Identity V第五人格(ゲーム)のネタバレ解説・考察まとめ

『Identity V第五人格』とは、2018年よりNetEase Gamesが開発・運営している非対称対戦ゲームである。4対1で鬼ごっこ形式のマルチプレイを行うゲームモードがメインとなっている。その他にも多様な対戦モードがあり、様々な楽しみ方をできることが魅力である。全世界のユーザー数は2億人を突破しており、日本でも様々な他作品とのコラボや舞台化が行われるなど人気を博している。

爬虫類の研究に夢中だった学者。謎の毒蛇に噛まれ、身体に鱗が生えるなどの異変が起きる。毒蛇の正体を追うために荘園へ訪れた。ハンターの魔トカゲとは同一人物で、サバイバーであるこの姿は荘園に訪れた当時の姿とされている。

ゲーム内ショップで購入すると使用可能となるサバイバーの1人。体表の鱗を硬化させる能力を持ち、その間に受けた攻撃のダメージを防ぐことが可能である。攻撃を防がれたハンターにはスタンが発生する。また、毒素を注射することで脱皮が可能である。脱皮した鱗を取得したサバイバーは、硬化の能力を獲得する。硬化をしていない状態でも、通常攻撃の半分のダメージを防ぐこととが可能である。
脱皮した後はしばらく暗号機の解読速度が低下する。

骨董商(こっとうしょう)/戚十一(ちー・しーいー)

幼い頃に家族を皆殺しにされ、復讐のために武芸を磨いた女性。本名は簫七で、読み方は公式では明らかになっていない。
あらゆる努力をしたが、弱きを助け強きを挫く物語は本の中にしかないのだと悟ってしまう。復讐が失敗し逃亡の日々を送る中で、生き延びるために彼女は「戚十一」という新しい名を名乗り始めた。

形態変化が可能な簫(しょう)を所持しており、使用することで一部の障害物を乗り越える能力や、移動速度が上昇する効果を発揮する。簫を振り回し、ハンターをノックバックさせ移動速度低下の効果を付与する能力や、一部のハンターのアイテムを破壊する能力もある。ノックバックしたハンターは、障害物に当たるとスタンする。
憎しみを抱いているため、付近でハンターが通常攻撃を仕掛けると、板を倒す速度が上昇する。また、倒した板がハンターに当たるとスタンさせられる時間が長くなる。

ハンター

復讐者(ふくしゅうしゃ)/レオ・ベイカー

かつては、小型の紡績工場を経営する工場長だった男性。友人のライリー(弁護士)に騙され、軍需工場を購入し、巨額の負債を抱えてしまった。工場の悲惨な資産状況に気付く前に、ライリーと妻に財産を奪われてしまう。負債を背負いきれなくなった彼は、工場に火を放った。工場の火災で亡くなったとされていたが、本当は生きており身を隠して怪我を治していた。

チュートリアルをクリアすると使用可能となるハンター。パペットをその場に設置、もしくは一定の距離に投擲することができる。パペットは近くにいるサバイバーを感知することができ、パペットの位置とハンターの位置を瞬時に入れ替えることも可能である。
サバイバーを追跡、もしくはサバイバーからスタンを受けることで「怨みの火」というゲージを溜めることができる。怨みの火が溜まると、自分の分身となる影を召喚することができる。影は自動でサバイバーを索敵、追跡する能力を持っている。

道化師(ピエロ)/ジョーカー

かつてはサーカス団の大黒柱だった男性。生まれつきの泣き顔によって、最も優れた泣きピエロとなった。しかし、優秀な微笑みピエロと雑技のスターの入団によって、自分の天下にも変化が訪れ、2人に対して羨望を抱いていた。
顔に傷を負ってから新しい顔を手に入れ、永遠の道化師となる。

ゲーム内ショップで購入すると使用可能となるハンターの1人。通常よりも早いスピードで移動し、障害物を壊すことも可能なロケットダッシュと呼ばれる走行が可能である。更に早い速度での走行と、長距離移動が可能なカーニバルダッシュと呼ばれる状態もある。
道化師がいる場合、マップ内には推進器、ドリル、翼の3種類のパーツがランダムに配置される。それらを拾い、自身の武器に装備することが可能である。推進器を装備すると、ダッシュする速度が遅くなるが、障害物にぶつからない限り無限に走り続けることが可能となる。ドリルを装備した状態でサバイバーに攻撃すると、そのサバイバーの治療にかかる時間を長くすることが可能となる。翼を装備すると、ダッシュの速度が上昇する。

断罪狩人(だんざいかりゅうど)/ベイン

かつては温厚な狩場の番人だった人物。いつも親切で優しく、密猟者を見つけても逃してやっていた。しかしその優しさは報われず、密猟者によって襲撃される。ベインはトラバサミで押さえつけられ、狩られる鹿の群れの哀れな悲鳴を聞いていることしかできなかった。それ以来、彼は自分の領地に侵入した人間に対して、いかなる理由があっても容赦しなくなった。

ゲーム内ショップで購入すると使用可能となるハンターの1人。チェーンを所持しており、それを投げてサバイバーに命中すると引き寄せることができる。また、チェーンが障害物に命中すると、その障害物まで自身が引き寄せられる。チェーンがトゲがついた状態になると、引き寄せたサバイバーにダメージを与えることが可能となる。
トラバサミを設置することが可能で、踏んだサバイバーは8秒間動けなくなる。サバイバーは解放後5秒間、居場所がハンターに通知される。マップに最大8個設置可能で、それを越えた場合は、一番古いものから自動的に破壊される。

リッパー/ジャック

かつては有名な画家ジェームズ・ホイッスラーの弟子で、芸術家だった男性。彼は2つの人格を持っており、昼間は折り目正しい真摯で、絵を描いている間はもう1つの人格は出てこなかった。もう1つの人格は、夜になると路地裏に駆け込み、女性を襲撃していた。次第に2つの人格の境目が曖昧になっていき、昼の紳士的な人格は消え、夜に現れる人格に支配されていた。

ゲーム内ショップで購入すると使用可能となるハンターの1人。霧に隠れ、攻撃などのモーションをしていない間は姿を消すことができる能力を持っている。
一定時間が経過すると、霧の刃を飛ばせるようになる。霧の刃は攻撃をした方向に飛んでいき、その直線上にいるサバイバーにダメージを与えることができる。また霧の刃が通ったルートには霧エリアが発生し、リッパーがその上を移動する場合は速度が上昇する。

結魂者(けっこんしゃ)/ヴィオレッタ

四肢がなく、かつては有名な見世物小屋の芸人だった女性。観衆に興味を失われてからは落ちぶれ、三流サーカス団で滑稽劇を演じていた。その頃の彼女は、もう一度舞台に立ち、スタートして観衆の注目を浴びたいと願っていた。
1人の機械技師の力を借りて、自分の体に俊敏に動く義肢と、精巧な装置を取り付けた。その体で単独のスパイダーショーを作り上げ、エウリュディケ荘園からの招待を受けショーの準備をした。

ゲーム内ショップで購入すると使用可能となるハンターの1人。マップ上の狭い通路に蜘蛛の巣の罠を生成できる能力を持つ。自身が蜘蛛の巣を潜ると移動速度が上昇する。サバイバーが蜘蛛の巣に引っかかると、位置がハンターに通知され、移動速度と捜査速度が低下する。また、前方に蜘蛛の糸を吐き、サバイバーに0.5のダメージを与えることが可能である。
ダウンしたサバイバーに糸を吐き「まゆ包み」の状態にすることができる。まゆ包み状態のサバイバーは、椅子に拘束された状態と同じ扱いとなる。

芸者(げいしゃ)/美智子(みちこ)

かつては「紅蝶」と呼ばれ、人気を集めていた芸者の女性。とある宴会で異国の紳士と出会い、挙式をあげて彼の故郷に帰郷した。しかし彼の父は2人の結婚に猛反対し、毎日のように美智子を追い出そうとしていた。ある日彼が出張に出ている間に美智子は姿を消し、その後の行方は分からなくなってしまった。

ゲーム内ショップで購入すると使用可能となるハンターの1人。指定地点にアゲハ蝶を設置し、その場に瞬間移動できる刹那生滅(せつなしょうめつ)というスキルを持っている。アゲハ蝶はサバイバーが触れることで憑依状態となり、そのサバイバーの元に移動することも可能となる。空中に移動して周囲を見渡すスキルも持っており、その状態で刹那生滅を使用することも可能である。
美人相、般若相、狼狽相の3つの状態変化がある。美人相は通常の状態で、移動速度が速く、警戒範囲が狭い。移動、窓越え以外のアクションをすると般若相となり、移動は遅くなるが警戒範囲が広くなる。サバイバーに注視されると狼狽相となり、刹那生滅が使用できなくなる。

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