あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。(あの花)の聖地まとめ

『あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。』とは、幽霊になって帰ってきた幼馴染との交流と別離を経て、再び友情で結ばれていく少年少女の姿を描いたアニメ作品。
2011年に放送されるなり、その感動的なストーリーによって同年代屈指の傑作として高い評価を受け、漫画、小説、ゲーム、ドラマなど様々なメディアミックスを果たした。
この作品は埼玉県秩父市が舞台となっており、「アニメの感動を追体験したい」という者たちによる聖地巡礼も盛んに行われている。ここでは、本作のモデルとなった実在する場所を紹介する。

歯科医院手前交差点(しかいいんてまえこうさてん)

定林寺近くの交差点。作中では1話で仁太の家に夏休みの宿題を届けた鳴子が帰宅していく場面で登場する。
特に何かの施設があるわけではないが、秩父に実在する景色を作品の中に取り込むことで、現実感を増す大きな効果を発揮している。

秩父聖地公園(ちちぶせいちこうえん)

墓地と、それに隣接した公園。原作では仁太の母が埋葬されており、彼が父と共に墓参りするシーンで登場する。

秩父駅前交差点(ちちぶえきまえこうさてん)

作中では2話に登場した場所。ファーストフード店で偶然知利子と出会った鳴子が、彼女が忘れていったノートを届けようと追いかけるシーンが描かれた。

ほっとすぽっと秩父館(ほっとすぽっとちちぶかん)

秩父駅前にある施設。作中では鳴子と知利子が口論し、自分に気付いてくれない彼女たちをめんまが寂しげに見詰めるという印象的なシーンで登場した。

秩父駅(ちちぶえき)

秩父鉄道秩父本線の駅。秩父市内の中でも特に賑わう一帯で、少し歩けば原作で見たことのある景色がたくさん広がっている。このため『あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。』聖地巡礼の定番スポットとなっている。

けやき公園(けやきこうえん)

定林寺に隣接している公園。作中に幾度か登場し、特に3話で学校を抜け出した仁太が画像のベンチに腰掛けるシーンが有名。
このベンチから見える景色にも、鳴子とゆきあつが立ち話をするシーンそのままのものがあり、『あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。』がいかに秩父という土地を調べ尽くして作られたかがよく分かるようになっている。

秩父神社(ちちぶじんじゃ)

創建から2100年を超える由緒ある神社。作中では4話でゆきあつを待ち構えていた仁太が、彼に辛辣な言葉を投げかけられるシーンの舞台となった。
12月には秩父夜祭という大きな祭が開かれる。「聖地巡礼で秩父には行きたいけど、それだけではすぐに回ってしまいそう」という者が、この祭の開催に合わせて来訪することも少なくない。

宮側町児童公園(みやがわまち じどうこうえん)

歯科医院手前交差点近くにある児童公園。作中では8話に登場し、仁太とめんまの弟である聡志(さとし)が「親の愛情」について語らう印象的なシーンが描かれた。

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