リーニエ(葬送のフリーレン)の徹底解説・考察まとめ
リーニエとは、原作:山田鐘人、作画:アベツカサによる漫画『葬送のフリーレン』に登場するキャラクター。魔王軍最高幹部「七崩賢」の一員である断頭台のアウラに仕える3人の魔族の内の1人で、「首切り役人」と称されている。
見た目は愛らしいが、「首切り役人」の中では1番の武闘派。序列の重視なのか思慮に欠ける自覚があるのか、基本的に行動の判断はリーダー格のリュグナー任せ。リーニエは他者の動きを模倣する魔法が得意で、かつて勇者ヒンメルと共に魔王を討伐したドワーフの戦士アイゼンの技を我が物としている。
リーニエ(葬送のフリーレン)の概要
リーニエとは、原作:山田鐘人、作画:アベツカサによる漫画『葬送のフリーレン』に登場するキャラクター。魔王軍最高幹部「七崩賢」の一員である断頭台のアウラに仕える3人の魔族の内の1人で、「首切り役人」と称されている。
80年ほど前、勇者ヒンメルと共に魔王を討伐したドワーフの戦士アイゼンの戦う様を目撃。自身の得意とする「模倣する魔法」(エアフアーゼン)でアイゼンの動きをそっくりそのまま模倣することで、彼の技を我が物として振るうようになる。
魔族として成長した後、リーニエはアウラの部下となり、同じ「首切り役人」の仲間たちと共にグラナト伯爵領の攻略に取り掛かる。街を守る結界を厄介だと判断したアウラの指示で、リーニエたちは「和睦の使者」を装って街の中に侵入。内部から結界の解除を試みる。
この時街には偶然にもアイゼンの弟子である人間の戦士シュタルクが滞在しており、アウラたちの目的を見破った彼とその仲間たちを排除するべく襲撃。「この魔族は師匠の技を使う」とシュタルクを戦慄させるも、“膂力も体格も技に見合っていない”という自身の戦法の欠点を見抜かれて敗北し、リーニエはそのまま死亡した。
リーニエ(葬送のフリーレン)のプロフィール・人物像
CV:石見舞菜香
見た目は愛らしいが、「首切り役人」の中ではもっとも武闘派。序列を重視しているのか、信頼の証なのか、思慮に欠ける自覚があるのか、単に考えるのが面倒なのか、基本的に物事の判断をリーダー格のリュグナーに委ねている。
戦闘能力も相応に高く、自分に素直に従ってくれるためリュグナーからも一定の信頼を置かれており、やや砕けた口調でやり取りする間柄。リュグナーが敗北したのも、リーニエの死を感知して一瞬動揺したのがきっかけとなった。
アイゼンのことは「自分が記憶した中で最強の戦士」と高く評価し、その弟子であるシュタルクとの邂逅を「こんなこともあるんだね」とおもしろがっていた。
リーニエ(葬送のフリーレン)の魔法・能力
模倣する魔法(エアフアーゼン)
記憶した相手の動きをそっくりそのまま自分の体で再現する魔法。リーニエは幼い頃にアイゼンが戦うところを目撃したことがあり、この時に記憶した“全盛期のアイゼン”の技と動きを我が物としている。
リーニエはアイゼンを「最強の戦士」と高く評価しており、実際その戦闘能力は接近戦に限れば「首切り役人」の中でも頭1つ抜けている。しかしリーニエ自身はあくまで魔族の魔法使いで、今の状態で並みの戦士なら造作もなく倒せるだけの強さを手に入れてしまっていることもあり、“他人の技を自分の体格や膂力に合わせて最適化する”ということにまでは意識が向いていない。最後はこの点が敗因となって命を落とした。
魔力探知
「首切り役人」の中では魔力を探知する能力に長けているらしく、リュグナーにたびたび「仲間の魔力が探知できない」、「新しい魔力の反応を探知した」といったことを報告している。
リーニエ(葬送のフリーレン)の来歴・活躍
最強の戦士の記憶
リーニエが生まれたのは、ちょうど勇者ヒンメルが魔王を討伐するための旅を続けていた頃だった。彼らが魔族を相手に戦うところをたまたま目撃し、ヒンメルの仲間の1人であるアイゼンの動きを記憶。得意の模倣する魔法(エアフアーゼン)で全盛期のアイゼンの技と動きを己のものとする。
やがてヒンメル一行は魔王を討伐し、魔族に取って冬の時代がやってくる。魔王軍幹部「七崩賢」の一員だった断頭台のアウラは魔王の死後も生き残るが、ヒンメルを警戒して潜伏の日々を過ごす。経緯は不明ながら、成長したリーニエはそんなアウラの部下となり、同僚であるリュグナーやドラートといった魔族と共に彼女のために働き、「首切り役人」と称されるようになっていく。
やがてヒンメルが寿命によって息を引き取ると、アウラや仲間たちと共に行動を再開。人間の戦士を次々と襲い、アウラの魔法により彼らを傀儡として勢力を増していった。
完璧な模倣の弱点
十分に勢力を増したアウラは、かつて勇者ヒンメルに阻まれて攻略に失敗したグラナト伯爵領を襲撃。その軍勢とリーニエたち「首切り役人」たちの力で戦いを優勢に進める。しかしグラナト伯爵領は大魔法使いフランメの結界によって守られており、喉元まで迫った状態で足踏みを続けることとなる。
そこでアウラは、謀略によってこの結界を解除させようと画策。リーニエたち「首切り役人」の3魔族を「和睦の使者」としてグラナト伯爵の領地に送り込み、内側から結界を解除させることを試みる。
しかしこの時、グラナト伯爵領をたまたまアイゼンの弟子である人間の戦士シュタルクが訪れていた。シュタルクの旅の仲間には、かつてヒンメルと共に魔王を討伐したエルフの魔法使いフリーレンがおり、彼女は「魔族は人の言葉を話す猛獣だ、和睦なんて口先だけだ」と看破。策を見抜かれたと判断した「首切り役人」たちはフリーレン一行に襲い掛かり、リーニエはシュタルクを相手取る。
リーニエはその戦い方からシュタルクがアイゼンの弟子であることに気付き、「こんなこともあるのか」とおもしろがりつつ彼を翻弄。しかし何度打ちのめされてもシュタルクは立ち上がり、やがて“膂力も体格も技に見合っていない”というリーニエの弱点に気付かれてしまう。相打ち覚悟で突っ込んできたシュタルクに攻撃を叩き込むも仕留めきれず、逆に相手の渾身の一撃で肩から胴を縦に裂かれてリーニエは死亡した。
リーニエ(葬送のフリーレン)の関連人物・キャラクター
断頭台のアウラ(だんとうだいのアウラ)
魔王軍幹部「七崩賢」の一員。他者と自分の魔力量を比較し、多い方が少ない方を傀儡にできる「服従させる魔法(アゼリューゼ )」を操る。
リーニエはアウラの部下で、「首切り役人」と称されている。ヒンメル一行が旅をしていた頃の彼女はまだ幼い姿をしていたため、彼らが魔王を討伐した後に部下になったものと思われる。
断頭台のアウラ(葬送のフリーレン)の徹底解説・考察まとめ - RENOTE [リノート]
renote.net
断頭台のアウラとは、原作:山田鐘人、作画:アベツカサによる漫画『葬送のフリーレン』に登場するキャラクター。魔王軍幹部「七崩賢」に属していた高位魔族で、魔力の多寡によって相手を傀儡とする魔法を操る。魔王が勇者ヒンメルに討たれた後もアウラは生き残り、潜伏しながら活動を続けた。
ヒンメルの死後、アウラは部下を率いてグラナト伯爵領へと侵攻し、ヒンメルの仲間だったエルフの魔法使いフリーレンと交戦。最終的には相手の魔力量を見誤り、自分の魔法で自分が傀儡と化し、フリーレンに命じられて悔し涙と共に自害した。
リュグナー
「首切り役人」の1人。経験、実力、アウラへの忠誠心の全てを高い水準で兼ね備えており、「首切り役人」の中ではリーダー格。
リーニエはリュグナーのことを“様”付けで呼んでおり、信頼なのか序列の重視なのか自分で考えるのが面倒なのか基本的に行動の指針や物事の判断を全て彼に委ねている。リュグナーからしても「相応の戦闘力があって自分に素直に従う」リーニエは扱いやすい仲間であり、気安い口調で接している。
リュグナー(葬送のフリーレン)の徹底解説・考察まとめ - RENOTE [リノート]
renote.net
リュグナーとは、原作:山田鐘人、作画:アベツカサによる漫画『葬送のフリーレン』に登場するキャラクター。魔王軍最高幹部「七崩賢」の一員である断頭台のアウラに仕える3人の魔族の内の1人で、「首切り役人」と称されている。
「首切り役人」の中ではリーダー格で、経験、実力、アウラへの忠誠を高いレベルで兼ね備える。魔王討伐を果たした勇者一行の魔法使いフリーレンと過去に戦うも、手も足も出ずに逃げ出した。グラナト伯爵領攻略のため暗躍するが、フリーレンの弟子であるフェルンに敗北して死亡する。
ドラート
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ヴィアベルとは、原作:山田鐘人、作画:アベツカサによる漫画『葬送のフリーレン』の登場人物。魔王軍残党と長年戦い続けてきた北部魔法隊の隊長であり、その経歴に見合う高い戦闘能力を持つ。 強面で言動も荒々しく、必要だと判断した殺しは躊躇なく実行する。しかし不要な戦いは避けるなど軍人としては良識的で、戦いを離れれば面倒見の良さや気配りの上手さを発揮する二面性のある人物。一級魔法使い試験に参加した中でも屈指の猛者として注目される一方、主人公フリーレン一行の戦士シュタルクを熱心に自軍にスカウトする。
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血塗られし軍神リヴァーレ(葬送のフリーレン)の徹底解説・考察まとめ
血塗られし軍神リヴァーレ(ちぬられしぐんしんリヴァーレ)とは、原作:山田鐘人、作画:アベツカサによる漫画『葬送のフリーレン』に登場するキャラクター。人類側にもその名を広く知られた大魔族で、「魔族最強の戦士」を自負する猛者。 数百年を生きる大物魔族たちを前に自身を「老いぼれ」と称するなど、魔族としても非常に長命の人物。戦闘狂的な気質を持ち、強い戦士との戦いには嬉々として臨む。主要人物の1人であるシュタルクの故郷の村を襲撃し、彼以外の一族を皆殺しにした。
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