北の界王(ドラゴンボール)の徹底解説・考察まとめ
北の界王(きたのかいおう)とは『ドラゴンボール』シリーズのサイヤ人編から登場する地球を含む北の宇宙を管轄する神。地球に襲来するサイヤ人たちを倒すため、孫悟空(そんごくう)に「界王拳(かいおうけん)」と「元気玉(げんきだま)」を伝授するなど武術の心得もある。地球の10倍の重力がある界王星で猿のバブルスと暮らしている。全宇宙に声を届ける特殊能力を備えている。ギャグ好きであり、自身のシャレに自信を持っている。趣味はドライブ。セル編にてセルの自爆に巻き込まれ死亡し、以降は死んだままの状態で登場している。
「どうせめざすなら宇宙一じゃっ!天下一じゃっ!」
悟空には計り知れない可能性があることを知り、悟空なら北の界王が極めることが出来なかった「界王拳」を極められるのではと喜ぶ。
「どうせめざすなら宇宙一じゃっ!天下一じゃっ!」と悟空に気合を入れるが、その前に一息つくというギャグを入れることも忘れない北の界王らしいシーンである。界王のギャグに天然な悟空がズッコケてしまうというレアなシーンもみられる。
「残念だったな…いま使っておるのがその10倍界王拳なのだ…」
宇宙最強の存在であったフリーザと互角に戦っているようにみえた悟空だが、フリーザの本当の実力には敵わなかった。悟空が本気を出した10倍界王拳なら渡り合えるという淡い希望を、北の界王の「いま使っておるのがその10倍界王拳なのだ…」の一言で戦いは絶望的に感じたシーンである。
北の界王は当初からフリーザの危険性を恐れ「フリーザには絶対に関わるな」と忠告していた。普段は穏やかでギャグ要素が強い界王の貴重なシリアスシーンである。
「み…みちゃおれん……!」
超サイヤ人に変身した悟空は、フリーザを倒し崩壊寸前のナメック星から脱出を測るがどの宇宙船も動かないという最悪な状況であった。遠い惑星の状況をみることができる北の界王の特殊能力で、悟空の戦いを見守っていた。しかし脱出手段を絶たれ死を覚悟した悟空の様子を「みちゃおれん!」と目を背けてしまったときの一言である。
その後、悟空は奇跡的に小さな宇宙船を見つけることができ脱出に成功した。
北の界王との修行期間は長くはなかったがその後も関係は続いているほど絆は深い。
北の界王の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話
北の界王の料理の腕はプロ級である
北の界王は元々料理好きであったようで、悟空やヤムチャたちにもごちそうしている。
悟空は『ドラゴンボール』の主要人物の中でもかなりの大食いであり、北の界王は悟空のお腹を満たすために料理の腕をさらに磨き今やプロ級のレベルになったようだ。
界王星は元々は大きな星であった
界王星はかつて大きな星であったが、宇宙そのものを破壊する力がある破壊神ビルスにより、かくれんぼに負けた腹いせのため現在の小さな星になるまで破壊した。
その後、セルの自爆により界王星は完全に破壊されてしまうが、北の界王はドラゴンボールの願いで界王星の復活を願う。ならばと破壊される前よりも大きな星にして豪邸とレーシングサーキットをつけるように希望した。さらに10倍の重力を止めたいと話したが、それでは修行にならないと考える悟空が以前と同じで良いと願う。結果的に北の界王の希望は叶わず、以前と変わらない界王星が復活した。
界王は「界芯星(かいしんせい)」という星にある木の実から生まれる
界王たちは「界芯星(かいしんせい)」にある、「界樹(かいじゅ)」という巨大な木からなる木の実から「芯人(しんじん)」として生まれる。
界芯星とは、地球から遠く離れた巨大な星。芯人たちの人口は80人ほどであり、男女の区別なく様々なことを学びながら平和に暮らす。芯人たちの平均寿命は7万5千歳である。界王が亡くなると芯人たちの中から、クジで新しい界王が選ばれる。
但し、各宇宙の創造を司る神である界王神は金色の実から生まれた芯人からしか選ばれない。
さらに悪の心を持つ不良芯人という者たちもおり、不良芯人は魔界王のもとへいく。
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目次 - Contents
- 北の界王の概要
- 北の界王のプロフィール・人物像
- 北の界王の能力
- 遠い惑星の様子を見る透視能力
- 北の界王を介して全宇宙に声を届ける特殊能力
- 北の界王の必殺技
- 界王拳(かいおうけん)
- 元気玉(げんきだま)
- 北の界王の来歴・活躍
- 戦闘民族サイヤ人が地球に襲来
- 武術の達人でダジャレ好きな神
- 北の界王直伝の技でベジータに大ダメージ
- 悟空たちを陰ながらサポート
- セルの自爆に巻き込まれ悟空と共に爆死
- 北の界王の関連人物・キャラクター
- 孫悟空(そんごくう)
- バブルス
- グレゴリー
- 北の界王の名言・名セリフ/名シーン・名場面
- 「う〜〜んかい〜よ〜かい〜お〜〜かいおう…界王じゃ!」
- 「どうせめざすなら宇宙一じゃっ!天下一じゃっ!」
- 「残念だったな…いま使っておるのがその10倍界王拳なのだ…」
- 「み…みちゃおれん……!」
- 北の界王の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話
- 北の界王の料理の腕はプロ級である
- 界王星は元々は大きな星であった
- 界王は「界芯星(かいしんせい)」という星にある木の実から生まれる