葬送のフリーレン(FRIEREN)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『葬送のフリーレン』とは、原作山田鐘人、作画アベツカサによる、“勇者による魔王退治”の後日談を描いた漫画作品。
勇者ヒンメルと共に魔王を倒したエルフの魔法使いフリーレン。その50年後、ヒンメルがあっさりと寿命で息を引き取った時、彼女は自分と比べてあまりに短い時間しか生きられない人間の儚さを知り、苦楽を共にしてきた彼のことを自分が何も知らないという事実に激しく後悔する。人とは何か、自分にとってのヒンメルとは何者だったのかを今度こそ理解するため、フリーレンは新たな仲間たちと共に旅立っていく。

『葬送のフリーレン』の概要

『葬送のフリーレン』とは、原作山田鐘人、作画アベツカサによる、“勇者による魔王退治”の後日談を描いた漫画作品。2020年から『少年サンデーコミックス』で連載され、その独創的な設定と秀逸なキャラクターは読者のみならず同業の漫画家からも高く評価されている。『マンガ大賞2021』大賞、『このマンガがすごい!2021』オトコ編2位、『全国書店員が選んだおすすめコミック2021』2位、『第25回手塚治虫文化賞』新生賞など、多くの賞を受賞している。

2023年にアニメ化されることが決定し、ファンを中心に大きな話題となった。

勇者ヒンメルと共に魔王を倒したエルフの魔法使いフリーレン。彼らの冒険は10年もの長きに渡るものとなったが、1000年以上の時を生きるエルフにとってはほんのわずかな時間に過ぎなかった。
50年後、ヒンメルがあっさりと寿命で息を引き取った時、フリーレンは自分と比べてあまりに短い時間しか生きられない人間の儚さを改めて思い知り、苦楽を共にしてきた彼のことを自分がほとんど何も知らないという事実に激しく後悔する。人とは何か、自分にとってのヒンメルとは何者だったのかを今度こそ理解するため、フリーレンは新たな仲間たちと共に旅立っていく。

『葬送のフリーレン』のあらすじ・ストーリー

勇者ヒンメルの死

1000年の長きに渡り世界に君臨した魔王は、人間の勇者ヒンメル、同じく人間の僧侶ハイター、ドワーフの戦士アイゼン、エルフの魔法使いフリーレンによって倒される。
世界を救った彼らは国を挙げて祝福されるも、それを王に報告した時点で、ヒンメルたちには別離が待っていた。“魔王を倒す”という目的を果たした以上、この先もずっと行動を共にする理由も必要も無い。旅の思い出にと半世紀(エーラ)流星群を見上げると、フリーレンはヒンメルたちと別れ、半生をかけて取り組んできた魔法の収集の旅へと戻っていく。

50年後。再び半世紀流星群が近づく時期が迫り、フリーレンは「ヒンメルたちと“この流星をもう一度4人で見よう”と約束していた」ことを思い出す。ヒンメルがいる王都に向かうと、そこにいた彼はすっかり老いた姿になっていた。理解していたつもりの“自分と人間の生きる時間の違い”をまざまざと見せつけられ、驚嘆するフリーレン。そのヒンメルはかつて共に戦った頃と変わらぬ態度と物腰でフリーレンに接し、合流したハイターやアイゼンも一緒に半世紀流星群を見るために出立。フリーレン曰くの“特等席”で、空から降り注ぐ無数の流星を見上げ、「最後にとても楽しい冒険ができた」と幸せそうに語り、王都に帰還してから息を引き取る。

ここに至って、フリーレンは自分が「ヒンメルのことを何も知らないし、知ろうともしてこなかった」ことに気付き、人間の寿命が短いことを知りながらなぜもっと向き合おうとしなかったのかと涙する。
ヒンメルの葬儀が終わった後、フリーレンの旅には「人間を知る」という新たな目的が追加されていた。ヒンメルのこと、ハイターのこと、あまりに長いエルフの生の中で見落としてきたものをもう一度見詰め直すこと。その果てに何があるのか、何が待つのかは誰にも分からないまま、フリーレンの旅は続いていく。

魔法使いフェルンと戦士シュタルク

勇者ヒンメルの死から20年後。ハイターの家を訪れたフリーレンは、彼が引き取って面倒を見ているフェルンという年端も行かぬ少女と出会う。フェルンは戦災孤児で、ハイターが引き取って育てていた。「自分はもう死期が近いから、彼女の面倒を見てほしい」とハイターに頼まれたフリーレンは、フェルンが魔法使いとしてはまだ未熟なこと、自分の旅に連れ回すには危険過ぎることからこれを断る。代わりにハイターから魔導書の解読という数年はかかる仕事を引き受けたフリーレンは、その間フェルンの修行にも片手間に付き合うこととなる。
「ハイターは自分を残していくことを恐れている。恩人に心残りを残したまま死んでほしくない。彼が生きている間に“1人で生きていく術を身に着ける”ことが、救ってよかった、もう大丈夫だと思ってもらうことが私の恩返しだ」といって修行に打ち込むフェルンは、フリーレンが魔導書を解読し終える頃には一人前の魔法使いとして十分な知識と技術を修得していた。その才覚と執念に舌を巻く一方、フリーレンはハイターが「フェルンの修行のために、数年はかかる魔導書の解読という仕事を依頼してきた」ことを悟る。人生の最後にフェルンと短くも充実した時間を過ごしたハイターの葬儀を終えると、フリーレンはそのフェルンと共に旅立っていく。

海岸の掃除や絶滅したはずの花の捜索、「腐敗の賢老」と恐れられた強大な魔族クヴァールの討伐。様々な仕事を請け負いながらフェルンと共に旅を続けるフリーレンは、彼女の師であるフランメの手記の記述から、「魂の眠る地(オレオール)」という場所の存在を知る。今は魔王城となっているそこに行けば、死者の魂と会話ができるらしい。アイゼンから強く勧められたこともあり、フリーレンはヒンメルともう一度話をするために、魂の眠る地を当面の目的地と定める。

そのアイゼンはシュタルクという人間の少年を弟子に取っていたが、3年前に仲違いして飛び出してそれっきりだという。北の果てにある魔王城を目指す旅の途中、フリーレンたちは紅鏡竜という強力な魔物と、その営巣地近くの村を守るシュタルクと出会う。シュタルクは臆病な性格で、かつて村で暴れていた紅鏡竜を見てすっかり尻込みしていた。この時は相手が気まぐれで退いてくれたが、その後村人たちに魔物から救ってくれた英雄としてすっかり頼りにされてしまい、彼らを見捨てることもできずにずっとここに留まっていたという。弱音ばかり口にするシュタルクにフェルンは大いに呆れるが、彼が村人のために勇気を振り絞って戦おうとしていることを知るとその評価を改める。
フリーレンたちが手伝ってくれるならと、紅鏡竜退治に協力するシュタルクだったが、ここで意外なことが判明する。かつて村に乗り込んできた紅鏡竜がシュタルクの前から退いたのは気まぐれでもなんでもなく、「“この人間の戦士は自分より強い”と感じて逃げた」というのが真相だった。シュタルクは、戦士としてアイゼンも驚くほどの素質の持ち主で、そのまま紅鏡竜を1人で倒してしまう。自分で自分の戦果に驚いたシュタルクは、フリーレンたちがアイゼンの知り合いだと知ると、途中で投げ出した修行の続きとして彼女たちの旅に同行する。

七崩賢・断頭台のアウラ

北に向けての旅を進める中、フリーレンたちはグラナト伯爵領で足止めを食らうこととなる。かつて魔王の腹心の部下「七崩賢」の1人として猛威を振るった断頭台のアウラが、伯爵の治める街を滅ぼさんと攻撃を仕掛けているというのである。
かつてアウラと戦ったことのあるフリーレンは伯爵に呼び出され、共に戦ってもらえないかと提案される。珍しい魔導書を報酬に出すと言われてフリーレンがこの依頼を受ける一方、アウラの側もその動きを察知して策略を練り始める。

部下を放って早々に決着を付けようと謀るアウラだったが、フリーレンはこれを先読みして送り込まれた魔族を撃破。人間側の指導者である伯爵を直接抹殺しようとする魔族たちの相手をフェルンとシュタルクに任せると、フリーレンは単身アウラとの決戦に臨む。
大量のアンデッドモンスターによってフリーレンを追い詰め、自身の得手とする魔法「服従の天秤」でトドメを刺そうとするアウラ。この魔法は“自分と相手の魔力を量り、強い方が弱い方を絶対服従させる”というものだったが、実はアウラにこれを使わせることがフリーレンの狙いだった。フリーレンは常に魔力をセーブしながら戦っており、「自分の方が魔力が強い」と思い込んだアウラは逆に服従させられてしまう。フリーレンに「自害しろ」と命じられたアウラは、恐怖と屈辱に涙しながら自分の首を刎ねて果てるのだった。

新たな出会いと別離

その後も旅を続ける中、危険なモンスターとの戦闘を繰り返したフリーレンたちの間で、「ハイターのような回復魔法の使い手がいないとこの先は厳しい」との意見が出始める。そんな折に訪れた小さな村で、彼女たちはザインという名の僧侶と出会う。
ザインは同じく僧侶の兄を補佐しながら暮らしており、卓越した回復魔法の使い手でもあった。渡りに船と彼を勧誘するフリーレンたちだったが、ザインは兄を手伝える者がいなくなるからといったんはこれを固辞。しかしその兄から発破をかけられ、ザインはフリーレンたちの旅の仲間に加わることとなる。

人間の情動に疎いフリーレンの代わりに、年長者としてフェルンとシュタルクの相談相手となり、旅の仲間以上の想いを互いに抱き始める2人を見守るザインだったが、彼には彼で旅をする理由があった。かつてザインは、「戦士ゴリラ」を自称していた幼馴染に村の外に一緒に行こうと誘われていたが、その時も兄の手伝いを口実に誘いを断っていた。内心でこれをずっと後悔していたザインは、旅に出れば幼馴染の足跡を見付けることもできるのではないかと考えていた。
その幼馴染こと「戦士ゴリラ」を自称する人物の情報が得られた時、ザインはフリーレンたちに別れを告げる。フェルンやシュタルクが残念がる中、フリーレンはこれも旅の常としてザインを快く送り出す。

一級魔法使い選抜試験

北側諸国最大の魔法都市オイサーストに到着したフリーレンたちは、思わぬ事態に遭遇する。ここから先は魔物もさらに強力になるため、一級魔法使いとそれが仲間と認める者以外は通せないというのだ。フリーレンは今の人間の仕組みに合わせた魔法使いとしての身分証明が可能な品を持っておらず、仕方なくフェルンと共に一級魔法使いの選抜試験を受けることとなる。
一級魔法使いには、世界最強の魔法使いであるエルフのゼーリエから好きな魔法を1つ教えてもらえるなど様々な特権が与えられるため、様々な顔ぶれが選抜試験に参加していた。

叩き上げの宮廷魔法使いデンケン。
天才肌の魔法使いで殺人に躊躇も罪悪感も抱かないユーベル。
北部魔法隊の隊長ヴィアベル。
魔法学校を卒業したばかりのカンネとラヴィーネ。
分身魔法を得意とするラント。
優れた魔法使いながら回復魔法を修得しているメトーデ。

世界中から集まった猛者たちと、時に競い、時に争いながら、フリーレンとフェルンは試験を突破していく。しかし“挑戦者のコピーが出現するダンジョンを踏破する”という二次試験が、隔絶した実力者であるフリーレンが参戦していたことで攻略が困難になってしまう。フリーレンを中心に参加者が一致団結してこれを突破はしたものの、より過酷な試練を課せば死者が続出するとして、三次試験の内容はゼーリエと直接面接する形式のものに変更される。
ゼーリエはフランメの師で、彼女からするとフリーレンは弟子の弟子にあたる。人間だったフランメは、ゼーリエの弟子の中でも特に優れた使い手ではあったが、師弟の関係はあまり良いものではなかった。フランメの薫陶を受けたフリーレンのこともゼーリエは快く思わず、一級魔法使いとしては認めない旨を告げられる。

しかし事実上そのフリーレンの弟子であるフェルンのことは、その桁外れの素質に加えて本格的な魔法の修業を始めてまだ数年(=いくらでも自分好みに矯正できる)という点を評価し、一級魔法使いとして認定する。自分の弟子になるよう誘いをかけるゼーリエだったが、フェルンはフリーレンと共に旅を続けたいと答えてこれを固辞。彼女が一級魔法使いとしての資格を得たことで、一行は再び北を目指していく。

北の大地の旅路

北の大地を旅しながら、フリーレンたちは様々な人物との出会いと別れを繰り返す。
ある時、シュタルクが再会したヴィアベルから「お前の戦士としての実力は大したものだ、一緒に自分の国を守るために戦ってほしい」とスカウトされるが、シュタルクは「自分の力を最初に認めてくれたのはフリーレンとフェルンだから、彼女たちの旅を見届ける」とこれを拒否。「シュタルクはより環境のいい場所を目指し、自分たちの下を去ってしまうのではないか」と案じていたフェルンは胸を撫で下ろし、2人は少しずつ絆を強くしていく。

一級魔法使い選抜試験の試験官だった一級魔法使いゲナウと共に彼の故郷を襲った魔族と戦った際は、強力な魔族を相手に大きな苦戦を強いられる。しかしフリーレンを囮にフェルンが長距離からの魔法攻撃で魔法を得意とする魔族を仕留め、シュタルクはシュタルクでゲナウと共に近接戦に特化した魔族を倒し、一行はなんとか勝利を収める。

黄金郷のマハト

デンケンはかつて、マハトという魔族に師事していた。マハトは魔王軍の幹部である七崩賢の一員で、その中でも最強と評される実力者だったが、「人間と共存したい、人間の言う罪悪感というものがなんなのか知りたい」と考える変わり者の魔族でもあった。魔王の死後、ヴァイゼという街の領主グリュックに雇われる形で人間のために尽くしおり、デンケンもその頃の弟子である。しかしマハトは「自分は完全にヴァイゼの人々に信頼されている。グリュックとは立場も種族も超えた友人になれた。その彼らを“裏切れば”、罪悪感というものを感じられるかもしれない」と考え、自身の魔法でヴァイゼ全体を黄金に変えてしまう。
たまたま街を離れていて難を逃れたデンケンは、いつかマハトを倒してヴァイゼを救うことを望み、ひたすらそれだけを考えて魔法の腕を磨いてきた。老境に差し掛かった彼は、いよいよその時が来たとして、自身の権力を総動員してマハトに挑む。成り行きからフリーレンたちもこれに協力することとなり、マハトと対決することになる。

マハトはデンケンたちがどのような覚悟で自分を倒そうとしているかを「それを学べば罪悪感が理解できるかもしれない」と知りたがり、その力を試すように立ち回る。しかし以前共に人間について研究したソリテールという魔族から「人間と魔族は決して相容れない」と指摘され、これ以上ヴァイゼで学べることはないと判断。万物を黄金に変える魔法で、デンケン、フェルン、シュタルクを黄金に変えてしまう。
しかし、ここでフリーレンが黄金化を解除する魔法を完成させる。彼女がソリテールを相手取る中、デンケンは師であるマハトと対決。最後の最後まで隠していた切り札を叩き込み、ついに彼に致命傷を負わせる。瀕死の彼は「結局人間のことは何も分からなかった」と肩を落として息を引き取るも、黄金化が解除されたヴァイゼの人々は自由を奪われていたことも知らないため“自分たちの良き隣人”であるマハトを案じる。マハトは確かに人間のことを理解できず、傷つけることしかできなかったが、彼とヴァイゼの人々の間には良くも悪くも絆が芽生えていたのだった。

女神の石碑の導き

ヴァイゼが解放されたことで北方諸国の流通網は活性化し、その影響でフリーレン一行は関所で足止めを食らう。これを知ったフリーレンは、関所の近くにヒンメルと旅をしていた頃に調査したが何も分からないままに終わり、あまつさえ1週間ほどの記憶を失うこととなった「女神の石碑」という遺跡があることを思い出し、これを再び調べてみようと思い立つ。実際に女神の遺跡に赴くと、そこには「フィアラトール」という言葉が刻まれており、何気なくこれを唱えたフリーレンは気が付けば"ヒンメルたちとの旅の途中、女神の石碑を調べた直後の自分"に精神が乗り移っていた。
「あの時自分の記憶がしばらく無くなったのはこれが理由か」と納得しつつ、フリーレンはどうやって帰還するか思案する。迂闊に未来の情報を漏らせば歴史が変わり、下手をすればフェルンやシュタルクが生まれなくなると警戒するフリーレンだったが、ヒンメルたちは彼女の様子がおかしいことにすぐに気付いて「自分たちを信じてくれてもいいんじゃないか」と諭す。彼らなら秘密を守ってくれると考えたフリーレンは、今の自分が80年後の未来から精神だけ送り込まれた状態であることを明かす。

ヒンメルたちはフリーレンの話を信じ、彼女の精神を本来あるべき時代に送り返す方法についての調査を開始する。やがて彼らは聖典と呼ばれる書物の中に女神の石碑を作動させる魔法が記されていることを突き止めるが、それがどんなものかはまだ分かっておらず、解読にも数十年という長い時間が必要となることが判明。それこそはあの"フィアラトール"という魔法であるとフリーレンは確信するが、未来で得た情報をヒンメルたちに明かすわけにもいかずに戸惑う。そんなフリーレンに、ヒンメルは「旅が終わった後、80年後のフリーレンのために、自分たちが女神の石碑を作動させる魔法を解読する」こと、「そうやって突き止めた魔法をあの女神の石碑に刻む」ことを約束する。80年後、フリーレンが目にしたあの文字は、その約束を守ってヒンメルが彫ったものだったのだ。
フリーレンを未来に送り返すため、ヒンメル一行が再び女神の石碑を目指す中、魔族たちも動きを見せる。どのようにしてか「フリーレンが精神だけ時間を逆行してきた」ことを知った魔王が、血塗られし軍神リヴァーレ、この時代のソリテール、七崩賢の一員である奇跡のグラオザームといった大魔族たちをヒンメル一行の下に差し向けたのである。フリーレンは"自分とヒンメルの結婚式"を模した幻術に囚われるも、同じ厳格の中に閉じ込められたヒンメルの強固な意志に助けられてなんとか脱出。グラオザームらを退け、ヒンメルたちと別れて無事に未来に帰還する。80年後の未来に戻ったフリーレンは、そこで「女神の石碑に魔法の言葉を彫るためにやってきたヒンメルと出会った」という戦士と出会い、彼の晩年の様子を聞くのだった。

ゼーリエ暗殺計画

北部高原を踏破したフリーレンたちは、大陸北部にある大国・帝国に足を踏み入れる。その首都であるアイスベルクでは建国祭が行われており、大陸魔法協会の長であるゼーリエもここに招待されていた。
しかし、大陸魔法協会の存在を疎ましく感じていた帝国は、これを機にゼーリエを暗殺しようと画策しており、スパイからの報告でこれを知った大陸魔法協会側も対策を講じる。一級魔法使いのフェルンと、その師であるフリーレンもこれに巻き込まれ、帝国の魔法使いと暗殺者を相手に回した謀略合戦が始まる。

『葬送のフリーレン』の登場人物・キャラクター

YAMAKUZIRA
YAMAKUZIRA
@YAMAKUZIRA

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フリーレン構文とは!?元ネタ・使い方・トリビア・反応など徹底解説!

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「フリーレン構文」とは、人間を知るための旅を続けるエルフの魔法使いの活躍を描いた『葬送のフリーレン』を元ネタとするネットスラング。 主人公で1000年以上の時を生きるフリーレンの、「長く生きている」からこそのトンチンカンな反応を、現実の高齢オタクのあるあるになぞらえたジョークである。 「“人間を知る”ための旅をしているフリーレンが、どうでもいいか知らない方がいいような知識に興味を持つ」というパターンも存在し、これも同じ名で呼ばれている。 ここでは2種類の「フリーレン構文」を紹介する。

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ファンタジーの定番「エルフ」とは!?元ネタ・特徴・能力・有名キャラクターを徹底解説!

ファンタジーの定番「エルフ」とは!?元ネタ・特徴・能力・有名キャラクターを徹底解説!

エルフとは、ファンタジー風の異世界を舞台とする作品にたびたび登場する、人間に近い姿をした「亜人」と呼ばれる種族の1つである。もともとは北欧に伝わる妖精の一種で、『指輪物語』や『ロードス島物語』といった作品で取り上げられながら設定が整理されていった。 エルフは長い耳と人間の数倍以上の寿命を持ち、種族的に高い魔力を持つ。自然を崇拝し、森の中を主な生活圏にしており、他種族に対しては排他的な傾向が強い。ここでは、ファンタジー物の作品では定番のキャラクターであるエルフについて解説していく。

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ヒンメル理論/ヒンメル構文とは!?元ネタ・使い方・トリビア・反応など徹底解説!

ヒンメル理論/ヒンメル構文とは!?元ネタ・使い方・トリビア・反応など徹底解説!

「ヒンメル理論/ヒンメル構文」とは、人間を知るための旅を続けるエルフの魔法使いの活躍を描いた『葬送のフリーレン』を元ネタとするネットスラング。 作中で魔王討伐を果たした勇者ヒンメルは、その高潔な人柄で仲間たちに感銘を与え、彼らの人生にも大きな影響を及ぼした。ヒンメルの死後、その仲間たちは誰かに手を差し伸べては「ヒンメルならそうした」と語り、共に旅をした偉大な勇者に恥ずかしくない人間であろうと努めていく。ヒンメル理論はこれを現実に持ち出して、何かを実行する時に唱えて勇気を奮い起こすものである。

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ファンタジーの定番「ドワーフ」とは!?元ネタ・特徴・能力・有名キャラクターを徹底解説!

ファンタジーの定番「ドワーフ」とは!?元ネタ・特徴・能力・有名キャラクターを徹底解説!

ドワーフとは、ファンタジー風の異世界を舞台とする作品にたびたび登場する、人間に近い姿をした「亜人」と呼ばれる種族の1つである。もともとは北欧神話に登場する妖精の一種で、『指輪物語』や『ロードス島物語』といった作品で取り上げられながら設定が整理されていった。 ドワーフは小柄で屈強な体を持ち、手先が器用で鉱物の加工を得意とする。酒を好み、髭が長く、偏屈なところはあるが人間に対して友好的である。ここでは、ファンタジー物の作品では定番のキャラクターであるドワーフについて解説していく。

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葬送のフリーレンの名言・名セリフ/名シーン・名場面まとめ

葬送のフリーレンの名言・名セリフ/名シーン・名場面まとめ

『葬送のフリーレン』とは、山田鐘人(原作)とアベツカサ(作画)による漫画作品。 10年の歳月を費やして魔王を打倒し世界を救った勇者一行。その50年後、勇者ヒンメルは昔の仲間たちと再び集い、人生の幕を閉じた。 その一行の中にいたエルフのフリーレンは、その長寿な種族の性質上、人間と深く交わることがほとんどなかった。しかし、10年という歳月を共に生きた友の訃報を受け、彼女は人間と交流し理解しようという決意を固める。 勇者一行や勇者に助けられた者たちなどの多くの名言・名セリフが登場する。

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ミリアルデ(葬送のフリーレン)とは【徹底解説・考察まとめ】

ミリアルデ(葬送のフリーレン)とは【徹底解説・考察まとめ】

ミリアルデとは、原作:山田鐘人、作画:アベツカサによる漫画『葬送のフリーレン』に登場するキャラクター。殺されない限りは不老不死に近い存在であるエルフの女性。 過去に「“なんの価値もないゴミ”を、そうとは知らずに人生を懸けて探し求めた」ことがあるらしく、その反動でか無気力で無味乾燥な性格。自分と同じような人生を歩む者が現れることを期待したのか、不味いことで話題になっていた皇帝酒を「最上の名酒」と称える碑文を残した。ミリアルデは主人公フリーレンの知り合いだが、本人が今どこで何をしているかは不明。

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ユーベル(葬送のフリーレン)とは【徹底解説・考察まとめ】

ユーベル(葬送のフリーレン)とは【徹底解説・考察まとめ】

ユーベルとは、原作:山田鐘人、作画:アベツカサによる漫画『葬送のフリーレン』の登場人物。魔法都市オイサーストで開催される一級魔法使い試験に参加した、殺戮に忌避感を抱かない危険な女魔法使いである。 本人が“切れる”と認識したものを問答無用で両断する「大体なんでも切る魔法」の使い手で、2年前の二級魔法使いでは試験官の魔法使いを殺害して失格している。その後一級魔法使い試験に挑戦し、主人公のフリーレンやその弟子フェルンと協力してこれを突破する一方、参加者の1人であるラントに興味を抱いて近づいていく。

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終極の聖女トート(葬送のフリーレン)とは【徹底解説・考察まとめ】

終極の聖女トート(葬送のフリーレン)とは【徹底解説・考察まとめ】

終極の聖女トート(しゅうきょくのせいじょトート)とは、原作:山田鐘人、作画:アベツカサによる漫画『葬送のフリーレン』に登場するキャラクター。人類側にも広くその名を知られた大魔族ながら、戦いを好まず魔法の探求に勤しむ変わり者である。 魔王の打倒を目指す勇者ヒンメル一行を討伐するため集められた4名の大魔族の1人。しかし招集には応じておきながら、「戦うのは苦手」といって1人引き返してしまう。この時点でなんらかの呪いを無差別に振り撒いており、「100年後には私の呪いが星全体を覆い尽くす」と豪語した。

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クラフト(葬送のフリーレン)とは【徹底解説・考察まとめ】

クラフト(葬送のフリーレン)とは【徹底解説・考察まとめ】

クラフトとは、原作:山田鐘人、作画:アベツカサによる漫画『葬送のフリーレン』に登場するキャラクター。1000年以上の時を生きるフリーレンよりさらに高齢のエルフで、女神を信仰する武道僧(モンク)である。 記憶にも記録にも残らない古の昔、仲間たちと共になんらかの偉業を果たす。それがどのようなものかは作中で語られていないが、自分たちの過去がこの世から忘れられていくことを憂いたクラフトは、人間たちの信仰対象である女神を崇め始める。長い旅の中で偶然フリーレンと出会い、数百年後の再会を予感しつつ別れた。

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フリーレン(葬送のフリーレン主人公)とは【徹底解説・考察まとめ】

フリーレン(葬送のフリーレン主人公)とは【徹底解説・考察まとめ】

フリーレンとは、原作:山田鐘人、作画:アベツカサによる漫画『葬送のフリーレン』の登場人物。物語の主人公であり、かつて勇者ヒンメルや仲間たちと共に魔王を倒して世界に平和をもたらした魔法使い。見た目は幼いが、エルフと呼ばれる長命種の存在で、年齢は1000歳を超えている。 冷静沈着で感情の起伏に乏しい。魔法使いとしては最上位クラスの実力者で、多くの魔族を葬ったことから「葬送のフリーレン」の異名を持つ。勇者ヒンメルの葬儀の際、自分が彼のことを何も知らないことに愕然とし、人間を知るための旅に出る。

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ヒンメル(葬送のフリーレン)とは【徹底解説・考察まとめ】

ヒンメル(葬送のフリーレン)とは【徹底解説・考察まとめ】

ヒンメルとは、原作:山田鐘人、作画:アベツカサによる漫画『葬送のフリーレン』の登場人物。僧侶ハイター、戦士アイゼン、そしてエルフの魔法使いフリーレンと共に魔王を討伐した勇者。この冒険は物語の本筋からすると過去の出来事で、ヒンメル自身は第1話で老衰により死亡する。 ポーズにこだわった銅像を各地に残すなどナルシスト的なところもあるが、困っている人を見掛ければ旅の途中だろうと助けて回る善良にして高潔な人物。フリーレンには好意と憧れの混じった感情を抱いていたが、それを明かさぬまま息を引き取った。

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エーレ(葬送のフリーレン)とは【徹底解説・考察まとめ】

エーレ(葬送のフリーレン)とは【徹底解説・考察まとめ】

エーレとは、原作:山田鐘人、作画:アベツカサによる漫画『葬送のフリーレン』の登場人物。一級魔法使いの祖父を持つ、魔法学校を首席で卒業した才媛である。 幼い頃にヴィアベル率いる北部魔法隊に自身の街を救われ、この時の経験と祖父の影響で自身も魔法使いを志す。後に一級魔法使い試験の会場で偶然ヴィアベルと再会したエーレは、彼と共にこれに参加。奮戦するも、結局は三次試験で失格する。しかしヴィアベルの人柄を改めて知って気に入ったのか、以降エーレは彼と行動を共にして相棒のごとく振る舞うようになる。

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ゼンゼ(葬送のフリーレン)とは【徹底解説・考察まとめ】

ゼンゼ(葬送のフリーレン)とは【徹底解説・考察まとめ】

ゼンゼとは、原作:山田鐘人、作画:アベツカサによる漫画『葬送のフリーレン』の登場人物。大陸全土でも45人しかいない一級魔法使いの1人で、髪の毛を自在に操る特殊な魔法を操る。 主人公のフリーレンが参加した一級魔法使い試験で試験官を務め、「零落の王墓」と呼ばれる未踏の迷宮の攻略を参加者に課す。この結果を見届けるためゼンゼ自身も迷宮に踏み入り、彼らの奮戦を見届けた。平和主義者を自称しているが、一級魔法使いを目指す中で命を落とす者の犠牲については許容するなど、責務に忠実かつ厳しい性格である。

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ヴィアベル(葬送のフリーレン)とは【徹底解説・考察まとめ】

ヴィアベル(葬送のフリーレン)とは【徹底解説・考察まとめ】

ヴィアベルとは、原作:山田鐘人、作画:アベツカサによる漫画『葬送のフリーレン』の登場人物。魔王軍残党と長年戦い続けてきた北部魔法隊の隊長であり、その経歴に見合う高い戦闘能力を持つ。 強面で言動も荒々しく、必要だと判断した殺しは躊躇なく実行する。しかし不要な戦いは避けるなど軍人としては良識的で、戦いを離れれば面倒見の良さや気配りの上手さを発揮する二面性のある人物。一級魔法使い試験に参加した中でも屈指の猛者として注目される一方、主人公フリーレン一行の戦士シュタルクを熱心に自軍にスカウトする。

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ゼーリエ(葬送のフリーレン)とは【徹底解説・考察まとめ】

ゼーリエ(葬送のフリーレン)とは【徹底解説・考察まとめ】

ゼーリエとは、原作:山田鐘人、作画:アベツカサによる漫画『葬送のフリーレン』の登場人物。1000年以上前から生きているフリーレンをも子供扱いする、神話にも等しい時代に生まれたエルフの大魔法使い。 全知全能の女神にもっとも近いとされる力の持ち主で、大陸魔法協会の創始者。苛烈にして尊大な性格だが高慢ではなく、格下のものであっても聞くべきと判断した意見は素直に聞き入れる。フリーレンとは大師匠と孫弟子の関係にあるが、魔法使いとして目指す方向性が違うため仲はあまり良くない。

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血塗られし軍神リヴァーレ(葬送のフリーレン)とは【徹底解説・考察まとめ】

血塗られし軍神リヴァーレ(葬送のフリーレン)とは【徹底解説・考察まとめ】

血塗られし軍神リヴァーレ(ちぬられしぐんしんリヴァーレ)とは、原作:山田鐘人、作画:アベツカサによる漫画『葬送のフリーレン』に登場するキャラクター。人類側にもその名を広く知られた大魔族で、「魔族最強の戦士」を自負する猛者。 数百年を生きる大物魔族たちを前に自身を「老いぼれ」と称するなど、魔族としても非常に長命の人物。戦闘狂的な気質を持ち、強い戦士との戦いには嬉々として臨む。主要人物の1人であるシュタルクの故郷の村を襲撃し、彼以外の一族を皆殺しにした。

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水鏡の悪魔/シュピーゲル(葬送のフリーレン)とは【徹底解説・考察まとめ】

水鏡の悪魔/シュピーゲル(葬送のフリーレン)とは【徹底解説・考察まとめ】

水鏡の悪魔(シュピーゲル)とは、原作:山田鐘人、作画:アベツカサによる漫画『葬送のフリーレン』に登場する魔物の一種。一級魔法使い試験の二次試験では、この魔物を攻略するために本来競争相手である参加者たちが手を組むこととなった。 自分に近づいた人間の複製体を作り出し、これを操る力を持つ。この複製体は元となった人物とまったく同じ力を持つ上に、水鏡の悪魔の魔力が続く限りいくらでも作ることが可能。作中では零落の王墓と呼ばれる迷宮の最深部に巣食い、魔王討伐の英雄フリーレンの複製体を作って猛威を振るった。

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フェルン(葬送のフリーレン)とは【徹底解説・考察まとめ】

フェルン(葬送のフリーレン)とは【徹底解説・考察まとめ】

フェルンとは、原作:山田鐘人、作画:アベツカサによる漫画『葬送のフリーレン』の登場人物。勇者と共に魔王討伐を果たした僧侶ハイターに引き取られた戦災孤児で、彼の死後は同じく勇者一行の一員であるエルフの魔法使いフリーレンの弟子となった。 フリーレンも認める素質の持ち主で、十代前半にして「1人前の魔法使い」へと成長。普段はだらしないフリーレンの私生活を支え、約束を破ると叱るなど一行の母親役を務める。旅仲間のシュタルクに対しては信頼と好意を寄せているが、後者については自覚していない。

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