ワンダープロジェクトJ2 コルロの森のジョゼット(ゲーム)のネタバレ解説・考察まとめ

『ワンダープロジェクトJ2 コルロの森のジョゼット』とは、エニックスから発売されたNINTENDO64用ゲームソフト。『ワンダープロジェクトJ 機械の少年ピーノ』の続編である。人工人格を持ったロボットのジョゼットと、ゲーム内でコミュニケーションをとりながら育成していく部分が最大の魅力となっている。
ギジンの少女・ジョゼットは、ある日、生みの親であるジェペット博士に「ブルーランド」という島へ行くように指示される。ジョゼットはブルーランド渡り、様々な経験を積んでいくことになる。

シリコニアン13世に仕える科学者。
かつてギジン工学を学んでいた経験を活かして、シリコニアン軍の兵器開発に携わっている。体を破壊されたメッサラを頭部だけの姿で蘇らせた張本人でもある。
顔に大きな傷があるのが特徴。
ブルーランドの人々を人工島ごと捕虜にし、自ら見回りも行っていた。自分に反抗的な態度を示す人間に対して、容赦なく処刑を言い渡す程冷酷な性格。
ジョゼットらと共にシリコニアン砲で撃たれそうになると足早にその場から逃走し、その後の行方は不明となっている。

ハーベン大佐

シリコニアン帝国の親衛隊長。
背が高く筋肉質な大柄の男性。
曲がったことが嫌いな性格で、シリコニアンの軍人の中では最も市民から信頼されている。父・ファーテルが格闘家だった為、格闘術の技術と精神を持っている。
一般市民に暴行を働いていたバトラーを𠮟責し、バトラーを素手で打ち負かしたジョゼットに手合わせを頼む真面目な部分がある。

バトラー

シリコニアン軍の軍人。
一般兵士と同じの服装の為、階級は不明。
戦闘訓練と称して、一般市民に対して一方的に暴力を振るっていた。ジョゼットと一対一で勝負するも敗北し、さらにカレンの通報でやってきたバトラーにこれまでの悪事がばれてしまう。
軍の恥さらしとバトラーに叱責された後、軍内部で処刑された。

新総督

シリコニアン帝国から新しくブルーランドの総督に就任した人物。
威圧的な言動が目立つが、住民の生活に気をかける一面を見せる。
帽子を目深にかぶっている為、素顔が見えないが、その正体はアーノルド。シリコニアン13世に息子として育てられた過去があり、シリコニアン13世に忠誠を誓うふりをしてブルーランドの新総督となった。

ゲドー

汚れ仕事を請け負うグループのリーダー。
素性や素顔は不明だが、シリコニアン軍とも繋がっており、革命団のガロンとも顔見知り。ジョゼットを狙って仲間と共に集団で襲い掛かる。

マジテカの地

ファム・ウィザード

ジョゼットとポッコが流れ着いた島の遺跡で出会った謎の老人。
300万年前、恐竜から進化したマジテカ族の生き残りで、ジョゼット達が住む地を約3,000年以上守って生きてきた人物。
以前はコルロ島に住んでおり、その際にジェペット博士の人柄を信頼してJを託した。その結果生み出されたのが、前作の主人公・ピーノと本作の主人公・ジョゼットである。
見た目はインパクトのある老人の姿をしているが、シリコニアン軍の攻撃を受けて逃げて来たブルーランドの人々を快く招き入れる優しい性格の持ち主。
シリコニアン軍を滅亡させる際、Jの目と共に光に包まれながら消滅し、その後の詳細は不明。

Jの目

ジョゼットが持つJに宿っている思念体のような存在。
ファムと共にマジテカの地からJを通してジョゼット達の行いを見ていた。
奇跡を起こすとされているJの力そのものであり、ジョゼットの呼びかけに応じてシリコニアン帝国を消滅させたり、ジョゼットを人間の少女に転生させた。

コルロ島の関係者

ジェペット・ラマルク

ギジンの生みの親である科学者。
ジョゼットやバードからは「博士」と呼ばれている。ギジンのことを愛しており、どのギジンに対しても愛情を持って接する。
物語の冒頭で、シリコニアン帝国がJを狙っていることを察知して、ジョゼットを逃がす目的でブルーランド行きを指示する。ジョゼットにブルーランド行きの理由を告げる前に倒れてしまい、そのまま息を引き取ってしまう。
プレイヤーとは旧知の仲という設定で、プレイヤーに絶対の信頼を寄せていた為ジョゼットのことを託した。

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