとはしたが、マハトはそのことごとくを殺し、あるいは「万物を黄金に変える魔法」で物言わぬ黄金の塊へと変えていった。「万物を黄金に変える魔法」を防ぐことは誰にもできず、これを使えば一瞬で相手を倒せてしまうため、マハトは次第に戦闘そのものに飽き飽きし、魔王の命令に従って戦わされることにも辟易とするようになる。
100年ほど前にとある村を滅ぼした際、マハトはそこで暮らしていた神父から散々に罵られる中で、「お前は"悪意"や"罪悪感"を知らないのか」と哀れみを向けられる。これをきっかけにマハトは魔族にはない"悪意"や"罪悪感"という感情に興味を持ち始め、自分もそれを感じてみたいと考える。「何かに興味を持つということは、それに好意を抱いているということだ」とロジカルに判断したマハトは、「自分は人間のことが好きになった」と結論する。

"悪意"と"罪悪感"を学ぶため、マハトは様々な方法で人間を殺していく。なんら手掛かりがつかめない中、人間の研究をしている魔族がいるとの話を聞いたマハトは、得るものがあるのではないかと考えて彼女の下へと赴く。
ソリテールという名のその魔族はマハトをもてなし、「魔族が人に近い姿を持ち、人の言葉を操ることができるのは、効率よく人を食い殺すためだ」と語り、生物としての立場が違う以上人間独自の心理を知ることなど不可能だと断言する。しかしマハトは自分の着想とその可能性を否定できず、「"悪意"や"罪悪感"を知れば、人間との共存も不可能ではないのではないか」との見解を披露。ソリテールはこれに「おもしろい」と返し、マハトに興味を抱く。

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ドワーフとは、ファンタジー風の異世界を舞台とする作品にたびたび登場する、人間に近い姿をした「亜人」と呼ばれる種族の1つである。もともとは北欧神話に登場する妖精の一種で、『指輪物語』や『ロードス島物語』といった作品で取り上げられながら設定が整理されていった。 ドワーフは小柄で屈強な体を持ち、手先が器用で鉱物の加工を得意とする。酒を好み、髭が長く、偏屈なところはあるが人間に対して友好的である。ここでは、ファンタジー物の作品では定番のキャラクターであるドワーフについて解説していく。

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葬送のフリーレンの名言・名セリフ/名シーン・名場面まとめ

葬送のフリーレンの名言・名セリフ/名シーン・名場面まとめ

『葬送のフリーレン』とは、山田鐘人(原作)とアベツカサ(作画)による漫画作品。 10年の歳月を費やして魔王を打倒し世界を救った勇者一行。その50年後、勇者ヒンメルは昔の仲間たちと再び集い、人生の幕を閉じた。 その一行の中にいたエルフのフリーレンは、その長寿な種族の性質上、人間と深く交わることがほとんどなかった。しかし、10年という歳月を共に生きた友の訃報を受け、彼女は人間と交流し理解しようという決意を固める。 勇者一行や勇者に助けられた者たちなどの多くの名言・名セリフが登場する。

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ミリアルデ(葬送のフリーレン)の徹底解説・考察まとめ

ミリアルデ(葬送のフリーレン)の徹底解説・考察まとめ

ミリアルデとは、原作:山田鐘人、作画:アベツカサによる漫画『葬送のフリーレン』に登場するキャラクター。殺されない限りは不老不死に近い存在であるエルフの女性。 過去に「“なんの価値もないゴミ”を、そうとは知らずに人生を懸けて探し求めた」ことがあるらしく、その反動でか無気力で無味乾燥な性格。自分と同じような人生を歩む者が現れることを期待したのか、不味いことで話題になっていた皇帝酒を「最上の名酒」と称える碑文を残した。ミリアルデは主人公フリーレンの知り合いだが、本人が今どこで何をしているかは不明。

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ユーベル(葬送のフリーレン)の徹底解説・考察まとめ

ユーベル(葬送のフリーレン)の徹底解説・考察まとめ

ユーベルとは、原作:山田鐘人、作画:アベツカサによる漫画『葬送のフリーレン』の登場人物。魔法都市オイサーストで開催される一級魔法使い試験に参加した、殺戮に忌避感を抱かない危険な女魔法使いである。 本人が“切れる”と認識したものを問答無用で両断する「大体なんでも切る魔法」の使い手で、2年前の二級魔法使いでは試験官の魔法使いを殺害して失格している。その後一級魔法使い試験に挑戦し、主人公のフリーレンやその弟子フェルンと協力してこれを突破する一方、参加者の1人であるラントに興味を抱いて近づいていく。

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終極の聖女トート(葬送のフリーレン)の徹底解説・考察まとめ

終極の聖女トート(葬送のフリーレン)の徹底解説・考察まとめ

終極の聖女トート(しゅうきょくのせいじょトート)とは、原作:山田鐘人、作画:アベツカサによる漫画『葬送のフリーレン』に登場するキャラクター。人類側にも広くその名を知られた大魔族ながら、戦いを好まず魔法の探求に勤しむ変わり者である。 魔王の打倒を目指す勇者ヒンメル一行を討伐するため集められた4名の大魔族の1人。しかし招集には応じておきながら、「戦うのは苦手」といって1人引き返してしまう。この時点でなんらかの呪いを無差別に振り撒いており、「100年後には私の呪いが星全体を覆い尽くす」と豪語した。

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クラフト(葬送のフリーレン)の徹底解説・考察まとめ

クラフト(葬送のフリーレン)の徹底解説・考察まとめ

クラフトとは、原作:山田鐘人、作画:アベツカサによる漫画『葬送のフリーレン』に登場するキャラクター。1000年以上の時を生きるフリーレンよりさらに高齢のエルフで、女神を信仰する武道僧(モンク)である。 記憶にも記録にも残らない古の昔、仲間たちと共になんらかの偉業を果たす。それがどのようなものかは作中で語られていないが、自分たちの過去がこの世から忘れられていくことを憂いたクラフトは、人間たちの信仰対象である女神を崇め始める。長い旅の中で偶然フリーレンと出会い、数百年後の再会を予感しつつ別れた。

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フリーレン(葬送のフリーレン主人公)の徹底解説・考察まとめ

フリーレン(葬送のフリーレン主人公)の徹底解説・考察まとめ

フリーレンとは、原作:山田鐘人、作画:アベツカサによる漫画『葬送のフリーレン』の登場人物。物語の主人公であり、かつて勇者ヒンメルや仲間たちと共に魔王を倒して世界に平和をもたらした魔法使い。見た目は幼いが、エルフと呼ばれる長命種の存在で、年齢は1000歳を超えている。 冷静沈着で感情の起伏に乏しい。魔法使いとしては最上位クラスの実力者で、多くの魔族を葬ったことから「葬送のフリーレン」の異名を持つ。勇者ヒンメルの葬儀の際、自分が彼のことを何も知らないことに愕然とし、人間を知るための旅に出る。

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ヒンメル(葬送のフリーレン)の徹底解説・考察まとめ

ヒンメル(葬送のフリーレン)の徹底解説・考察まとめ

ヒンメルとは、原作:山田鐘人、作画:アベツカサによる漫画『葬送のフリーレン』の登場人物。僧侶ハイター、戦士アイゼン、そしてエルフの魔法使いフリーレンと共に魔王を討伐した勇者。この冒険は物語の本筋からすると過去の出来事で、ヒンメル自身は第1話で老衰により死亡する。 ポーズにこだわった銅像を各地に残すなどナルシスト的なところもあるが、困っている人を見掛ければ旅の途中だろうと助けて回る善良にして高潔な人物。フリーレンには好意と憧れの混じった感情を抱いていたが、それを明かさぬまま息を引き取った。

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エーレ(葬送のフリーレン)の徹底解説・考察まとめ

エーレ(葬送のフリーレン)の徹底解説・考察まとめ

エーレとは、原作:山田鐘人、作画:アベツカサによる漫画『葬送のフリーレン』の登場人物。一級魔法使いの祖父を持つ、魔法学校を首席で卒業した才媛である。 幼い頃にヴィアベル率いる北部魔法隊に自身の街を救われ、この時の経験と祖父の影響で自身も魔法使いを志す。後に一級魔法使い試験の会場で偶然ヴィアベルと再会したエーレは、彼と共にこれに参加。奮戦するも、結局は三次試験で失格する。しかしヴィアベルの人柄を改めて知って気に入ったのか、以降エーレは彼と行動を共にして相棒のごとく振る舞うようになる。

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ゼーリエ(葬送のフリーレン)の徹底解説・考察まとめ

ゼーリエ(葬送のフリーレン)の徹底解説・考察まとめ

ゼーリエとは、原作:山田鐘人、作画:アベツカサによる漫画『葬送のフリーレン』の登場人物。1000年以上前から生きているフリーレンをも子供扱いする、神話にも等しい時代に生まれたエルフの大魔法使い。 全知全能の女神にもっとも近いとされる力の持ち主で、大陸魔法協会の創始者。苛烈にして尊大な性格だが高慢ではなく、格下のものであっても聞くべきと判断した意見は素直に聞き入れる。フリーレンとは大師匠と孫弟子の関係にあるが、魔法使いとして目指す方向性が違うため仲はあまり良くない。

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ゼンゼ(葬送のフリーレン)の徹底解説・考察まとめ

ゼンゼ(葬送のフリーレン)の徹底解説・考察まとめ

ゼンゼとは、原作:山田鐘人、作画:アベツカサによる漫画『葬送のフリーレン』の登場人物。大陸全土でも45人しかいない一級魔法使いの1人で、髪の毛を自在に操る特殊な魔法を操る。 主人公のフリーレンが参加した一級魔法使い試験で試験官を務め、「零落の王墓」と呼ばれる未踏の迷宮の攻略を参加者に課す。この結果を見届けるためゼンゼ自身も迷宮に踏み入り、彼らの奮戦を見届けた。平和主義者を自称しているが、一級魔法使いを目指す中で命を落とす者の犠牲については許容するなど、責務に忠実かつ厳しい性格である。

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水鏡の悪魔/シュピーゲル(葬送のフリーレン)の徹底解説・考察まとめ

水鏡の悪魔/シュピーゲル(葬送のフリーレン)の徹底解説・考察まとめ

水鏡の悪魔(シュピーゲル)とは、原作:山田鐘人、作画:アベツカサによる漫画『葬送のフリーレン』に登場する魔物の一種。一級魔法使い試験の二次試験では、この魔物を攻略するために本来競争相手である参加者たちが手を組むこととなった。 自分に近づいた人間の複製体を作り出し、これを操る力を持つ。この複製体は元となった人物とまったく同じ力を持つ上に、水鏡の悪魔の魔力が続く限りいくらでも作ることが可能。作中では零落の王墓と呼ばれる迷宮の最深部に巣食い、魔王討伐の英雄フリーレンの複製体を作って猛威を振るった。

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血塗られし軍神リヴァーレ(葬送のフリーレン)の徹底解説・考察まとめ

血塗られし軍神リヴァーレ(葬送のフリーレン)の徹底解説・考察まとめ

血塗られし軍神リヴァーレ(ちぬられしぐんしんリヴァーレ)とは、原作:山田鐘人、作画:アベツカサによる漫画『葬送のフリーレン』に登場するキャラクター。人類側にもその名を広く知られた大魔族で、「魔族最強の戦士」を自負する猛者。 数百年を生きる大物魔族たちを前に自身を「老いぼれ」と称するなど、魔族としても非常に長命の人物。戦闘狂的な気質を持ち、強い戦士との戦いには嬉々として臨む。主要人物の1人であるシュタルクの故郷の村を襲撃し、彼以外の一族を皆殺しにした。

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ヴィアベル(葬送のフリーレン)の徹底解説・考察まとめ

ヴィアベル(葬送のフリーレン)の徹底解説・考察まとめ

ヴィアベルとは、原作:山田鐘人、作画:アベツカサによる漫画『葬送のフリーレン』の登場人物。魔王軍残党と長年戦い続けてきた北部魔法隊の隊長であり、その経歴に見合う高い戦闘能力を持つ。 強面で言動も荒々しく、必要だと判断した殺しは躊躇なく実行する。しかし不要な戦いは避けるなど軍人としては良識的で、戦いを離れれば面倒見の良さや気配りの上手さを発揮する二面性のある人物。一級魔法使い試験に参加した中でも屈指の猛者として注目される一方、主人公フリーレン一行の戦士シュタルクを熱心に自軍にスカウトする。

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