ワンダープロジェクトJ2 コルロの森のジョゼット(ゲーム)のネタバレ解説・考察まとめ

『ワンダープロジェクトJ2 コルロの森のジョゼット』とは、エニックスから発売されたNINTENDO64用ゲームソフト。『ワンダープロジェクトJ 機械の少年ピーノ』の続編である。人工人格を持ったロボットのジョゼットと、ゲーム内でコミュニケーションをとりながら育成していく部分が最大の魅力となっている。
ギジンの少女・ジョゼットは、ある日、生みの親であるジェペット博士に「ブルーランド」という島へ行くように指示される。ジョゼットはブルーランド渡り、様々な経験を積んでいくことになる。

乗り物

ドルフィン号

エンジンパネルを起動させ、船の操縦方法を覚えるとドルフィン号を操縦できるようになる。
漁師のアルバイトで使用する他、マジテカの宝や潜水艇レースといったイベントを攻略する為にはドルフィン号の操縦が必要となっている。上下左右の舵と前進と後進の操縦となり、魚やアイテムを採る為にはネットを発射させて捕まえる。
魚や障害物に船体が何度もぶつかると警報音が鳴るようになり、さらに船体を傷つけると故障して300コルロの修理費がかかり3日経過する。

シーバ

飛行機の操縦方法を覚え、シーバ発見のイベントを見ると操縦できるようになる。
ドルフィン号の操縦と違い、その場で止まることができない。上空を飛び回るシリコニアン軍の無人偵察機を撃ち落とすミニゲームで使用する。
敵の攻撃を数発くらうか、敵機と接触すると故障となり、300コルロの修理費がかかり3日経過する。

お話アドベンチャー

映画を観たり様々なことを覚えていくと、突然ジョゼットがお話アドベンチャーを始めることがある。これは、ジョゼットが考えた物語の選択肢に対して、プレイヤーが「はい」か「いいえ」で答えることで話が進行する。
失敗してもゲームオーバーにはならず、何度も挑戦できる。

格闘対決

イベントで、シリコニアン軍のバトラーとハーベンの2人を相手に素手による格闘対決が行われる。
格闘ゲームのような表示に切り替わり一対一の勝負となるが、プレイヤーは操作できず自動で進行する。このイベントまでに、ジョゼットの身体能力を一定値以上にしておけば勝つことができる。しかし、体力ゲージは試合前後で引き継がれる為、イベント前後に回復を忘れないように気を付ける必要がある。

実績メモ

第一部で、ジョゼットの育成度を確認する為のコマンド。これは、必ずしも100%にする必要はなく、物語の進行に関わる部分だけ達成していればゲーム自体のクリアは可能である。
実績メモを100%にした場合、ご褒美がもらえる。

ショップ

ドルフィン号の内部にあるアイテムの売買ができるコンピュータ。
購入を決めるとその場ですぐに品物が届くシステムとなっている。また、不用品を売ることもできる。

『ワンダープロジェクトJ2 コルロの森のジョゼット』の登場人物・キャラクター

主人公

ジョゼット

CV:日髙のり子
本作の主人公。
正式名称は「ギジン5984号」。デフォルト名は「ジョゼット」だが、変更も可能。
ジェペット博士によって造られた最新型のギジンで、15歳前後の少女をイメージして設計されている。白いワンピースに大きな赤い洗濯バサミ型の髪留めをしており、胸元に青いオカリナを身に付けているのが特徴。
生まれてしばらくはジェペット博士とバードと共にコルロ島で平和に過ごしていたが、ジェペット博士の指示でブルーランドへとやって来る。最初は挨拶もできない状態だが、プレイヤーによる育成で人間らしく成長する。本を読むことで潜水艇や戦闘機の操縦も覚える。人工人格を持っていて、プレイヤーの接し方によってポジティブになったりネガティブになったりと性格が変化する。
肌身離さず身に着けている青いオカリナには、いかなる願いも叶えるとされている物質「J」が組み込まれていて、ジョゼットはそのJを起動できる唯一の存在である。ジェペット博士は、このJがシリコニアン帝国に狙われていることを察知して、ジョゼットにコルロ島から離れることを指示した。
Jの力でシリコニアン帝国を消滅させた後、故郷のコルロ島に帰還するが、シリコニアン軍の攻撃を受けて変わり果てた姿となったコルロ島を見て涙を流す。コルロ島の復活をJに祈ったことでコルロ島の復活と引き換えに機能を停止させてしまうが、Jの奇跡によって後に人間へと転生する。

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