ハリー・ポッターシリーズの魔法学校まとめ
『ハリー・ポッター』とは、イギリスの作家J・K・ローリングが生み出した児童文学、及びそれを原作としたメディアミックス作品。1990年代のイギリスと魔法界を舞台としており、主人公ハリー・ポッターのホグワーツ魔法魔術学校での学校生活と闇の帝王ヴォルデモートとの戦いを描いている。作中にはホグワーツの他、ダームストラング専門学校とボーバトン魔法アカデミーが登場し、同世界には全部で11の魔法学校が存在することが明かされている。そこで、世界の魔法学校の名前や、どこにあるのかという情報を一覧で紹介していく。
ケンタウルスや一角獣などの生息地。名称のとおり禁じられており、基本的に生徒は入れない。しかし、ハリーは幾度となく入り、フレッドとジョージも出入りしているようである。
黒い湖
大イカや水中人（マーピープル）、水魔（グリンデロー）などの魔法生物が生息する。これらの生物が危険なため遊泳は禁止されているが、第4巻では、三大魔法学校対抗試合の第2の課題の会場になった。
制服
原作小説によると、制服は基本的に黒無地のローブと黒無地の三角帽の着用が義務付けられている。原作者の直筆イラストでは、ローブは踝丈のワンピースのような形状で、帽子は頭の2倍ほどの長さがある。
映画作品では、ローブには所属する寮の紋章があしらわれている。また三角帽のフチがなくなり、生徒はローブの下に英国のパブリック・スクールの制服に類似した衣服を着用している。この制服のネクタイ、セーターなどのアイテムも所属する寮のシンボルカラーがあしらわれている。
また『アズカバンの囚人』以降の映画作品では、ローブの裏地にも所属寮の色が使われた。
寮
創立者である4人の魔法使いに由来し「グリフィンドール」「ハッフルパフ」「レイブンクロー」「スリザリン」の4つの寮が存在する。所属寮は、入学式の際に4人の創立者により知恵を吹き込まれた魔法アイテム「組分け帽子」が決定する。生徒が組分け帽子を被ると、生徒の重視する徳目、資質、希望などを組分け帽子が考慮し、最適の寮への組分けを行う。
食事を除く基本的な生活は所属する寮内で行い、授業は同学年で同寮の生徒たちをひとつのクラスとして行なう。1クラス36人では人数が少なすぎるため、授業の大半は他寮の同級生との合同授業となる。
歴代の校長
アルバス・ダンブルドア
アルバス・ダンブルドアを演じるリチャード・ハリス（左）とマイケル・ガンボン（右）
演：リチャード・ハリス（映画『賢者の石』、『秘密の部屋』）→マイケル・ガンボン（映画『アズカバンの囚人』以降）
ホグワーツ魔法魔術学校の校長。本人もホグワーツ出身。
闇の帝王ヴォルデモートが唯一恐れるとされる人物。
若い頃にヴォルデモート以前に覇権を敷いていた闇の魔法使いゲラート・グリンデルバルドと交流した過去がある。しかし、グリンデルバルドが魔法界を支配した折には、彼を倒し魔法界に平和をもたらしたとされている。
セブルス・スネイプ
演：アラン・リックマン
ダンブルドアの死後、校長職に就任した。もともとは「魔法薬学」の教師。第6巻では「闇の魔術に対する防衛術」を担当した。ホグワーツの出身で、主人公ハリーの両親とは寮こそ違うが同期である。ハリーの父ジェームズと折り合いが悪く、ハリーに難くせをつけて減点したり処罰を与えたりしていた。
スパイとして闇の陣営に深く入り込み、誰にも知られずにハリー達がヴォルデモートを倒せるよう援護した。
主な生徒・卒業生
ハリー・ポッター
演：ダニエル・ラドクリフ
本作の主人公。闇の帝王ヴォルデモートに両親を殺害され、マグルの伯母夫婦に養育されて育った。ヴォルデモートに対峙して生き残った唯一の人物として、本人の知らぬところで英雄視されていた。本人は年端も行かぬ未熟な魔法使いであり、入学早々から良くも悪くも目をかけられ、噂と自身とのギャップに苦しむ。
第4巻の三大魔法学校対抗試合では、闇の魔法使い達の策略によりホグワーツのもう1人の代表選手に選ばれ、危険な課題に挑戦する。
ハリーは第7巻の「ホグワーツの戦い」以降もホグワーツ校に戻らなかったため、正確には退学したとされる。
トム・マールヴォロ・リドル／ヴォルデモート卿
フランク・ディレイン演じるトム・マールヴォロ・リドル
レイフ・ファインズ演じるヴォルデモート卿
ヴォルデモート演：リチャード・ブレマー（映画『賢者の石』）→レイフ・ファインズ（映画『炎のゴブレット』以降）
トム・マールヴォロ・リドル演：クリスチャン・コールソン（映画『秘密の部屋』）→ヒーロー・ファインズ・ティフィン（映画『謎のプリンス』・11歳）、フランク・ディレイン（映画『謎のプリンス』16歳）
本作に登場する強大な闇の魔法使い。学生時代は成績優秀、品行方正、眉目秀麗で誰が見ても魅力的な生徒だった。その優秀さ故に「選民意識」が強く、自身より弱いものを隷従させることを当然と考えている。ホグワーツで「純血主義」思想に出会ってからは、そちらに強く傾倒していく。
自身を倒す「予言の子」とされるハリーを殺害せんとポッター家を襲撃するも、当時1歳のハリーを前に退け瀕死となる。以降、復活の機を待ち、ハリーを倒し自身が最強になることに強く執着していく。
ダームストラング専門学校（Durmstrang Institute）
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目次 - Contents
- 『ハリー・ポッター』の概要
- 「魔法学校」とは
- ホグワーツ魔法魔術学校（Hogwarts School of Witchcraft and Wizardry）
- 設立：993年頃
- 立地：イギリス・スコットランド高地のどこか
- 入学条件
- 運営形態
- 城内の設備
- 大広間
- 厨房
- 天文塔
- 校長室
- 監督生のバスルーム
- 3階の女子トイレ
- 秘密の部屋
- 必要の部屋
- 薬草室
- クィディッチ競技場
- ふくろう小屋
- 禁じられた森
- 黒い湖
- 制服
- 寮
- 歴代の校長
- アルバス・ダンブルドア
- セブルス・スネイプ
- 主な生徒・卒業生
- ハリー・ポッター
- トム・マールヴォロ・リドル／ヴォルデモート卿
- ダームストラング専門学校（Durmstrang Institute）
- 設立：遅くとも1294年頃
- 立地：探索不可能（スウェーデンもしくはノルウェー最北）
- 入学条件
- 運営形態
- 城内の設備
- 制服
- 寮
- 歴代の校長
- ネリダ・ヴァルカノヴァ（Nerida Vulchanova）
- ハーファング・マンター（Harfang Munter）
- イゴール・カルカロフ
- 主な生徒・卒業生
- ビクトール・クラム
- ゲラート・グリンデルバルド
- ボーバトン魔法アカデミー（Beauxbatons Academy of Magic）
- 設立：遅くとも1294年頃
- 立地：ピレネー山脈のどこか
- 入学条件
- 運営形態
- 城内の設備
- 制服
- 寮
- 歴代の校長
- マダム・オリンペ・マクシーム
- 主な生徒・卒業生
- フラー・デラクール
- ニコラス・フラメル
- ペレネレ・フラメル
- イルヴァーモーニー魔法魔術学校（Ilvermorny School of Witchcraft and Wizardry）
- 設立：17世紀（1634年以前ということが明かされている）
- 立地：グレイロック山
- 入学条件
- 運営形態
- 城内の設備
- 制服
- 寮
- サンダーバード寮
- ワンプス寮
- ホーンド・サーペント寮
- パクワジ寮
- 歴代の校長
- イゾルト・セイア
- 主な生徒・出身者
- ティナ・ゴールドスタイン
- クイニー・ゴールドスタイン
- 魔法処（マホウトコロ、原語：Mahoutokoro School of Magic）
- 設立：不明
- 立地：南硫黄島
- 入学条件
- 運営形態
- 城内の設備
- 制服
- 寮
- ワガドゥー（Uagadou）
- 創設：1000年以上前
- 立地：月の山脈
- 入学条件
- 運営形態
- 城内の設備
- 主な生徒・卒業生
- ババジデ・アキンバデ（Babajide Akingbade）
- カステロブルーショ（castelobruxo）
- 設立：不明（ホグワーツと同じくらい古い）
- 立地：ブラジルの熱帯雨林の奥地
- 入学条件
- 運営形態
- 城内の設備
- 制服
- 歴代の校長
- ベネディータ・ドゥラド（Benedita Dourado）
- 主な生徒・卒業生
- リバチウス・ボラージ
- その他の魔法学校
- コルドフストリーツ（Koldovstoretz）
- オーストラリアの魔法学校