Identity V第五人格(ゲーム)のネタバレ解説・考察まとめ

『Identity V第五人格』とは、2018年よりNetEase Gamesが開発・運営している非対称対戦ゲームである。4対1で鬼ごっこ形式のマルチプレイを行うゲームモードがメインとなっている。その他にも多様な対戦モードがあり、様々な楽しみ方をできることが魅力である。全世界のユーザー数は2億人を突破しており、日本でも様々な他作品とのコラボや舞台化が行われるなど人気を博している。

幼少期から芸術に深い興味を持っており、高い才能を発揮していた男性。家族の溺愛と民衆からの賛美によって、芸術にしか目がいかず、自意識過剰な性格に育ってしまっている。自分以外の人間には芸術を説く資格がないと思っている。

ゲーム内ショップで購入すると使用可能となるサバイバーの1人。筆とキャンバスを所持しており、ハンターの容姿を確認することでその姿を描くことができる。描き終わるとマップ内にキャンバスを設置することが可能となる。ハンターはキャンバスの絵を見るとしばらく鑑賞するために立ち止まってしまう。キャンバスを1つ置く度に移動速度が2%上昇し、最大2回この効果を発動できる。
牽制型のサバイバーで、絵の効果を利用して牽制時間を伸ばすことができる。また、絵の効果はハンターの足止めにも利用できるため、仲間のサポート役に回ることも可能である。

バッツマン/ガンジ・グプタ

かつては英国皇室のクリケットチームに所属していた男性。しかし、謎の大火事により所属していたチームの行方は分からなくなってしまった。その後は慣れない土地に移り住み、人と関わらないように暮らしている。

ゲーム内ショップで購入すると使用可能となるサバイバーの1人。クリケットバットを所持しており、クリケットボールを打ち出すことでハンターをスタンさせることができる。優れた運動能力を持っているため、板や窓枠を乗り越える速度と板を倒す速度が上昇する。他人を救うことに対して強い使命感を抱いているため、他のサバイバーが攻撃され、自分が追撃されていない状況の場合、移動速度が上昇する。
牽制型のサバイバーで、アイテムや能力を駆使してハンターを牽制することが主な役割となる。

玩具職人(おもちゃしょくにん)/アニー・レスター

裕福な商人の家庭に生まれた女性。母親は彼女を生んだ際に、難産で亡くなっている。父親は彼女に母親の影を求め、才能や美貌がないと言いながら彼女を責め立てていた。1日1時間だけ、母親の残してくれた子供部屋にいることが唯一の楽しみだった。子供部屋にある古い木製の飛行機が、部屋の外の世界へ連れ出してくれるのではないかという希望を抱いていた。
成人した際に、父親と婚約者に騙され財産を失ってしまう。その後、母親の個人弁護士から受け取った残りの遺産で、玩具店を開業する。玩具の傍にいる時だけ安心感を覚える彼女は、玩具が他の子供たちにも安らぎを与えるだろうと思っている。
ある日匿名で届いた招待状には、自分を騙した2人の情報を握っているとの内容が書かれていた。それを確かめるために荘園へと訪れることとなる。

ゲーム内ショップで購入すると使用可能となるサバイバーの1人。玩具箱を携帯しており、中には設置することで前方へ一定距離跳躍することが可能な弾射板車が入っている。木製の翼も所持しており、滞空時に使用することで滑空することが可能となる。滑空時は他のサバイバーの位置を把握できる。
牽制型のサバイバーで、所持している玩具を利用してハンターを牽制することが主な役割となる。

患者(かんじゃ)/エミール

高熱によってほとんどの記憶が失われ、目を覚ました時には精神病院の患者になっていた男性。記憶喪失の彼は、終始人の言いなりで、患者の中の誰よりも静かだった。精神病院で診療を行っていたエダと知り合い、彼女に精神病院を連れ出される。エダの元で、徐々に正常な人間の感情や行動を取り戻していった。しかしそれに伴い過去の苦しい日々も思い出し、椅子やベッドに拘束されるとパニックを起こすようになった。
エダとは互いに歪ながらも真摯な感情を抱いており、彼女の所有物として傍に置かれていた。エダはエミールの忘れた過去を気にすることはせず、エミールはエダの治療を受け入れていた。

ゲーム内ショップで購入すると使用可能となるサバイバーの1人。拘束ベルトと鉄製の鉤爪を携帯しており、マップ内の障害物に鉤爪を発射することで、その障害物まで自分を引き寄せることができる。障害物によって、それを飛び越えたり、蹴り上げて別方向に飛ぶことも可能である。
心理学者(エダ)に強烈な愛着を抱いているため、心理学者を椅子から救助する際はその速度が上昇する。他の女性には不安を覚えるため、心理学者以外の女性サバイバーと解読する場合は解読速度が遅くなる。
心理学者とは強烈な感情で繋がっているため、お互いが一定の距離内にいる場合は素早く走り寄ることが可能である。
牽制型のサバイバーで、鉤爪を利用してハンターを牽制することが得意となっている。

心理学者(しんりがくしゃ)/エダ・メスマー

医師の家庭に生まれ、優れた教育を受けて育った心理学者の女性。25歳の頃から、病人に催眠をかけ痛みや恐怖などマイナスな感情を消す催眠療法に熱中していた。しかし実験に参加する患者たちは痛みに耐え切れず、催眠にも反応を示さないことから研究は何度も失敗した。失敗を繰り返した彼女は、新しいサンプルと研究方法を探し始めた。
数年後、ホワイトサンド精神病院に勤務していた時、記憶喪失の患者であるエミールと知り合う。静かで神秘的、かつ自分の催眠にも良好な反応を示す彼に、次第に惹かれていく。エミールこそが自分の探し求めていた完璧な実験体だと確信したエダは、彼を精神病院から連れ出した。
精神病院から離れた後も、エダはエミールを使って研究を続け、彼の病症の発作の治療にも努めた。2人は互いに歪んだ愛情を抱いており、エダはエミールの治療をできるのは自分だけだと確信していた。

ゲーム内ショップで購入すると使用可能となるサバイバーの1人。指令の笛を所持しており、笛を吹くことで指定した仲間のサバイバーに指令を発し、催眠治療を行うことができる。催眠治療では指定されたサバイバーのダメージが回復し、代わりに心理学者がダメージを受ける。
患者(エミール)と強烈な感情で繋がっているため、互いが一定の距離内にいる場合、素早く走り寄ることができる。
補助型のサバイバーで、催眠治療を利用して仲間のサバイバーのサポートをすることが主な役割となる。

小説家(しょうせつか)/オルフェウス

サスペンスホラー小説を得意とする、小説界の明星。彼に対する噂は様々で、円満の家庭にいると言う者もいれば、たった1人で人を避けるように暮らしていると言う者もいる。真相は不明だが、高額な印税と膨大な読者の数は、彼に十分な名誉と財産をもたらした。
薬物によって記憶が消され、複数の人格を持っているとされている。

ゲーム内ショップで購入すると使用可能となるサバイバーの1人。創作ノートを所持しており、他のサバイバーの行動を描写することで、そのサバイバーの視野を獲得することができる。他のサバイバーの視野を獲得し、相手から同意を得るとそのサバイバーの行動を制御することが可能となる。その間、小説家は制御されているサバイバーのプレイヤーがコントールできる。また、創作ノートはハンターの行動を記録することも可能で、同じようにハンターの動きを制御することもできる。しかし、その間にできる操作は移動のみで、スキルの使用は不可能となっている。
補助型のサバイバーで、創作ノートを利用した味方のサポートやハンターへの妨害が主な役割となる。

少女(しょうじょ)

オルフェウスの記憶の中では、彼の娘だった少女。彼女は彼の太陽であり、明るくて少し変わった小さな淑女だった。
本名は分からず名前の欄には「記憶」と表示されており、プロフィールなどが一切公開されていない謎の人物である。

ゲーム内ショップで購入すると使用可能となるサバイバーの1人。記憶の欠片を所持しており、それを落とすことで円形範囲に衝撃が起こり、全プレイヤーが一定距離押しやられる。
少女は付近の仲間と記憶を同期する能力を持っている。同期状態の仲間は、様々な操作の速度に上昇効果を獲得する。同期は少女が任意で解除するか、ダメージを受けると強制的に解除される。
任意の仲間の傍に瞬間移動できる能力を持つ。瞬間移動で姿を消している間は、ハンターからは移動する前の位置が見えている。
補助型のサバイバーで、能力を駆使して仲間のサポートをすることが主な役割となる。

泣きピエロ(なきぴえろ)/ジョーカー

生まれつき泣き顔と右足の奇形を持っていた男性。それらの特徴を生かし、当たり前のようにサーカス団の泣きピエロとなった。ハンターの道化師とは同一人物である。

ゲーム内ショップで購入すると使用可能となるサバイバーの1人。ロケットを所持しており、使用することで前方へダッシュすることが可能である。ダッシュ中に他のサバイバーと出会うと、そのサバイバーも共にダッシュすることができる。ロケットは人を乗せていない場合、衝突すると爆発し、付近にいるサバイバーの移動速度を上昇させる効果がある。爆発付近のハンターをスタン、もしくは速度低下させる効果もある。
機械の扱いが苦手なため、暗号機の解読速度は遅い。

教授(きょうじゅ)/ルキノ・ドゥルギ

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