沢下条張(るろうに剣心)の徹底解説・考察まとめ

沢下条張(さわげじょう ちょう)とは『るろうに剣心-明治剣客浪漫譚-』やその続編『るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚・北海道編-』の登場人物で、志々雄真実の精鋭部隊である十本刀の一員。二つ名は「刀狩りの張」であり、戦いを好み名のある名刀をコレクションしている。剣客としての技量も確かで、自慢の名刀を次々に持ち替え敵を翻弄する変幻自在の戦術を得手とする。残忍な性格ではあるが仲間思いな一面もあり、同じ十本刀の同士には職の斡旋なども行った。志々雄亡きあとは警察の密偵として様々な場面で登場する。

沢下条張のプロフィール・人物像

身長:170cm
体重:76kg
誕生日:1852年6月生まれ
CV:福本伸一
演:三浦涼介

沢下条張(さわげじょう ちょう)とは十本刀のひとりであり、二つ名は「刀狩りの張」と呼ばれている。張は名のある名刀を収集し、実戦で使用することを好む。特に元維新志士の流浪人・緋村剣心(ひむら けんしん)の逆刃刀(さかばとう)や、日本征服を目論む指導者・志々雄真実(ししお まこと)の無限刃(むげんじん)を作り上げた鍛冶師・新井赤空(あらい しゃっくう)の刀を好んで収集している。新井赤空は江戸時代に数々の殺人奇剣を世に送り出しており、赤空の刀は血塗られた歴史を作り上げた。張は血塗られた殺人奇剣たちを収集し、日々実戦で使用している。

戦闘時以外は飄々とした陽気な男であり意外にも常識人ではあるが、ひとたび剣を握ると赤子も殺そうとするほど残忍な性格に変貌する。張が新井赤空最後の一振りを譲り受けようと、息子である新井青空(あらい せいくう)の元を訪ねたときに青空は刀の場所は知らないと言った。張は刀の居場所を聞き出すために、強引に青空の息子である伊織(いおり)を人質にとった。張は自らの興味がある刀のためには子どもを人質にとるような残忍な人間である。

志々雄一派が壊滅してからは司法取引の末に、警察の密偵として働くことになる。剣心の仲間であり、警部の斎藤一(さいとう はじめ)の元で様々な情報収集をしている。斎藤は元新選組剣士であったが、明治の世になってからは警察となった。張は元々裏社会の人間であったため、その筋の人脈はあり剣心たちのその後の活躍に貢献している。最後は密偵に飽きて警察を離れた。

張は『るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚・北海道編-』で、剣客の力を兵器レベルまで到達させた組織・劍客兵器(けんかくへいき)に対抗すべく函館の地に呼ばれた。このときも警察との司法取引と報酬の名刀に目をくらませ、剣心や斎藤の仲間となることになったのだ。張の他にも、元十本刀の精鋭たちが函館に集められた。

張は、ほうきのような髪型が特徴で関西弁を好んで使い、時々南蛮語も話している。癖なのか左目をウインクさせたり、顎に手を当てることが多い。戦闘時には背中に刀2本を交差させて背負い、両手にも刀を持つほどの重装備である。細身ではあるが剣心の動きに劣らぬほど動き、見た目よりもパワフルな戦い方をする。張は自身のほうき頭が自慢であり、誰かに馬鹿にされるとキレる。

沢下条張の戦闘スタイル・必殺技

連刃刀(れんばとう)

連刃刀は張が前座として使用した刀で、新井赤空が作った初期の殺人奇剣である。普段は張が背中に背負っている。もとは2本の剣であるが、1本に連結させることで傷口の縫合がうまくいかず、最後は傷口が腐り死に至る。剣心との戦いで使用したがあっさりと破壊されてしまった。

薄刃乃太刀(はくじんのたち)

薄刃乃太刀は張が使用している主要武器で、新井赤空が作った後期の殺人奇剣である。普段は張の腹部に巻いており、武器だけではなく防具としても使用している。薄刃乃太刀は刃を可能な限り薄くし、刃の先に少しだけ重量をつけることで手元の動きを素早く刀に伝えられるような武器である。

我流・大蛇(がりゅう・おろち)

張が薄刃乃太刀を使用しているときに使う必殺技である。刀身を蛇のようにうねらせ地面から相手の足元を狙い、かわされたところで予想外の方向から追撃を加える技だ。薄刃乃太刀の特徴である薄い刃を最大限に活かした攻撃である。

沢下条張の来歴・活躍

志々雄からスカウト

張は地元である大阪で名刀たちを収集していた。ときには手段を選ばずに刀を集め、大阪で暴れまわっていた。ある時、その噂を聞きつけた志々雄が張の前に現れる。志々雄は張に「懐刀がほしい」と言うが、張は志々雄の言葉をお前の刀を寄越せという意味に勘違いをした。張は自分の持っている刀全部と志々雄の刀を賭けて勝負をするが敗北した。志々雄は張の気質と腕前が気に入り、「刀はいらないから配下になれ」と誘われた。

名刀を収集

幕末時代に裏社会で人斬りとして活躍していた志々雄真実が明治政府に復讐しようとしていた。志々雄は明治政府の内務卿である大久保利通を暗殺し、世を混乱へと陥れた。剣心は志々雄をこのまま自由にさせておけば多くの人に危害が加わると考え、志々雄のアジトがある京都へ向かう。
剣心は京都へ向かう道中で志々雄に支配された村にたどり着き、志々雄の右腕とも言われる瀬田宗次郎(せた そうじろう)と戦う。剣心は戦いの中で、自らの武器である逆刃刀が折れてしまった。剣心は新たな刀を打ってもらうため、刀匠である新井赤空を探すことになる。
京都についた剣心は、江戸幕府の密偵として活躍していた御庭番衆(おにわばんしゅう)の力を借りて、新井赤空の息子・新井青空を探し出し会いに行く。しかし、青空はもう刀を打つことはしないと明言する。平和な明治の世に新たな刀剣を打つことはしない、という青空の強い信念があったのだ。剣心は青空の信念を聞き、新たな刀を打ってもらうことは諦めた。
この頃志々雄は国盗りを開始するとして、精鋭部隊である十本刀を京都に集結させる。張はいの一番に志々雄のもとに駆けつけた。張は志々雄から剣心のことや、新井赤空の最後の刀があることを知らされた。張はこのとき赤空最後の刀を我が物にしたいと考えていた。志々雄は張に「事を荒立てるな」と注意をしたが、張は「ほいな」と返事をし青空の元へ訪れる。

十本刀の先鋒

伊織を連れ去る張

青空の家にたどり着いた張は、自分にも赤空の最後の一振りを拝ませてほしいと願い出た。青空は父の最後の一振りのことは誰にも話しておらず、張のことを不審に思ったため話をはぐらかした。張は怒りから青空の息子である伊織を鞘に引っ掛け、得意技でもある逆中空納刀(さかさちゅうくうのうとう)を披露した。逆中空納刀とは、指で鞘を上空に弾き飛ばし、真上に向けた刀身を納刀する曲芸である。青空が嘘をついていると見破り、「二度目は手元が狂うかもしれない」と青空に告げる。恐怖のあまり青空の妻・梓(あずさ)は、赤空最後の一振りの場所を張に教えてしまう。赤空の刀は神社に奉納されていると知った張は、伊織を人質にとり、刀を探しに向かった。
青空は張を止めることができずにうなだれていた。そこに御庭番衆の探索員である巻町操(まきまち みさお)が現れ、事情を説明した。操は緊急事態と考え京都中の探索員に、青空の息子が拉致されたと知らせる。このことは剣心にも伝わり、急いで青空の元へ駆けつける。
剣心は張の前に現れ、伊織を離せと詰める。しかし、張は赤空最後の一振りの試し斬りをするために伊織を離さないと言い、神社の木にくくりつける。張は刀の折れた剣心に容赦なく攻撃をしかける。しかし、剣心は逆刃刀の鞘で反撃していく。張は自分の愛刀である連刃刀(れんばとう)を持ち出す。連刃刀は赤空初期の殺人奇剣で刃を二枚合わせることで、相手に致命傷を負わせることができる武器である。だが、またも剣心は鞘で受け止めて連刃刀を破壊し、張に「龍翔閃」(りゅうしょうせん)を放った。張は剣心にキレて自らの一番の愛刀である薄刃乃太刀(はくじんのたち)を使用し、剣心の脚に怪我を負わせた。薄刃乃太刀は赤空後期の殺人奇剣で、薄く長い刃を自由自在に操ることが出来る武器である。さらに、張は得意技である「我流・大蛇」(がりゅう・おろち)を繰り出し、剣心を追い詰める。すると青空は伊織を助けてこの場を去ろうと考えた。周囲は青空に何を考えているのだと問い詰めるが、剣心は「命にかえても伊織は青空のもとに返す」と明言する。この言葉を聞いた青空は、剣心になら赤空が作り上げた最後の刀を託せると確信した。青空は急いで刀を取りに行くが、張は薄刃乃太刀を青空目掛けて振り下ろした。しかし、剣心が張の攻撃をすんでのところで止めたため青空が怪我をすることはなかった。張は剣心の行動にキレて間合いを詰めて攻撃をするが、剣心の動きについていけず顔面に肘打ちを食らってしまう。張は剣心の攻撃で我に返り、冷静な判断力が戻った。剣心が窮地に陥ったところで青空が刀を手に戦いの場に帰ってきた。青空から渡された刀を手に剣心は葛藤していた。剣心は逆刃刀以外の刀を抜刀することは、不殺(ころさず)の誓いを破ると考えたからだ。不殺の誓いは、剣心が人斬り時代にたくさんの人を殺した贖罪をするために自らに課した誓いである。人斬りという職務に迷い自身に嫌気がさし、明治の世になってからは二度と人を殺めないと誓った。張は剣心の態度に腹が立ち、自分が人を斬る悦びを思い出させると言い伊織を殺そうとする。剣心は伊織を助けるために、抜刀することを覚悟した。張は再度、我流・大蛇を剣心に繰り出すが、剣心は「龍巻閃・旋」(りゅうかんせん・つむじ)で張に反撃する。剣心の一撃で張は倒れた。剣心の新たな刀は、またしても逆刃刀であった。赤空最後の一振りは逆刃刀・真打(さかばとう・しんうち)である。剣心の攻撃に倒れ込んだ張は、身柄を警察に引き渡された。

警察へ協力

喧嘩をする張と左之助

張は剣心との戦いに負けた後、警察に身柄を引き渡された。勾留所では、剣心の仲間であり喧嘩屋の相楽左之助(さがら さのすけ)もいた。張が勾留所にいる間に、斎藤が選抜した剣客50人たちが賊によって殺された。斎藤は張から何か情報を得られないかと考え、左之助を率いて張の牢に訪れる。斎藤は張に対して「腕の立つ剣客50人を手にかけられる賊は志々雄の配下にいるか」と質問した。張は「目の前にいる十本刀の張なら朝飯前だ」と小馬鹿にするように答えた。斎藤はこの回答に対し「質問に答えるかわりに裏に手を回して釈放する」と言ったが張に断られた。左之助は張に「志々雄が怖いのか」と問う。張はこの言葉に腹を立て、左之助を挑発し喧嘩となる。しかし、左之助は張の手枷のみを攻撃したのである。左之助は「拳が使えなかったら正々堂々ではない」と言った。張は左之助の態度に感じ入り、「質問に答えるからとっとと失せてくれ」と言う。左之助の力量と実直さを認め、意地を張るのをやめて少しだけ協力してやろうと考えたのである。
張は十本刀のうち、特に実力がある瀬田宗次郎と魚沼宇水(うおぬま うすい)についての情報を話す。宇水は十本刀の中でも一二を争うほどの実力の持ち主で、かつては対人斬り用に雇われていた幕府側の剣客だった。一度は志々雄に敗れるもさらなる研鑽を積み、部下にはなっても未だに彼を倒すことを諦めていない。志々雄が最も警戒している男である。
さらに斎藤は張に、志々雄が画策している京都破壊計画について質問する。張は斎藤に「池田屋事件は知っているか?」と問う。池田屋事件とは、維新志士たちが天皇をさらい京都に火を放つという画策を新選組が止めに入った出来事だ。志々雄は京都で池田屋事件の模倣を行おうとしているのだ。志々雄は京都という日本人の心に根付いた都を破壊すれば、民衆の政府への信頼は地に落ちると考えていた。
左之助は政府ではなく、京都に住む人々が一番困ると憤慨した。斎藤も京都大火は絶対に阻止すべきだと左之助に話す。ふたりは一刻も早く剣心を探し出そうとする。
剣心と合流した左之助と斎藤は、志々雄のアジトに行き十本刀たちと死闘を繰り広げる。その後、志々雄との戦いに挑み命からがら勝利する。

2lMichael_kakipi
2lMichael_kakipi
@2lMichael_kakipi

Related Articles関連記事

るろうに剣心(るろ剣)のネタバレ解説・考察まとめ

るろうに剣心(るろ剣)のネタバレ解説・考察まとめ

『るろうに剣心』とは和月伸宏によって1994年から1999年まで週刊少年ジャンプで連載された漫画作品、およびそれを原作とするアニメ、映画。明治時代を舞台に、幕末最強の人斬りと恐れられながら、不殺(ころさず)の誓いを立て人々を守る抜刀斎こと緋村剣心や仲間たちの戦っていく。幕末から明治に至るまでの時代の混乱もまた断片的に、かつ克明に描かれている。

Read Article

るろうに剣心 新京都編(るろ剣OVA)のネタバレ解説・考察まとめ

るろうに剣心 新京都編(るろ剣OVA)のネタバレ解説・考察まとめ

『るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚- 新京都編』とは、明治政府転覆を目論む志々雄一派と、それを阻む者たちの戦いを描いたOVA作品。明治を舞台にした和月伸宏の人気漫画『るろうに剣心』の1エピソードをアニメ化したもの。尺に収めるために原作の内容の多くを省略し、賛否両論の作品となった。 人斬りとして活躍した過去を悔い、贖罪の旅を続ける緋村剣心は、ある時自身の後継として人斬りを務めた志々雄真実という男が明治政府転覆を目論んで暗躍していることを知る。志々雄の野望を阻むため、剣心は仲間と共に京都へと赴く。

Read Article

るろうに剣心 追憶編(るろ剣OVA)のネタバレ解説・考察まとめ

るろうに剣心 追憶編(るろ剣OVA)のネタバレ解説・考察まとめ

『るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚- 追憶編』とは、幕末を舞台に一組の男女が結ばれて死別するまでを描いたOVA作品。明治を舞台にした和月伸宏の漫画『るろうに剣心』の1エピソードをアニメ化したもの。国内外から高く評価され、「映像化された時代劇の最高傑作」と絶賛されている。 幕末の動乱に身を投じた緋村剣心は、卓越した剣技を買われ人斬り稼業を続け、罪の意識に苦しむ日々を送っていた。雪代巴と出会い己を取り戻していく剣心だったが、実は巴は婚約者を殺した剣心に復讐するために彼の下へやってきた密偵だった。

Read Article

るろうに剣心(るろ剣)の必殺技まとめ

るろうに剣心(るろ剣)の必殺技まとめ

『るろうに剣心-明治剣客浪漫譚-』とは、和月伸宏による漫画作品である。集英社の週刊少年ジャンプにて1994年~1999年にかけて連載された。アニメ化・実写化・ミュージカル化もしており、多くのファン達に愛されている。 主人公である緋村剣心が使用する、弱者を守るための暗殺剣『飛天御剣流』や、宿敵・志々雄真実の『秘剣』など、作中に登場する技のまとめ。

Read Article

るろうに剣心(るろ剣)の十本刀まとめ

るろうに剣心(るろ剣)の十本刀まとめ

『るろうに剣心』とは、和月伸宏による漫画、及びそれを原作とするメディアミックス作品である。幕末最強の人斬りと謳われた抜刀斎こと緋村剣心が、明治の世に不殺(ころさず)を誓い目に映る人々を守る為に戦う。敵味方共に魅力あふれるキャラクターが登場し、物語を盛り上げる。『京都編』においては、明治政府を倒し、弱肉強食の時代を築かんとする志々雄真実と、その部下である十本刀が登場した。

Read Article

るろうに剣心(るろ剣)の新撰組まとめ

るろうに剣心(るろ剣)の新撰組まとめ

『るろうに剣心』とは、和月伸宏による漫画、及びそれを原作とするメディアミックス作品である。幕末の動乱期に人斬り抜刀斎と恐れられた剣客・緋村剣心が、明治の世に不殺(ころさず)を誓い戦う。本作では、実在の人物や組織も多く登場する。新選組もまた、史実の組織である。剣心と新選組は幕末では敵同士だったが、明治となってからは元新選組三番隊隊長・斎藤一と共闘することが増えた。『北海道編』では永倉新八も登場し、仲間に加わっている。

Read Article

るろうに剣心(るろ剣)の六人の同志まとめ

るろうに剣心(るろ剣)の六人の同志まとめ

『るろうに剣心』とは、和月伸宏による漫画、及びそれを原作とするメディアミックス作品である。時は明治、かつて人斬り抜刀斎の異名で怖れられた剣客・緋村剣心が、不殺(ころさず)を誓い平和の為に剣を振るう。『週刊少年ジャンプ』連載版の最終章に当たる『人誅編』では、雪代縁を始めとする抜刀斎を恨む六人の同志と交戦する。平和の為に戦ってきた剣心だが、縁らとの戦いの中で過去に数多の命を奪ったことへの贖罪に改めて直面することとなる。

Read Article

るろうに剣心(るろ剣)の御庭番衆まとめ

るろうに剣心(るろ剣)の御庭番衆まとめ

『るろうに剣心』とは、和月伸宏による漫画、及びそれを原作とするメディアミックス作品である。幕末に最強と呼ばれた人斬り抜刀斎こと緋村剣心が、不殺の信念の下に戦う物語で、明治時代を舞台に剣劇バトルが展開される。阿片の密売に加担していた女医の高荷恵を巡り、剣心は仲間たちと共に隠密御庭番衆の四乃森蒼紫とその部下たちと戦うことになる。御庭番衆の面々は、後に剣心最大の敵である志々雄真実や、剣心を仇と狙う雪代縁との戦いにも関わるのだった。

Read Article

るろうに剣心(るろ剣)の劍客兵器まとめ

るろうに剣心(るろ剣)の劍客兵器まとめ

劍客兵器(けんかくへいき)とは、『るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚・北海道編-』に登場する組織で、元寇以来1000年の時を研鑽に費やした剣客集団である。 その目的は海外の侵略から日本を守ることだが、幕末の動乱には加担せず、さらにその先に起きるだろう海外勢力との衝突に備えていた。明治16年、潜伏していた北海道にて活動を開始すると、諸外国に対抗するための「猛者」とそれを育てる「地獄のごとき戦場」を求めて破壊と惨劇を繰り返す。主人公・緋村剣心とその仲間たちにも興味を示し、接触を重ねていく。

Read Article

るろうに剣心(るろ剣)の闇乃武まとめ

るろうに剣心(るろ剣)の闇乃武まとめ

闇乃武とは、和月伸宏による漫画作品『るろうに剣心』に登場する組織で、江戸幕府直属の暗殺集団である。幕末に人斬り抜刀斎と呼ばれていた緋村剣心の暗殺に乗り出すが、リーダーの辰巳を始めとするメンバーが戦死し、失敗に終わった。幕府の瓦解も相まって信頼を失った闇乃武は、明治維新後は金次第で兵を派遣する傭兵部隊となり果てた。構成員には戦闘や殺害を好む者が多いが、久保田旭のように仕方なく働かされている者もいる。

Read Article

るろうに剣心(るろ剣)の武器・兵器・防具・装備・道具まとめ

るろうに剣心(るろ剣)の武器・兵器・防具・装備・道具まとめ

『るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚-』(るろうにけんしん めいじけんかくろまんたん)とは、人斬りとしての過去を悔いる剣士の緋村剣心が弱者を守るために剣を振るう様を描いた和月伸宏による漫画作品である。 本編には多くの武器、兵器、防具や装備、道具が登場する。不殺を誓う剣心が人を斬れない「逆刃刀」を、弱肉強食を唱える志々雄真実が刀身の燃える「無限刃」を使うように、武器や兵器、防具、装備、道具には各々の信念が垣間見える。 ここでは、『るろうに剣心』に登場する武器、兵器、防具、装備、道具を紹介する。

Read Article

るろうに剣心(るろ剣)の恋愛関係・カップル・カップリング・夫婦・恋人まとめ

るろうに剣心(るろ剣)の恋愛関係・カップル・カップリング・夫婦・恋人まとめ

『るろうに剣心』とは和月伸宏によって描かれた、幕末から明治にかけてを舞台にした剣客漫画、およびそれらを原作としたアニメ作品だ。主人公である緋村剣心はかつて「人斬り抜刀斎」として暗躍し、幾人もの人を切り殺してきた伝説的な人物である。その後「人斬り」をやめて「不殺」の誓いを立てた剣心は、流浪の旅の途中神谷薫と知り合い、様々な事件や出来事を乗り越えて夫婦となる。作中では剣心・薫を含めて様々なカップルや夫婦が登場する。この記事では『るろうに剣心』に登場したカップルや夫婦をまとめた。

Read Article

るろうに剣心(るろ剣)の料理・食事・食べ物・お菓子・飲み物まとめ

るろうに剣心(るろ剣)の料理・食事・食べ物・お菓子・飲み物まとめ

『るろうに剣心』とは和月伸宏によって『週刊少年ジャンプ』に連載されていた、幕末から明治にかけて活躍した剣客たちを主人公にした漫画、およびアニメ作品である。作中では主人公の緋村剣心や神谷薫たちは、「赤べこ」という料理屋で食事をしているシーンがよく登場する。また薫や高荷恵の手料理、剣心のライバル・斎藤一の好物の蕎麦、剣心の師匠・比古清十郎があおっている酒など様々な料理・飲み物が登場しているのだ。当記事では『るろうに剣心』に登場した食べ物や飲み物を紹介する。

Read Article

ジャンプの歴代ヒロインまとめ

ジャンプの歴代ヒロインまとめ

日本でもっとも発行部数の多い漫画雑誌『週刊少年ジャンプ』は、人気でも知名度でも漫画という文化の頂点に位置する存在であり、幾多の傑作を生み出してきた。少年漫画であるだけにほとんどの作品の主人公は男性キャラクターだが、彼らを盛り立てるヒロインもまた魅力的な造形の人物ばかりである。 大人に子供、主人公に守られるだけの存在から共に戦う相棒、正規のヒロインを蹴散らして主人公と結ばれた者、“少年漫画”の常識を超えたヒロインかつ女性主人公というタイプ。ここでは、ジャンプ作品を彩ったヒロインたちを紹介する。

Read Article

るろうに剣心(るろ剣)の原作・新旧アニメ・劇場版・OVA・実写版・舞台・ゲームの違い・相違点まとめ

るろうに剣心(るろ剣)の原作・新旧アニメ・劇場版・OVA・実写版・舞台・ゲームの違い・相違点まとめ

人斬りだった過去を悔い、弱き人々を守る贖罪の旅を続ける剣士の活躍を描いた漫画『るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚-』(るろうにけんしん めいじけんかくろまんたん)は、様々なメディアミックスを果たした人気作品である。しかしこれらのメディアミックス作品には、媒体ごとの特徴の違いなどから原作との相違点が存在する。 オリジナル長編エピソードが作られた旧アニメ版。少年漫画風アクションが排されたOVA版。エピソードが整理された実写映画版。ここでは、『るろうに剣心』の媒体ごとの相違点を紹介する。

Read Article

るろうに剣心(るろ剣)の流派まとめ

るろうに剣心(るろ剣)の流派まとめ

贖罪のため、弱き人々を守るため不殺の剣を振るう伝説の人斬り緋村剣心の活躍を描いた『るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚-』(るろうにけんしん めいじけんかくろまんたん)には、チャンバラ活劇としての魅力に溢れる数々の流派が登場する。 神速の古流剣術飛天御剣流。活人剣を掲げる神谷活心流。催眠術で相手の動きを封じる二階堂平法。調査、潜入、戦闘までをこなす御庭番忍術。少年漫画的なアレンジが加えられた一刀流。破壊の極意二重の極み。ここでは、『るろうに剣心』に登場した流派を紹介する。

Read Article

るろうに剣心名勝負「緋村剣心 vs. 相楽左之助」戦のネタバレ解説・考察まとめ

るろうに剣心名勝負「緋村剣心 vs. 相楽左之助」戦のネタバレ解説・考察まとめ

「緋村剣心 vs. 相楽左之助」とは、伝説の人斬りが贖罪のために刃を振るう様を描いた『るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚-』(るろ剣)で繰り広げられた戦いの1つ。剣心と左之助の過去が明かされるボリューミーな内容となっている。 剣心に退治された悪党が、仕返しのために名うての喧嘩屋“斬左”こと左之助に仕事を依頼。相手が維新志士と聞いて左之助がやる気になる一方、剣心はなぜ彼が維新志士を憎むのか分からず戸惑う。秘められた過去を背負い、左之助は剣心に真っ向勝負を挑む。

Read Article

るろうに剣心名勝負「緋村剣心 vs. 四乃森蒼紫」戦のネタバレ解説・考察まとめ

るろうに剣心名勝負「緋村剣心 vs. 四乃森蒼紫」戦のネタバレ解説・考察まとめ

「緋村剣心 vs. 四乃森蒼紫」とは、伝説の人斬りが贖罪のために刃を振るう様を描いた『るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚-』(るろ剣)で繰り広げられた戦いの1つ。物語序盤の勝負ではあるが、人気キャラクターである蒼紫の最初の戦いとして高い知名度を誇る。 江戸城の守備を担っていた隠密御庭番衆は、維新の成立と共に戦うことなく敗者となる。その長である蒼紫は、部下たちと共に自分たちに見合う戦場を探し続けていた。伝説の人斬り緋村剣心と戦う機会を得た蒼紫は、我らこそ幕末最強との証明のため死力を尽くす。

Read Article

るろうに剣心名勝負「緋村剣心 vs. 般若」戦のネタバレ解説・考察まとめ

るろうに剣心名勝負「緋村剣心 vs. 般若」戦のネタバレ解説・考察まとめ

「緋村剣心 vs. 般若」とは、伝説の人斬りが贖罪のために刃を振るう様を描いた『るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚-』(るろ剣)で繰り広げられた戦いの1つ。般若の実力と狂気にも等しい忠誠心を描くことで、隠密御庭番衆の力を剣心と読者に知らしめるものとなった。 剣心が出会った女医の高荷恵は、悪徳商人の武田観柳に強要されて阿片作りに加担していた。囚われた恵を救うべく観柳の屋敷に乗り込んだ剣心の前に、隠密御庭番衆の般若が立ちはだかる。不可思議な伸腕の術と絶対の忠誠心を武器に、般若は剣心に襲い掛かる。

Read Article

るろうに剣心名勝負「緋村剣心 vs. 鵜堂刃衛」戦のネタバレ解説・考察まとめ

るろうに剣心名勝負「緋村剣心 vs. 鵜堂刃衛」戦のネタバレ解説・考察まとめ

「緋村剣心 vs. 鵜堂刃衛」とは、伝説の人斬りが贖罪のために刃を振るう様を描いた『るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚-』(るろ剣)で繰り広げられた戦いの1つ。作品のテーマにも深く関わる人斬り同士の対決であり、剣心の心に苦いものを長く残す決着となったことでも知られる。 明治政府の高官の下に刃衛から斬奸状が送りつけられ、剣心はこの護衛を依頼される。やがて現れた刃衛は、剣心の正体に気付くと標的を彼に変更。剣心が世話になっている神谷道場の神谷薫を拉致し、彼の内に潜む人斬りとしての本性を暴こうとする。

Read Article

るろうに剣心(るろ剣)の名言・名セリフ/名シーン・名場面まとめ

るろうに剣心(るろ剣)の名言・名セリフ/名シーン・名場面まとめ

明治時代を舞台に幕末の人斬り緋村剣心の生き様を描く時代劇漫画。宿敵志々雄誠との死闘を描いた「京都編」では、少年漫画の王道である「正義は勝つ」というセオリーに対し「勝負に勝った者が正義、というのは正しいのか」という疑問を読者に投げかけた。様々な信念を持って生きる魅力的なキャラクターたちが残した名言は少年漫画ならではの「かっこよさ」に留まらず「正義とは何か」を考えさせるものも多い。

Read Article

るろうに剣心(るろ剣)の歴代OP・ED主題歌・挿入歌まとめ

るろうに剣心(るろ剣)の歴代OP・ED主題歌・挿入歌まとめ

『るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚-』とは、和月伸宏による和風バトルアクション漫画及びそれを原作としたアニメや実写映画などのメディアミックス作品。この記事では、『るろうに剣心』のアニメで使用された歴代オープニング・エンディング主題歌・挿入歌と、実写映画の主題歌を紹介する。当時アニメの主題歌といえばその内容に沿って作られたものが主流だったが、本作ではアニメの内容に関係なく流行のJポップが取り入れられ、その結果多くのヒット曲を生み出した。

Read Article

瀬田宗次郎(るろうに剣心)の徹底解説・考察まとめ

瀬田宗次郎(るろうに剣心)の徹底解説・考察まとめ

瀬田宗次郎とは、『るろうに剣心』に登場するキャラクターであり、主人公の緋村剣心と相対する志々雄真実が擁する十本刀の中でも、トップの実力を誇る剣客である。武力ににおいては志々雄一派の実質ナンバー2である。齢16にして“天剣の宗次郎”の異名で敵味方に恐れられている。見た目は主人公である緋村剣心とも負けず劣らずの優男であり、常に穏やかな表情である。生い立ちが原因で感情欠落しており、表情とは裏腹に平然と仲間を捨て駒にするなど冷酷な面もある。作中最速といわれる剣術で、剣心たちの前に立ちはだかる。

Read Article

雪代巴(るろうに剣心)の徹底解説・考察まとめ

雪代巴(るろうに剣心)の徹底解説・考察まとめ

雪代巴(ゆきしろ ともえ)とは『るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚-』に登場するキャラクターであり、本作の主人公、緋村剣心の前妻である。元々は闇乃武の差し金であり、幕末当時、維新志士・人斬り抜刀斎として暗殺を請け負っていた剣心の弱点を探ることが目的で剣心に近づいていた。しかし、巴自身も剣心と籍を入れて暮らしている中で、惹かれていく。このことが災いし、闇乃武の戦いの中に自ら身を投じ、不運にも剣心の剣によって斬殺されてしまう。この一件はその後の剣心の運命を大きく変えた。

Read Article

斎藤一(るろうに剣心)の徹底解説・考察まとめ

斎藤一(るろうに剣心)の徹底解説・考察まとめ

斎藤一(さいとう はじめ)とは『るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚-』に登場する帯刀の警察官である。明治に入ってからは警視庁の密偵として活動しており、職位は警部補。公には藤田五郎と名乗っている。元新選組三番隊組長であり、これらの経歴も史実に沿っている。妻の時尾がおり、妻帯者である。平突きの昇華技である「牙突」を軸に戦い、作中でも屈指の実力を誇る。元は維新志士だった主人公の緋村剣心とは因縁があったが、明治政府転覆を目論む志々雄真実討伐のため、「悪・即・斬」の信条のもと剣心と共闘する。

Read Article

悠久山安慈(るろうに剣心)の徹底解説・考察まとめ

悠久山安慈(るろうに剣心)の徹底解説・考察まとめ

悠久山安慈(ゆうきゅうざんあんじ)とは、『るろうに剣心』の登場人物で志々雄真実一派・十本刀の一人。明王の安慈という異名を持ち、十本刀の中でも瀬田宗次郎、魚沼宇水に並ぶ実力を誇り、志々雄から高く評価されている。鍛え抜かれた肉体を持つ巨漢であり、10年の修行の末編み出した破壊の極意「二重の極み」はあらゆる物体を粉々に粉砕する凄まじい威力を持つ。元々は心優しい瘦身の僧侶であったが、過去の悲惨な事件以来、明治政府を激しく憎んでおり、政府の打倒という共通の目的から、志々雄一派に協力することとなった。

Read Article

相楽左之助(るろうに剣心)の徹底解説・考察まとめ

相楽左之助(るろうに剣心)の徹底解説・考察まとめ

相楽左之助(さがらさのすけ)とは、『るろうに剣心ー明治剣客浪漫譚ー』に登場するキャラクターで、主人公・緋村剣心の友人であり戦友である。馬ごと切り倒すほどの巨大刀剣、斬馬刀を使用して戦うことから、裏社会での異名は斬左。少年期に所属していた隊がニセ官軍汚名を着せられた絶望から、喧嘩に興じることで日々を過ごしていた。剣心と出会うまで喧嘩では負け知らずであったが、剣心に敗北し明治維新はまだ途中と諭される。それからは明治維新が生んだ軋轢に巻き込まれながら剣心らと共闘し、その中で戦術を身に付け成長していく。

Read Article

志々雄真実(るろうに剣心)の徹底解説・考察まとめ

志々雄真実(るろうに剣心)の徹底解説・考察まとめ

志々雄真実(ししお まこと)とは『るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚-』に登場するキャラクターであり、主人公の緋村剣心(抜刀斎)と相対する志々雄一派の首魁にして剣客。剣の力量は剣心と互角で、その内に強大な野心と支配欲を秘める危険人物。かつて自身を裏切った維新志士への復讐を兼ねて明治政府転覆を目論み、大久保利通暗殺など様々な事件を主導する。「弱肉強食」を信念としており、一番の強者である自分が国の覇権を握り、国を強くすることが「正義」だと信じている。京都編の大ボスとして剣心達と激しい闘いを繰り広げる。

Read Article

神谷薫(るろうに剣心)の徹底解説・考察まとめ

神谷薫(るろうに剣心)の徹底解説・考察まとめ

神谷薫(かみやかおる)とは『るろうに剣心』シリーズのヒロインであり主人公緋村剣心の妻、亡き父・越路郎が創り上げた神谷活心流の師範代である。あるとき、神谷活心流が人斬り抜刀斎を生み出した剣術である、と容疑がかけられていたときに剣心と出会う。剣心とともに父の生み出した流派の再建をするべく奮闘し、弟子となる明神弥彦を迎える。師範代として教えを説く日々であったが、ある日喧嘩屋の相楽左之助と出会い仲間となる。出会った仲間たちとともに剣心の命を狙ってくる刺客たちを倒すべく成長する。

Read Article

明神弥彦(るろうに剣心)の徹底解説・考察まとめ

明神弥彦(るろうに剣心)の徹底解説・考察まとめ

明神弥彦(みょうじん やひこ)とは、『るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚-』に登場するキャラクターで東京府士族の少年。明治維新の混乱によって孤児となった。集英組というヤクザに拾われ、スリ等雑用をさせられていたが、緋村剣心(ひむら けんしん)達と関わり、士族としてのプライドを取り戻し、ヤクザと手を切った。その後剣心の計らいで神谷道場に入門、神谷薫(かみや かおる)の下、神谷活心流を学び剣心達と共に戦う。幼いながらも常人離れした精神力や身体能力、剣才を発揮し成長していく。

Read Article

石動雷十太(るろうに剣心)の徹底解説・考察まとめ

石動雷十太(るろうに剣心)の徹底解説・考察まとめ

石動雷十太(いするぎ らいじゅうた)とは、『るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚-』の登場人物で、実戦剣術流派「真古流」の隆盛を目論む剣豪。 次々と新しい兵器が生まれる中、剣術の意義が失われていくことを憂い、「兵器に負けないほど強力な剣士」たちによる剣術の再興を目論む。自身も古流剣術「飯綱」を修得した凄腕の剣士だが、言動のわりに中身は小物で、作中では「愚物」と吐き捨てられている。真古流のパトロンにするために刀剣商の塚山由左衛門に近づき、やがて主人公緋村剣心と対峙する。

Read Article

武田観柳(るろうに剣心)の徹底解説・考察まとめ

武田観柳(るろうに剣心)の徹底解説・考察まとめ

武田観柳(たけだかんりゅう)とは、『るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚-』に登場する悪徳実業家。 表向きは町外れに住む青年実業家だが、裏では医師と結託し「蜘蛛の巣」という阿片を売りさばいていた。仲間割れにより協力者であった医師を殺害してしまい、その助手を務める高荷恵を監禁し無理矢理阿片の製造に協力させた。四乃森蒼紫を御頭とする御庭番衆や私兵団を従え、阿片で得た利益を利用して武器商人となり、更なる財を築こうと企む。実写や舞台の要素を取り入れて深みが増していったキャラであり、『北海道編』で再登場する。

Read Article

魚沼宇水(るろうに剣心)の徹底解説・考察まとめ

魚沼宇水(るろうに剣心)の徹底解説・考察まとめ

魚沼宇水(うおぬま うすい)とは、『るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚-』に登場するキャラクターで、明治政府転覆を目論む志々雄真実配下の精鋭部隊「十本刀」の一員。その中でも最強格の戦闘能力を持つ剣士で、盲目であることから「盲剣の宇水」と呼ばれている。琉球王家秘伝の武術の使い手であり、かつて対人斬り用暗殺者として腕を振るっていた。志々雄に敗れて光を失い、「隙あらばいつでも斬りかかって構わない」という条件で彼の仲間になっている。しかしすでに復讐を断念していることを斎藤一に見抜かれ、死闘を繰り広げる。

Read Article

エルダー=ピーベリー(るろうに剣心)の徹底解説・考察まとめ

エルダー=ピーベリー(るろうに剣心)の徹底解説・考察まとめ

エルダー=ピーベリーとは、『るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚- 第零幕』の登場人物で、外国人居留地に在住する西洋人の女性医師。 若輩かつ女性ということで、西欧では信用も仕事も得られず、やむなく自分の技術を活かせる場所、必要としている人を求めて日本にやってきた。困窮する者からは金を取らない高潔な医師だが、日本においても“若い娘”というだけで色眼鏡で見る者が少なくないため、普段は男装している。主人公緋村剣心と交流し、協力して外国人居留地で起きた事件を解決した後、アメリカへと渡っていった。

Read Article

四乃森蒼紫(るろうに剣心)の徹底解説・考察まとめ

四乃森蒼紫(るろうに剣心)の徹底解説・考察まとめ

四乃森蒼紫(しのもりあおし)とは、『るろうに剣心』の登場人物でかつて江戸城の警護を務めた御庭番衆(おにわばんしゅう)最後の御頭であり、15歳という若さでその座に就いた天才である。小太刀を用いた防御力に優れる剣術と御庭番式の格闘術を融合させた戦法で戦う。整った顔立ちの美男子だが、幼い頃より隠密として厳しい修行を受けていたため、冷静沈着な性格で表情の変化に乏しい。幕末最強と言われていた人斬り抜刀斎(現在の緋村剣心)を倒し、御庭番衆こそが真の最強である事を証明する為、剣心の前に立ちはだかる。

Read Article

目次 - Contents